LinkedInスカウトメール文例集|職種別12テンプレートと返信率が上がる書き方【コピペ可】 | 株式会社ダイレクトソーシング
LinkedIn採用
2026.09.19

LinkedInスカウトメール文例集|職種別12テンプレートと返信率が上がる書き方【コピペ可】

LinkedInスカウトメールとは、LinkedIn上で企業が候補者に直接送るアプローチのメッセージのことで、つながりのない相手に送る有料のInMail、つながり済みの相手に送る無料メッセージ、つながり申請に添える300文字のメモの3種類があります。返信率が上がる書き方の結論は「件名に相手の固有名詞を入れる」「冒頭2行は相手の話だけを書く」「応募ではなく30分のカジュアル面談を提案する」「なぜあなたか・なぜ当社かを1つずつに絞る」「人事名義ではなく実名・肩書で送る」の5原則で、全体は300〜500文字の4ブロック構造(件名・冒頭2行・本文・結び)に収めます。この記事では、この型に沿った職種別12テンプレートをコピペ可の形で公開し、件名の書き方、返信がない時のフォロー文例、NG例と改善例まで解説します。

「LinkedIn Recruiterを契約したのに返信がほとんど来ない」「テンプレートを一斉送信したら返信率が2%を切った」。当社に相談に来る企業の多くが、最初にこの壁にぶつかります。LinkedInの候補者は転職活動をしていない層が大半のため、求人媒体と同じ感覚で「募集要項を送る」と反応がありません。相手の話から始め、選考ではなく会話を提案する文面に変えるだけで、返信率は数倍変わります。

本記事は、日本初のLinkedIn公式パートナーとして300社以上のスカウト運用を支援し、60万件超のスカウト運用データを持つ株式会社ダイレクトソーシングが、社内のスカウト代行チームで実際に使っている型をもとに執筆しました。テンプレートの{ }部分を書き換えれば、今日から使えます。

LinkedInスカウトメール文例集 職種別12テンプレートと返信率が上がる書き方
LinkedInスカウトメール文例集|職種別12テンプレート(2026年版)

✅ この記事でわかること

✔️ 返信率が上がる5原則 60万件超の運用データから導いた、文面で返信率が2〜4%→20%超に変わる条件
✔️ 4ブロック構造 件名・冒頭2行・本文・結びの役割と文字数の目安(全体300〜500文字)
✔️ 職種別12テンプレート エンジニア・データ・PdM・営業・マーケ・経理・人事・コンサル・英語・管理職・新卒・つながり申請メモ
✔️ 件名のNG/OK 開封されない件名と開封される件名の比較表
✔️ フォローとNG例 返信がない時の2回目・3回目の文例、返信されない文面の改善例
✔️ テンプレート運用 Recruiterでの保存・個別化・返信率計測の3ステップ

📌 この記事はこんな方におすすめです

  • LinkedIn Recruiter・Recruiter Liteを契約したが、InMailの返信率が5%未満で伸び悩んでいる採用担当者の方
  • スカウトを送る前に、職種ごとに使い分けられる文面の「型」を手元に置いておきたい方
  • 現場のハイアリングマネージャーに「スカウトを自分の名義で送ってほしい」と依頼するときの下書きが必要な方
  • スカウト代行やRPOに委託する前に、自社で返信率の基準値を作っておきたい方
⚡ 5行で読む結論

  • 件名は「相手の固有名詞+会社名・ポジション」:「〇〇社での△△のご経験を拝見しました|□□社」が最も開封される
  • 冒頭2行で返信率が決まる:自社紹介ではなく、相手のプロフィール・投稿のどこに惹かれたかを具体的に書く
  • 「応募」ではなく「30分の情報交換」を提案する:候補日を2つ添えると返信のハードルが下がる
  • 300〜500文字・4ブロック:スマホでスクロールせずに読み切れる長さに収める
  • 送るのは実名・肩書の現場責任者:人事名義の一斉送信は返信率2〜4%、個別化した現場名義は20%超も狙える

LinkedInスカウトメールとは?InMail・メッセージ・つながり申請メモの3種類

LinkedInで候補者にアプローチする手段は、InMail(有料)・メッセージ(無料・つながり済み限定)・つながり申請のメモ(無料・300文字)の3種類で、どれを使うかで文面の長さと役割が変わります。本記事のテンプレート①〜⑪はInMailと承認後のメッセージの両方で使え、⑫はつながり申請メモ専用です。

3種類の使い分け
手段送れる相手費用文字数役割
InMailつながりのない全員(Recruiter)有料(クレジット消費、90日以内の返信で返還)件名200文字・本文約1,900文字初回アプローチ。本記事の4ブロック構造で300〜500文字に収める
メッセージ1次のつながりのみ無料制限なしつながり承認後の本題。InMailと同じ構造で送る
つながり申請のメモ誰でも(無料アカウントは月間回数に制限)無料最大300文字接点づくり。承認後にメッセージへつなぐ2段階運用の入口

用語の詳細はLinkedIn採用用語集を、InMailの仕組みはLinkedInのInMailを活用する3つのポイントを参照してください。

返信率が上がるLinkedInスカウトメールの5原則

返信率を決めるのは文章のうまさではなく、「一斉送信ではなく自分宛てだ」と候補者が3秒で判断できるかどうかです。当社の60万件超のスカウト運用データで、返信率の高い文面に共通していた5つの条件を原則として整理しました。

返信率が上がるLinkedInスカウトメール5つの原則
返信率が高い文面に共通する5つの原則

原則1|件名に相手の固有名詞を入れる

候補者の受信箱には、件名と冒頭の1行しか表示されません。「エンジニア募集のご案内」では一斉送信と判断されて開封されず、「〇〇社でのSRE経験を拝見しました|△△社」のように相手の会社名や職種を入れると、自分宛てだと伝わります。

原則2|冒頭2行は相手の話だけを書く

開封後に読まれるのは最初の2行です。ここに自社紹介を書くと離脱します。プロフィールの経歴・スキル・投稿のどこに惹かれたかを具体的に1文で書くことが、返信率を最も左右します。

原則3|応募ではなくカジュアル面談を提案する

LinkedInの候補者は転職活動をしていない層が大半です。「ご応募ください」は心理的ハードルが高く、「30分ほど情報交換させてください」と候補日を2つ添える方が返信されます。カジュアル面談の設計はカジュアル面談の記事一覧を参照してください。

原則4|なぜあなたか・なぜ当社かを1つずつに絞る

理由を並べるほど「誰にでも送っている」印象になります。「あなたの〇〇の経験が、当社の△△の課題に直結する」という1対1の対応関係を1つだけ書き、事業説明は1〜2文に留めます。

原則5|人事名義ではなく実名・肩書の現場責任者名義で送る

同じ文面でも、人事部の共通アカウントから送るより、エンジニア組織の責任者や事業責任者の実名から送る方が返信率は明確に高くなります。送信者のプロフィール(ヘッドライン・写真・投稿)も候補者は必ず見るため、送る前に整えておきます。

スカウトメールの基本構造|4ブロック・300〜500文字

返信されるスカウトメールは、件名(20〜30文字)・冒頭2行(60〜100文字)・本文(150〜250文字)・結び(60〜100文字)の4ブロック、合計300〜500文字に収まります。InMailは本文約1,900文字まで書けますが、長いほど返信率は下がります。スマートフォンの受信画面でスクロールせずに読み切れる長さが目安です。

LinkedInスカウトメールの基本構造 4ブロック 件名 冒頭2行 本文 結び
4ブロック構造と各ブロックの文字数・役割

4ブロックそれぞれの役割
ブロック文字数書くこと書かないこと
01 件名20〜30文字相手の固有名詞(会社名・職種・スキル)+自社名・ポジション「募集」「ご案内」「急募」などの求人媒体的な言葉、疑問形の煽り
02 冒頭2行60〜100文字実名・肩書での名乗り、相手のどこに惹かれたか自社の事業説明、定型の挨拶文
03 本文150〜250文字なぜあなたか1つ、なぜ当社か1つ、ポジションの魅力1〜2点福利厚生の羅列、年収レンジの断定、募集要項のコピー
04 結び60〜100文字30分のカジュアル面談の提案、候補日2つ、署名(氏名・役職・URL)「ご応募をお待ちしています」、返信期限の圧

職種別テンプレート①〜④|エンジニア・データ・PdM・営業

エンジニア・データ・プロダクト系は「何を作っているか」と「技術・裁量」、営業は「顧客層」と「評価制度」で反応します。それぞれの職種が最初に知りたいことを本文の1点目に置くのが共通のコツです。 { }内は差し込み箇所です。

①ソフトウェアエンジニア(バックエンド)

想定ターゲット:SaaS企業で3〜8年、Go/Java/Pythonで大規模サービスの開発経験がある層

件名{候補者名}様の{現職}でのAPI基盤設計を拝見しました|{会社名} バックエンド

本文

{候補者名}様

はじめまして。{会社名}でエンジニア組織の責任者をしております{送信者名}と申します。

{現職}で{プロダクト名}のAPI基盤を{技術スタック}で再設計されたご経歴を拝見し、ぜひ一度お話ししたくご連絡しました。特に、{投稿や経歴の具体的な内容}に、当社が今まさに向き合っている課題との共通点を感じています。

当社は{事業の一言説明}を提供しており、月間{規模を示す数字}のトラフィックを支える基盤を、少人数のチームで設計から運用まで一貫して担っています。技術選定の裁量が大きく、{候補者名}様の経験が直接活きる環境です。

転職をお考えでなくても構いません。まずは30分ほど、オンラインで情報交換をさせていただけないでしょうか。{候補日1}・{候補日2}のいずれかでご都合はいかがでしょうか。

{送信者名}
{会社名} {役職}
{LinkedInプロフィールURL}

💡 このテンプレートのポイント:エンジニアは「何を作っているか」「技術選定の裁量」で反応します。年収や福利厚生より、アーキテクチャの課題を1つ具体的に書く方が返信率が上がります。

②データサイエンティスト/機械学習エンジニア

想定ターゲット:事業会社・コンサル・研究職で機械学習モデルを本番投入した経験がある層

件名{候補者名}様の{論文名/登壇名/投稿テーマ}を拝見し、ご連絡しました

本文

{候補者名}様

{会社名}でデータ組織の立ち上げを担当しております{送信者名}です。

{候補者名}様が{媒体/イベント名}で公開されていた「{テーマ}」を拝読し、{具体的に印象に残った点}という視点に強く共感しました。

当社では{事業領域}において、{保有データの規模や特徴}のデータが蓄積されている一方、モデルを事業成果に結びつける設計はこれからという段階です。「分析して終わり」ではなく、{意思決定への影響}まで担っていただけるポジションを用意しています。

すぐの転職は考えていない、というお立場でも問題ありません。30分ほど、{候補者名}様の関心領域と当社のデータ課題について意見交換をさせていただけないでしょうか。

{送信者名}
{会社名} {役職}

💡 このテンプレートのポイント:研究・発信をしている層には「読んだ上で連絡している」ことが最重要です。論文・登壇・投稿を1つ引用し、データの規模と本番活用の状況を正直に書きます。

③プロダクトマネージャー

想定ターゲット:toBまたはtoCプロダクトでPdM経験3年以上、事業KPIに責任を持った経験がある層

件名{現職プロダクト名}のグロースを担われた{候補者名}様へ|{会社名} PdM

本文

{候補者名}様

{会社名}で{プロダクト名}の事業責任者をしております{送信者名}と申します。

{現職プロダクト名}を{具体的な成果:例 ○万ユーザーまで成長させた/新規事業として立ち上げた}ご経験をプロフィールで拝見しました。{注目したポイント}という進め方は、当社が次の1年で取り組もうとしていることそのものです。

当社の{プロダクト名}は{現在のフェーズ:例 PMFを終え、エンタープライズ展開を始めた段階}で、次のフェーズを牽引するPdMを探しています。経営会議への直接参加、エンジニア{人数}名・デザイナー{人数}名との協働など、裁量の大きさが特徴です。

もしご興味があれば、まずはカジュアルに30分ほどお話しできればと思います。{候補日1}または{候補日2}はいかがでしょうか。

{送信者名}
{会社名} {役職}

💡 このテンプレートのポイント:PdMは「プロダクトのフェーズ」と「裁量の範囲」で判断します。PMF前後・拡大期など、フェーズを明示すると自分に合うかが伝わります。

④営業(エンタープライズ・法人営業)

想定ターゲット:SaaS・IT・人材・金融などで大手企業向けの新規開拓・提案営業の経験がある層

件名{現職}での{業界}向け大型案件のご経験について|{会社名}

本文

{候補者名}様

{会社名}で営業部門の責任者をしております{送信者名}です。

{現職}で{担当業界}の大手企業に対する提案営業をご担当され、{プロフィールに記載の実績や受賞}を達成されたご経歴を拝見しました。

当社は{事業内容}を{顧客層}に提供しており、現在{具体的な状況:例 大手金融機関からの引き合いが増え、エンタープライズ営業の中核を担う方}を探しています。{候補者名}様の{業界}での経験は、当社の顧客基盤とも重なり、初年度から力を発揮していただけると考えています。

営業の進め方や評価制度についても、包み隠さずお話しします。30分ほどオンラインで情報交換させていただけないでしょうか。

{送信者名}
{会社名} {役職}

💡 このテンプレートのポイント:営業職は「顧客層が重なるか」「評価制度が透明か」を気にします。実績を引用し、担当業界と評価の話をする姿勢を示すと返信率が安定します。

職種別テンプレート⑤〜⑧|マーケ・経理財務・人事・コンサル

ビジネス職・管理部門は「会社のフェーズ」と「体制の実態」を知りたがるため、現状を誇張せず正直に書く方が信頼されます。相手が自身の発信をしている職種(マーケ・人事)は、投稿の引用が特に効きます。 { }内は差し込み箇所です。

⑤マーケティング(BtoB)

想定ターゲット:BtoB SaaS・IT企業でリード獲得・コンテンツ・イベントなどのマーケ経験がある層

件名{候補者名}様の{施策名/登壇/記事}を拝見しました|{会社名} マーケティング

本文

{候補者名}様

{会社名}でマーケティング部門を統括しております{送信者名}です。

{媒体や場}で{候補者名}様が発信されていた「{テーマ}」を拝見し、{印象に残った考え方}に、まさに当社が学びたい視点だと感じました。

当社は{事業内容}を展開しており、これまで{現状:例 営業主導で成長してきたが、マーケティングによる案件創出をゼロから立ち上げるフェーズ}にあります。予算・ツール選定・チーム組成まで一任できる方を探しています。

{候補者名}様がこれまで取り組まれてきたことと、当社が目指す姿が重なるか、30分ほどお話しできれば幸いです。

{送信者名}
{会社名} {役職}

💡 このテンプレートのポイント:マーケターは自身の発信をよく見ています。投稿やnote記事を引用すると「ちゃんと見てくれている」が伝わり、他職種より返信率が高くなる傾向があります。

⑥経理・財務(IPO準備・管理部門)

想定ターゲット:監査法人・事業会社で決算・IPO準備・内部統制などの経験がある層

件名{現職}での{決算/IPO準備/内部統制}のご経験について|{会社名} 経理財務

本文

{候補者名}様

{会社名}で管理部門を統括しております{送信者名}と申します。

{現職}で{具体的な経験:例 上場準備期の決算早期化、J-SOX対応}をご担当されたご経歴を拝見し、ご連絡いたしました。

当社は{事業内容}を展開する{従業員数}名の企業で、{現在の状況:例 ○年後の上場を目指し、管理体制の構築を進めている段階}です。経理財務の中核として、監査法人・証券会社との折衝から制度設計まで幅広く担っていただける方を探しています。

管理部門の現状や体制については、実際のところをお話しします。まずは30分、オンラインでお時間をいただけないでしょうか。

{送信者名}
{会社名} {役職}

💡 このテンプレートのポイント:管理部門は「会社のフェーズ」と「体制の実態」を最も知りたがります。誇張せず、現状の課題を正直に書く方が信頼されます。

⑦人事(採用・HRBP)

想定ターゲット:事業会社で採用・人事制度・HRBPなどの経験がある層

件名{現職}での{採用実績/制度設計}を拝見しました|{会社名} 人事

本文

{候補者名}様

{会社名}で人事責任者をしております{送信者名}です。

{現職}で{具体的な実績:例 年間○名のエンジニア採用をダイレクトリクルーティング中心で実現}されたご経歴を拝見し、ぜひ一度お話ししたいと思いご連絡しました。

当社は{事業内容}を展開しており、{現在の状況:例 来期に組織を1.5倍にする計画があり、採用手法をエージェント依存から転換したい}という課題を持っています。{候補者名}様が実践されてきたやり方を、当社でも中核として進めていただける環境です。

同じ人事同士、まずは情報交換という形で30分ほどお話しできれば嬉しく思います。

{送信者名}
{会社名} {役職}

💡 このテンプレートのポイント:人事へのスカウトは相手も採用のプロです。定型文は即座に見抜かれるため、実績の引用と「同業者としての情報交換」という距離感が効きます。

⑧コンサルタント(戦略・IT・業務)

想定ターゲット:コンサルティングファームで3年以上、事業会社への転身を考え始めた層

件名{ファーム名}での{領域}プロジェクトのご経験について|{会社名} {ポジション}

本文

{候補者名}様

{会社名}で{部門名}を統括しております{送信者名}です。

{ファーム名}で{領域:例 製造業のDX/新規事業戦略}のプロジェクトをリードされたご経歴を拝見しました。

当社は{事業内容}を展開しており、現在{ポジション:例 事業企画/経営企画}として、戦略立案だけでなく実行まで一気通貫で担う方を探しています。コンサルティングで培った構造化力を、自社の事業成果として結実させたい方にとって、裁量と責任の両方がある環境です。

ファームから事業会社へ移られた社員も複数在籍しており、実際のキャリアの変化についてもお話しできます。30分ほど、オンラインで情報交換させていただけないでしょうか。

{送信者名}
{会社名} {役職}

💡 このテンプレートのポイント:コンサル出身者は「実行まで担えるか」「同じ経路のロールモデルがいるか」を気にします。先輩社員の存在を一言添えると返信率が上がります。

職種別テンプレート⑨〜⑫|英語・管理職・新卒・つながり申請メモ

英語圏の候補者・管理職層・学生は、通常の中途スカウトとは距離感が異なります。誰の名義で送るか、選考でないことをどう伝えるかを、それぞれ変えています。最後の⑫は、InMailを使わずに接点を作るための「つながり申請メモ」です。 { }内は差し込み箇所です。

⑨外資系・バイリンガル人材(英語テンプレート)

想定ターゲット:外資系企業やグローバル企業で日英両言語を使って働く層。英語圏出身者にも対応

件名Your work on {project/topic} at {current company} | {Company name} {Position}

本文

Hi {First name},

I'm {Sender name}, {Title} at {Company name} in Tokyo.

I came across your profile and was impressed by {specific achievement or post}. Your experience in {specific area} is exactly what we are looking for as we {company situation, e.g. expand our Japan operations / build a bilingual product team}.

A little about us: {one-line company description}. We offer {one or two concrete points, e.g. an English-first engineering culture, visa sponsorship, hybrid work}.

I'm not expecting you to be actively looking. Would you be open to a casual 30-minute chat to exchange notes? I'm free on {date option 1} or {date option 2}, but happy to work around your schedule.

Best regards,
{Sender name}
{Title}, {Company name}
{LinkedIn profile URL}

💡 このテンプレートのポイント:英語圏の候補者には「casual chat」「not expecting you to be actively looking」という定型の距離感が有効です。日本語話者の外資系人材には日英併記でも構いません。海外人材採用の全体像はLinkedInで海外人材を採用する方法2026も参照してください。

⑩管理職・部長候補(マネジメント層)

想定ターゲット:現職で部長・事業部長クラス、あるいはその候補として組織運営の経験がある層

件名{会社名}の{事業名}を率いていただける方を探しています|{候補者名}様へ

本文

{候補者名}様

{会社名}代表の{送信者名}と申します。

{現職}で{組織規模}の組織を率い、{具体的な成果}を実現されたご経歴を拝見し、直接ご連絡させていただきました。

当社は{事業内容}を展開しており、{事業名}を次の3年で{目標}まで成長させる計画を進めています。この事業の責任者として、戦略から組織づくりまでを任せられる方を探しており、{候補者名}様の{注目した経験}がその中核になると考えています。

経営陣との距離、権限の範囲、報酬設計についても率直にお話しします。まずは30分ほど、オンラインで意見交換の機会をいただけないでしょうか。

{送信者名}
{会社名} {役職}

💡 このテンプレートのポイント:管理職層は「誰から連絡が来たか」を最も重視します。人事名義ではなく代表・役員名義で送るだけで返信率が2倍以上変わることも珍しくありません。

⑪新卒・学生(インターン・早期接点)

想定ターゲット:LinkedInにプロフィールを持つ大学生・大学院生。海外大学・留学経験者を含む

件名{大学名}で{専攻/活動}をされている{候補者名}さんへ|{会社名} {送信者名}

本文

{候補者名}さん

はじめまして。{会社名}で{役職}をしている{送信者名}と申します。

LinkedInで{大学名}での{専攻・研究テーマ・活動内容}を拝見し、ご連絡しました。{具体的に興味を持った点}が、当社の{事業や取り組み}と重なると感じています。

選考のご案内ではなく、まずは当社がどんな仕事をしているか、{候補者名}さんが何に関心を持っているかを、30分ほどオンラインでお話しできればと思っています。就活の情報収集の一環として、気軽にご返信ください。

{送信者名}
{会社名} {役職}

💡 このテンプレートのポイント:学生には「選考ではない」ことを明示し、敬称を「さん」にして距離を縮めます。LSCWなどイベントで接点を持った学生には、イベント名を件名に入れると返信率が大きく上がります。詳しくは学生向けLinkedIn完全ガイドも参照してください。

⑫つながり申請のメモ(300文字・InMail不要)

想定ターゲット:InMailを送る前に、まず接点を作りたいすべての候補者

件名(件名なし・つながり申請に添えるメモ)

本文

{候補者名}様、はじめまして。{会社名}で{役職}をしている{送信者名}です。{現職}での{具体的な経験や投稿}を拝見し、ぜひつながらせていただきたくご連絡しました。{一言:例 同じ領域で仕事をしているので情報交換できれば嬉しいです}。よろしくお願いいたします。

💡 このテンプレートのポイント:メモは最大300文字。承認後は無料メッセージで本題に入れるため、InMailクレジットを使わずに接点を作れます。当社のデータでも「メモ付き申請→承認後にメッセージ」の2段階は、いきなりInMailを送るより返信率が高くなっています。

開封される件名の書き方|NG例とOK例の比較

件名の役割は「一斉送信ではない」と3秒で伝えることであり、そのために最も効くのは相手の会社名・職種・スキルなどの固有名詞です。当社の運用では、固有名詞のない件名から固有名詞入りの件名に変えるだけで、開封率が明確に上がることを繰り返し確認しています。

NG件名 → OK件名 の書き換え例
NG件名(開封されにくい)OK件名(開封されやすい)変えた点
エンジニア募集のご案内〇〇社でのGo言語によるAPI開発を拝見しました|△△社求人媒体的な言葉を消し、相手の会社名と技術を入れた
【急募】データサイエンティスト〇〇学会でのご発表を拝読しました|△△社 データ組織煽り表現を消し、相手の発信を引用した
キャリアについてお話ししませんか?〇〇プロダクトのグロースを担われた□□様へ|△△社 PdM疑問形の抽象的な誘いを、相手の実績への言及に変えた
△△社 人事部より〇〇業界向けの大型案件のご経験について|△△社 営業責任者 ◇◇部署名義を、実名・肩書の名義に変えた
年収1,000万円以上のポジションのご紹介〇〇社での上場準備のご経験について|△△社 管理部門条件訴求を、相手の経験への言及に変えた

件名は20〜30文字に収め、「|」で「相手の固有名詞」と「自社名・ポジション」を区切る型にすると、どの職種にも展開できます。

返信がない時のフォロー文例|2回目・3回目の送り方

初回で返信がなくても、7日後に1回、さらに2〜3週間後に1回、合計3回までのフォローで返信率は積み上がります。当社の運用では、初回のみの返信率に対して、フォローを含めた累計返信率は1.3〜1.5倍程度になります。ただし、同じ文面の再送や催促は逆効果です。

2回目(初回から7日後)|短く、新しい情報を1つ添える
{候補者名}様

先週ご連絡した{会社名}の{送信者名}です。お忙しいところ失礼いたします。

1点だけ補足させてください。{新しい情報:例 先日、当社の{プロダクト名}の技術ブログで{テーマ}について公開しました/{ポジション}の募集背景を社内で改めて整理しました}。{候補者名}様の{経験}との接点が、より具体的にお伝えできると思っています。

引き続き、30分ほどお話しできる機会があれば嬉しく思います。今月中でご都合の良い日はございますでしょうか。

{送信者名}
3回目(初回から2〜3週間後)|引き際を示して関係を残す
{候補者名}様

{会社名}の{送信者名}です。何度もご連絡し恐縮です。

今回はタイミングが合わなかったかと思いますので、これ以上のご連絡は控えます。もし今後、{領域}でキャリアを考えられる機会があれば、いつでもお声がけください。

{候補者名}様の今後のご活躍を楽しみにしています。

{送信者名}
{会社名} {役職}

3回目で返信がなければ、その候補者はタレントプールに残し、半年後に新しい求人や会社のニュースをきっかけに再アプローチします。タレントプールの作り方はLinkedInでタレントプールを作ろうを参照してください。

返信されないスカウトメールのNG例と改善例

返信率が2〜4%で止まっている文面には、「自社紹介から始まる」「募集要項のコピー」「応募を求める」「長い」という4つの特徴がほぼ共通しています。実際に相談を受けた文面をもとに、改善前後を並べました。

改善前(返信率2〜4%の典型)
件名:バックエンドエンジニア募集のご案内

〇〇様

突然のご連絡失礼いたします。株式会社△△ 人事部の採用担当です。

弊社は20XX年設立、従業員300名、□□業界向けのSaaSを提供しており、シリーズCで50億円を調達するなど急成長中の企業です。この度、事業拡大に伴いバックエンドエンジニアを募集しております。

【募集要項】
・業務内容:自社プロダクトの設計・開発・運用
・必須スキル:Go/Java/Pythonいずれかでの開発経験3年以上
・年収:600〜1,000万円
・福利厚生:リモート可、フレックス、書籍購入補助、社食…

〇〇様のご経験が弊社の求める人物像に合致すると考え、ご連絡いたしました。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひご応募ください。
改善前の問題点
  • 件名に相手の固有名詞がなく、一斉送信に見える
  • 冒頭が自社紹介で、相手のどこを見たのかが最後まで出てこない
  • 募集要項のコピーで、なぜあなたかが「合致すると考え」の一言だけ
  • 「ご応募ください」で、転職活動をしていない層には重い
  • 人事部の共通名義で、送信者の顔が見えない
改善のポイント
  • 件名を「〇〇社でのGo言語によるAPI開発を拝見しました|△△社」に
  • 冒頭2行を、相手の経歴・投稿への具体的な言及に差し替える
  • 募集要項を削り、当社の技術課題1つと裁量の話に絞る
  • 「30分の情報交換」と候補日2つに変える
  • エンジニア組織責任者の実名・肩書で送る(テンプレート①の形)

改善後の文面は、そのままテンプレート①ソフトウェアエンジニアの型になります。既存の文面をこの4ブロックに当てはめ直すだけで、多くの企業で返信率が2倍以上に改善しています。

文面で返信率はどこまで変わるか|日本市場の目安とKPI

日本市場のLinkedInスカウトの返信率は、定型文の一斉送信で2〜4%、本記事の4ブロック構造で5〜10%、つながり申請やコメントで事前接点を作ってからの送信で15〜20%、会社ページのフォロワーへの個別化した送信では20%を超えることもあります。1名採用に必要な送信数は返信率に反比例するため、文面の改善はそのまま採用コストの削減になります。

LinkedInスカウトメールの文面で変わる返信率 日本市場の目安
文面と事前接点の有無による返信率の違い(当社運用データに基づく目安)

返信率を測るときの3つのKPI
KPI定義目安改善する箇所
返信率送信数に対する返信数(辞退の返信も含む)5〜10%(個別化あり)件名・冒頭2行・送信者名義
前向き返信率返信のうち面談に前向きな割合返信の50〜70%本文の「なぜあなたか」と面談提案の軽さ
面談化率前向き返信のうち実際に面談した割合約40%(返信全体に対して)候補日の提示、日程調整の速さ(24時間以内)

KPIファネル全体の設計はLinkedIn導入チェックリスト2026スカウト返信率を2倍にするLinkedIn運用ガイド2026で詳しく解説しています。

テンプレートの運用3ステップ|作る→個別化する→計測する

テンプレートは「作って終わり」ではなく、1通ずつ個別化し、件名別・職種別の返信率を計測して月1回更新する運用に載せて初めて成果が出ます。当社のスカウト代行チームも、この3ステップを毎月回しています。

スカウトテンプレートの運用3ステップ 作る 個別化する 計測する
テンプレート運用の3ステップ

STEP 1|職種別の型を作り、Recruiterに保存する

本記事の12本を自社の言葉に書き換え、LinkedIn Recruiterのメッセージテンプレートとして保存します。差し込み変数(候補者名・現職・注目した経験)をチームで統一しておくと、誰が送っても品質が揃います。

STEP 2|1通ずつ、件名と冒頭2行を書き換える

テンプレートのまま送らず、件名と冒頭2行だけは必ず候補者ごとに書き換えます。可能なら、つながり申請メモ(テンプレート⑫)で接点を作り、承認後にメッセージで本題を送る2段階にします。一括InMailは使いません。

STEP 3|件名別・職種別の返信率を計測し、月1回更新する

Recruiterのプロジェクトとパイプラインで、テンプレートごとの返信率・面談化率を記録します。返信率が5%を下回るテンプレートは、件名か冒頭2行を変えてABテストします。月1回、成績の悪い型を差し替える運用で、返信率は継続的に上がります。

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「テンプレートは作ったが、自社の場合どこを直せば返信率が上がるのか分からない」という方へ。日本初のLinkedIn公式パートナーである株式会社ダイレクトソーシングが、現在お使いのスカウト文面を60万件超の運用データと照らし合わせてレビューし、返信率の目安と改善点をお伝えします。

  • 300社以上のLinkedInスカウト運用支援実績に基づく職種別の返信率ベンチマーク
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LinkedInスカウトメールに関するよくある質問(FAQ)

QLinkedInスカウトメールの返信率が上がる書き方は?
A

返信率が上がる書き方は、①件名に相手の会社名・職種・スキルなどの固有名詞を入れる、②冒頭2行は自社紹介ではなく相手のプロフィール・投稿のどこに惹かれたかを書く、③応募ではなく30分のカジュアル面談を候補日2つ添えて提案する、④なぜあなたか・なぜ当社かを1つずつに絞る、⑤人事名義ではなく実名・肩書の現場責任者名義で送る、の5原則です。全体は件名・冒頭2行・本文・結びの4ブロック、300〜500文字に収めます。
QLinkedInスカウトメールの返信率の目安は?
A

日本市場では、定型文の一斉送信で2〜4%、件名と冒頭を個別化した文面で5〜10%、つながり申請やコメントで事前接点を作ってからの送信で15〜20%、会社ページのフォロワーへの個別化した送信では20%を超えることもあります。返信率が2倍になれば1名採用に必要な送信数は半分になり、InMailクレジットも返信があれば返還されるため、文面の改善は採用コストの削減に直結します。
QInMailの件名は何文字にすべき?
A

件名は20〜30文字が目安です。候補者のスマートフォンの受信画面では件名の前半しか表示されないため、「〇〇社での△△のご経験を拝見しました|□□社」のように、相手の固有名詞を前半に、自社名・ポジションを後半に置く型にします。「募集」「急募」「ご案内」などの求人媒体的な言葉や、疑問形の煽りは避けます。
Qスカウトメールは何文字が適切?
A

InMailは本文約1,900文字まで書けますが、返信率が高いのは300〜500文字です。件名20〜30文字、冒頭2行60〜100文字、本文150〜250文字、結び60〜100文字の4ブロックに分け、スマートフォンでスクロールせずに読み切れる長さに収めます。募集要項や福利厚生の羅列は削り、なぜあなたか・なぜ当社かを1つずつ書きます。
Q返信がない場合、何回までフォローすべき?
A

初回から7日後に1回、2〜3週間後にもう1回、合計3回までが目安です。2回目は技術ブログの公開や募集背景の整理など「新しい情報を1つ」添えて短く送り、3回目は「これ以上のご連絡は控えます」と引き際を示して関係を残します。同じ文面の再送や催促は逆効果です。3回で返信がなければタレントプールに残し、半年後に新しいきっかけで再アプローチします。
Q人事名義と現場責任者名義、どちらで送るべき?
A

現場責任者(エンジニア組織の責任者、事業責任者、管理職層には代表・役員)の実名・肩書名義で送る方が、人事部の共通名義より返信率は明確に高くなります。候補者は送信者のプロフィールを必ず見るため、送信者のヘッドライン・写真・投稿も事前に整えておきます。現場が文面を書く時間がない場合は、人事が下書きを作り、現場名義で送る運用が現実的です。
Q英語のスカウトメールはどう書けばいい?
A

英語圏の候補者には、「I’m not expecting you to be actively looking」「Would you be open to a casual 30-minute chat?」という定型の距離感が有効です。構造は日本語と同じ4ブロックで、相手の具体的な実績や投稿への言及から始め、ビザサポートや英語環境など外国籍人材が気にする条件を1〜2点だけ書きます。日本語話者の外資系人材には日英併記でも構いません。本記事のテンプレート⑨をベースにしてください。


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竹村 朋晃

竹村 朋晃

著者プロフィール 竹村 朋晃(Tomoaki Takemura)
株式会社ダイレクトソーシング 代表取締役CEO
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2005年に野村総合研究所に入社。大手損害保険会社のシステム設計・開発に従事し、エンジニアとしてのキャリアをスタート。 2015年、ダイレクトソーシングの可能性に着目し、株式会社ダイレクトソーシングを創業。データドリブンな採用を軸に、候補者データの構造化、スカウト改善、タレントプール構築などを通じて、累計500社以上の採用支援を行う。 2017年よりLinkedIn公式パートナーとして、日本企業へのLinkedIn活用を支援。2025年には「LinkedIn Student Career Week」を主催し、5,000名超の学生と40社超の企業をマッチングさせるなど、イベントプロデュースでも実績多数。 「Stand Alone Complex Society(個が独立し共創する社会)」の実現を掲げ、採用における価値創造を追求している。 趣味はウェイクボードとテニス。お台場在住。技術と営業を横断する“ハイブリッド人材”として、採用の進化に挑み続けている。

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