採用管理システム「Talentio」の料金や機能、評判などを徹底解説
採用活動を効率よく進めたいなら、便利なシステムを導入するとよいでしょう。Talentioは、採用活動に関する情報を一元管理できる採用管理システムです。簡単な操作で誰でも使いこなせるため、初めてシステムを導入する企業でも問題ありません。
この記事では、Talentioに搭載されている機能や料金プラン、導入するメリット・デメリットなどを解説します。採用管理システムの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
Talentioとは?システムの概要を紹介
Talentioは、株式会社タレンティオが提供している採用管理システムです。Talentioを活用すれば、応募者の情報や面接の進捗状況などを一元管理できるため、採用プロセスを効率化できます。
簡単な操作で情報を入力したり更新したりできるため、誰でも簡単に使いこなせるでしょう。求人に関するさまざまなニーズに対応してくれるシステムとして、採用活動を効率化したい企業に導入されています。
Talentioに搭載されている主な3つの機能
Talentioには、求人管理、選考管理、集計・分析などの機能が搭載されています。それぞれの機能について詳しく見ていきましょう。
1.求人管理機能
Talentioを使えば、誰でも簡単に採用ページを作成できます。プログラミングなどのスキルは必要ありません。項目を選択したり、会社の情報を入力したりするだけで、わかりやすい採用ページが完成します。
職種や採用情報を記載できるのはもちろん、ロゴやカバー画像、写真なども掲載できるため、会社の雰囲気を視覚的に伝えられるでしょう。応募者が入力するためのエントリーフォームも作成可能です。項目は最大20個まで設定でき、エントリー完了画面の内容も編集できます。
2.選考管理機能
Talentioには、選考管理機能も搭載されています。候補者を登録して一覧表示できるだけではなく、条件により絞り込み検索をしたり、並び替えたりすることも可能です。すでに登録されている候補者と重複していないかも確認できます。
候補者ごとの評価や結果の入力、メールの送信などもできるため、他のツールを併用する必要はありません。Talentioを使うだけで、選考に関する情報を一元管理でき、作業をスムーズに行えます。
3.集計・分析機能
Talentioを活用すれば、応募人数や面接の通過率といった数値を集計して、簡単に分析できます。応募までの経路など、さまざまな指標により分類して分析することも可能です。採用ページ経由、転職エージェント経由、社員からの紹介など、状況別に集計できるため、採用活動の状況を具体的に把握できるでしょう。
評価者ごとの通過率や評価傾向を把握することも可能です。評価状況を可視化することで、偏りのない採用活動を実現できます。採用方針の見直しや、選考方法の改善にもつながるでしょう。
Talentioの特徴や他の採用管理システムとの違い
Talentioの特徴としては、導入サポートが充実していること、セキュリティ体制がしっかりしていること、外部のアプリケーションと連携できることなどが挙げられます。導入する前に、特徴について確認しておきましょう。
1.導入サポートが充実している
システムを導入するサポートが充実していることは、Talentioの大きな特徴です。設定や使い方に関する不明点があるときは、チャットで気軽に質問できます。現在、別のシステムを使っている場合は、データ移行のサポートを受けられます。導入後のサポートも受けられるため、使い方がわからなくて困ることはないでしょう。
2.セキュリティ体制がしっかりしている
セキュリティ体制がしっかりしていることもTalentioの特徴のひとつです。アクセス制限機能が付いており、特定のIPアドレスのみからログインできるように設定できます。
Talentioとの通信は、SSL/TLSによって暗号化されているため、情報漏洩などの心配はありません。情報セキュリティに関する国際標準規格(ISO 27001)の認証も取得しているため、安心して利用できます。
3.外部のシステムと連携できる
Talentioは、GoogleアカウントやMSアカウントと連携できます。カレンダー情報などを連携できるため、採用スケジュールの管理をスムーズに行えるでしょう。ZoomやSlackといったコミュニケーションツールとも連携できるため、社員や応募者との連絡も簡単です。
Talentioの料金プラン
Talentioの料金プランには、Free、Basic、Business、Enterpriseの4つがあります。料金プランによる違いは、下表のとおりです。
Free | Basic | Business | Enterprise | |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額料金 | 無料 | 要見積 | 要見積 | 要見積 |
候補者数/月 | 50人 | 150人 | 500人 | 無制限 |
導入サポート | × | × | ◯ | ◯ |
月額料金は状況によって変わるため、問い合わせが必要です。状況や希望を伝えたうえで、見積りをもらいましょう。
Freeプランは機能が限定されますが、無料で利用できます。採用活動を始めたばかりの中小企業に最適です。
Talentioを使用する3つのメリット
Talentioを利用することには、採用活動を効率化できる、教育に活用できる、無料で使い勝手を確認できる、といったメリットがあります。各メリットについて簡単に確認しておきましょう。
1.採用活動を効率化できる
採用活動を効率化できることは、Talentioを導入する大きなメリットです。候補者に関する情報や、面接や評価の進捗などを一元管理できるため、状況の確認や共有がスムーズに進みます。Web面接ツールとも連携しているため、複数のシステムを使い分ける必要はありません。面接や評価など、採用活動全体を効率化できるでしょう。
2.人事担当者の教育に活用できる
面接や評価に関わる人事担当者の教育に活用できることも、Talentioのメリットのひとつです。Talentioには集計や分析の機能が搭載されており、候補者の情報はもちろん、人事担当者ごとの評価傾向も把握できます。評価の偏りなどを客観的に把握した上で教育することで、人事担当者のスキルアップを図れるでしょう。
3.無料プランからスタートできる
Freeプランを利用すれば、Talentioの機能や使い勝手を無料で確認できます。有料プランとは異なり、全ての機能を使うことはできませんが、トライアルには最適です。実際に使いながら管理画面の見やすさを確認したり、人事担当者から意見をもらったりして、必要に応じて有料プランに変更するとよいでしょう。
Talentioを使用するデメリット
Talentioを導入することに大きなデメリットはありませんが、操作に慣れるまでに時間がかかったという利用者もいるようです。どのような採用管理システムにも共通することですが、操作方法をマスターするまでにはある程度の時間がかかります。
導入後のサポートも充実しているため、うまく活用しながら操作方法を覚えていきましょう。UIや管理画面は随時アップデートされるため、少しずつ使いやすくなっていくことも期待できます。
Talentioを使用するのはどのような企業が向いている?
Talentioは、次のような企業に向いているでしょう。
1.コストを抑えつつ採用活動の質を高めたい
Talentioは、コストを抑えつつ、採用活動の質を高めたい企業に最適です。Talentioを使用すれば、採用活動を効率できるだけではなく、社内での情報共有漏れや応募者への連絡漏れなどを防止できます。紙ベースでの情報共有に限界を感じている企業は、導入を検討するとよいでしょう。
2.採用に関する課題を把握したい
採用活動における課題を把握したい企業にもおすすめです。Talentioを活用すれば、さまざまなデータを集計して分析できるため、採用に関する課題を客観的に把握できます。採用活動を改善することで、優秀な人材に出会える可能性も高まるでしょう。
Talentioの評判
ここでは、Talentioを実際に導入した企業の意見や感想を紹介します。導入を検討する際の参考にしてください。
1.株式会社SmartHR
選考における多数のオペレーションを効率化するために、Talentioを活用しています。特にタグやメモ機能を有効活用して、応募者ごとの選考フェーズをすぐに把握できるようにしています。
応募書類回収中、書類選考中、面接調整中などのタグを付けておけば状況を簡単に確認できるため、とても便利です。メモ欄に残りのタスクを書いておけば、対応漏れも防止できます。
Talentioに蓄積されるデータも活用しています。内定承諾数だけではなく、採用プロセスにおける細かい数値も把握できるのがうれしいポイントです。
2.株式会社フィードフォース
採用に関するデータを蓄積したいと考え、Talentioを使い始めました。導入する前は、採用データの分析や業務の効率化について課題を感じていました。選考フローごとのデータを集めたい、応募者との連絡や面接をスムーズに行いたい、と考えていたのです。
複数の採用管理システムを比較したのですが、他のサービスと連携できる点に魅力を感じてTalentioを使うことに決めました。導入後には、面接のスケジュール調整などにかかる時間が短縮されたので、とても助かっています。カレンダーやメールのソフトを起動する必要がないので、ストレスが減りました。
3.GMOペパボ株式会社
以前は別の採用管理システムを利用していたのですが、情報の可視化が難しいという悩みを抱えていました。より業務を効率化したいと考え、Talentioを導入することに決めました。
実際に使ってみると、応募者の情報や選考プロセスの管理を集約できたので、とても助かっています。選考状況を見える化できることも、うれしいポイントです。面接担当者とのコミュニケーションも円滑になりました。
Talentioを活用して採用活動を効率化しよう!
今回は、採用管理システム「Talentio」の特徴やメリットなどを紹介しました。Talentioを活用すれば、応募者情報や選考状況を一元管理できるため、採用活動全体を効率化できます。集計や分析の機能も搭載されているため、選考の通過率といったデータを蓄積して、採用活動の質を向上させることもできるでしょう。無料プランもあるため、ぜひ導入を検討してみてください。
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【参考URL】
https://www.talentio.co.jp/
https://digireka-hr.jp/talentio/
https://kigyolog.com/tool.php?id=1936
https://www.itreview.jp/products/talentio/reviews
https://saas.imitsu.jp/cate-ats/service/1178/article
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安井
飲食系ITベンチャーにてマーケティングを担当後、株式会社ダイレクトソーシングに転職。 カスタマーサクセスとしてコンサルティング業界やエンジニア業界を中心にダイレクトメディアを活用した調査・スカウトを実施。 現在は前職の経験とカスタマーサクセスにて顧客との対面で得た知見・市場感を元に、マーケティング業務全般を担当。
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