中途採用でLinkedInを活用すべき4つの理由|ダイレクトリクルーティングの第一歩に

こんにちは!ダイレクトソーシングの小野です。
世界最大のビジネスSNS「LinkedIn(リンクトイン)」。
なんとアメリカでは、全採用経路のうち約4割をLinkedIn経由が占めています。
日本でも、LinkedInを活用して中途採用の単価を抑えたり、優秀な人材を直接採用できている企業が増えてきました。
その影響もあり、最近では「LinkedInを使って中途採用を始めたい」というご相談を多くいただくようになりました。
とはいえ、
- うちの業界・規模でもLinkedInって効果あるの?
- そもそも日本で使っている企業ってどれくらいいるの?
といった不安や疑問をお持ちの方も多いはずです。
そこで今回は、なぜ今、中途採用にLinkedInを活用すべきなのかを、4つの視点からわかりやすく解説します。
✅ この記事でわかること
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目次
1. LinkedInのユーザー数は増加中
LinkedIn(リンクトイン)は、世界で12億人以上、日本国内では400万人以上が登録するビジネスSNSです。
日本市場においても、スカウト対象となるビジネス人材の数は、他の主要媒体と比較してもトップクラスです。特にホワイトカラーやハイクラス層との相性が良く、質の高い人材データベースとして注目されています。
しかもこの登録者数は、今もなお「2秒に1人」のペースで増え続けています。
つまり、この記事をご覧いただいている今も、世界中でLinkedInのネットワークが広がり続けており、採用の可能性も日々拡大しているのです。
2. 採用にLinkedInを活用する企業も増加中
ユーザー数の拡大に伴い、LinkedInを採用チャネルとして活用する企業も急増しています。
もともとは自己紹介・人脈形成・情報収集を目的に使われるSNSですが、近年では中途採用にも活用され、優秀な人材への直接アプローチが可能な手段として認知が広がっています。
企業向けには、以下のような採用ソリューションが用意されています:
採用で活用すべきLinkedIn機能一覧
✔ リクルーターライセンス
ターゲット候補者に対して直接スカウトを送れる、有料ライセンス機能。
✔ ジョブ投稿機能
LinkedIn上で求人を掲載し、検索経由で応募を獲得可能。
✔ 会社ページ・キャリアページ
企業の魅力や文化を発信し、候補者の興味を引くブランディング用ページ。
詳しい活用方法については、以下の記事をご覧ください。
3.LinkedIn(リンクトイン)で中途採用を始めるべき理由4つ
3.1. 他社に遅れを取らないため
LinkedIn(リンクトイン)はすでに世界中で採用のスタンダードとなっているビジネスSNSです。
たとえばアメリカでは、採用経路全体の約4割がLinkedIn経由とされ、人事担当者も求職者も日常的に利用しています。
こうしたグローバルな流れを踏まえ、日本でも「採用チャネルに取り入れよう」という企業が増加傾向です。LinkedIn採用は、今まさに企業の第二創業期とも言えるフェーズへ突入しています。
また、LinkedIn社が重点投資を続けてきた中国やインドでは、ユーザー数が5,000万基盤に急増(中国:2023年3月時点 約5,900万人/インド:同時期に約1億人)という成果を記録。今、その投資が日本市場にも向けられています。
- 中国:2年間でほぼゼロから約5,900万人へ
- インド:1年で約5,000万人増(現在約1億人)
2023年3月、元Google日本法人執行役員であり、マーケター・経営人事の経験を持つ田中若菜(たなか・わかな)氏がLinkedIn日本代表に就任しました。ジャカルタでの留学・グローバル経験やハーバードMBA取得といったバックグラウンドを活かし、日本での本格展開を牽引する存在として注目されています。
グローバルの「後追い」ではなく、むしろ「先行者として存在感を発揮する」好機が、今まさに訪れています。
3.2. 採用コストを削減するため
採用が決まった際、エージェントに支払う成功報酬に頭を抱えている企業も多いでしょう。
エージェント経由の採用では、年収の30~40%、場合によっては50%にもなる手数料が発生します。
たとえば年収700万円の人材なら、210万~280万円といった高額な手数料が必要となります。これは無視できないコストです。
対してLinkedInを利用すれば、成果報酬ゼロ。定額利用料のみでダイレクト採用が可能です。
法人向けの年間契約であれば、10名採用してもコストは一定。「採用単価が約5分の1に削減できた」という事例も報告されています。
3.3. 採用スピードを上げるため
LinkedInには、企業が自社の存在を示す「会社ページ」があります。
このページでは企業文化や働く雰囲気といった情報を定期的に発信でき、自然とフォロワーが集まります。
フォロワーは「自社に興味を持っている人材」。この母集団に対して定期的にスカウトメッセージを送ることで、効率的に応募者を集めることができます。
さらに、LinkedInユーザーは職歴やスキルなど詳細なプロフィールを登録しているため、即戦力候補へのアプローチが可能です。
結果的に、フォロワーを活用したタレントプールとスカウトの組み合わせで、短期間での採用が可能になります。
3.4. 他媒体で出会えない人と出会うため
LinkedInは転職サイトではなく、あくまでビジネスSNSです。
登録者の目的は主に:
- 自己紹介
- 人脈形成
- 情報収集
そのため、今すぐ転職を考えていない「転職潜在層」も多く登録しています。
実際、日本国内の約400万人の登録者のうち、顕在層は2割、潜在層が8割を占めています。
しかも、この潜在層のうち64%は「良い話があれば聞きたい」と考えているため、
潜在層に対してカジュアルにスカウトを送ることで、他媒体では出会えない人材と出会える可能性が高いのです。
4. LinkedInでの中途採用を始めるなら今!
質の高い候補者に、安価かつ効率的にアプローチできるLinkedIn(リンクトイン)。このメリットにいち早く着目し、導入する日本企業も着実に増えています。
今後は候補者の側にも、より多くの企業からLinkedIn経由でのスカウトが届くようになっていくでしょう。
つまり今が、「他社より先にLinkedInを採用チャネルとして活用し、先行者メリットを得る」絶好のタイミングです。
もしLinkedInの採用ソリューションにご興味があれば、ぜひ以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。
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以上、小野でした!

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竹村 朋晃
株式会社ダイレクトソーシング CEO (プロフィールはこちらをクリック) 2005年に野村総合研究所に入社。損害保険システムの構築に従事。2015年11月より株式会社ダイレクトソーシングを立ち上げ。エンジニア経験者中心にデータドリブンリクルーティングを中心としたサービスを展開。
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