ビズリーチとLinkedInの登録から運用開始まで手順2026
ビズリーチは年収600万円以上のハイクラス即戦力を狙う国内最大のスカウト型プラットフォーム、LinkedInは世界13億人・日本500万人が登録する転職潜在層・グローバル人材リーチに最適なビジネスSNSです。両者は補完関係にあり、申し込みから運用開始まで最短1週間で両方のスカウト運用を立ち上げ可能です。本ガイドでは、日本初のLinkedIn公式パートナー・株式会社ダイレクトソーシングが300社以上の導入支援実績をもとに、両プラットフォームの5ステップ運用開始手順と使い分けを解説します。
ビズリーチとLinkedInは、日本企業のダイレクトリクルーティングにおいて最も活用されている2大プラットフォームです。しかし、「登録してみたけれど、どこから手をつければいいか分からない」「両方を使い分けたいが、それぞれの初期設定が複雑で困っている」という声が多く寄せられています。
このガイドでは、企業アカウントの準備から求人掲載、検索条件設定、スカウト送信までの一連のフローを、ビズリーチとLinkedInそれぞれで手順化しました。ダイレクトソーシングは日本初のLinkedIn公式パートナーとして300社以上の導入支援実績を持ち、ビズリーチを含む40種以上の採用メディア運用で培った知見をもとに、採用担当者が迷わず開始できる実務ガイドをお届けします。
✅ この記事でわかること
- ビズリーチ・LinkedInのどちらか・両方を導入予定の採用責任者
- 登録はしたが、運用開始の手順が分からない採用担当者
- 両プラットフォームの使い分けを整理したい人事マネージャー
- スカウト返信率を改善したい採用企画担当者
目次
要点まとめ:ビズリーチ × LinkedIn 運用ガイド
- ビズリーチは年収600万+の即戦力ハイクラス層(270万人)が登録、管理職・専門職採用に最適
- LinkedInは世界13億・日本500万人が登録、転職潜在層・グローバル人材への直接アプローチが可能
- 両プラットフォームとも企業ページ作成からスカウト送信まで最短1週間以内に運用開始できる
- ダイレクトソーシングは60万件超の採用データを活用し、両プラットフォームの運用支援で採用成功率を高める
- スカウト返信率を高めるにはターゲット設定・文面設計・送信タイミングの3要素最適化が鍵
ビズリーチ × LinkedIn 基本的な違い
ビズリーチは国内ハイクラス人材に特化したスカウト型採用プラットフォーム、LinkedInは世界最大のビジネス特化型SNSです。両者は「ダイレクトリクルーティング」という共通項を持ちながら、ユーザー層・機能・運用スタイルに明確な違いがあります。
ユーザー層の違い
ビズリーチには独自審査を通過した270万人以上の即戦力人材が登録しており、その多くが年収600万円以上のビジネスパーソンです。管理職・リーダー経験者が豊富で、30〜40代がボリュームゾーン。エンジニア、営業、コンサル、企画など幅広い職種が登録しており、キャリアアップ意欲の高い顕在層が多いのが特徴です。
LinkedInのユーザーは、IT・テクノロジー業界やグローバル企業勤務者の比率が高く、海外経験のあるバイリンガル人材も多く登録しています。転職サイトには登録していないものの、LinkedInではネットワーキング目的でプロフィールを公開しているエンジニアやデータサイエンティストにリーチできます。
費用構造の違い
ビズリーチは6ヶ月単位での契約が基本で、月額のデータベース利用料金と採用1人あたりの成功報酬が発生します。プランによってスカウト通数が異なり、スタンダードプランで400通程度、プレミアムプランで800通程度が目安です。
LinkedInでは、無料の会社ページ作成から有料のRecruiterライセンスまで段階的なプランがあります。Recruiter LiteやRecruiterなど、採用ニーズや予算に応じて選択できる点が特徴です。
ビズリーチ 5ステップで運用開始(最短6営業日)
ビズリーチの導入は、申し込みから運用開始まで最短6営業日で完了します。以下の5ステップで進めていきましょう。
Step 1:申し込みと初回打ち合わせ
ビズリーチ公式ページから資料請求または問い合わせを行います。その後、営業担当との初回打ち合わせで採用ターゲットや職種に応じたプラン提案を受けます。採用計画や予算を事前に整理しておくと、この打ち合わせがスムーズに進みます。
Step 2:契約締結とアカウント発行
利用規約への同意とプラン確定後、管理画面のログイン情報が届きます。アカウント発行後は、担当のカスタマーサクセスから使い方のレクチャーを受けられるため、初めてダイレクトリクルーティングに取り組む企業でも安心です。
Step 3:企業ページと求人登録
管理画面にログインしたら、まず企業情報を整備します。ロゴ、事業内容、会社の特徴などを登録し、求人票を作成します。求人票には職務内容、求める経験・スキル、年収レンジ、勤務地を明確に記載しましょう。
求人票の質はスカウト返信率に直結します。候補者がスカウトを受け取った際、企業ページと求人票を確認するため、ここでの印象が応募意欲を左右します。
Step 4:候補者検索とターゲット選定
ビズリーチの検索機能では、職種・業種・年収・経験年数・学歴・語学力など多様な条件で候補者を絞り込めます。HOT(転職意欲が高い)、WILL(興味のある働き方がマッチ)、新着(7日以内の登録者)などのフラグを活用して、返信率の高い候補者を優先的にアプローチしましょう。
Step 5:スカウト送信と面談設定
候補者プロフィールを確認し、スカウトメールを作成します。ビズリーチでは全てのスカウトが「プラチナスカウト(面談確約型)」として送信されるため、候補者にとっても本気度の高いオファーとして受け取られます。
スカウト文面は、候補者のレジュメを読み込んだ上で個別最適化することが重要です。テンプレート的な文面ではなく、「なぜあなたに声をかけたのか」を明確に伝えましょう。
LinkedIn 5ステップで運用開始
LinkedInでは、個人アカウントをベースに会社ページを作成し、その後Recruiterライセンスを導入することでスカウト機能を活用できます。
Step 1:個人アカウントの作成と整備
LinkedInでは「法人アカウント」という区分はなく、まず個人アカウントにログインした状態で会社ページを作成します。採用担当者自身のプロフィールを充実させることで、候補者からの信頼度が高まります。
プロフィール写真、ヘッドライン、職歴、スキルを丁寧に記載しましょう。LinkedInでは実名と顔写真の掲載が一般的なため、企業の顔として見られることを意識した設定が大切です。
Step 2:会社ページの作成
ホーム画面右上の「ワーク」アイコンから「会社ページを作成」を選択します。「小規模ビジネス」「中規模〜大企業」「教育機関」など、自社に合ったカテゴリを選び、会社名・WebサイトURL・業種・所在地・ロゴ画像を入力します。
会社ページでは、概要文・業種・ロゴ・カバー画像・専門分野の5項目を初日に必ず整備しましょう。これらが不完全だと、候補者に与える印象が大きく下がります。
Step 3:権限管理とセキュリティ設定
会社ページの管理者権限を適切に設定します。最小権限の原則に基づき、閲覧・編集・承認の3層構造で権限を付与しましょう。また、二段階認証を有効にし、退職者対応フローも事前に策定しておくことで、情報漏えいリスクを抑えられます。
Step 4:Recruiterライセンスの導入
本格的なスカウト運用を行う場合は、LinkedIn Recruiterライセンスを導入します。Recruiter Liteは少人数の採用ニーズがある中小企業向け、Recruiterはより高度な検索・絞り込み機能が必要な企業向けです。
Recruiterライセンスでは、職種・スキル・企業・地域など詳細な条件で候補者を検索でき、InMailを通じて直接メッセージを送信できます。
Step 5:スカウト運用の開始
候補者検索では、職種カテゴリだけでなくスキルやキーワードを組み合わせることで、より適合度の高い人材にリーチできます。「Open to Work」のフラグが付いている候補者は転職意欲が高いため、優先的にアプローチしましょう。
InMailの文面は、候補者のプロフィールを読み込んだ上で「共感」「会いたい理由」「会社らしさ」「次のアクション」の4要素を盛り込むと返信率が向上します。
運用比較|どう使い分けるか
両プラットフォームを効果的に使い分けるには、それぞれの強みを理解することが欠かせません。以下の観点から比較してみましょう。
ターゲット人材による使い分け
- 国内ハイクラス管理職・専門職
- 年収600万円以上の即戦力層
- 営業/コンサル/企画系の顕在層
- 30〜40代のキャリアアップ志向人材
- エンジニア・データサイエンティスト
- 転職市場に出ない潜在層
- 海外経験のあるグローバル人材
- 中長期のタレントプール形成
スカウト運用スタイルの違い
ビズリーチでは、プラチナスカウト(面談確約型)が基本となり、候補者も「本気のオファー」として受け取ります。スカウト通数に上限があるため、ターゲティングの精度を高めることが重要です。
LinkedInでは、InMailに加えて接続リクエストやコンテンツ投稿を通じた関係構築も可能です。長期的なタレントプール形成を視野に入れた運用ができます。
返信率を高めるための3要素(両プラットフォーム共通)
- ターゲット設定:誰に送るかが最大の変数。検索条件を再設計するだけで、適合候補者が1.5〜2倍に増えることも
- 文面設計:テンプレ感を払拭し、候補者ごとにパーソナライズ。冒頭一行で「あなた向け」感を出す
- 送信タイミング:候補者がメッセージを確認しやすい時間帯に送信することで、開封率・返信率が改善
スカウト運用で成果を出す実践的なコツ
どちらのプラットフォームを使う場合でも、運用の質が成果を大きく左右します。以下の実践的なコツを押さえておきましょう。
初月に配信数を確保して傾向を把握する
データが溜まる前提で、まずは100通程度を送り切って傾向を把握しましょう。早めに改善サイクルに入ることで、2ヶ月目以降の成果につなげられます。
週次でKPIをトラッキングする
感覚ではなく数値を見て、スカウト対象・文面の修正をPDCAで回すことが重要です。送信数・開封率・返信率・面談設定率を週次で追跡し、ボトルネックを特定しましょう。
スカウト文面を複数パターンでテストする
テンプレだけでは成果は出ません。カジュアル型、実績訴求型、条件明示型など複数パターンをABテストで検証し、勝ちパターンを見つけましょう。
返信対応はスピード重視
候補者は複数企業からオファーを受けています。返信から24時間以内の連絡が理想です。温度感が高いうちに面談へつなげることで、選考移行率が向上します。
面談の入り口はカジュアルに設計する
「まずは情報交換」「30分だけオンラインで」など、心理的ハードルを下げた誘い方が効果的です。いきなり選考ではなく、カジュアル面談から関係を構築しましょう。
両プラットフォームを組み合わせる採用戦略
ビズリーチとLinkedInは競合ではなく、補完関係にあるプラットフォームです。両方を組み合わせることで、採用の幅と深さを同時に拡張できます。
職種・ポジションによる使い分け
国内の管理職・営業職・バックオフィス系職種はビズリーチ、エンジニア・データサイエンティスト・グローバル人材はLinkedInという使い分けが一般的です。ただし、両方に登録している候補者も存在するため、重複アプローチを避ける管理体制も必要です。
採用フェーズによる使い分け
即戦力を急いで採用したい場合はビズリーチ、中長期的なタレントプールを構築したい場合はLinkedInが適しています。LinkedInでは採用ブランディングを兼ねた情報発信も可能なため、認知度向上と採用を同時に進められます。
運用リソースに応じた優先順位付け
社内のリソースが限られている場合は、まず1つのプラットフォームで成功パターンを確立し、その後もう1つに展開するアプローチが現実的です。無理に両方を同時に立ち上げると、どちらも中途半端になりがちです。
運用代行サービスを活用するメリット
ビズリーチもLinkedInも「導入すれば自然と成果が出る」サービスではありません。運用の質がそのまま成果に直結するため、社内リソースやノウハウが不足している場合は、運用代行サービスの活用を検討しましょう。
工数削減と成果向上の両立
スカウト対象の検索・選定、文面作成、送信、返信対応といった業務を外部に委託することで、採用担当者は面談・選考・意思決定に集中できます。同時に、専門チームによる運用でスカウト返信率の向上も期待できます。
ノウハウの吸収と内製化支援
運用代行を通じてプロの手法を学び、将来的には社内で運用できる体制を目指すことも可能です。週次レポートと改善提案を受けながら、採用力を組織の資産として蓄積していきましょう。
ダイレクトソーシングでは、ビズリーチとLinkedInの両方を含む40種以上の採用メディア運用を支援しています。60万件超の採用データに基づくターゲット設計と、スカウト返信率を高める運用設計で、採用成功までを伴走いたします。
運用開始後のKPI管理と改善サイクル
運用を開始したら、感覚ではなくデータに基づいた改善を続けることが成果への近道です。以下のKPIを定期的に追跡しましょう。
追跡すべき主要KPI 6指標
| KPI | 何を測るか | 目安/改善ポイント |
|---|---|---|
| 送信数 | 週あたりのスカウト送信通数 | 活動量を確保 |
| 開封率 | 開封された割合(LinkedIn計測可) | 件名の質を改善 |
| 返信率 | 返信があった割合 | 3〜8% / 文面・ターゲ改善 |
| 面談設定率 | 返信から面談化した割合 | 50〜70% / 対応スピード |
| 選考通過率 | 次選考に進んだ割合 | 面接体験/要件適合 |
| 内定承諾率 | 内定→承諾の割合 | 78%目標 / CX設計 |
週次レビューの進め方
毎週、上記KPIを確認し、ボトルネックを特定します。返信率が低ければターゲット設定や文面を見直し、面談設定率が低ければ返信後の対応スピードを改善するなど、データに基づいた打ち手を実行しましょう。
3ヶ月間この改善サイクルを回すことで、自社に合った勝ちパターンが見えてきます。詳しいKPI設計については、データ活用型ダイレクト採用KPI設計ガイドも参考にしてください。
まとめ:ビズリーチとLinkedInで採用競争力を高める第一歩
ビズリーチとLinkedInは、それぞれ異なる強みを持つダイレクトリクルーティングプラットフォームです。ビズリーチは国内ハイクラス層への即戦力採用に、LinkedInは転職潜在層やグローバル人材へのアプローチに適しています。
どちらを選ぶにしても、成果を出すためには「ツールを入れる」だけでなく「運用の質を高める」ことが欠かせません。ターゲット設定の精度、スカウト文面の個別最適化、返信後のスピード対応、そして継続的なKPI改善が、採用成功の鍵となります。
「どちらのプラットフォームを選ぶべきか迷っている」「運用を始めたけれど成果が出ない」という方は、まず自社の採用ターゲットと運用リソースを整理することから始めてみてください。
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- 日本初のLinkedIn公式パートナーとして運用ノウハウを共有
- 300社以上の支援実績に基づくKPI設計+週次レポート
FAQ:ビズリーチ × LinkedIn 運用について
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竹村 朋晃
著者プロフィール 竹村 朋晃(Tomoaki Takemura)
株式会社ダイレクトソーシング 代表取締役CEO
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2005年に野村総合研究所に入社。大手損害保険会社のシステム設計・開発に従事し、エンジニアとしてのキャリアをスタート。 2015年、ダイレクトソーシングの可能性に着目し、株式会社ダイレクトソーシングを創業。データドリブンな採用を軸に、候補者データの構造化、スカウト改善、タレントプール構築などを通じて、累計500社以上の採用支援を行う。 2017年よりLinkedIn公式パートナーとして、日本企業へのLinkedIn活用を支援。2025年には「LinkedIn Student Career Week」を主催し、5,000名超の学生と40社超の企業をマッチングさせるなど、イベントプロデュースでも実績多数。 「Stand Alone Complex Society(個が独立し共創する社会)」の実現を掲げ、採用における価値創造を追求している。 趣味はウェイクボードとテニス。お台場在住。技術と営業を横断する“ハイブリッド人材”として、採用の進化に挑み続けている。
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