LinkedIn採用
2025.06.18

中途採用でLinkedInを活用すべき4つの理由|ダイレクトリクルーティングの第一歩に

こんにちは!ダイレクトソーシングの小野です。

世界最大のビジネスSNS「LinkedIn(リンクトイン)」。
なんとアメリカでは、全採用経路のうち約4割をLinkedIn経由が占めています。

日本でも、LinkedInを活用して中途採用の単価を抑えたり、優秀な人材を直接採用できている企業が増えてきました。

その影響もあり、最近では「LinkedInを使って中途採用を始めたい」というご相談を多くいただくようになりました。

とはいえ、

  • うちの業界・規模でもLinkedInって効果あるの?
  • そもそも日本で使っている企業ってどれくらいいるの?

といった不安や疑問をお持ちの方も多いはずです。

そこで今回は、なぜ今、中途採用にLinkedInを活用すべきなのかを、4つの視点からわかりやすく解説します。

✅ この記事でわかること

✔️ LinkedInが注目される背景 世界と日本の活用状況と利用者層の変化
✔️ エージェント型採用との違い 成功報酬やターゲティング手法の比較
✔️ 他媒体では出会えない層とは? 潜在層・ハイクラス人材へのアプローチ
✔️ 中途採用でLinkedInを活用すべき理由 実際の企業活用例と4つの導入メリット

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1. LinkedInのユーザー数は増加中

LinkedIn(リンクトイン)は、世界で12億人以上、日本国内では400万人以上が登録するビジネスSNSです。

日本市場においても、スカウト対象となるビジネス人材の数は、他の主要媒体と比較してもトップクラスです。特にホワイトカラーやハイクラス層との相性が良く、質の高い人材データベースとして注目されています。

しかもこの登録者数は、今もなお「2秒に1人」のペースで増え続けています。

つまり、この記事をご覧いただいている今も、世界中でLinkedInのネットワークが広がり続けており、採用の可能性も日々拡大しているのです。

2. 採用にLinkedInを活用する企業も増加中

ユーザー数の拡大に伴い、LinkedInを採用チャネルとして活用する企業も急増しています。

もともとは自己紹介・人脈形成・情報収集を目的に使われるSNSですが、近年では中途採用にも活用され、優秀な人材への直接アプローチが可能な手段として認知が広がっています。

企業向けには、以下のような採用ソリューションが用意されています:

採用で活用すべきLinkedIn機能一覧

✔ リクルーターライセンス

ターゲット候補者に対して直接スカウトを送れる、有料ライセンス機能。

✔ ジョブ投稿機能

LinkedIn上で求人を掲載し、検索経由で応募を獲得可能。

✔ 会社ページ・キャリアページ

企業の魅力や文化を発信し、候補者の興味を引くブランディング用ページ。

詳しい活用方法については、以下の記事をご覧ください。

▶︎ LinkedInリクルーターアカウントの解説はこちら

▶︎ LinkedInを採用に活用する際のポイントはこちら

3.LinkedIn(リンクトイン)で中途採用を始めるべき理由4つ

3.1. 他社に遅れを取らないため

LinkedIn(リンクトイン)はすでに世界中で採用のスタンダードとなっているビジネスSNSです。

たとえばアメリカでは、採用経路全体の約4割がLinkedIn経由とされ、人事担当者も求職者も日常的に利用しています。

こうしたグローバルな流れを踏まえ、日本でも「採用チャネルに取り入れよう」という企業が増加傾向です。LinkedIn採用は、今まさに企業の第二創業期とも言えるフェーズへ突入しています。

また、LinkedIn社が重点投資を続けてきた中国やインドでは、ユーザー数が5,000万基盤に急増(中国:2023年3月時点 約5,900万人/インド:同時期に約1億人)という成果を記録。今、その投資が日本市場にも向けられています。

  • 中国:2年間でほぼゼロから約5,900万人へ
  • インド:1年で約5,000万人増(現在約1億人)

2023年3月、元Google日本法人執行役員であり、マーケター・経営人事の経験を持つ田中若菜(たなか・わかな)氏がLinkedIn日本代表に就任しました。ジャカルタでの留学・グローバル経験やハーバードMBA取得といったバックグラウンドを活かし、日本での本格展開を牽引する存在として注目されています。

グローバルの「後追い」ではなく、むしろ「先行者として存在感を発揮する」好機が、今まさに訪れています。

3.2. 採用コストを削減するため

採用が決まった際、エージェントに支払う成功報酬に頭を抱えている企業も多いでしょう。

エージェント経由の採用では、年収の30~40%、場合によっては50%にもなる手数料が発生します。

たとえば年収700万円の人材なら、210万~280万円といった高額な手数料が必要となります。これは無視できないコストです。

対してLinkedInを利用すれば、成果報酬ゼロ。定額利用料のみでダイレクト採用が可能です。

法人向けの年間契約であれば、10名採用してもコストは一定。「採用単価が約5分の1に削減できた」という事例も報告されています。

3.3. 採用スピードを上げるため

LinkedInには、企業が自社の存在を示す「会社ページ」があります。

このページでは企業文化や働く雰囲気といった情報を定期的に発信でき、自然とフォロワーが集まります。

フォロワーは「自社に興味を持っている人材」。この母集団に対して定期的にスカウトメッセージを送ることで、効率的に応募者を集めることができます。

さらに、LinkedInユーザーは職歴やスキルなど詳細なプロフィールを登録しているため、即戦力候補へのアプローチが可能です。

結果的に、フォロワーを活用したタレントプールとスカウトの組み合わせで、短期間での採用が可能になります。

3.4. 他媒体で出会えない人と出会うため

LinkedInは転職サイトではなく、あくまでビジネスSNSです。

登録者の目的は主に:

  • 自己紹介
  • 人脈形成
  • 情報収集

そのため、今すぐ転職を考えていない「転職潜在層」も多く登録しています。

実際、日本国内の約400万人の登録者のうち、顕在層は2割、潜在層が8割を占めています。

しかも、この潜在層のうち64%は「良い話があれば聞きたい」と考えているため、

潜在層に対してカジュアルにスカウトを送ることで、他媒体では出会えない人材と出会える可能性が高いのです。

4. LinkedInでの中途採用を始めるなら今!

質の高い候補者に、安価かつ効率的にアプローチできるLinkedIn(リンクトイン)。このメリットにいち早く着目し、導入する日本企業も着実に増えています。

今後は候補者の側にも、より多くの企業からLinkedIn経由でのスカウトが届くようになっていくでしょう。

つまり今が、「他社より先にLinkedInを採用チャネルとして活用し、先行者メリットを得る」絶好のタイミングです。

もしLinkedInの採用ソリューションにご興味があれば、ぜひ以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。

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以上、小野でした!

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竹村 朋晃

竹村 朋晃

株式会社ダイレクトソーシング CEO (プロフィールはこちらをクリック) 2005年に野村総合研究所に入社。損害保険システムの構築に従事。2015年11月より株式会社ダイレクトソーシングを立ち上げ。エンジニア経験者中心にデータドリブンリクルーティングを中心としたサービスを展開。

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