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2023.10.05

Indeed(インディード)とは?注意点や掲載順位の上げ方などを徹底解説

Indeed(インディード)とは、求人情報専門の一括検索エンジンです。従来型の求人サイトとは仕組みが異なります。

現在、日本では少子高齢化による働き手不足などを背景に、高いスキルをもった人材やマッチ度が高い人材の採用難度が高まっており、多くの採用担当者ひいては企業を悩ませています。

こうした状況下では様々な採用手法が登場しており、なかでも近年注目されているのが「Indeed(インディード)」です。
テレビCMなど大々的な広報の影響により、採用担当者や求職者でなくとも認知している人は多いでしょう。

ただ、従来の求人媒体との違いや、自社にとってどちらが採用効率が良いのか、どのように運用すべきかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、Indeed(インディード)について、まずは従来の求人媒体との違い、基本的な活用方法、メリットとデメリットなどを紹介します。
その上で、利用検討時に確認すべきポイント、活用時の注意点、重要となる掲載順位の上げ方まで、徹底的に解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。




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目次

Indeed(インディード)とは

Indeed(インディード)とは、求人情報専門の一括検索エンジンです。
GoogleやYahooなどの検索エンジンの求人専門バージョンと考えると分かりやすいでしょう。

求職者は、一般的な検索エンジンと同じように興味のある「職種」や具体的な「社名」などのキーワードを入力して、各社が掲載する求人情報を検索・閲覧します。

Indeed Japan株式会社およびIndeed Technologies Japan株式会社により、運営されています。

Indeed(インディード)の特徴|他媒体との違い

Indeed(インディード)の特徴について、他媒体との違いを中心に紹介します。

先述の通りIndeed(インディード)は「求人情報専門の一括検索エンジン」であり、従来型の求人サイト(求人媒体)とは仕組みが異なります。

従来の求人サイトは、有料の求人広告を各サイト内や紙媒体へ掲載します。そのため、掲載対象ではない媒体に表示されることはありません。
また、従来の求人サイトでは、採用担当者は「その求人サイトに登録している求職者」のなかで自社にあった人材を探すことになります。

そのため、その求人サイトに登録していない人材とは出会うことはできません。

一方、Indeedはネット上に存在する求人情報を自動的に探し出して、無料で掲載します。

その中には、有料広告だけでなく無料掲載広告も含まれます。そのため、ネット上に存在する求人サイト・求人媒体のほとんどをIndeed内部で網羅、検索できるようになっており、情報が非常に多くなっています。

求職者にとっては、他の媒体を使わずともIndeedで検索するだけで多くの求人情報が得られるため、便利かつ手間のかからないシステムといえるでしょう。

また、有能な人材を発掘したい採用担当者にとっても、一つの求人サイト内に留まらず表示されるIndeedは、求職者からの閲覧機会を増やしてもらえるメリットがあります。

ただし、indeed独自の掲載順序の仕組みなどを理解していなければ、求人ページや広告を作っても上位に表示されず、求職者の目に止まらないといった注意点もあります。

こうした点は後の項目で詳しく解説します。

Indeed(インディード)への掲載方法


〔画像引用元〕「世界 No.1 の求人サイト ご利用案内:企業様向け

Indeed(インディード)に自社の求人情報を掲載するための3つの方法を説明します。

方法1.直接Indeed(インディード)に求人情報を入力する:無料

Indeed(インディード)指定の求人募集フォーマットに情報を入力して掲載する方法です。
アカウントを登録後、求人情報を入力し、公開設定にすると掲載完了です。

検索に応じて、表示されるようになります。

ただし、この方法では非常にシンプルな文字だけの求人ページとなります。

また無料掲載の場合は、掲載してから時間が経つに連れて掲載順位が下がる傾向にあります。

方法2.自社の求人サイトをIndeed(インディード)と連携する:無料

自社で作成した求人サイトがある場合、連携させることでその求人サイトがIndeed(インディード)上での検索で表示されるようになります。
ただし、Indeed(インディード)の「掲載条件」を満たしてなければなりません。

自社作成の求人サイトであれば、詳細な業務内容や求める人材像などについて、文字だけでなく視覚的に示されてるため、求職者への訴求力アップを見込めます。自社が運営するサイトのため、求人情報を自由なタイミングで更新できる点も便利です。

ただし、あくまで無料掲載のため、先と同様に時間が経つと掲載順位が下がります。

方法3.スポンサー求人枠を利用する:有料

有料オプションで、上位表示されるスポンサー求人枠に掲載することができます。
スポンサー求人枠は必ず上位に配置されるため、求職者の目に留まる可能性が高いといえます。

また、無料掲載と比べて「最大5倍」のクリック数を期待できるため、応募数を短期間で増やしたい場合に有効な掲載方法といえるでしょう。

Indeed(インディード)のメリット

普通の求人サイトや自社の求人サイトにはないIndeedのメリットを5つ紹介します。

従来の求人サイトと比較して利用者数が格段に多い

Indeed(インディード)は求人に特化した「検索エンジン」ということもあり、従来の求人サイトと比較した場合の利用者数が格段に多い点がメリットの1つです。

目安として、日本の大手求人サイトでの利用者数は月単位で数百万人程といわれますが、Indeed(インディード)は月単位で2,700万以上となっています。

参照先:概要・選ばれる理由 | Indeed (インディード)

世界単位で有能な人材の獲得が可能

Indeed(インディード)では60ヶ国以上を対象に、28言語でのサービスを展開しています。

そのため、グローバル化を進める企業においては、日本のみにとらわれない幅広い人材、様々な業界で活躍する有能な人材にアプローチが可能です。

SEOに強く、検索上位に表示されやすい

Indeed(インディード)のサイト自体が信頼性が高く、Google検索などの上位に表示される可能性が非常に高い点もメリットです。

求職者がIndeed(インディード)を利用登録していなくても、通常の検索エンジンで上位にあると目に留まりやすいため、従来型の求人サイトに比べて求職者からのコンタクト増加を期待できます。

「運用型広告」のため求人広告を状況に応じて最適化できる

「運用型広告」とは、効果測定を行いながら、より的確に欲しい人材をターゲティングできる内容へとブラッシュアップしていく広告のことです。

Indeed(インディード)は運用型広告に該当するため、管理画面で以下を確認できます。

  • 求人広告がどれくらいクリックされたか
  • 募集に対してどの程度の応募数(反響)があったか

例えば、掲載した求人に対して欲しい人材と異なる属性の求職者が複数応募してきた場合、求人広告の文面やタグづけに何らかの問題があると予想できます。

また、上位に優先表示されているにもかかわらず応募が少ない場合は、「募集タイトルや求人の内容・条件などを変更して応募数が増えるか」といった観測と対策を行えます。

このように、効果を観測しながら求人広告を随時ブラッシュアップしていける点もIndeed(インディード)のメリットといえるでしょう。

費用対効果に優れている

費用に無駄がなく、費用対効果に優れている点もIndeed(インディード)のメリットです。

従来の求人サイトは、求人広告を掲載した時点で費用が発生します。仮に広告掲載期間に、一件も応募が無かったとしても、期間や掲載箇所、その他契約条件どおりの料金を支払わなければなりません。
こうした形式は、紙媒体でも同様です。

また、人材紹介サービスにおいては、採用が決まった場合には成果報酬として費用が発生します。
サービスにもよりますが、数百万円単位でかかるケースもあります。

対してIndeed(インディード)は運用型広告であり、自社の求人広告へのクリック数に応じて料金が発生します。

仮にクリック回数が0回かつ応募もなければ、費用は発生しません。採用が決定しても、人材紹介サービスのように成果報酬は発生しません。

また、採用予定数の充足などにより掲載不要となった場合は、管理画面上の操作のみですぐに停止できるため、無駄が発生しにくいといえます。

〔参考資料〕「世界 No.1 の求人サイト ご利用案内:企業様向け

Indeed(インディード)のデメリット

Indeed(インディード)のデメリットを4つ紹介します。

無料利用では閲覧数が増えない可能性がある

Indeed(インディード)のシステムでは、新しい求人情報が優先的に上位に表示されます。

そのため、新規掲載数が多いIndeed(インディード)内では、無料利用の求人情報は時間が経つにつれ掲載順が下がっていき、他社のなかに埋もれてしまいがちです。

上位表示のためには管理掲載内容運用の手間がかかる

検索している求職者にとって有益な求人情報であるとIndeed(インディード)のシステムが判断したものについては、上位に掲載されやすくなります。
反対に有益でないと判断されてしまうと、順位は低下します。

つまり上位表示されるためには、上位表示の仕組みや条件を理解して自社の掲載内容に反映させるといった管理運用の手間をかけなければなりません。

求人情報ページを自社で用意しなければならない

Indeedに求人広告を掲載するには、事前に求人情報ページを作成する必要があります。
以下の2つのうち、少なくともどちらかは必要です。

  • Indeedの求人票フォーマットを利用した募集広告(文字のみ)
  • 自社サイトの求人ページ(Indeedとの連携)

従来型の求人サイトや人材紹介サービスのみを利用してきた企業であれば、自社サイトなどを社内で作成・運用した経験が無いケースもあるでしょう。

こうした場合でも、Indeed(インディード)に掲載するためには自社をアピールするサイトの準備を求められます。
ただ、自社の魅力を求職者に伝えるというのは、短期的に作り上げる難度は高いため、準備に相応の時間や費用を要する点はデメリットです。

Indeed(インディード)の求人フォーマットを利用すれば文字入力だけで簡単に行えます。

ただ文字のみの表示の簡易な表示になるため、「どのような人材が欲しいのか」「自社の魅力は何か」「どのような業務を任せたいのか」「自社の将来性」などについては伝えにくいでしょう。

求人広告が、Indeed(インディード)の求人広告掲載ガイドラインに合ったものでなければならない

自社の求人サイトをIndeed(インディード)連携させる場合は、Indeed(インディード)が求める基準をクリアする必要があります。
そのため、ガイドラインを理解した上で自社の求人サイトに反映させなければなりません。

なお、求められる基準等は要約すると、以下の通りです。

  • コンテンツは求人情報に限定すること(求人情報ではないコンテンツ=研修や教育の案内、フランチャイズの募集、マルチ商法、求職者による雇用依頼、募集が終了している求人、具体的な欠員募集でない求人、その他)
  • 正確かつ詳細な求人であること(詐欺的、汎用的、虚偽的、または不十分な求人情報はNG)
  • 当事者(企業、企業の権限を付与され投稿を代理する者)からの求人に限ること
  • 求職者に「無料」で求人情報を提供していること(応募者へ手数料や研修費を課すことはNG)
  • 職種名と職務内容、会社情報などが適切に、完全に記載されていること(関連性の低い会社情報をメインとする記載は不適切と判断される)
  • 不快感を与えるコンテンツではないこと

参考・引用元:
求人広告掲載に関するガイドライン
Cookie ポリシー – プライバシーポリシー – 利用規約

Indeed(インディード)のデメリットへの対策

先ほどご紹介したIndeed(インディード)のデメリットへの対策を2つ紹介します。

有料広告に切り替える

無料利用において順位低下や閲覧数の伸び悩みなどが生じてしまい、運用の工夫では対処が難しくなった場合、有料広告に切り替えることで解消できる可能性があります。

先述の通り、有料広告には、無料広告よりも上位の表示枠が用意されており、表示回数は最大5倍以上とされています。

Indeed(インディード)代理業者に運用を委託する

Indeed(インディード)を活用して十分な成果を得るためには、Indeed(インディード)の仕組みやシステムの理解や運用ノウハウが必要となります。

そこで有効なのが、Indeed(インディード)管理運用の代行サービスを提供している代理業者を利用することです。メリットは以下のとおりです。

  • 求人サイトや求人ページは代理店が代行で制作・提供してくれるため、自社が用意する必要がない
  • 代理業者が責任をもって制作してくれるため、求人広告掲載ガイドラインを自社がチェックする必要がない。
  • クリック数や閲覧数、応募数の増加につながるよう、効率的に運用を代行してくれる

このように、手間や時間をかけることなく、Indeed(インディード)を最大限に活用することができます。

自社でIndeed(インディード)を管理運用するノウハウや人材が不足する場合は、代理業者への委託を検討するとよいでしょう。

ただし、代理業者およびプランごとに対応サービスの規模や内容が異なる点、相応の委託費用がかかる点には留意しましょう。




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Indeed(インディード)利用検討時に確認すべきポイント6つ

ここまでメリットやデメリット、デメリットへの対策などを紹介してきましたが、Indeed(インディード)を自社の採用活動に導入するか否かを迷っている方も多いのではないでしょうか。

また、「運用は、自社か委託か」を迷うケースもあります。

そこで以下では、Indeed(インディード)の利用を検討する際に、確認すべき具体的なポイントを6つ紹介します。

以下6つを確認することで、自社にとって最適な判断を行えるでしょう。

確認ポイント1.今後の求人計画

求人計画を基に、採用人員数を増やす構想があるかを確認しましょう。

企業の成長に伴い採用を増やす場合、従来型の求人方法では採用が間に合わなくなる可能性があるため、広く求職者に訴えられるIndeed(インディード)運用の検討をおすすめします。

確認ポイント2.これまでの採用状況

従来の採用方法で問題なく、今後も現状維持の場合はIndeed運用は見送ってよい可能性があります。

ただし、企業の発展への投資や、今後のグローバル化傾向を鑑みると、新しい採用手法を導入する価値は十分にある点も勘案した上で判断すべきといえます。

確認ポイント3.求人広告にかける予算

人材採用にかけられる予算がどの程度かを確認します。

Indeed(インディード)は運用型広告のため、従来の広告よりも費用対効果が高く無駄がありません。

ただし、代理業者に運用を委託する場合や、運用のために部署と人材を新たに用意する場合は、まとまった費用が継続して発生することになります。

確認ポイント4.運用リソースの有無

社内に運用リソースが十分あるかを確認しましょう。

また、採用担当部署が担う場合は、採用につながる適切な広告文章を書ける人がいるか、広告運用の経験がある人や得意な人がいるかもポイントです。

確認ポイント5.ガイドラインに沿ったサイト構築の可否

Indeed(インディード)のガイドラインに沿ったサイト構築、ページ制作は不可欠です。

そのための人材とノウハウがあるかどうかを確認しましょう。

不足している場合は、代理業者への委託を検討する余地があります。

確認ポイント6.求人ノウハウの有無

求人ノウハウが社内に無く、これまでも外部サービスに任せていた場合は、運用を代理業者に任せてしまう方が無難といえます。

一方で次のような場合は、一部の運用のみを委託する方法もあります。

  • 一定以上のノウハウを有している
  • 費用をかけたくない
  • 現在は代理業者に任せているが、今後は自社運用を見据えている

一部委託した後、自社の採用部門が充実し、ノウハウが十分に蓄積できた際に代理店から自社運用に切り替えるといった方法も可能です。

なお、人材募集のノウハウや、効果的な広告、企業の「見せ方」のコツなどは、一朝一夕では蓄積できません。

手間はかかりますが、採用についての知見を蓄えることは、長い目で見た場合、自社にとって有益といえるでしょう。

そのため、最初は全て委託したとしても「どうすれば欲しい人材が自社に魅力を感じてくれるのか」などを代理業者から学ぶ姿勢が大切といえます。

また、自社で運用しているものの効果が上がらない場合は、代理店の前に「外部専門家に原因把握と対策方法の提示を依頼する方法」もあります。

Indeed(インディード)へ求人掲載する際の注意点

Indeed(インディード)へ求人掲載する際の注意点をご紹介します。

ガイドラインやクローリングを理解する

Indeed(インディード)に掲載する求人サイトを作成するには、先述したガイドラインの徹底は不可欠です。

またその他にも、サイト構築時には意識すべき点があります。それがクローリングです。

Indeedは検索エンジンのため、「クローラー」が各求人サイトを回遊し、そこから有効な情報を取得して掲載しています。クローラーとは、ウェブ上の情報を周期的な回遊によって取得し、自動的にデータベース化するプログラムのことです。クローラーの一連の働きをクローリングと呼びます。

そこで、クローラーが回遊しやすい求人サイトを用意することで、「掲載順位が上がる」「特別枠へ掲載される」などのメリットを得やすくなるのです。基本的には「ユーザーの利便性を最大限に実現しているか」が判定基準と考えるとよいでしょう。

【Indeedのクローリングを最適化するためのサイト構築条件】
・HTML形式で制作する(PDFファイルなど不可)
・応募ボタンはわかりやすい位置に表示する
・求人募集する会社の情報は正確に、かつ詳細に記載する
・求職者に情報提供のための課金を求めない(無料で応募できるようにする)
・1職種+1勤務地セットで1URLとする
・仕事の詳細を見るための登録義務などをユーザーに課さない

モバイル対応は必須

スマートフォンやタブレットなど、ユーザーが利用する通信端末は、多岐にわたります。特に、モバイル端末への表示対応は必須です。

さらに各端末ごとに表示が最適化されるかどうかも、ユーザー満足度の観点から重要です。自社でIndeed(インディード)を運用する場合は、こうしたデザインなどについての準備も必要となります。

Indeed(インディード)の掲載順位を高める条件5つ

Indeed(インディード)の掲載順位を高める条件について解説します。

せっかくIndeed(インディード)に掲載されても、掲載順位が下落すれば求職者の目にとまる機会は減ってしまいます。またIndeed(インディード)では、たとえ有料広告であっても、毎回上位に自社広告を表示させることは容易ではありません。

毎回の上位表示は難しくとも一定以上の閲覧数を確保するために、運用担当者は「Indeed(インディード)の掲載順位がどのように決まるのか」を理解しておく必要があります。以下では、Indeedの掲載順位を高める具体的な条件を5つ紹介します。

条件1.クリック単価を高く設定している

Indeed(インディード)はクリック課金制のため、クリック単価を高く設定している(費用をかけている広告)は、必然的に上位に掲載されて表示回数も多くなります。
クリック単価は、15円〜1,000円の間で設定可能です。

例えば、単価設定が100円、200円、300円の3つの会社が有料広告を出した場合、一番表示回数が多く、上位に表示される可能性があるのは300円の会社です。

クリック単価を高く設定していれば上位表示されやすいことは、おおむね間違いありません。急募案件などの場合は、クリック単価を高めに設定するとよいでしょう。

ただし、クリック単価上昇に応じて費用も増大するため、コストと期待できる成果のバランスを考えた設定を行いましょう。

条件2.求職者が検索したキーワードが募集ページに含まれている

求職者が検索したキーワードが掲載ページに含まれていることも、Indeed(インディード)内での順位を高める条件の1つです。

つまり、閲覧数が伸びない場合は自社の求人ページに、求職者が検索しやすいキーワードが含まれていない可能性があります。

求人ページを作る際、「求める人材が検索するであろうキーワードは何か」まで考え、その文言を盛り込むことが必要なのです。

条件3.求人ページのクリック率や応募率が高い

有料・無料を問わず、閲覧者のクリック率や応募率が高い場合は、上位に表示されやすくなります。

これはユーザビリティの観点から、AIが良質のコンテンツであると判定するためと考えられます。
このことから、あまりクリックされない人気のない求人広告ばかりを掲載していると、どんどんAIの評価が下がっていくことになります。

条件4.新規案件である

新規に掲載された案件は、優先的に上位表示されやすくなっています。

古い求人情報の順位が時間経過とともに下落していく原因でもあります。

条件5.ユーザーの行動履歴や居住地にマッチする

ユーザーがどのように検索してその求人にたどり着いたかなどの「検索履歴」や「行動履歴」、「ユーザーの居住地」なども検索結果に影響を与えます。

企業情報ページに本社住所や勤務地の住所、地域などを明記することで、該当エリアに住む人材へアプローチしやすくなるでしょう。

Indeed(インディード)の掲載順位の上げ方

Indeed(インディード)の掲載順位の上げ方について解説します。

具体的には以下の4つです。

Indeed(インディード)の評価を得やすいサイトを構築する

クローラーの特性上、ガイドラインに沿ったサイト、回遊しやすく必要な情報がスムーズに取得できるサイトは評価が上がるため、順位が上がりやすくなります。

ガイドラインを十分に理解することはもちろん、上位表示されている他社の求人ページを確認し、共通点などを分析することも有効です。

いずれにしても「ユーザーの利便性を最大限に実現しているか」が評価の基本です。

掲載ページ数を増やしてトータルの流入数を高める

流入数が増えることでクリック数や応募数の増加を期待できるため、掲載するページを増やし、トータルの流入数を増やす方法も有効です。

たとえば、同じ「営業職」でも、営業所や勤務地が異なる求人を別案件として、Indeed(インディード)内に掲載すれば、トータルの流入数アップを期待できます。

ただし、明らかな重複とみなされてしまうと、効果は期待できないため注意しましょう。

仕事内容を具体的に掲載する

掲載する求人サイトおよび求人ページは「具体的かつ正確でわかりやすい情報であること」が求められます。

そのため、以下のようなケースはNGです。

✕:耳障りの良い文言が並ぶが抽象度が高い
✕:業務内容が営業や事務など職種レベルでしか分からない
✕:専門用語ばかりが並んでいる
✕:採用職務と関係のない内容を記載している

Indeed(インディード)が示す各ルールを遵守する

これまで述べた通り、掲載用の求人サイトの作成基準やガイドライン、利用規則を守ることは必須です。

イレギュラーなことを行った場合、ガイドライン不適格とされ掲載が中止されてしまうこともあり得ます。

一方できちんと各ルールを遵守していれば、ページ自体の評価が向上し、掲載順位にも良い影響を及ぼすことを期待できるでしょう。

まとめ

Indeed(インディード)とは、求人情報専門の一括検索エンジンです。
従来の求人サイトは、当該の求人サイトに登録している求職者にしかアプローチできません。

一方で、Indeed(インディード)はネット上に存在する求人情報を自動的に探し出して、無料で掲載・表示するため、より幅広い求職者に対してアピールを行えます。

Indeed(インディード)への掲載方法は3つです。無料の方法として「直接Indeed(インディード)に求人情報を入力する」「自社の求人サイトをIndeed(インディード)と連携する」の2つがあり、有料の方法として「スポンサー求人枠の利用」があります。

本文内では、Indeed(インディード)のメリットとデメリットもそれぞれ紹介しています。利用検討時の確認ポイント6つと併せて、自社へ導入するか否か、また運用は委託するかの判断材料として役立ててください。

Indeed(インディード)を利用する際には「ガイドラインやクローリングの理解」「モバイルへの対応」を欠かさないように注意しましょう。

また、Indeed(インディード)の掲載順位を高める5つの条件を理解した上で、「評価を得やすいサイト構築」「ページ数増加によるトータルの流入数アップ」「仕事内容の具体的な掲載」「各ルールの遵守」を実践することで、上位表示を目指しましょう。

なお弊社は、求める人材に直接アプローチ可能なダイレクトリクルーティング(スカウト採用)を中心に、採用全般の支援を行っています。

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安井

安井

飲食系ITベンチャーにてマーケティングを担当後、株式会社ダイレクトソーシングに転職。 カスタマーサクセスとしてコンサルティング業界やエンジニア業界を中心にダイレクトメディアを活用した調査・スカウトを実施。 現在は前職の経験とカスタマーサクセスにて顧客との対面で得た知見・市場感を元に、マーケティング業務全般を担当。

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