ATS(採用管理システム)なら求人掲載もらくらく!ツールを使って採用業務を改善しよう
ATS(採用管理システム)を使えば複数の媒体への求人掲載が簡単にできることをご存知ですか?
みなさんこんにちは!株式会社ダイレクトソーシングの三上です。
人事・採用担当者のみなさん、最近の仕事の調子はいかがですか?
ついに20新卒の説明会・エントリーが解禁されましたね。
新卒採用が忙しく、そちらに注力するために中途採用は一旦ゆるめる、という企業もいることでしょう。
しかしそれは非常にもったいない!
人事・採用担当者の方は、是非ATS(採用管理システム)を使って採用業務の改善を図りましょう。
今回はATS(採用管理システム)の機能の1つ、求人掲載についてフォーカスして、そのメリットをご紹介したいと思います。
目次
1.人事の味方「ATS(採用管理システム)」とは?
まず、そもそもATS(採用管理システム)とは何か、という点からご説明したいと思います。
ATS(採用管理システム)はその名の通り、採用業務に関する情報を1つにまとめ、管理・可視化するためのシステムです。
採用と一口に言っても、
- 新卒採用/中途採用
- 正社員採用/アルバイト採用/パート採用
- 求人サイトを使った採用/人材紹介会社を使った採用/リファラル採用/ダイレクトリクルーティング
のように、求人ターゲットや雇用形態、何を経由して採用するのかなどの違いによって、その求人の見せ方や選考過程が異なります。
そのため、採用業務に関する情報も膨大となり、管理場所や管理方法もばらばらになりやすく、人事・採用担当者の負担の元となっているケースが多々あります。
そこで様々な種類の採用に関する情報を1箇所にまとめ、人事・採用担当者の負担を軽くするのがATS(採用管理システム)です。
2.ATS(採用管理システム)の主な機能
では、具体的にATS(採用管理システム)にはどのような人事・採用担当者を助ける機能があるのでしょうか?
ATS(採用管理システム)には様々な種類があり、それぞれ機能も異なりますから、今回はその中でもあると便利な1部の機能を例に出したいと思います。
2.1.ATS(採用管理システム)の機能1:求人掲載機能
1つ目は、今回の記事で詳しく採り上げる求人掲載機能です。
求人掲載というと、求人サイトやLinkedIn(リンクトイン)のような求人に使えるSNSの管理画面上で作成する、というイメージをお持ちではないでしょうか?
そのため利用する求人メディアが増えるごとに求人掲載ページを作成、管理する手間が増えてしまいます。
途中で求人内容に変更があった場合、ひとつずつ管理画面を開いて修正するは面倒ですよね。
そこでATS(採用管理システム)を使って求人掲載を簡単にしましょう。
ATS(採用管理システム)上で求人情報を登録し、連携する複数の求人メディアに反映させることができます。
1度の入力で済むので、手間を何分の1にまで減らすことができます。
2.2.ATS(採用管理システム)の機能2:採用ページ作成機能
2つ目は採用ページ作成機能です。
ATS(採用管理システム)では採用のための会社紹介のページを作成することができます。
会社のホームページは業種によってもそれぞれですが、基本となるコーポレイトサイト(消費者や株主向け)のものとは別に採用用のページを用意していることがありますよね。
コーポレイトサイトと採用ページを分けることで、採用ページでは求職者に向けて特化した情報発信の場を持つことができます。
しかし採用ページを作るには社内に作れる人がいなかったり、外注コストが高かったりするという問題があります。
そこでATS(採用管理システム)上で簡単に、そしてお手頃な価格で採用ページを作成するのがおすすめです。
ATS(採用管理システム)で作成する採用ページは、次に紹介する機能とも相性がよく、採用ブランディングや実際の採用業務をよりやりやすくしてくれます。
2.3.ATS(採用管理システム)の機能3:応募者管理機能
3つ目は応募者管理機能です。
求人掲載をした求人サイトや採用ページからの応募者情報を一括にまとめることができます。
ATS(採用管理システム)で作成した採用ページから応募があれば、簡単に応募者の情報をATS(採用管理システム)内に登録できるのは想像しやすいかと思います。
しかしそれだけでなく、他の求人サイトからの応募の情報もATS(採用管理システム)に登録されるのです。
いちいち手作業でリストにする必要もなく、ぬけ漏れを防ぎ、応募者管理をらくにしてくれます。
2.4.ATS(採用管理システム)の機能4:スクリーニング機能
ATS(採用管理システム)によっては、面接に進む前に応募者を自動でスクリーニングしてくれる機能を持つものがあります。
たとえば実務経験が何年以上、資格を持っているなど、募集職種で働くために必要な条件というものがあると思います。
しかし該当しない人から応募が来ることも。
そのようなときに応募情報から自動でスクリーニングし、人の目を挟む前に最低限の条件に該当する人材のみに絞りこむことができるのです。
人気のある企業では何件もの応募が来ることもあり、それをすべて人の目でチェックするには限界があります。
ATS(採用管理システム)を使って見なければいけない数を減らすことで、人材・採用担当者の負担が軽くなります。
2.5.ATS(採用管理システム)の機能5:面談/面接スケジュール調整
面談/面接のスケジュール調整は正直面倒なところはないでしょうか?
ATS(採用管理システム)を使えば、応募者が希望した日時と面談/面接担当者のスケジュールを照らし合わせて日時を決めてもらうことができます。
Googleカレンダーのようなスケジュール管理ツールとATS(採用管理システム)を連携させれば、リアルタイムで空きスケジュールをピックアップし、応募者に通知することができます。
ダブルブッキングも防げますね。
2.6.ATS(採用管理システム)の機能6:ビデオ面接機能
遠隔地にいる人が面接を受けるとなると、わざわざ来社してもらう必要がありますよね。
まだ日本国内であればいいのですが、海外にいる人が相手だと、対面で面接するのはなかなか難しいです。
そこでATS(採用管理システム)のビデオ面接機能を使いましょう。
ATS(採用管理システム)上でビデオをつなぐページのリンクを送り、ビデオの録画を保存しておくことができます。
わざわざビデオ通話用のツールを導入する必要もありません。
また録画を残しておけば、後で見直すこともできます。
2.7.ATS(採用管理システム)の機能7:合否連絡機能
履歴書とエントリーシートの提出、面接などの後に必ずあるのが合否連絡。
しかし手作業でひとりひとりにメールを送るのは大変です。
そこでATS(採用管理システム)を使えば、最初の書類選考や各面接の後に合否をシステム上で選択し、その選択に応じて定型文のメールを送ることができます。
合否の決定自体を行えば忘れずに合否連絡もできる、というわけです。
3.ATS(採用管理システム)を使って求人掲載をするメリット
以上がATS(採用管理システム)の主な機能です。
ATS(採用管理システム)がどれだけ人事・採用担当者の仕事をらくにしてくれるか、分かったのではないでしょうか?
では今回はその中でも基本の機能となるATS(採用管理システム)の求人掲載機能のメリットについて詳しくご紹介したいと思います。
3.1.いっせいに複数媒体へ求人掲載できる
先ほども触れたとおり、ATS(採用管理システム)を使えば一度の入力で複数の媒体へ求人掲載ができます。
求人掲載のための作業を減らすことができ、掲載管理も簡単です。
3.2.求人媒体ごとの効果を分析しやすい
複数の求人媒体を利用していると、その効果を数値でまとめるのにも手間がかかりますよね。
各媒体ごとの効果を分析し比較した上で、継続する媒体/求人掲載をやめる媒体を決めていかなければなりません。
ATS(採用管理システム)を使えば、リアルタイムで各媒体の選考状況を数値で把握することができ、同一画面上で並べて比較することもできます。
ぱっと一目で分かる、というのはどのようなジャンルの管理システムでも重要なポイントです。
3.3.求人掲載の履歴を残すことができる
いつの時期にどの求人媒体を使ってどの職種を何人採用したのか。
人の記憶だけで完璧に覚えておくことは難しいです。
ATS(採用管理システム)を使えば、どの媒体に求人を掲載したのかのデータが残るので、あとで見返す際にすぐに正しい情報を得ることができます。
さらに引き継ぎが発生したときに次の担当者へ簡単に共有することができます。
人の記憶は不確かです。
最近では“採用マーケティング”ということで人事・採用担当者にもデータを分析し、PDCAを回す力が求められています。
今すぐ必要ではなくても後々必要になる可能性があるのがデータというものです。
今のうちから記録をとっておくと良いでしょう。
4.ATS(採用管理システム)を使って求人掲載する際の注意点
ATS(採用管理システム)を使って求人掲載をするのは非常に便利ですが、注意すべき点もあります。
4.1.入力内容を1つ間違えても影響範囲が広い
1度の求人掲載の入力で複数の求人サイトに掲載することができるのがATS(採用管理システム)のメリットですが、その分、1箇所でも入力で記載ミスをしてしまえば、影響を受けるのも複数の求人サイトの掲載内容です。
ATS(採用管理システム)を使って求人掲載をする際は、記載内容に間違いがないかしっかりと確認しましょう。
4.2.求人掲載したい求人サイトやSNSが連携できない可能性もある
ATS(採用管理システム)の種類によって、求人掲載できるサイトやSNSと連携できないという状況に陥る可能性があります。
ATS(採用管理システム)を導入する際は、どの求人サイト・SNSで掲載が可能かを確認しましょう。
また新しい求人サイトが世に出てくることがありますので、随時アップデートをして対応しているATS(採用管理システム)なのかも確認しておくべきでしょう
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三上
2017年5月に株式会社ダイレクトソーシングにジョイン。 コンサル系やAI系スタートアップベンチャーなどのソーサーとして従事。 その後は、カスタマーサクセス担当として、大手国内企業やベンチャー企業を中心に活躍中。
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