【ダイレクトリクルーティングシフト2020】開催レポート★投票結果編★
2020年8月5日(水)に業界初となる「主要ダイレクトメディア6社による初めてのトークセッション」が開催されました。本来競合であるメディアが一同に集合する、非常に珍しい企画です。ダイレクトリクルーティングを日本の文化に定着させるためには、「競合ではなく協業するべき」というコンセプトのもと、皆さんにご協力いただき、開催することができました。
今回は、ウェビナーツールとして、「Zoom ウェビナー」を利用させていただき、様々な場所で、視聴者に投票してもらいました。
一言でいって、「投票機能、めちゃくちゃ面白い!」
そこで、今回のブログでは、視聴者の投票結果を一部ご紹介したいと思います。
目次
セミナーの概要
集客期間が2週間程度だったのですが、100名以上のお申込みがあり、視聴者も安定して100名を超えていました。
中々、データ上は好評な結果となりました。
投票1:みなさんどんな状況で聞いていますか?
オープニングセッションで、こんな質問をしました。結果は?
開催時間は、水曜日の17時から。
オフィスで視聴している人は3割。
7割の人が、リモートワークかビールを飲んでいる状況!
時代が変わりましたね。オフィスで参加している人は3割と、少数派になったのは驚きました。
投票2:ダイレクトリクルーティングの導入について
ダイレクトリクルーティング導入率、驚異の80%。
導入を検討している企業を含めると、9割近くがダイレクトリクルーティングの利用の必要性を認識しているようです。
その一方で、導入後に、「うまく運用できている」と回答いただいている方は、たったの16.7%。
みなさんの悩みの深さがうかがえます。
投票3:応募前のカジュアル面談は実施していますか?
非常に興味のある投票でした。
ダイレクトリクルーティングは、カジュアル面談が必須いわれる一方で、「工数的になかなか実施できない」という声もよく聞かれます。
結果は、、、
驚異の83%の人が、カジュアル面談を実施しているという結果に!
想像よりも、多くの企業がカジュアル面談を実施しているようです。
その一方で、チャットではこんなコメントがありました。
「カジュアル面談を実施しても、先に進みません、、、」
実施の重要性は、マーケットでも広がっているようですが、「どうやってやるのか?」、「どうつなげればよいのか?」などの方法論については、まだ確立されていないようですね。
パネリストのLapras の伊藤さんや、Forkwellの赤川さんを中心に、非常に活発な議論がなされました。
(※後日、開催レポにて詳しく解説します)
投票4:そもそも潜在層は狙っていますか?
カジュアル面談を実施している企業が8割を超えているので、当然といえば当然の結果ですが、
8割近い企業にて、潜在層を狙っているという結果に。
非常に面白い点として、「潜在層・顕在層という言葉がピンときません」が少数ですが6.4%いたこと。
そして、ピンとこないと回答した方々は、ダイレクトリクルーティングに精通している人が中心だったということ。
ここからは仮説ではあるのですが、
ダイレクトリクルーティングになれている人は、おそらく、「潜在層、顕在層」というのは意識せずに、企業と個人のビジョンのマッチングのみに、焦点を当てているのかもしれませんね!
投票5:ソーシング専任者について
この投票の背景として、「アメリカの採用経路2015(リクルートワークス研究所)」によると、
なんと、「6割近くが、フルタイムのソーシング専任者を配置している!」という事実。
2015年のデータですよ。
アメリカより、5年遅れるといわれる日本ではどんな結果になったか?
実に、14.3%の企業にて、「フルタイムのソーシング専任者を配置している」という結果に。
もちろん、参加者の属性が、ダイレクトに精通している企業が多かった、という点もありますが、意外と多くの会社にて専任者を配置しているという結果になりました。
投票6:今後聞いてみたいテーマについて
次回の開催に向けて、最後にこんな投票をしてクロージングしました。
視聴者の方は、ダイレクト採用に精通している人が多かったとはいえ、もうみなさんは、「ソーシングのコツ」とか、「メールの書き方」のようなTIPSは、聞き飽きている模様。
3割近くの企業が、採用ブランディングに悩んでいるようでした!
まとめ
今回視聴いただいた企業規模の属性は以下でした。
したがって、必ずしも、今回の投票結果が、日本のダイレクト採用市場を表しているわけではありませんが、視聴いただいた方のお考えやご状況を理解することができ、非常に面白い結果となりました。
セミナー後のアンケート結果大公開
みなさんのアンケート結果についても、大公開します。
結果は以下でした。
まずまずの結果。
いただいたみなさんのフィードバックをもとに、さらに良いイベントへと進化させていきます。
今後について:ダイレクトリクルーティング共同体へ
「ダイレクトメディアは、競合ではなく、協業し、日本のダイレクト市場に浸透していく」をコンセプトに立ち上げたイベントですが、「1回きりで終わらせてはもったいない!」と、強く感じました。
特に、ご参加いただいたパネリストの方々が、互いの立場を越えて、楽しそうにディスカッションする姿は、見ていて非常に気持ちのよいものでした。
次回、9月か10月に開催をする予定ですので、みなさんもぜひ楽しみにしていてください!では!
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竹村 朋晃
株式会社ダイレクトソーシング CEO (プロフィールはこちらをクリック) 2005年に野村総合研究所に入社。損害保険システムの構築に従事。2015年11月より株式会社ダイレクトソーシングを立ち上げ。エンジニア経験者中心にデータドリブンリクルーティングを中心としたサービスを展開。
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