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2023.07.19

ミドルの転職は30~40代管理職、経営幹部を採用するのに最適

30~40代のミドル世代を採用したい人事・採用担当者の方はいませんか?
みなさんこんにちは!株式会社ダイレクトソーシングの小野です。
 
「35歳転職限界説」はもはや昔の話。
現在は少子化により20代が少なくなっていること、様々な業界で慢性的な人材不足が起こっていることなどから、30~40代でも転職・採用が盛んになっています。
そこで今回は30~40代のミドル世代を採用するのにおすすめの媒体、「ミドルの転職」をご紹介したいと思います。
管理職やマネージャー、経営幹部などの採用を検討されている企業は要チェックです。

各種ダイレクト採用メディアの比較資料を作成しました

弊社ではミドルの転職を含め、さまざまなダイレクト採用メディアの比較検討導入・運用支援を行う事業を専門としています。
以下資料では、各メディアの特徴などをPDFにてまとめておりますので、興味がある方は以下からダウンロードしてください。

1.ミドルの転職とは


ミドルの転職とは、エン・ジャパン株式会社が運営する30~40代のミドル世代向け転職サイトです。
ただし同じくエン・ジャパン株式会社が運営する転職サイト「エン転職」とは異なり、ミドルの転職には多くの転職エージェントが登録しており、エージェントが転職活動を支援します。
直接企業に応募できる求人も掲載されていますが、エージェントを通して応募する求人も多く、条件の良い非公開求人も豊富です。
掲載求人は基本的にハイクラス向けで、年収1,000万円以上の求人も多数掲載されています。
登録ユーザーの平均年齢は45歳。
管理職、マネージャー、経営幹部などのポジションを採用するために利用している企業がほとんどです。
そのため、企業側は求職者に「高いレベルでの業務遂行能力」を求めているケースが多いです。
ある程度キャリアを積んできて即戦力になるような人材を求めている、ということですね。
 
ミドルの転職のターゲット層である30~40代は就職氷河期世代ど真ん中です。
大企業でも就職氷河期の際に採用を少なくしたため、現在30~40代の層の社員が薄くなっているという事象が生じています。
そのためその層を外から中途採用で増やそうとしている企業が多く、しかし日本全体で新卒時に正社員として就職できた氷河期世代が少ないために「即戦力となるような、経験を積んできた人材」の需要と供給にずれが生じてしまっています。
30~40代のハイキャリア層を採用するのは厳しい競争になってしまうのです。
 
人材の獲得競争が激しいのであれば、「即戦力となるような、経験を積んできた人材」が集まる場所で採用活動をしなければいけません。
それがミドルの転職です。
 

2.ミドルの転職の特徴・メリット

ミドルの転職に「即戦力となるような、経験を積んできた人材」が集まる理由として、ミドルの転職の特徴やメリットが挙げられます。
どのような特徴、メリットがあるのか、ご紹介します。
 

2.1.年収の高い案件が集まっている

まずはミドルの転職では掲載案件・紹介案件の年収が高いという点です。
「即戦力となるような、経験を積んできた人材」で、かつ30~40代のミドル世代となると母数が少なく、企業同士の人材獲得競争が激しくなることは先ほどお伝えしました。
であれば、そういった層を採用するために各社が良い条件で求人を出すようになり、転職を考えているそういった層は、より好条件の求人を求めるようになります。
そこで条件のより良い求人が集まる媒体にそういった層が集まります。
ミドルの転職はミドル世代のハイキャリア層を集めるだけの魅力があるわけです。
 

2.2.専門分野に精通したエージェントが転職活動を支援してくれる

転職における転職エージェントの存在は重要です。
個人的なツテで転職先が決まってしまうような人物であれば転職エージェントは必要ありませんが、多くの人はエージェントを通して転職活動をした方が望む結果を得やすいでしょう。
しかし転職エージェントの力を借りるのであれば、転職エージェントの質についてしっかり吟味する必要があります。
転職先の業界についての専門知識を有しており、求職者が求める求人案件を紹介できるエージェントを介すべきです。
ミドルの転職に登録している転職エージェントは各専門分野に精通しています。
しっかりした転職サポートを受けられるため、ミドルの転職にはハイキャリアのミドル世代が集まりやすいのです。
 

2.3.スカウトされる可能性がある

30~40代のミドル世代は、転職前の現在の会社ですでにそれなりのポジションに就いている可能性が高いです。
つまり仕事が忙しく、転職活動に時間を割きづらい可能性が高いということです。
そのため、プロフィールを登録しておけば企業や転職エージェントからスカウトが届く採用サービスは使いやすいのです。
ミドルの転職ではスカウト機能があり、自分では見つけられなかった好条件の案件を待っているだけで紹介される可能性があるのです。
転職エージェント側から閲覧できるプロフィールは匿名での公開になっているため、現在勤めている会社にばれることなくスカウトを待つことができます。
 

2.4.非公開求人を紹介されるチャンスがある

転職エージェントを利用して転職すると、求人サイトに一般公開されていない非公開求人を紹介されることもあります。
非公開求人は転職エージェントが「この人ならば」と思えたからこそ紹介できる案件です。
大手・上場・外資系・グローバルなど優良企業のハイクラス求人を紹介される可能性があります。
同一の企業でも一般公開されている求人では、「自分にとって条件が良すぎる、採用されないかもしれない」と応募をためらってしまう方もいるので、ミドルの転職のように好条件の非公開求人をエージェントから紹介されたり、企業側から声が掛かったりするチャンスが得られる媒体は、納得のいく転職につながりやすいのです。
 

2.5.転職エージェントのレビューやコンサルタントのプロフィールを元に選択できる

他の登録ユーザーから転職エージェントのレビューが寄せられているため、求職者はそのレビューを参考に転職エージェントを選ぶことができます。
人が何か商品やサービスを選ぶ際によく参考にするのが口コミやレビューです。
転職エージェントの口コミやレビューは各エージェントごとにまとめているサイトなどがありますが、ミドルの転職内で全転職エージェントのレビューを比較し、そのままサイト内で転職エージェントを選ぶことができます。
手間が少ないのです。
またコンサルタントもプロフィールを見て選べます。
大切な転職活動をサポートしてくれる相手を自分で選べるというのも、ミドルの転職にミドル世代の転職希望者が集まる理由の1つでしょう。
 

3.ミドルの転職を使った採用における注意点

以上のように30~40代の転職希望者には魅力的に映る特徴、メリットがあるミドルの転職。
ではミドルの転職で30~40代を採用する企業側にとって、ミドルの転職を使う注意点はあるのでしょうか?
ミドルの転職を使った採用における注意点について次に挙げていきます。
 

3.1.ハイキャリア向け求人が集まるため収入・待遇などの良い求人が求められる

条件の良い求人が集まっているからこそ、「即戦力となるような、経験を積んできた」30~40代が集まります。
つまり自社の求人の内容がその中で勝負できる条件でなければ、人材獲得の競争に敗れやすいということです。
ミドルの転職では年収600万円以上の求人も多く、年収1,000万円以上の求人は5,000件以上あります。
ミドルの転職で優秀な人材を獲得するのであれば、設定年収は高めであるほうが望ましいでしょう。
その他、福利厚生や年間休日などの条件も、より良い条件のものの方が好まれます。
年収額や待遇面以外にやりがいや挑戦できる環境を求める方もゼロではありませんが、やはり30~40代のミドル世代は家族を持ち、子どもの学費が増えるタイミングであることが多く、なかなか年収や待遇面以外を重視して転職先を選ぶことはできないのが現実です。
 

3.2.スカウト機能を積極的に使うべき

ミドルの転職を使って採用するのであれば、積極的にスカウト機能を利用しましょう。
前述したように人材獲得競争が激しく、現職で既にそれなりのポジションについており忙しいミドル世代を獲得するには、企業側から積極的に声を掛けていく必要があります。
ミドル世代の転職希望者がミドルの転職で求人検索をしても、それは顕在化された希望条件での検索にしかなりません。
企業側がスカウトを送ることで「意外とこういう条件や企業もいいかもしれない」とミドル世代の気付きになるかもしれません
何よりも他社がスカウト機能を利用しているのであれば、自社も積極的に利用しなければ遅れをとることになります。
 

3.3.「気になる」を押した転職希望者は要チェック

ミドルの転職では、転職希望者は気になった企業に対して「気になる」ボタンを押し、気になるリストに追加することができます。
転職希望者側は後で気になっている企業を確認しやすくなります。
「気になる」ボタンを押された企業側にはその通知が届き、「エントリーしてほしい」というお知らせをその転職希望者に送信することができます。
「気になる」ボタンを押した転職希望者について氏名や連絡先は伏せられて通知が届くため、その時点で吟味をすることはできません。
だからといって放置するのではなく、接触してどのような人材かを確かめるべきです。
 

3.4.ユーザーアンケートや転職体験レポートを参考にする

ミドルの転職では登録者向けに転職アドバイスコンテンツが掲載されています。
転職する側の参考にしかならないように思えるかもしれませんが、実は企業側も参考にできるデータです。
ユーザーアンケートではミドル世代の転職希望者が、何を優先にして、何を求めて、どのように転職活動をしているのかが分かります。
また転職体験レポートでは、実際に転職したミドル世代が、どのような経緯で何を決め手に転職を決めたのかがつづられています。
企業の人事・採用担当者もミドル世代で転職経験があるのであれば、転職希望者側の気持ちや思考も想像しやすいかもしれませんが、そうではない場合はこういった生の声が非常に参考になります
ミドル世代の転職希望者に対してどのようにアプローチすべきかを考える際の参考にしましょう。
 

4.ミドルの転職に求人掲載している企業の例

実際にミドルの転職に求人が掲載されている企業と提示されている年収をいくつかご紹介したいと思います(2019年8月時点)。
 

  • 伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社 年収700~1,299万円、年収1,200~1,399万円
  • PwCコンサルティング合同会社 年収400~1,999万円、年収600~2,499万円など
  • 株式会社ベイカレント・コンサルティング 年収600~1,999万円
  • 株式会社ムーミン物語 年収400~599万円、年収600~899万円
  • 船井総研ロジ株式会社 年収400~1,049万円
  • 長野工業株式会社 年収400~599万円、年収500~699万円

 
「転職希望者に興味を持ってもらうために年収を高くしなければ!」と思っている方もいるかもしれませんが、ある程度の幅を持たせた年収額で求人掲載ができ、スキルに応じて実際の年収額を決めることができます。
絶対に出せない年収を上限値として提示するのには問題がありますが、幅を持たせての提示であれば気軽に求人を掲載できるのではないでしょうか。
 

5.30~40代のハイクラスミドル層ならミドルの転職を活用しましょう!

30~40代のハイクラスミドル層はそもそも母数が少なく、なかなか簡単には採用できないでしょう。
そういった層が集まる場を利用して採用活動をするしかありません。
企業は積極的にミドルの転職を活用して、ハイクラスミドル層の獲得を狙いましょう。

各種ダイレクト採用メディアの比較資料を作成しました

弊社ではミドルの転職を含め、さまざまなダイレクト採用メディアの比較検討導入・運用支援を行う事業を専門としています。
以下資料では、各メディアの特徴などをPDFにてまとめておりますので、興味がある方は以下からダウンロードしてください。

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竹村 朋晃

竹村 朋晃

株式会社ダイレクトソーシング CEO (プロフィールはこちらをクリック) 2005年に野村総合研究所に入社。損害保険システムの構築に従事。2015年11月より株式会社ダイレクトソーシングを立ち上げ。エンジニア経験者中心にデータドリブンリクルーティングを中心としたサービスを展開。

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