wantedlyプレミアムスカウトとは？他プランとの違いや返信率についても紹介

採用活動を行うなかで求人サービスを利用する企業も多いでしょう。近年さまざまなサービスが誕生し、企業から求職者へスカウトメッセージなどのアクションを起こせるサービスも増えています。

しかしサービスを利用している採用担当者様のなかには「スカウトメッセージを送っても求職者から返信がこない」とお悩みの方も少なくありません。企業の魅力やメッセージ内容に目立った不備がないにも関わらず、求職者の興味を引けないことに悩む採用担当者様も多いようです。

そんな採用担当者様におすすめなのが、wantedly（ウォンテッドリー）のプレミアムスカウト機能です。この記事ではwantedlyのプレミアムスカウト機能の内容や料金、プランによる違い、プレミアムプランを利用するメリットなどを紹介します。

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当記事の内容もふくめ、弊社にて調査した内容をもとにPDF版の資料を作成しました。 Wantedlyの法人向け機能の内容を人事・採用担当者向けにまとめた資料です。 興味がある方は以下からダウンロードしてください。

wantedly（ウォンテッドリー）とは

wantedlyはウォンテッドリー株式会社が運営するビジネスSNSです。従来の求人媒体と異なり、給与や待遇などの記載は基本的に掲載不可という特殊な形態が注目を集めています。

企業が掲載できるのは自社の魅力や仕事のやりがい、オフィスの環境などの情報が主となり、「理想に近い働き方を探したい」という現代の求職者に人気を集めています。

wantedlyのユーザー層

wantedlyのユーザーは主に20～30代など、若手世代が多いと言えます。職種はエンジニア層が厚く、その他にもセールス、マーケティング、デザイナーなど、IT系のユーザーが多い印象です。

また、社会人だけでなく学生の登録ユーザーも多く、新卒採用にも利用できます。

wantedlyで人気のプレミアムスカウトとは

wantedlyでは、ユーザーが気軽に企業に対してアクションを起こせる工夫がされている他、企業からユーザーへ直接アプローチ可能なプレミアムスカウト機能があります。

プレミアムスカウトとは、企業側が選んだユーザーに対してメッセージを送信しコンタクトできる機能です。ユーザーに自社のことを知って欲しいという場面で効果が期待でき、返信があればさらにやり取りをすすめ共感採用への一歩を踏み出せる可能性が大きいでしょう。

プレミアムスカウトを活用することで、積極的な採用活動が可能になり、企業ニーズに合った人材に自社のアピールができます。

wantedlyプレミアムスカウトの返信率は業界トップクラス

wantedlyのプレミアムスカウトはいわゆるスカウトメールです。しかし、実際にスカウトメールはユーザーからどの程度返信してもらえるのか気になる方も多いのではないでしょうか。

基本的にスカウトメールの返信率は2～3％が一般的、10％でも良い数字だと言われることが多いです。しかし、wantedly公式サイトによると、プレミアムスカウトにおける返信率は平均20％となっています。これは、業界トップクラスの返信率と言えるでしょう。

wantedlyダイレクトスカウト機能の料金プランによる違い

wantedlyの料金プランは「ライト」「スタンダード」「プレミアム」の3種類があり、契約期間はそれぞれ6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月を選ぶことができます。契約期間が長いほど、利用料金の割引が受けられるようです。

※2024年12月現在の料金

ちなみに、ライトプランはプレミアムスカウト機能を利用できないため注意が必要です。

スタンダード・プレミアム共に利用できる機能

プレミアムプラン限定で利用できる機能

プレミアムプランの方が、細かくフィルターをかけてユーザー検索ができるため、ニーズに合った人材を見つけやすいでしょう。

【スタンダードと比較】wantedlyプレミアムスカウト機能を利用するメリット

wantedlyのダイレクトスカウトによって採用活動の効率化が期待できることを紹介してきました。しかし、コストを抑えたい企業としては「スタンダードプランでも良いのでは？」と思うのではないでしょうか。

続いては、wantedlyのスカウトメール機能をプレミアムコースで利用するメリットについてみていきましょう。

メリット1.効率的なユーザー検索が可能

wantedlyのプレミアムスカウトの返信率が高い理由のひとつに、「自社に興味を持ってくれそうなユーザーを選んでスカウトできる」という点があると考えられます。

wantedlyでは、細やかな条件検索機能を駆使することによって、効率的に自社にマッチしそうな人材を見つけられます。特に、プレミアムプランでは「歓迎」「除外」などの検索フィルターを活用して、スカウト候補を絞ることも可能です。

メリット2.効果的なのスカウトメールが作成しやすい

プレミアムプランでは、ユーザーの本名やSNSアカウントを閲覧できます。SNSを通してユーザーが持つ実績や考え方などを知ることで、スカウトメールもありきたりな内容ではなく、個人に宛てた文章を作成することができます。

「（アカウント名）様」と記載するよりも、本名で「〇〇様」と記載する方が相手の印象に残りやすくなりますし、ユーザーの実績を踏まえた上でスカウトしているという旨を記載すれば「テンプレートではなく自分自身のことをよく見て連絡をくれているんだな」と好印象を持たれやすいでしょう。

プレミアムプランで返信率が高いのは、これらの情報から効果的なスカウトメールを作成できるからという理由もあるのではないでしょうか。

メリット3.スカウト対象ユーザーが多い

wantedlyでは、プランごとにスカウト対象ユーザー数が異なります。

プレミアムコースを利用することで、より多くのユーザーのなかから自社にマッチする人材をスカウトできます。

メリット4.スカウトメールの送信限度数が多い

wantedlyでは、プランごとにスカウトメールの送信限度数が異なります。

特に、短期間で積極的に採用活動をしたい場合は、プレミアムコースが向いているかもしれません。

wantedlyプレミアムスカウトを利用する場合に考えられるデメリット

もちろん、プレミアムコースのスカウト機能を利用したからといって100％採用活動が上手くいくという保証はありません。

続いては、プレミアムコースを選ぶ際に考えられるデメリットについて紹介します。

デメリット1.企業側の採用プランが確率していないと費用対効果が現れにくい

wantedlyでは、膨大な数のユーザーから自社にマッチングする人材を探し、スカウトを行います。そのため、企業側が採用プランを確立し細かいペルソナを設定していなければ、検索機能を上手く使いこなすことができない場合があるでしょう。

デメリット2.1ヶ月あたりのスカウトメール送信数が限られている

スカウトメールの送信数はプランに関わらず、1ヶ月50通までとなっています。プレミアムプランは毎月50通を全て利用し、6ヶ月で合計300通を限度としています。契約期間内に繁忙期などが含まれ採用活動が停滞してしまうと、スカウトメールの送信数が余ってしまう可能性もあります。

デメリット3.メッセージを魅力的にしなければ返信を期待できない

wantedlyはスカウトに対する返信率が業界トップクラスですが、だからといって利用している企業全てが返信を受けられる訳ではありません。

なかには、魅力を充分にアピールできず返信を受けられないケースもあるでしょう。特に、定型文を利用してしまうと、ユーザーは「この企業は自分自身に興味を持ってくれていない」と感じ、返信を控えてしまうことも多いと言われています。

スカウトメールに関する知識を持ち、返信したくなるようなスカウトメールを作成することも大切です。

wantedlyプレミアムスカウト機能を効果的に活用するポイント

wantedlyのプレミアムスカウトを効果的に活用するには2つのポイントがあります。ユーザーが返信したいと思えるメッセージを作成し、スカウトを成功させましょう。

採用したい人材のペルソナを具体的に設定する

wantedlyで、効率的にスカウトを行うためには、採用プランを立てるなかで企業ニーズにマッチするペルソナの設定が重要です。

年代や所有する資格などの情報はもちろん、今後どのような働き方をしたいと考えている人材を迎え入れたいのか等、ペルソナを細かく設定する必要があります。細かなペルソナ設定の元、検索機能を上手に活用して企業ニーズにマッチするユーザーを見つけることができれば、プレミアムスカウトに返信して貰える可能性は上がりやすいでしょう。

メッセージに工夫を凝らす

優秀な人材や突出した経歴などを持つユーザーは、毎日多くのスカウトを受け取っています。そんなユーザーにプレミアムスカウトを読んで返信してもらうためには、メッセージに工夫を凝らし「この企業の話を聞いてみたい」と思わせる必要があります。

プロフィールやSNSからユーザーへの理解を深めたうえで、「ユーザー個人へ宛てたスカウトメール」を作成するのがよいでしょう。採用担当者の熱意を伝えられる文面や、ユーモアを感じさせて興味を引く表現などを考えてみてください。

wantedlyでプレミアムスカウトを行う方法

wantedlyのプレミアムスカウトは、以下の方法で送信できます。

1.管理画面のツールバー内にある「スカウト」をクリックする

2.検索バーにキーワードを入力する

3.検索バー右の「絞り込み」をクリックする

4.「必須」「歓迎」「除外」の検索バーにそれぞれキーワードを入力する

5.企業ニーズにマッチするユーザーを選ぶ

6.「スカウトを送る」をクリックする

検索条件は保存することもできるため、毎回検索条件が変わってしまわないよう条件保存をしておくのがおすすめです。

まとめ

企業と求職者を「共感」で繋ぐ人気のビジネスSNS・wantedlyについて紹介してきました。熱意を持って長く一緒に働らける人材を探したいケースや、効率的に企業ニーズにマッチする人材を探したいケースでは、ユーザーからのアクションを待つよりも企業からスカウトアクションを起こす方が効率的に採用活動を進めることができるでしょう。

採用活動に悩んでいる企業担当者様は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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