LinkedInラーニングの料金・費用 完全ガイド|個人版・法人版の違いとボリューム割引
LinkedInラーニングの料金は、個人版(LinkedIn Premium)が月額2,990円〜・年額約26,000円、法人版(LinkedIn Learning)は価格が公開されておらず、ボリュームディスカウント形式の個別見積もり(要お見積もり)です。法人契約は最低25ライセンスから、年額一括が基本で、契約人数が多いほど・契約年数が長いほど1IDあたりの単価が下がります。本記事では、個人版と法人版の料金体系の違いから、無料で使う方法、費用対効果の考え方までを、料金にしぼって徹底解説します。
「LinkedInラーニングを導入したいが、結局いくらかかるのか分かりにくい」「個人で契約するのと法人契約は何が違うのか」――そうお感じの方も多いのではないでしょうか。LinkedInラーニングの法人料金は公式サイトに定価が掲載されておらず、見積もりベースのため、検討段階でつまずきやすいポイントです。
本記事では、日本初のLinkedIn公式パートナーである株式会社ダイレクトソーシングが、300社以上の支援実績をもとに、LinkedInラーニングの料金の全体像と、自社にとって最適な契約形態の選び方を、できるだけ具体的な数字とともに整理します。
✅ この記事でわかること
- LinkedInラーニングの法人導入を検討し、予算感を知りたい人事・人材開発担当者
- 個人で契約するか法人契約にするか迷っている方
- 他社のオンライン研修サービスと料金を比較したい方
- 稟議・社内提案のために費用対効果を整理したい方
- 個人版:月額2,990円〜3,200円、年額約26,000円(月換算で割安)。LinkedIn Premiumに含まれる
- 法人版:価格は非公開・要お見積もり。最低25ライセンス〜のボリュームディスカウント形式
- 単価が下がる条件:①ライセンス数が多い ②契約年数が長い ③年額一括 の3つが基本
- 無料で試す:個人版は7日間トライアル、法人版はデモ・トライアル相談が可能
- 選び方:受講管理・進捗レポート・学習文化づくりが必要なら法人版、個人のスキルアップだけなら個人版
LinkedInラーニングの料金はいくら?全体像
LinkedInラーニングの料金は「個人版」と「法人版」で体系がまったく異なります。個人版は定額のサブスクリプションで価格が明確、法人版は契約人数に応じたボリュームディスカウントの見積もり制です。まずは両者の違いを一覧で押さえましょう。
| 比較項目 | 個人版(LinkedIn Premium) | 法人版(LinkedIn Learning) |
|---|---|---|
| 月額料金 | 2,990円〜3,200円 | 要お見積もり(非公開) |
| 年額料金 | 約26,000円(月換算 約1,990円) | 個別見積もり(ボリューム割引) |
| 最低契約数 | 1名から | 25ライセンス〜 |
| 無料体験 | 7日間トライアル | デモ・トライアル相談可 |
| 管理・分析機能 | なし(個人利用) | 受講管理・進捗レポート・学習パス作成 |
| 運用サポート | 個人向けヘルプセンター | カスタマーサクセスによる伴走支援 |
※個人版の価格は2026年6月時点の公開情報です。法人版の価格は公開されておらず、契約人数・契約年数によって変動するため、正確な金額は個別のお見積もりでご確認ください。
個人版(LinkedIn Premium)の料金プラン
個人版のLinkedInラーニングは、月額2,990円〜3,200円、または年額約26,000円で全コースが学び放題です。年払いにすると月換算で約1,990円となり、月払いより割安になります。個人版はLinkedInの有料プラン「LinkedIn Premium」に含まれる形で提供されており、すでにPremium会員の方は追加費用なしでラーニング機能を利用できます。
個人版の料金の特徴
個人版は、料金が明確で、クレジットカードがあればすぐに始められる手軽さが魅力です。一方で、あくまで「個人が自分のために学ぶ」ための契約であり、会社が社員の学習状況を管理したり、受講を割り当てたりする機能はありません。社員一人ひとりに自費で契約してもらう運用は現実的でないため、組織的に活用するなら次に説明する法人版が基本になります。
- 個人のスキルアップ・転職準備として学びたい
- まず自分で内容を試してから法人導入を検討したい
- すでにLinkedIn Premiumに加入している
- 社員の受講状況・進捗を管理したい
- 階層別・部署別に学習パスを割り当てたい
- 研修として全社展開し、効果測定したい
法人版(LinkedIn Learning)の料金体系
法人版の料金はボリュームディスカウント形式で、契約ライセンス数が多いほど1ライセンスあたりの単価が下がります。法人契約は最低25ライセンスから提供され、年額一括が基本です。さらに複数年契約による追加割引もあります。ただし具体的な単価・金額は公開されていないため、正確な費用は対象人数を固めたうえでの個別見積もりで確認する必要があります。
ボリュームディスカウントのイメージ
契約ライセンス数が多いほど、また契約年数が長いほど、1IDあたりの単価は段階的に下がります。規模の大きい全社導入では、1人あたりの費用が個人版の年額(約26,000円)よりも割安になるケースもあります。「人数が多い全社導入ほど1人あたりが割安になる」のが法人版の最大の特徴で、組織として導入するメリットがここにあります。なお、管理者用のライセンスも契約数に含める必要があり、契約後のライセンスの付け替えは原則として契約数の25%まで、という運用上の条件もあります。
法人料金を左右する5つの要素
① ライセンス数
契約するID数が多いほど、ボリュームディスカウントが効いて1IDあたりの単価が下がります。最低単位は25ライセンスです。
② 契約年数
単年契約より、複数年契約のほうが割引率が高くなります。長期で定着させる前提なら複数年が有利です。
③ 契約形態(支払い方法)
法人版は年額一括が基本です。分割や短期の利用は相対的に割高になりやすい点に注意しましょう。
④ 付帯サポートの範囲
コースマッピングや学習パス設計などのカスタマーサクセス支援の手厚さによって、提案内容・総額が変わります。
⑤ 利用範囲(全社か特定部署か)
全社一斉導入か、特定部署・特定階層への限定導入かで、必要ライセンス数と設計が変わり、単価にも影響します。
個人版と法人版はどちらを選ぶ?判断の軸
「社員の学習を組織として管理・推進したいかどうか」が、個人版と法人版を分ける最大の判断軸です。料金だけを見ると個人版がシンプルですが、研修として全社で活用するなら、管理機能とサポートが付く法人版でなければ運用が成り立ちません。
法人版でしか得られない価値
法人版には、受講状況の可視化(進捗レポート)、階層・グループごとの学習パス割り当て、自社オリジナル教材の組み込み、そして導入後の定着を支えるカスタマーサクセス支援が含まれます。日本企業では「導入しても社員が使ってくれない」という定着の課題が起きやすいため、伴走支援の有無は費用対効果を大きく左右します。料金の数字だけでなく、この運用価値まで含めて比較することが重要です。
LinkedInラーニングを無料で使う方法
LinkedInラーニングは、個人版の7日間無料トライアルを使えば、全コースを無料で試せます。トライアル期間中に解約すれば料金は発生しません。また、LinkedIn Premiumの無料体験経由でもラーニング機能を利用できます。法人導入を検討している場合は、無料トライアルでコンテンツを評価してから、法人版のデモ・見積もりに進むのが堅実です。
無料で試すときの注意点
- 7日間を過ぎると自動的に有料へ移行するため、継続しない場合は期間内に解約手続きが必要です。
- 無料トライアルは個人版の機能であり、受講管理などの法人向け機能は試せません。法人機能はデモで確認します。
- 過去にトライアルを利用済みのアカウントでは、再度の無料体験が適用されない場合があります。
数字で見る料金とコンテンツ規模
LinkedInラーニングは、料金あたりのコンテンツ量で見ても国内最大級です。日本語コンテンツだけで約50,000本(約1,600コース)、グローバルでは約636,000動画・約24,500コースを、学び放題の定額で利用できます。1本あたりの動画は3〜5分前後のマイクロラーニング設計で、スキマ時間に学習を完了できるのも特徴です。
「1コースあたり」「1動画あたり」で単価を捉えると、定額制のコストパフォーマンスの高さが分かります。たとえば年額約26,000円の個人版で約50,000本の日本語動画にアクセスできるため、1本あたりは1円未満。学べば学ぶほど割安になる構造です。
他社オンライン研修サービスとの料金比較
法人向けオンライン研修サービスの料金は、1IDあたり月額200円〜2,000円程度と幅があり、コンテンツの方向性によって価格帯が分かれます。LinkedInラーニングは全方位型かつグローバル水準のコンテンツ量で、価格帯は中〜上位に位置します。安さだけでなく「自社の目的に合うコンテンツか」で選ぶことが重要です。
| サービス | タイプ | 料金の目安(法人) |
|---|---|---|
| LinkedInラーニング | 全方位型・グローバル | 要お見積もり(非公開・25ID〜) |
| GLOBIS学び放題 | 経営・MBA特化 | 6ヶ月 11,550円/ID〜 |
| Udemy Business | 実務家講座・実践型 | 年額 約38,000円/人〜 |
| AirCourse | ビジネス基礎・全社向け | 月額 200〜360円/人 |
各サービスの詳しい比較は、オンライン研修サービス比較12選の記事で機能・導入実績まで含めて解説しています。あわせてご覧ください。
費用対効果(ROI)の考え方|集合研修との比較
オンライン研修であるLinkedInラーニングは、集合研修で発生する会場費・講師費・移動費・移動時間を削減でき、料金以上のコストメリットを生みます。費用対効果を語るときは、ライセンス料という「見える費用」だけでなく、削減できる「隠れた費用」と、学習による生産性向上まで含めて評価するのが正しい考え方です。
研修ROI=(削減コスト+学習による効果)÷ ライセンス総額
集合研修1回あたりの会場・講師・交通費に加え、受講者の移動時間(人件費換算)も削減対象です。LinkedInラーニングは学習文化の醸成によってエンゲージメント向上にも寄与するとされ、定量・定性の両面で効果を測定するのが理想です。
学習効果の測定では、満足度・利用率・学習時間といった指標を段階的に設定し、ライセンス有効化率やログイン率をKPIとしてモニタリングする方法が一般的です。法人版のカスタマーサクセス支援では、こうした効果測定の設計までサポートを受けられます。
導入から運用までの4ステップ
費用対効果を最大化するには、見積もりを取る前に「対象人数」と「目的」を固めておくことが重要です。必要ライセンス数が明確になるほど、適切なボリュームディスカウントの提案を受けやすくなります。以下の4ステップで進めましょう。
料金に関するよくある誤解と注意点
「公式サイトに法人料金が載っていない=高い」というのは誤解です。法人料金が非公開なのは、契約人数によって単価が大きく変わるボリュームディスカウント制だからで、規模次第では個人版より1人あたりが割安になります。料金を正しく把握するには、自社の対象人数を固めて見積もりを取るのが近道です。
- 対象人数(全社か、特定部署・階層か)を概算で決めておく
- 単年か複数年か。長期前提なら複数年割引を確認する
- カスタマーサクセス支援・学習パス設計が見積もりに含まれるか
- 既存の自社研修コンテンツを組み込みたいか(LMSとしての活用可否)
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- 導入・定着のカスタマーサクセス支援まで一気通貫
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FAQ:LinkedInラーニングの料金について
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竹村 朋晃
著者プロフィール 竹村 朋晃(Tomoaki Takemura)
株式会社ダイレクトソーシング 代表取締役CEO
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2005年に野村総合研究所に入社。大手損害保険会社のシステム設計・開発に従事し、エンジニアとしてのキャリアをスタート。 2015年、ダイレクトソーシングの可能性に着目し、株式会社ダイレクトソーシングを創業。データドリブンな採用を軸に、候補者データの構造化、スカウト改善、タレントプール構築などを通じて、累計500社以上の採用支援を行う。 2017年よりLinkedIn公式パートナーとして、日本企業へのLinkedIn活用を支援。2025年には「LinkedIn Student Career Week」を主催し、5,000名超の学生と40社超の企業をマッチングさせるなど、イベントプロデュースでも実績多数。 「Stand Alone Complex Society(個が独立し共創する社会)」の実現を掲げ、採用における価値創造を追求している。 趣味はウェイクボードとテニス。お台場在住。技術と営業を横断する“ハイブリッド人材”として、採用の進化に挑み続けている。