ダイレクトメディア(中途)
2022.09.21

AMBIの料金、特長を事例をもとに解説

「優秀な人材を獲得したいけれど、どの採用媒体を使えばいいのかわからない」という方は多いのではないでしょうか。
「優秀な人材の登録者が多い採用媒体」として、評判の良くおすすめしたいサービスの一つがAMBI(アンビ)です。
今回はAMBI(アンビ)の利用をお考えの方に向けて、AMBI(アンビ)のサービス内容、採用事例、料金をご説明します。

ダイレクト採用メディアの比較資料を作成しました

弊社ではAMBIを含め、さまざまなダイレクト採用メディアの比較検討導入・運用支援を行う事業を専門としています。
以下資料では、各メディアの特徴などをPDFにてまとめておりますので、興味がある方は以下からダウンロードしてください。

1.AMBI(アンビ)とは

AMBI
AMBI(アンビ)とは、エン・ジャパン株式会社が2017年4月から提供している若手・ハイキャリア人材向けの転職プラットフォーム・採用媒体です。
エン・ジャパン株式会社では「エン転職」や「エンエージェント」など、他にも多くの中途採用・転職サービスを提供しているので、「なぜわざわざ別のサービスを?」と不思議に思う方もいるかもしれません。
AMBI(アンビ)はより若手・ハイキャリアに特化したサービスとして、以下のような制限を設けて差別化を図っているのが特徴です。

  • ユーザー登録時の年収制限
  • 20代の若手を積極的に採用する案件のみ掲載可能
  • 掲載求人の年収制限(最低400万円以上)

現在、AMBIには33万人のユーザーが登録しています。

2.AMBI(アンビ)の特徴

それでは、AMBI(アンビ)の特徴を具体的に見ていきましょう。

2-1.AMBI(アンビ)の特徴1:登録ユーザーの平均年齢が若い

AMBI(アンビ)の大きな特長の1つが、登録ユーザーに若手が多い点です。
登録ユーザーの平均年齢は28.2歳、会員の97%が34歳以下で、特に24~28歳の周辺にボリュームゾーンがあります。(2018年時点)
AMBI(アンビ)と同じようにハイキャリア人材向けの転職サービスを運営しているビズリーチでは、30・40代が全体の67%を占めていることと比較すると、AMBI(アンビ)は非常に若手ユーザーに特化していると言えます。

※出典:
AMBI 公式サイト https://en-ambi.com/html/company_inquiry/
Bizreach公式資料「3分でわかるビズリーチ」より

2-2.AMBI(アンビ)の特徴2:登録ユーザーはすでに年収400万円以上の人材のみを対象としている

AMBI(アンビ)は原則として、登録時点で年収400万円以上の方のみを登録可能としています。
パーソルキャリア株式会社が提供するdodaエージェントサービスに2017年9月~2018年8月の間に登録した人材のデータによると、20代で年収400万円以上というのは、全体の29.5%、上位約3割のみが該当します。
この層は大手上場企業や外資系企業などでしっかりした研修や教育を受けてきて、若いうちから実績を上げている人材が多くを占めています。
若手を集めた転職プラットフォームでありながら、その中でも優秀な人材のみを選択的に集められる仕組みができているのがAMBI(アンビ)の大きな特徴だと言えます。

2-3.AMBI(アンビ)の特徴3:掲載求人の年収は最低400万円、500万円以上の案件も多数

AMBI(アンビ)では、登録ユーザーだけでなく、掲載する求人にも年収制限が課せられている点が大きな特徴です。
掲載求人は、最低でも400万円以上、できれば500万円以上の年収を掲示する必要があり、ユーザー側から見た求人検索条件でも、最低金額は400万円からに設定されています。
2017年4月時点で、AMBI(アンビ)経由で転職が決まった方の平均年収は525万円でした。
志ややる気があっても、実際に現在の年収よりも低くなる転職をするユーザーは少ないと考えられるため、AMBI(アンビ)に掲載する求人については、このラインを下回らないよう条件を絞る必要があります。
出典:20代ハイクラスのための転職サイト「 AMBI 」、ローンチ1年で会員数8万人、求人件数2.4万件突破!

2-4.AMBI(アンビ)の特徴4:若手ユーザーが気軽に利用しやすい工夫がある

AMBI(アンビ)では、まだ転職に慣れていない20代のユーザーに向けて、以下のような気軽にAMBI(アンビ)を使うための動機を用意しています。

2-4-1.マイバリュー診断

まず1つ目が「マイバリュー診断」です。
2-4-1-1.【マイバリュー診断の流れ】

  1. ユーザーが気になる求人案件に対して「興味あり」の意思を示す
  2. 採用担当者が「興味あり」としたユーザーの職務経歴書を確認し、合否可能性を

◎(合格可能性大)
○(合格可能性中)
△(合格可能性小)
の3段階で回答する
マイバリュー診断の利点は、ユーザーが「自身の経歴が転職市場からどのように評価されるか」を確かめることができる点です。
2-4-2.ゲーミフィケーションの活用
2つ目は、「ゲーミフィケーションの活用」です。
★ゲーミフィケーションとは:ゲームデザイン要素やゲームの原則をゲーム以外のものに応用すること
AMBI(アンビ)では、ログインボーナスでポイントが貯まり、アクティビティレベルが可視化される仕組みを採用しています。
これによってユーザーに積極的な活動を促し、楽しみながらアプリゲームのような気軽さでAMBI(アンビ)を利用してもらえるようになっています。

2-5.AMBI(アンビ)の特徴5:スカウトメールによるダイレクトソーシングが可能

他の多くの転職プラットフォームと同様に、AMBI(アンビ)でもスカウトメールによるダイレクトソーシングが可能です。
AMBI(アンビ)のダイレクトソーシングの利点は、以下の4点です。

2-5-1.AMBI(アンビ)のダイレクトソーシングの利点 1:アプローチの効率が良い

そもそも登録ユーザーが若手ハイキャリア層に限られているため、効率よくスカウトメールを送信できます。

2-5-2.AMBI(アンビ)のダイレクトソーシングの利点 2:面談に繋がりやすい

スカウトメールの返信率は約5.67%と、同様のサービスと比較すると平均的です。しかし、その後の面談率はなんと97.4%となっており、非常に面談に繋がりやすいのも特長です。
出典:ダイレクトソーシング調べ

2-5-3.AMBI(アンビ)のダイレクトソーシングの利点 3:自動通知サービスが便利

スカウト条件を保存しておけば、それに合致する人材を「新着人材」「レジュメ更新人材」として自動で通知してくれます。

2-5-4..AMBI(アンビ)のダイレクトソーシングの利点 4:ユーザーのアクティビティレベルで選別できる

送信対象ユーザーを検索する際に、ログイン頻度、更新頻度などのユーザーのアクティビティレベルを確認できます。
アクティビティレベルが高いユーザーは、転職意欲が高いと推測できます。
転職意欲の高いユーザーだけを絞り込んでスカウトメールを送信することで、返信の可能性が高まりますし、スカウトメール料金を無駄にすることもありません。
【AMBI(アンビ)のソーシング画面】

3.AMBI(アンビ)を採用に使うメリット

以上、AMBI(アンビ)の特徴や利点についてご説明しました。これらを踏まえて、企業が採用活動にAMBI(アンビ)を使うメリットをご紹介します。

3-1.AMBI(アンビ)を利用する企業側のメリット1:優秀な若手採用に効率が良い

優秀な人材を効率よく見つけられるのが最大のメリットです。
20代ですでに年収400万円以上の会社や職業に就けているような優秀な人材を採用するには、そもそも登録ユーザーがそれらの条件を満たす人材のみであるAMBI(アンビ)は効率が良いのです。
こちらからアプローチする場合だけではなく、ユーザーからの応募を待つ場合にも同じことが言えます。不特定多数からの応募ではなく、ある程度以上の優秀さが担保されたユーザーからの応募なので、選考にかかる労力を節約できます。
AMBI(アンビ)からの採用が特に決まりやすいとされている分野は、

  • 経営
  • 企画
  • マーケティング
  • PR
  • コンサル
  • 営業
  • バックオフィス

などのビジネス職全般です。
しかし、新規事業や新サービスの立ち上げなどへの挑戦を希望する人材もいます。
現状維持ではなく、さらなる挑戦や向上を目指す人材を獲得するのにAMBI(アンビ)はぴったりです。
出典:ダイレクトソーシング調べ

3-2.AMBI(アンビ)を利用する企業側のメリット2:スカウトメールで企業側から接触できる

応募を待つだけでなく、スカウト機能で企業側から人材に接触できるため、何もせずに待ちの姿勢でいることを防げます。
AMBIから採用に至ったケースでは、経路は自主応募とスカウトでおよそ1:1です。
つまり、それだけ企業も積極的にAMBI(アンビ)でスカウトしているということですね。
若手のハイキャリア人材の中でもさらに自社の採用条件に合う人材、AMBI(アンビ)を頻繁に利用して転職に積極的な人材などに、企業から接触できるため、高い採用可能性が期待できます。
出典:ダイレクトソーシング調べ

4.AMBI(アンビ)を使った採用事例

次は、AMBI(アンビ)を使った採用事例について見てみましょう。

4-1.AMBI(アンビ)のユーザー像

まずは、現在、AMBI(アンビ)を利用しているユーザーの具体例をご紹介します。

 現職年齢現在の年収学歴現在勤務中の企業
ユーザーA👤戦略コンサルタント30歳1000万円以上京都大学経済学部卒外資系コンサルティングファーム
ユーザーB👤新規事業担当者28歳850万円一橋大学商学部卒大手総合商社
ユーザーC👤Webエンジニア27歳600万円以上東京大学工学部卒モバイルアプリ開発会社
ユーザーD👤経営企画28歳500万円以上同志社大学商学部卒日系家電メーカー
ユーザーE👤営業リーダー27歳650万円法政大学経営学部IT系メガベンチャー
ユーザーF👤マーケティング29歳550万円以上青山学院大学法学部大手ソフトウェアメーカー

これらはほんの一例ですが、有名大学を卒業して外資や大手企業で働く優秀な人材というのがイメージできたのではないでしょうか。
(出典:https://en-AMBI.com/html/company_inquiry/

4-2.AMBI(アンビ)利用企業の例

また、AMBI(アンビ)を利用して採用している企業の例としては

  • 株式会社日本政策投資銀行
  • KDDI株式会社
  • 日本アイ・ビーエム株式会社
  • アリババ株式会社
  • オヨ・ルームズ

などが挙げられます。
誰もが名前を聞いたことのある企業から、今勢いのあるベンチャー企業まで、様々な企業がAMBI(アンビ)を使っています。
(出典:https://en-AMBI.com/html/company_inquiry/

4-3.AMBI(アンビ)を利用した人事担当者の声

実際にAMBI(アンビ)を使って採用した人事担当者からは、

  • 「アプローチしたい人材がAMBI(アンビ)には多い」
  • 「人材紹介ではなかなか出会えないような人材にアプローチできる」

―外資系コンサルティング会社 中途採用担当者

  • 「スカウトの返信率が高い」

―メガベンチャー企業 人事部長

  • 「自主応募者も質が高い」

―大手銀行 採用担当者
などといった声が挙がっています。
(出典:https://en-AMBI.com/html/company_inquiry/

5.AMBI(アンビ)の料金(2020年12月時点)

AMBI(アンビ)の料金体系は、基本利用料と成功報酬、個別のサービス利用料の三本立てです。特に、成功報酬が他媒体と比較して高めなので、利用する際には注意しましょう。

5-1.AMBIの基本利用料について

AMBIの基本利用料は、スタンダードプランで6ヶ月60万円、プレミアムプランで12ヶ月100万円です。

5-2.成功報酬について

AMBI(アンビ)は成功報酬制を採用しています。
成功報酬は、理論年収の20%に設定されています。
これは他の求人媒体と比較すると少々高めの設定です。(参考:BizReachは年収の15%)

5-3.サービス利用料について

基本利用料に含まれる以上のスカウトメールや、アンケートを通じて求める人材像をはっきりさせる「求める人財可視化サーベイ」などのサービスを利用するには、別途以下のようなサービス利用料が必要です。

5-4.スカウトメールの利用料

スタンダードプラン(6ヶ月契約)では月に1,500通、プレミアムプラン(12ヶ月契約)では3,000通分のスカウトメール送信料金が基本利用料に含まれています。
もし、これで不足するようなら、追加分として500通を5万円で利用できます。
AMBI(アンビ)のスカウトメールを利用する際は、同じユーザーに再アプローチをする際にも、新規のアプローチと同様にメール通数としてカウントされるので注意しましょう。

5-5.求める人財可視化サーベイの利用料

面接官にアンケート調査を行い、求める人材像を可視化するサービスです。面接前に面接官に対して行っておくことで、目線合わせが可能になります。
求める人財可視化サーベイの利用料は、初回は無料に設定されています。
その後再び利用する場合は、5名で5万円の費用が発生します。

5-6.HR OnBoardの利用料

HR OnBoardは、入社者への毎月のアンケートによって「離職リスク」を可視化するWebツールです。診断の結果、「離職のリスクが高い」とされた社員への適切な対策も提供しています。
AMBIを経由して入社した社員に利用する場合は、無料で利用できます。
その他の社員については、1名あたり1年で1万円がかかります。

5-7.求人掲載可能枠について

求人は一度に30件まで掲載が可能です。
中には、長期に案件を掲載し、そこからのユーザーの自主応募を期待する使い方をしている企業もあります。
(出典:AMBI公式媒体資料)
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弊社ではAMBIを含め、さまざまなダイレクト採用メディアの比較検討導入・運用支援を行う事業を専門としています。
以下資料では、各メディアの特徴などをPDFにてまとめておりますので、興味がある方は以下からダウンロードしてください。

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小野

小野

電気通信大学卒業後、SMBC日興証券株式会社、Web広告代理店を経て、株式会社ダイレクトソーシングにセールスとして参加。 これまで得てきた「お客様と仲良くなる」という手法のみでは成績を上げられず、「お客様の課題を正確に抽出し、データや事例を駆使した提案を行う」という方法を会得し、Sales Managerのポジションへ。 エンジニアリング×マーケティング×セールスの知識とサッカーで鍛えたフィジカルを武器に、セールス活動のみならず自社マーケティング施策の設計・運営や採用戦略お悩み相談室の主催など多方面に活動。

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