YOUTRUST(ユートラスト)の特徴・使い方・評判・料金まで徹底解説

採用活動を効率化したい企業担当者にも、副業や転職を考えているビジネスパーソンにも注目されているのが、キャリアSNS「YOUTRUST(ユートラスト)」です。
「友達の友達」までつながる独自のネットワークを活かして、企業と個人が自然に出会えるこのサービスは、今までの求人サイトや人材紹介とは一線を画す存在として急成長を続けています。
この記事では、YOUTRUSTの特徴・使い方・評判・料金・代行活用法までを徹底的に解説します。
企業の採用担当者には導入・運用のコツを、個人ユーザーには登録から副業・転職への活用方法まで、BtoB・BtoCの両視点で網羅しています。
✔ 採用担当者:「スカウト返信率を上げたい」「信頼できる人材に出会いたい」
✔ 個人ユーザー:「副業や転職の声がけがほしい」「知り合い経由で安心して仕事を見つけたい」
この記事がYOUTRUSTを深く理解し、次の一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。
目次
「まずは話を聞いてみたい」というご相談ベースでも大歓迎です。 貴社の採用状況をヒアリングしながら、YOUTRUSTの活用方法をご提案いたします。

この記事でわかること
- YOUTRUST(ユートラスト)とは何か?他サービスとの違い
- 採用担当者が知っておくべき機能・活用ステップ
- 転職・副業を考える個人ユーザーの活用方法
- 料金プランと費用対効果(企業向け)
- 導入企業の成功事例とリアルな声
- よくある失敗や注意点、代行活用の選択肢
YOUTRUSTとは?採用とキャリアにおける新しい選択肢

YOUTRUST(ユートラスト)は、「信頼でつながる日本発のキャリアSNS」として、採用担当者とビジネスパーソンがフラットにつながる新しいプラットフォームです。従来の求人媒体や人材紹介とは異なり、実名制SNSを通じて「友達の友達」までアプローチできる仕組みを採用しています。
企業側は、社員や知人のつながりを介して転職潜在層に直接スカウトが可能。個人ユーザーは、転職・副業の意欲をプロフィール上で表明し、企業から声がけを受けることで思わぬチャンスと出会うことができます。
現在はスタートアップやベンチャー企業を中心に導入が進んでおり、登録ユーザー数も年々増加中。副業・フリーランス層から、正社員希望のハイクラス人材まで、幅広い層が利用しています。
他の採用手法・転職サービスとの違い
YOUTRUST最大の特徴は、「社員の人脈を活用して、信頼できる人とつながる」点にあります。人材紹介のように費用が高額にならず、求人広告のように待つだけでなく、自ら信頼経路を通じて声がけできる点が最大の武器です。
また、LinkedInのようにグローバル型でもなく、Wantedlyのように発信力が必要なSNS型でもないため、「気軽につながりから始めたい」企業や個人には最適です。
副業やカジュアル面談からスタートできる柔軟性もあり、従来の「正社員一本勝負」の採用とは違う、新しい人材獲得チャネルとして注目されています。
手法 | 特徴 | 向いている企業 |
---|---|---|
求人広告 | 掲載型。候補者からの応募を“待つ”スタイル | 若手やポテンシャル層、複数人採用時 |
人材紹介 | エージェント経由。成功報酬型で確実性は高いが費用も高い | 急ぎ・非公開ポジションなど |
グローバル向け。英語・外資系・高度専門職に強み | 海外人材・外資系・専門職の採用に | |
Wantedly | カルチャー発信型。企業ストーリー重視の共感採用 | スタートアップ・若手向けカルチャーフィット採用に |
YOUTRUST | 信頼ベースのSNS型採用。「友達の友達」にスカウト可能 | 副業・転職潜在層と信頼関係からつながりたい企業 |
YOUTRUSTの歩みと信頼性
YOUTRUST(ユートラスト)は、2017年に元株式会社ディー・エヌ・エー出身の代表・岩崎由夏氏によって創業されました。
「信頼でつながるキャリアSNSを日本に根付かせたい」という想いのもと、2018年に正式サービスを開始。以降、副業解禁の流れやリファラル採用の普及を背景に、利用者・企業ともに急拡大しています。
特に2020年以降は、スタートアップ企業を中心に“つながり採用”へのニーズが急増。2022年にはシリーズB、2024年にはシリーズCで累計約30億円以上の資金調達に成功しており、その成長性と市場からの評価の高さがうかがえます。
現在の導入企業数は1,000社以上。メルカリやSmartHRなど急成長企業でも活用されており、登録ユーザー数は20万人規模(※2025年現在)に到達。SNS型採用サービスとしては、国内トップクラスの存在感を誇っています。
また、YOUTRUSTは実名制・職歴公開型のネットワークをベースにしているため、匿名性の高い転職媒体に比べて“なりすまし”や虚偽プロフィールのリスクが極めて低く、企業・個人どちらにとっても安心して利用できるプラットフォームとなっています。
登録ユーザーの特徴
YOUTRUSTには、20〜30代を中心とした現役ビジネスパーソンが多く登録しています。特にスタートアップやIT業界での就業経験を持つ人が多く、副業やキャリアアップに関心の高い“転職潜在層”が中心です。
📊 登録ユーザーの傾向(例)
- 20〜30代が中心(約6割以上)
- エンジニア、PdM、マーケター、セールス職が多数
- ベンチャー・スタートアップ経験者が多い
- 副業・転職意欲をプロフィールで可視化
- 「今すぐではないが、良い話があれば聞きたい」層が豊富
また、YOUTRUSTは実名・経歴公開制のキャリアSNSであるため、匿名掲示板的な転職サイトとは異なり、信頼性の高い人材にアプローチできるのが大きな特長です。
YOUTRUSTを導入する5つのメリット
ここでは、YOUTRUSTを採用に取り入れることで得られる主なメリットを5つに整理してご紹介します。
単なるスカウトツールではなく、信頼関係から始まる新しい採用チャネルとして注目される理由を見ていきましょう。
- 「友達の友達」にアプローチできる信頼ベースの採用
SNS上でつながる“知人の知人”へスカウトできる仕組みで、
従来の採用手法よりも心理的ハードルが低く、反応率が高くなります。 - 副業・カジュアル面談からの関係構築が可能
いきなり選考ではなく、「まずは話す」スタンスで接点が持てるため、
転職潜在層とも自然に関係を築けます。 - 高い返信率でスカウト効率が良い
平均スカウト返信率は30〜40%と非常に高水準。
人材紹介に頼らず、短期間で母集団形成が可能です。 - 採用広報・ブランド浸透にも貢献
タイムラインや投稿機能を通じて企業の文化・価値観を発信でき、
ファン形成にもつながります。 - 定額制で成功報酬なし、コストパフォーマンスに優れる
採用人数が増えても費用は一定。
特に複数名採用・中長期運用を前提とした企業にとって費用対効果が高いです。
このように、YOUTRUSTは信頼ベースの関係からはじまる、次世代型のダイレクトリクルーティング手法として、多くの企業に選ばれています。
個人向け:YOUTRUSTの活用ステップと成功ポイント
YOUTRUSTを採用活動に活用する際、一般的なスカウト媒体とは異なる流れと考え方が求められます。
最大の特徴は、「社員の信頼ネットワーク」を起点としたスカウト構造。そのため、登録直後から求人票やスカウトを乱発しても成果につながるとは限りません。
ここでは、YOUTRUSTを活用して採用成果を上げるための5つのステップと、それぞれで意識すべきポイントをわかりやすく解説します。
STEP1:アカウント作成とプロフィール設定
YOUTRUSTの採用活動は、採用担当者自身が個人アカウントを作ることから始まります。
企業用アカウントは存在せず、すべてのスカウトやチャットは担当者の個人アカウントを通じて行われるため、まずは実名・経歴・意欲などをしっかりと入力しましょう。
📌 このステップでやること
- 採用担当者の個人アカウントを作成(Facebook連携 or メール)
- 自己紹介・会社・役職・一言メッセージなどプロフィールを充実させる
- 転職・副業への意欲ステータスを「積極的に検討中」などから設定
このプロフィールが候補者との最初の接点になります。「どんな人から声がかかったか」は返信率を大きく左右するため、信頼される情報設計が非常に重要です。
<入力項目例>
登録すると、あなたとYOUTRUSTでつながっているユーザーが生年月日を見ることができます。
一度設定した生年月日はあとから変更できません。
補足(0/30)
💡 その他に入力できるプロフィール項目
- 意欲(転職・副業)
「積極的に検討中」「話を聞きたい」「良い話があれば」など、意欲を4段階で設定できます。
このステータスは、企業がスカウトを送る際の重要な判断材料になります(※非公開設定も可能)。 - 職歴
所属企業・役職・期間・業務内容などを時系列で記載できます。 - 学歴
出身大学・学部・卒業年など。国内外問わず入力可能です。 - 資格・受賞歴
TOEICや簿記、国家資格、社内表彰などの実績をアピールできます。 - 関連リンク
ポートフォリオ、GitHub、note、インタビュー記事など、外部サイトと連携可能。 - 希望事項
希望業種・職種・働き方(リモート、副業可など)を記載できます。 - プロフィールURL
自分専用のプロフィールページURLを取得できます。SNSや名刺に掲載可能。
STEP2:「つながり」を増やす
YOUTRUSTでは、スカウトできる相手は「友達の友達」までに限定されています。
そのため、まずは社内の社員や知人と積極的につながり、信頼ネットワークを広げることが成果に直結します。
📌 このステップでやること
- 社内メンバーと「友達」としてつながる(人事部・エンジニア・広報など)
- 人脈が多い社員にもアカウント作成・ネットワーク協力を依頼する
- まずは社内で10〜20人のネットワーク構築を目指す
つながりを増やすことで、スカウト対象者の母集団が広がるだけでなく、相手にとって「共通の知り合いがいる」という心理的安心感も生まれます。これはYOUTRUSTが高い返信率を誇る理由のひとつでもあります。
STEP3:タイムライン投稿・リアクションで“見つかる”存在に
YOUTRUSTには、Twitterのように日々の気づきや活動を気軽に発信できるタイムライン機能があります。
採用担当者自身が投稿することで、「この会社は何をしているのか」「どういう価値観を持った人なのか」が候補者に伝わり、受動的な採用広報として機能します。
また、投稿へのリアクションや、他のユーザーへのコメントも“ゆるやかな接点”となり、自然な形で候補者との関係性を築くことができます。
📌 このステップでやること
- 採用担当者や社員が「脳内メモ」的に仕事観・活動報告を投稿する
- 気になる候補者の投稿に「いいね」やコメントで反応する
- 自社ページに固定投稿を設置し、カルチャーや求人情報を常時発信
スカウト媒体としてだけでなく、YOUTRUSTを「出会いの場」「文化発信の場」として活用することで、
候補者との距離感を縮め、スカウト返信率・面談意欲を高める効果が期待できます。
STEP4:候補者を検索する
つながりを広げた後は、いよいよ候補者を検索してアプローチ対象を選定していきます。
YOUTRUSTでは、「友達の友達」かつ条件にマッチする人材を探すための絞り込み機能が豊富に用意されています。
特に、転職・副業への意欲やログイン状況、企業との接点(カンパニーフォロー・つながり有無)など、“今声をかけるべきかどうか”の判断材料が視覚化されているのが特徴です。
🎯 候補者検索条件(入力画面風・詳細版)
スカウトは「誰に送るか」で結果が大きく変わります。
意欲が高く、自社と接点のある“今まさに声をかけるべき相手”を、検索条件を活用しながら精度高く選ぶことが、成功への第一歩です。
STEP5:絞り込んだ候補者一覧から、アプローチ対象を選ぶ
検索条件を設定すると、YOUTRUST上でつながりのある「友達の友達」の中から、条件にマッチした候補者一覧が表示されます。
一覧では、氏名・現在の職種・副業・転職意欲・直近の投稿・つながり経由などの情報を確認できます。
特に意欲ステータスや更新日、投稿内容は、スカウトする際の温度感を判断する上で重要な材料です。
「この人なら話したい理由が伝えられる」と思える相手を優先して選びましょう。
👤 ユーザーA(氏名マスキング)
●●さんが共通のつながりです / ▲▲さんが近いメンバーです
大学で生物系を学び、独学でWebアプリを開発。新卒でエンジニア職に就き、現在はSaaS企業でフロント/バックエンドを担当。趣味:ピアノ、FPS。
- HTML / CSS / JavaScript:3年以上
- PHP / Laravel:3年以上
- Vue.js / TypeScript:3年以上
- React.js / Next.js / Nest.js:1年未満
👤 ユーザーB(氏名マスキング)
●●さんが共通のつながりです / ▲▲さんが近いメンバーです
技術とUXで課題を解決するフルスタックエンジニア。複数社で業務改善・売上貢献に携わり、今後は設計力と実装力の両立を目指す。
- Ruby / Ruby on Rails:5年以上
- Docker / AWS / MySQL:3〜5年
- React / TypeScript:1年以上
👤 ユーザーC(氏名マスキング)
●●さんが共通のつながりです / ▲▲さんが近いメンバーです
PHP/Laravel中心の開発者。DDDやアーキテクト志向を持ち、設計品質とチーム生産性に貢献できる技術を追求中。構築と最適化に意欲あり。
- PHP / Laravel:5年以上
- Docker:5年以上
- PostgreSQL:1年未満
STEP6:候補者にスカウトを送る(チャット形式)
YOUTRUSTでは、スカウトはチャット形式で直接候補者に届きます。
一般的な媒体と違い、求人応募を促すというよりも「まずは話してみませんか?」といった、カジュアル面談を前提としたスタンスが基本です。
また、候補者の大半は「友達の友達」または投稿経由で接点がある相手であり、信頼関係に基づくスカウトは高い返信率(30〜40%)を実現しています。
この特性を活かし、機械的な文面ではなく、“なぜ声をかけたのか”が伝わるパーソナルなメッセージを意識しましょう。
📌 このステップでやること
- 「友達の友達」や投稿にリアクションした候補者を検索
- プロフィールや投稿を読み込んだうえで、スカウト文面をパーソナライズ
- 面談目的・話したい理由・感じた共通点などを明記
- 「まずは情報交換しませんか?」とフラットに誘う
YOUTRUSTでは、“人対人の会話”としてのスカウトが最も効果的です。
返信率を高めたい場合は、共通のつながりや投稿内容に触れたメッセージで、「この人にだけ送っている」感を出すことが重要です。
STEP7:副業やカジュアル面談から関係性を育てる
YOUTRUSTでは、いきなりの本選考ではなく、「まずは副業やカジュアル面談から」という接点づくりが非常に有効です。
候補者の多くは転職潜在層であり、興味を持った段階でいきなり選考に進むことはまれです。
まずはカジュアル面談でお互いの理解を深め、場合によっては副業や業務委託から関係をスタートさせることで、信頼と相性の確認を経て、スムーズな本採用につながるケースが多数あります。
📌 このステップでやること
- スカウト文面や面談内で「副業でもOK」「まず話したい」旨を明記
- カジュアル面談では企業紹介よりも、相手の興味・課題に寄り添った対話を意識
- 副業や業務委託で関係が始まった場合は、担当業務や期待値を明確にして信頼を築く
YOUTRUSTは、今すぐ採用したい人だけを探す場ではなく、「未来の仲間候補」と継続的に関係を育てる場でもあります。
焦らず、関係性を重ねていくことで、結果的にカルチャーフィットした人材の採用に結びつくことが多くあります。
成果を出す運用のコツ
YOUTRUSTは仕組み上、ただスカウトを送るだけでは成果にはつながりません。
「信頼ベースのネットワーク」「ゆるやかな接点」「情報発信による可視化」を戦略的に組み合わせて運用することが、成功への近道です。
📌 運用を成功させるためのポイント
- 週次で振り返るPDCAサイクルの定着
スカウト数・返信率・面談率などを毎週チェックし、改善。 - スカウト対象の絞り込みとパーソナライズ
「なぜこの人に声をかけるのか」が伝わる文面を意識。 - ネットワーク強化の継続
社内のつながりを毎月1人ずつでも増やす意識が重要。 - 担当者の発信強化(タイムライン活用)
投稿→反応→接点→スカウトにつながる好循環を生む。
YOUTRUSTは“短期決戦型”というより、地道にネットワークと関係性を積み重ねていく「中長期戦型の採用チャネル」です。
着実に積み上げていく姿勢が、最終的に質の高い人材との出会いにつながります。
向いている企業とそうでない企業
YOUTRUSTは、あらゆる業界にフィットする万能な採用チャネルではありません。
信頼ベース・つながり起点・副業/潜在層向けという特性を踏まえると、効果を発揮しやすい企業と、そうでない企業があります。
タイプ | 特徴 |
---|---|
向いている企業 | ・スタートアップ、ベンチャーなど少人数チーム ・副業や柔軟な働き方を許容している ・社員にある程度のネットワークがある ・カルチャーフィットやポテンシャル重視の採用をしたい ・人材紹介や求人広告だけでは埋もれてしまう職種や業界 |
向いていない企業 | ・採用人数が非常に多く、一括募集したい(例:大量の新卒採用) ・社員のSNS利用が制限されており、ネットワーク構築が難しい ・社外発信やカジュアル面談文化が定着していない ・短期間でスピード採用が必要なケース(即戦力確保が最優先) |
YOUTRUSTの活用には、「人と人の信頼関係を起点にする」という思想に共感できるかどうかが重要です。
その文化にフィットしていれば、たとえ知名度が高くなくても、自然体の接点から良い人材に出会えるチャンスが広がります。
「まずは話を聞いてみたい」というご相談ベースでも大歓迎です。 貴社の採用状況をヒアリングしながら、YOUTRUSTの活用方法をご提案いたします。

個人ユーザー向け:YOUTRUSTでキャリアを広げる方法
転職サイトやエージェントに登録するほどではないけれど、「いつか良い話があれば」と感じている方にとって、YOUTRUSTは非常にフィットするサービスです。
本名・現職で登録することで、信頼できるつながりを起点にスカウトが届き、副業・カジュアル面談・ゆるやかな接点からキャリアが動き出すというのがYOUTRUSTならではの特徴です。
ここでは、YOUTRUSTを個人として利用する際に意識したいポイントや活用ステップをわかりやすく解説します。
「自分で探す」だけでなく、「見つけられる」側になることで、思いがけない出会いとチャンスが生まれます。
STEP1:アカウント作成とプロフィール設定
YOUTRUSTの利用は、まずFacebookアカウントまたはメールアドレスでの登録から始まります。
実名・現職ベースのSNSであるため、匿名での登録はできませんが、その分信頼できるネットワークの中で声がかかる安心感があります。
登録後は、自分のプロフィール情報をしっかり整えることで、スカウトを受けやすくなります。
特に「転職意欲」「副業意欲」などのステータスは企業からの声かけ判断に使われるため、必ず設定しましょう。
📌 このステップでやること
- FacebookまたはメールでYOUTRUSTに新規登録する
- 実名・職歴・現在の役職を正確に入力する
- 「転職意欲」「副業意欲」を4段階から選んで設定する
- 自己紹介欄に略歴や志向、リンク(note・ポートフォリオ等)を記載する
YOUTRUSTのプロフィールは、あなたの分身のようなもの。
「この人に声をかけたい」と思ってもらえる情報設計が、思わぬスカウトや副業オファーにつながります。
STEP2:つながりを増やす
YOUTRUSTでは、つながっている人(友達)とその「友達の友達」にまで情報が届く仕組みになっています。
つまり、あなたの“信頼ネットワーク”が広がるほど、スカウトが届く可能性も高まるということです。
最初にFacebook連携でつながった友人だけで終わらせず、過去の同僚・知人・同期・先輩後輩などにもつながり申請を送りましょう。
ビジネス版のSNSという意識で、「またどこかで一緒に働きたいな」と思える人とは全員つながるのがおすすめです。
📌 このステップでやること
- Facebookや名刺交換した人を中心に「友達」としてつながる
- YOUTRUST上で知っている人を検索し、つながり申請を送る
- 社内・社外問わず「一緒に働いたことがある人」を思い出してリスト化
- ビジネス用のLINE感覚で、関係が切れないようなネットワーク作りを意識する
あなたの周囲にいる「信頼できる人」とつながっておくことで、その先の“まだ出会っていない人”にも声がかかる仕組みがYOUTRUSTの強みです。
STEP3:投稿で「見つけられる側」に
YOUTRUSTには、Twitterのように“脳内メモ”を投稿できるタイムライン機能があります。
この投稿は、あなたとつながっている人、そしてその「友達の友達」にまで表示されるため、投稿することで自分の存在を知ってもらえるチャンスが自然に広がります。
例えば、最近読んだ本の感想や、仕事での学び、イベント参加報告など、ちょっとしたアウトプットが企業やリクルーターの目に留まり、スカウトにつながることも珍しくありません。
📌 このステップでやること
- 週1回程度、仕事や学びに関する内容を投稿する
- タイムラインに投稿される「脳内メモ」はラフでOK(絵文字や雑談も可)
- 気になる企業や人事の投稿には「いいね」やコメントでリアクション
- プロフィールで「こんな投稿してます」と記載しておくと認知が高まりやすい
YOUTRUSTでは、発信する人=見つけられる人。
検索されて「あなたの投稿がきっかけでスカウトしました」と言われるケースも多く、転職意欲の有無に関係なく“ゆるく発信”することがキャリアのきっかけになります。
STEP4:スカウトに対応する(チャット形式)
YOUTRUSTでは、企業からのスカウトはチャット形式で届きます。
フォーム入力や堅苦しいやりとりではなく、「まずは情報交換しませんか?」というフラットなトーンが特徴です。
スカウトが届いた際は、すぐに面接を受ける必要はありません。
気になる企業であれば「話だけ聞いてみたい」でもOK。逆に、ピンとこなければ丁寧にお断りすることも可能です。
📌 このステップでやること
- チャットに届いたスカウトを開封し、内容を確認する
- 話してみたいと思ったら、「ぜひ一度お話させてください」と返信
- 返信するか迷ったら、企業ページや相手の投稿をチェックする
- 返信した後は、面談日程や方法(Zoomなど)をチャット上で調整
YOUTRUSTは、スカウトが来る=興味を持たれているということ。
気軽なチャットのやり取りから、新しいキャリアの選択肢が生まれることも少なくありません。
STEP5:副業 or カジュアル面談からキャリアを広げる
YOUTRUSTでは、企業からの声かけがあっても、いきなり選考に進む必要はありません。
むしろ「まずは話してみる」「副業から関わってみる」というスタートが歓迎される文化です。
実際、副業や業務委託で関係が始まり、数ヶ月後に正社員として本採用されるという流れも少なくありません。
今すぐ転職するつもりがなくても、「少し関わってみたい」という気持ちをきっかけにキャリアが動き出す。それがYOUTRUSTならではの魅力です。
📌 このステップでやること
- 面談時に「副業でも関われます」「まずはお話だけ」など希望スタンスを伝える
- 無理に選考へ進まず、「一緒に何かできそう」であれば副業提案を受ける
- 副業→信頼関係構築→本採用 という流れも視野に
- 面談後もYOUTRUST上でつながりを維持し、定期的に情報発信・交流する
YOUTRUSTは、“今すぐ転職”ではなく、“未来につながる対話”を大切にする場所です。
自分の興味やリズムに合わせて動ける柔軟なキャリアの選択肢を、ぜひ広げてみてください。
YOUTRUSTの料金体系と費用対効果(企業向け)
YOUTRUSTは、定額制で利用できるSNS型ダイレクトリクルーティングサービスです。
一般的な人材紹介のように1人あたり数百万円の成功報酬が発生することはなく、スカウトを何名に送っても月額費用は固定。成果報酬も不要です。
料金体系は、スカウト通数・チーム数などに応じて複数プランが用意されており、予算や採用人数に応じた柔軟な運用が可能です。
また、無料で試せるライトプランもあるため、まずはスモールスタートしてみる企業も増えています。
この章では、YOUTRUSTのプラン別料金や費用感、人材紹介や他媒体との費用対効果比較まで詳しく解説します。
プラン別料金表(スタンダード・プレミアムなど)
YOUTRUSTでは、企業の規模やスカウト数に応じて複数の料金プランが用意されています。
月額制+初期費用型で、いずれのプランも採用人数にかかわらず費用は一定。
人材紹介のような成果報酬は一切かからず、複数名を採用すればするほど費用対効果は高まります。
項目 | プレミアム | アドバンス | スタンダードplus | スタンダード |
---|---|---|---|---|
契約期間 | 24ヶ月 / 12ヶ月 / 6ヶ月 | 24ヶ月 / 12ヶ月 / 6ヶ月 | 24ヶ月 / 12ヶ月 / 6ヶ月 | 24ヶ月 / 12ヶ月 / 6ヶ月 |
月額料金 ※期間総額 | 40万円 50万円 60万円 ※1,000万 / 650万 / 420万 | 28万円 35万円 42万円 ※700万 / 455万 / 294万 | 20万円 25万円 30万円 ※500万 / 325万 / 210万 | 16万円 20万円 24万円 ※400万 / 260万 / 168万 |
スカウト通数(期間中) | 3,200名 / 1,600名 / 800名 | 1,600名 / 800名 / 400名 | 800名 / 400名 / 200名 | 480名 / 240名 / 120名 |
公式リクルーター数 | 〜50名 | 〜30名 | 〜15名 | 〜10名 |
※ 表内の料金はすべて税抜表示です。期間総額には初期費用を含みます。
他手法との費用比較(人材紹介や求人広告など)
YOUTRUSTは定額制で成果報酬が不要なため、人材紹介や求人広告に比べて費用対効果が高い点が大きな特長です。
特に複数名を採用する場合や、長期的に運用して候補者プールを形成したい場合は、1人あたりの採用コストを大幅に抑えることができます。
手法 | 費用体系 | 想定コスト(1名あたり) | 特徴 |
---|---|---|---|
人材紹介 | 成功報酬型(年収の30〜35%) | 150万〜250万円 | 短期採用に向いているが高コスト |
求人広告 | 掲載課金型(期間×枠数) | 30万〜100万円(母集団次第) | 応募数は得やすいが質は担保されにくい |
YOUTRUST | 月額+初期費用(定額) | 5万〜20万円(採用人数により変動) | スカウト数・採用数が多いほどお得 |
初期費用を抑えたい場合は求人広告、確実性重視なら人材紹介という選択もありますが、
中長期的に「出会い→関係構築→採用」の流れを設計できるYOUTRUSTは、最も持続的でコスパの高い採用チャネルのひとつです。
導入前に知っておきたいメリットと注意点
YOUTRUSTは、これまでの採用手法とは異なるSNS型・信頼ネットワーク起点のサービスです。
そのため、導入前には期待できるメリットと運用時に注意したいポイントをあらかじめ理解しておくことが重要です。
特に、「人材紹介に頼りすぎていた」「求人広告の応募の質に悩んでいる」という企業にとっては、新たな母集団形成やカルチャーフィット人材との接点づくりに効果的なチャネルとなります。
一方で、YOUTRUST特有の設計や文化にフィットしないと、思うような成果が出にくいこともあるため、自社との相性や活用体制も含めて検討することが成功の鍵です。
メリットまとめ(企業・個人それぞれ)
YOUTRUSTは、採用企業・個人ユーザー双方にとって、これまでの採用チャネルや転職サービスとは異なるユニークなメリットがあります。
「信頼関係をベースにした接点づくり」が可能で、短期的な成果だけでなく中長期的な関係構築にも適しています。
✅ 企業側のメリット
- 人材紹介に依存しない“攻めの採用チャネル”を構築できる
- 「友達の友達」までアプローチできることで、高い信頼性と返信率
- 副業・カジュアル面談を起点とした長期的なタレントリレーション構築
- 採用広報としての発信・認知活動も並行できる
- 成果報酬なし・月額固定のコスト構造で、複数名採用時の費用対効果が高い
✅ 個人ユーザー側のメリット
- 登録しておくだけで、自分に合った企業から声がかかる
- 実名・現職ベースの安心感があり、変なスカウトが来にくい
- 副業やゆるいつながりからキャリアを広げやすい
- 自分の投稿や興味関心を通じて「見つけられる」チャンスがある
- 面談→副業→本採用と、納得感のあるキャリア移行が可能
よくある懸念点と回避法
YOUTRUSTを初めて導入する企業からは、「成果につながるか不安」「運用に手間がかかるのでは」などの声もよく聞かれます。
ただし、これらの多くは正しい活用方法を知ることで回避・改善が可能です。
⚠️ よくある懸念とその対策
- 「つながりが少なくてスカウトできないのでは?」
→ 社内の数名とつながるだけで“友達の友達”数百人に拡張可能 - 「スカウトの文面を考えるのが大変そう」
→ テンプレート+パーソナライズで効率化。AI文面生成機能もあり - 「スカウトしても返信が来ないのでは?」
→ 共通のつながりがある相手は返信率が高く、30〜40%が目安 - 「副業ばかりで正社員採用につながらない?」
→ 副業→信頼構築→正社員という導線が機能している実例多数
失敗しがちなパターンと改善策
YOUTRUSTは「ネットワーク起点×カジュアルスカウト」の設計が強みである一方、他媒体と同じ感覚で運用すると成果が出にくいケースもあります。
ここでは、過去によく見られた失敗パターンと、成功企業が実践している改善ポイントを紹介します。
❌ ありがちな失敗パターンと改善策
- スカウトを送らず放置
→ 最初の2週間でネットワークを広げ、初回スカウトを10通以上送信 - テンプレのまま文面をコピペ
→ 「どこに共感したか」「なぜ声をかけたか」を明記するだけで反応率が変わる - 投稿やタイムラインを活用しない
→ 週1の投稿・人事の一言が“発見される”きっかけになる - 副業のまま放置してしまう
→ 副業中に定期的に面談・評価を重ね、正社員登用の機会を逃さない
YOUTRUSTは、運用すればするほど“候補者にとっての企業の印象”が蓄積されていくサービスです。
初動の工夫と定期的な改善で、採用チャネルとして大きな成果を生み出すことができます。
自社で運用が難しい場合の解決策:代行サービス活用
YOUTRUSTは、スカウトや候補者選定・関係構築まで人と人との“信頼”をベースにした運用型のサービスです。
そのため、社内で運用体制が整っていなかったり、他業務と兼任で時間を確保しにくい場合には、うまく活用しきれないこともあります。
そんなときに検討したいのが、YOUTRUSTの運用代行サービスです。
スカウト文面の作成から候補者選定、返信管理、週次レポートまで、専門の支援チームが“成果につながる運用”をまるごと代行してくれる仕組みが整っています。
この章では、代行サービスの概要やメリット、どのような企業に向いているかを具体的にご紹介します。
「スカウトはしたいが、社内にノウハウもリソースもない」という企業にとって、有力な選択肢のひとつとなるでしょう。
運用代行とは?
YOUTRUSTの運用代行とは、企業に代わってスカウト運用や候補者対応を実行してくれる支援サービスです。
専任チームが企業ごとの採用要件に基づいてターゲットを検索・選定し、文面の作成・送信・返信管理・面談設定・週次レポートまでを包括的に対応します。
まさに、「採用担当のチームがひとつ社外にある」ような感覚で活用でき、限られたリソースでも成果につなげられる仕組みです。
代行を使うメリット
- 人事経験のある専門チームが運用:スカウト文面やターゲティングの精度が高く成果が出やすい
- 社内リソースの節約:少人数・兼務体制でも母集団形成が可能
- 定例レポート・改善提案付き:週次で進捗を可視化しPDCAを高速で回せる
- 面談日程調整まで対応可能:候補者対応の工数を最小化
「ノウハウ」「時間」「人手」のいずれかが不足していても、プロの伴走があれば再現性の高い採用活動が実現できます。
どんな企業に代行活用がおすすめか
- 人事専任者がいない or 1名体制で兼務している
- スカウト経験が社内にほとんどない
- できるだけ早く効果を出したい(初期の母集団形成)
- 属人化せず、採用活動を仕組み化したい
特にスタートアップや採用リソースが限られている企業では、代行活用が採用スピードと質の両面で大きなアドバンテージになります。
当社のYOUTRUST運用支援サービス
当社では、YOUTRUSTの運用代行を採用成果重視&完全伴走型でご提供しています。
単なる作業代行ではなく、「企業カルチャーに合う人材とつながる」ことを重視した運用設計で、返信率・面談率・採用決定率の最大化を支援します。
資料ダウンロードや無料相談も受け付けておりますので、「気になるけど動き出せていない」という方は、まずはお気軽にご相談ください。
まずは無料で、運用のご相談を承ります。
まとめ:YOUTRUSTで信頼を起点とした採用・キャリア形成を
YOUTRUSTは、単なるスカウトツールでも求人メディアでもありません。
信頼関係をベースに、“人と企業の新しいつながり方”を生み出すSNS型採用・キャリア支援プラットフォームです。
企業側にとっては、「今すぐ転職しない優秀層」や副業人材に自然につながる採用チャネルとして、
個人にとっては、将来につながる関係性やチャンスを生み出す“ゆるやかなキャリアの起点”となります。
自社で活用するにも、支援を受けて運用を委ねるにも、YOUTRUSTは「関係性を育てる採用」を実現するための、これからの時代にフィットした手段です。
「まずは話を聞いてみたい」というご相談ベースでも大歓迎です。 貴社の採用状況をヒアリングしながら、YOUTRUSTの活用方法をご提案いたします。

よくある質問(FAQ)
Q1. 無料プランだけでも採用につながりますか?
自社つながり限定のため制限はありますが、まずはスカウト体験や候補者反応を見るには有効です。採用成果を出すには有料プランの活用がおすすめです。
Q2. YOUTRUSTは正社員採用に使えますか?
はい。副業から始まり、信頼構築を経て正社員登用に至るケースも多数あります。副業→本採用の流れに強みがあります。
Q3. スカウトの返信率はどのくらいですか?
企業・文面・つながり状況によりますが、平均30〜40%の返信率が出ています。テンプレではなく、理由のあるスカウトが効果的です。
Q4. 運用を外部にお願いすることはできますか?
はい。YOUTRUST専用の運用代行サービスがあり、スカウト文面作成・送信・日程調整・週次レポートまで対応可能です。
Q5. どのタイミングで導入する企業が多いですか?
新規プロジェクトの立ち上げ時や、採用チャネルを拡大したいタイミングで導入する企業が多く見られます。

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竹村 朋晃
著者プロフィール 竹村 朋晃(Tomoaki Takemura)
株式会社ダイレクトソーシング 代表取締役CEO
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2005年に野村総合研究所に入社。大手損害保険会社のシステム設計・開発に従事し、エンジニアとしてのキャリアをスタート。 2015年、ダイレクトソーシングの可能性に着目し、株式会社ダイレクトソーシングを創業。データドリブンな採用を軸に、候補者データの構造化、スカウト改善、タレントプール構築などを通じて、累計500社以上の採用支援を行う。 2017年よりLinkedIn公式パートナーとして、日本企業へのLinkedIn活用を支援。2025年には「LinkedIn Student Career Week」を主催し、5,000名超の学生と40社超の企業をマッチングさせるなど、イベントプロデュースでも実績多数。 「Stand Alone Complex Society(個が独立し共創する社会)」の実現を掲げ、採用における価値創造を追求している。 趣味はウェイクボードとテニス。お台場在住。技術と営業を横断する“ハイブリッド人材”として、採用の進化に挑み続けている。
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