企業のLinkedIn(リンクトイン)活用事例を紹介
LinkedInを利用した「ダイレクトリクルーティング」について、成功事例を知りたい!という声を多くききます。
そこで、今回はLinkedInを導入して成功した企業についてまとめました。
1.LinkedInについて
1-1.LinkedInとは
LinkedInは2003年にサービスが開始されたビジネス特化型のSNSです。設立者のリード・ホフマンはPayPal創設メンバー(いわゆるPayPalマフィア)としても知られ、イーロン・マスクやマーク・ザッカーバーグ等と並ぶ、現代を代表する起業家の一人です。直近では、リード・ホフマンの著書「Blitzscaling」が話題に登っています。
海外では転職市場の4割を牛耳るLinkedInは登録者数は、2023年3月時点で10億人を超えています。全世界の労働人口の20%がLinkedIn上に存在することになります。
結果的に、LinkedInは転職プラットフォームとして活発に利用されています。求職者が求人を見つけ応募するのは勿論のこと、エージェントのスカウト、企業による直接のタレントアクイジション、リファラルのやり取りといった活動がLinkedIn上で行われております。転職目的ではない人も、自分と価値観の合う企業を『フォロー』することで製品・サービス導入検討、投資先、将来の働く場所候補など様々な視点で情報収集を行っています。
1-2.LinkedInの法人サービスについて
LinkedIn上でのビジネス活動を支えるソリューションには、大きく分けて4つのカテゴリがあります。それがマーケティング・営業・人材・学習です。
LinkedIn Marketing Solutions
LinkedIn Sales Solutions
LinkedIn Talent Solutions
LinkedIn Learning Solutions
上記ソリューションのうち、HR領域に活用できるものがLinkedIn Talent Solutionsです。主に人材戦略立案・採用活動・能力開発・エンゲージメントにおいて有効です。
1-3.LinkedInの採用における活用方法
LinkedInの本質は転職サイトではなく、あくまでSNSです。従って『企業からの転職スカウト』としてアプローチするわけではなく、個人アカウントを名乗ってコンタクトを取ることになります。また、登録者は積極的に転職を考えているとは限りません。
そのため、LinkedInで返信を獲得するためには、個人・企業双方のアカウントの情報を充実させ、話を聞きたいと思わせることが非常に重要です
『LinkedInではブランディングが重要』と語られる理由がここにあります。
LinkedInには、専用のアナリティクスツールが用意されており、個人の影響力や企業ページのリーチ範囲を可視化することが可能です。またLinkedIn Recruiterの利用時にも、企業へのエンゲージメントがスカウト活動に与えた影響に関するレポートが提供されます。
2.LinkedIn(リンクトイン)導入事例
2-1.LINE株式会社
プロダクトとしての「LINE」、企業としての「LINE」、両者に共感できるエンジニアと出会い、結ばれる場を実現
「LINE」の認知度を高めた上でアプローチ。エンゲージメントを強化することで、企業の理念とプロダクトの魅力の両方に共感いただけるエンジニア採用として活用
2-1-1.導入前の課題
- 高いスキルと即戦力を持つ新卒エンジニア社員が求められている
- 国外における「LINE」の認知度向上が必要であった
- 企業の理念・ビジョンおよび事業・プロダクトに共感したエンジニアに入社いただきたい
2-1-2.LinkedInの導入理由は?
- LinkedInの人財データを活用して、市場分析・競合分析を行い採用戦略・戦術を立案するため
- 国内・海外での企業ブランディングを強化するため
- ダイレクトなアプローチにより、候補者に個別に魅力付けを行い、エンゲージメントを強化していくことで、企業理念とプロダクトの両方に共感いただける優秀な人財の採用につなげるため
2-1-3.結果について
- タレントインサイトの活用により、攻めるべきエリアの選定ができ、採用の効率化を実現
- 企業としての「LINE」のファン(フォロワー)を増やすことができた
- リクルーター個人のブランディングを強化し、候補者とのつながりを増やすことができた
- 企業理念とプロダクトの両方に共感いただける優秀なエンジニアを採用できている
2-1-4.担当者からのメッセージ
LINEでは「全ての原点は、ユーザーニーズ」にあると考えています。ユーザーニーズを的確に把握し、採用活動におけるデータドリブンを実現するうえで、タレントインサイトツールが役立っています。
今後もLinkedInを通じて、アプリケーションとしての「LINE」だけでなく、企業としての「LINE」の認知度を向上させ、国内・海外問わず、カルチャーフィットの高いエンジニアと出会っていきたいと思います。
2-2.株式会社エクサウィザーズ
創業期から国内外における優秀な候補者の獲得
世界中の優秀な人財が多数存在していデータベースであり、企業ブランディング・候補者との直接的なエンゲージメントを図ることができるLinkedInを採用。
採用広報必須のツールと認識し、戦略的に活用
2-2-1.導入前の課題
- 企業カルチャーにフィットする国内外の優秀な候補者にダイレクトアプローチできる手段を広げたかった
- 国内外に向けAIスタートアップとしての知名度の不足
2-2-2.LinkedInの導入理由は?
- 世界中の転職市場にいる優秀かつ自社にマッチするであろう人財への能動的なアプローチができる
- インド・中国などの拠点における現地での採用の差農政
- スタートアップ企業として知名度のない中、グローバルにおける認知度向上への寄与
2-2-3.結果について
- フルスタックエンジニアなど高難易度かつ優秀なソフトウェアエンジニアの複数採用
- 海外現地拠点における優秀な人財の採用
- 日本におけるLinkedInスタートアップランキング1位獲得による営業上でのブランディング効果による優秀な候補者の採用
2-2-4.担当者からのメッセージ
スタートアップとして立ち上げ期より妥協せずに優秀な候補者にダイレクトアプローチし続けることで、他媒体では絶対に出会えないような国内外の素晴らしい社員を迎えることができました。
また「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する」という会社のビジョンの浸透にも役立ちました。
2-3.株式会社メルカリ
自社の情報を積極的に発信。ゆるやかなつながり、ファンの拡大が採用活動の中心
メルカリの事業・バリューへの共感を生み出すことが採用活動の第一歩。結果としての採用数は意識しない!
2-3-1.導入前の課題
- 事業への共感、専門スキルの両方がマッチする候補者と出会う機会を増やしていきたい
- 転職市場に存在しない(顕在化しない)ハイクラス人材へのアプローチ手法を模索
- 一方的なスカウトではなく、ビジネスプロフェッショナル同士の交流の中で「お互いの理解を深めあう、ゆるやかなつながり」を強化したいという想い
2-3-2.LinkedInの導入理由は?
- 顔の見えるプロフェッショナルとのつながり
ビジネスプロフェッショナルが出会うプラットフォームである。本命で登録し、どのような共通の知り合いがいるかがわかり、メールのやり取りからも人柄がわかる - 働く環境の発信
フロー(タイムライン)としての情報とストックとしての情報の両方でサービスとしてのメルカリではなく、働く環境としてのメルカリを発信できる。 - HRのリーディングカンパニーとして先んじて導入
既に展開するサンフランシスコオフィスをはじめ、グローバル展開を見据え、日米で取り組んでいくこととした
2-3-3.結果について
- 半年間で複数名の内定
- 自社開催のMeetUpイベントに参加してほしい候補者を招待。メルカリと参加者の共有する時間の価値が高まり、メルカリファンのつながりが拡大
- 候補者との直接のコミュニケーションや会社ページからの情報配信により、会社の雰囲気や働く環境としてのメルカリの理解度が向上
2-3-4.担当者からのメッセージ
我々の行う採用活動は、スカウトではなく、候補者の共感を生み出す機会を創出することだと考えています。オフラインのMeetUpイベントやオンラインのSNS上での情報配信を通じ、働く場所としてのメルカリへの共感が生み出されています。事業やバリュー(価値観)に共感していただける方とのつながりが広がり、実際の採用やブランディングにつながっています。
2-4.ヤフー株式会社
ダイレクトリクルーティングを活用して優秀人財の獲得に成功
LinkedInを導入してから今までリーチできなかった優秀なデータサイエンティストやエンジニアを採用できるようになった。
部門からの評価も高い。
今後は採用体制構築と採用力向上に努める
2-4-1.導入前の課題
- 転職潜在層は獲得競争が激しく、採用コストが高まる。
- 外部に頼る採用が多いため、社内に採用ノウハウがとどまらない
- 従業員のエンゲージメントをより高め、リファラル採用を活性化したい。
2-4-2.LinkedInの導入理由は?
- 転職潜在層はもちろんだが、潜在層に対してもダイレクトにスカウトを送る機能があり、転職市場に出てこない優秀層に直接アプローチできることに魅力を感じた。
- ただスカウトを送ることだけではなく、会社のカルチャーを発信する、社員の人脈を活用するといった機能があり、全社員一丸となって採用に取り組めるプラットフォームである点を魅力的に感じた。
2-4-3.結果について
- 今までリーチできなかった優秀な人財を採用で来ており、部門からの評価も高い。部門との採用協力体制もできつつある。
- エンジニアにおいては、紹介会社からは採用できなかったエンジニアを複数名採用。
- 採用コストも大幅に減少
- エージェント経由や他スカウト経由よりも合格率が高く、また選考辞退率や離脱率は低く、効率の良い採用活動ができている。
2-4-4.担当者からのメッセージ
ヤフー株式会社は、マルチビッグデータを活用して社会課題を解決し、より豊かな社会に貢献していきます。
そのために、共感いただける優秀なエンジニアが必要であり、中長期的にそういったエンジニアを採用し、雇用し続けることができる会社を目指していきます。
2-5.アンカー・ジャパン株式会社
2-5-1.導入前の課題
- 第三者を介した採用は、他社事情もありコントロールが困難で、コミュニケーションコストを含め、コストが高くなりがちだった
- リーチできる候補者の層や量にばらつきが生じていた
2-5-2.LinkedInの導入理由は?
- 候補者プールの形成や選考プロセスを自社でコントロールしたい
- 第三者経由でリーチしにくい、優秀な転職潜在層に能動的にアプローチしたい
- 最初からダイレクトに候補者にコンタクトすることで、フィットの確認の精度苦情やコミュニケーションコスト削減を行いたい
2-5-3.結果について
- LinkedInオフィシャルパートナーのRPOサービスを活用することで、採用プロセス全体のコントロール向上並びに大幅な効率化が図れた
- 高難易度のポジションに優秀な人財を採用できた(3名採用)
- 1名あたりの採用コストの低下を実現できた
2-5-4.担当者からのメッセージ
スタートアップ企業として、限られたリソースで優秀な人財を着実に採用していくために、LinkedInオフィシャルパートナーのダイレクトソーシング社の活用が大きな力になりました。
2-6.freee株式会社
潜在層へダイレクトにアプローチし、様々なポジションの採用に成功
エンジニア・ビジネスサイドで複数名採用
転職潜在層へ自社の世界観の認知を広げ、より多くの候補者との接点づくりを実現
2-6-1.導入前の課題
- ビジョンへの共感
転職活動をしているしていないに関わらず、市場にいる人材へfreeeの世界観を広めていきたい - 採用母集団の拡大
転職潜在層の中だけでは、自社の要件に見合う方が見つからなかった。
立ち上げ期には、受け身でなく課題感をもって責任範囲を変えた仕事をこなせる人を求めていたが、そのような人になかなか出会えなかった
2-6-2.LinkedInの導入理由は?
- 候補者の質の高さ
採用したいと思える方が多く登録しており、母集団拡大に貢献 - 個のアプローチ
候補者に対して会社としてのアプローチではなく、個のアプローチが出来るため、人を強みとした声がけが可能。
また、会社のビジョンとミッションを、候補者の属性に合わせてメッセージをカスタマイズして送れるため、最終的に採用にならなくとも、転職潜在層・顕在層に対してfreeeへの共感を増やしていくことが可能。
2-6-3.結果について
- 複数名の採用に成功
エンジニアとビジネスサイドの両方で、より経営に近い高いハイポジションの採用ができている
社内からも「すごいメンバーが採用できたね」と高い評価を得ている - 候補者との接点の創出
すぐの内定承諾にはつながらなくとも、「今のプロジェクトが終わったら検討したイ」というお声を頂いた
2-6-4.担当者からのメッセージ
LinkedInには、他の採用チャネルでは出会えないような優秀な候補者が多くいて、そこに対して自社の世界観をダイレクトに伝えアプローチできることが魅力です。ベンチャー企業の強みである人を活かした個のアプローチが出来たため、ハイポジションの採用に成功し、社内からも「すごいメンバーが採用できたね」と高い評価をもらいました。
2-7.オムロン株式会社
イノベーションを創造する技術人財採用を実現
短期間でこれまで採用が難しかったAI・ロボティクスの高度技術人財を複数名採用
新たな化学反応を起こし、イノベーションを創造する
2-7-1.導入前の課題
- 中期事業戦略を実行するため、新たな技術でイノベーションを創造する人財の獲得が必要
- AI、ロボティクスといった高度技術をもった人財は少なく、通常の第三者サービス経由での採用は困難
- 転職潜在層へもアプローチし、入社への動機づけ・魅力付けが必要
2-7-2.LinkedInの導入理由は?
- 世界中の転職市場にいない高度技術人財へのアプローチ
- スカウト機能による候補者への直接コンタクトと動機づけ
- 新規R&D部門立上メンバーの採用
- LinkedInオフィシャルパートナーであるRPO会社との連携
2-7-3.結果について
- 優秀人財とのコミュニケーション
- オムロンが求める多様で優秀な人財の採用
- 技術部門での当事者意識情勢
- 広報部門との技術広報連携
- 優秀な人財とのLinkage
2-7-4.担当者からのメッセージ
オムロンでは、「多種多様な人財の採用・育成・活躍」を人財戦略の重点テーマと位置付けています。これまでの成長を支えてきた人財と新たな成長に必要な人財、この双方が持つ優れた能力が連結することで新たな化学反応を起こし、イノベーションを創造していくことが重要と考え、新たに必要なスキルやユニークな経験を持った人財を積極的に採用しています。特に高度技術人財の採用ではLinkedInを活用しています。
2-8.株式会社ワークスアプリケーションズ
開発プロジェクトに貢献できる専門性をもったエンジニアに出会うという難度の高いミッションを達成するためにLinkedInを活用
グローバル企業として、LinkedInを
- マーケットにいる優秀なエンジニアの発見
- 候補者の分析
- マーケット調査
として有効活用
2-8-1.導入前の課題
- 世界で初めてERPにAI技術を搭載した新製品「HUE」の開発を加速させた
※海外名称「AI WORKS」 - 「HUE」の開発には、世界初のプロダクトを生み出した企業であるからこそ、多くの技術的なブレークスルーが求められている
2-8-2.LinkedInの導入理由は?
- コンピューターサイエンス出身者を中心に優秀なソフトウェアエンジニアが必要
- 機械学習・事前言語処理・画像解析といった最新技術に長けた人財や、クラウドやWebデザイン等に対して豊富な経験を持つ人材が必要
- エンジニア採用市場の競争が激化していく中で候補者とのダイレクトなコミュニケーションがより重要になっていくと認識。
2-8-3.結果について
- マーケットにいる優秀なエンジニアの発掘に活用
- 募集ポジションに適する人財かを見極めるために、候補者分析のツールとしても活用。
在籍する企業や団体、出身大学などの経験歴に加え、つながりがある人との関係性も重視 - グローバルマーケットのトレンドや規模といった各国のマーケットを幅広くリサーチすることにも活用
2-8-4.担当者からのメッセージ
世界中から優秀な人財を集めることがグローバル採用における重要なミッションとなっており、LinkedInを利用し始めてから世界中の候補者へリーチできる環境が整いました。私たちをより多くの方に知ってもらって世界中の優秀なエンジニアへリーチするために最適なプラットフォームであると思っています。
2-9.東洋エンジニアリング株式会社
LinkedInを積極活用。ハイヤリングマネージャーや社員を巻き込んだ採用活動を推進
半年間で6名の海外のエンジニアを採用。コンタクトから採用決定まで最短2週間を実現
2-9-1.導入前の課題
- 専門性の高い希少なエンジニアの採用
- 業界の特性から非常に短期で人材のニーズにこたえる必要がある
- 採用コストの削減
2-9-2.LinkedInの導入理由は?
- グルーバル市場で希少なエンジニアに直接アプローチできる
- 直接コンタクトすることでスピーディに採用できる
- 海外エージェントを介さないことでコストを削減でいる
2-9-3.結果について
- 半年間で6名のエンジニアを採用
- ビジネス部門のハイヤリングマネージャーと早期から協業し、スカウト前にLinkedIn上で求める人材像の意識合わせを行うことを通じて、ピンポイントでのアプローチを実現、採用スピードを大幅に向上
- スピード感をもったやりとりにより候補者、ビジネス部門双方の満足度が向上
- 対象となる人財プールの把握、分析が可能に
2-9-4.担当者からのメッセージ
LinkedInの魅力は「ゆるいつながり」をキープできることだと思います。ダイレクトなアプローチを通じて、すぐに選考とならない場合も、LinkedInでつながっておくことで、次の機会が出てきたときに自然とその候補者との縁につながる。
そのような人脈の広がりが採用担当者と候補者お互いにとってのwin winの関係になっていくことが醍醐味であり、面白いところです。
2-10.株式会社ベイカレント・コンサルティング
2-10-1.導入前の課題
- 自社のステージアップに向けたハイクラス人材の採用強化
- 採用ニーズに合致しない人財の採用にも時間がとられれ、オペレーションの負担が増加
- ハイクラス人材に直接アプローチできない
2-10-2.LinkedInの導入理由は?
- 他の採用手法ではなかなか出会えないハイクラス人材へのアプローチが可能
- 採用ニーズに合致した人財とのインタビュー増加によるオペレーションコスト削減
- 欲しい人材は自分たちで獲得するという社内意識付けへの効果
2-10-3.結果について
- 半年間で十数名のハイクラス人材とのインタビューを実現
- 高難易度のポジションにて複数名の採用
- スカウトという採用手法を実現できる社内メンバーの増加
- LinkedInオフィシャルパートナーであるダイレクトソーシング社との効率的な連携によるオペレーションコストの大幅な削減
2-10-4.担当者からのメッセージ
ハイクラス人材=同業で活躍し、転職意思のない人材。そのような人財にアプローチする新たな手法として、LinkedInを導入。結果、転職市場に出現しない人財に出会える機会が増えました。
2-11.パクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社
ダイレクトソーシングを活用した新たな採用マーケットへのアプローチと、社外PRに有効活用
採用コストを削減しながら、優秀な人財を半年で複数名獲得。
採用活動だけでなくビジネスパートナー発掘のためのツールとしても活用。
2-11-1.導入前の課題
- 優秀な採用候補者の新たな母集団形成が必要
- ビジネススピードに合った採用活動の促進
- 日本市場における当社ブランディングイメージ向上
2-11-2.LinkedInの導入理由は?
- 優秀な候補者にターゲットを絞りダイレクトにアプローチでき、会社のファンを作っていける
- 採用コストを低減
- 中長期的に海外進出を考えているため、海外現地採用への活用も検討
2-11-3.結果について
- タイムリーに優秀な方を複数名採用できた
- 半年間でフォロワーも増加
- 副産物として、新たなビジネスやパートナー企業とのつながりも生まれるだけでなく、社内情報共有も容易になった
- LinkedInオフィシャルパートナーであるRPO会社との効率的な連携によるオペレーションコストの大幅な削減
2-11-4.担当者からのメッセージ
LinkedInを活用することで、当社の魅力を直接伝えながらの採用活動が行えるので、効果的に優秀な人財へアプローチできるようになっています。
また、採用以外にも活用することで当社のブランドイメージを向上でき、パートナー企業との幅広いつながりが構築できることが強みであると考えてます。
2-12.株式会社SQUEEZE
経営者自ら人財にアプローチし、事業ビジョンを共有。優秀人財の採用を実現
3ヶ月で2名採用、2名にオファー。(エンジニア3名、オペレーション1名)
スタートアップとしても始めやすい価格でROIを達成
2-12-1.導入前の課題
- 事業開始後約1年、社員数10名以下のスタートアップ環境の中、高いスキルを持ち、かつ、会社のビジョンに共感し、企業文化にフィット感のある人材を採用する必要があった。
- 各種採用媒体を利用していたが、最適な人財にめぐり合うことができず、受け身ではない、リクルーティング手法の変革を模索していた
- 少人数で人事担当者も不在のため、効率的に採用活動を進めるプロセスを確立する必要があった。
2-12-2.LinkedInの導入理由は?
- 優秀な人財に能動的に直接アプローチできる
- 直接のコミュニケ―ションにより企業文化へのフィット感をより感じることができる
- 第三者を介さないことによるコスト・時間削減への期待
- 低コストで始められ、取り組みをプロセス化するためのサポートを得ることができる。
2-12-3.結果について
- 3ヶ月間で2名採用、2名にオファー
(エンジニア3名、オペレーション1名) - スタートアップとしても始めやすい価格でROIを達成
- 直接のコミュニケーションより相互理解が高まりオファー承諾率100%
- 社内の各チームが協業し、ダイレクトソーシングを行う社内プロセスワークフローを週単位で設定し、効率よく運用
- 今後は経営者と同じ目線でビジネスを語れる人事担当者を採用し、さらに採用活動のスケール化・効率化を目指す。
2-12-4.担当者からのメッセージ
当社のビジネスモデルは人が全てです。
「この人は」と思える人材に直接アプローチし、自分たちの会社としてやりたいことをどれだけ熱く語り、一緒にやろうと共感できるかが採用活動における鍵です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
数あるダイレクトリクルーティングメディアの中から、自社にマッチした最適なメディアの組み合わせを見つけることが、採用成功への近道です。
あやまったダイレクトリクルーティング媒体を組んでしまい、過大な時間を浪費した挙句、まったく結果に結びつかないといった状況に陥らないためにも、ぜひ最適なメディアを見つけてください。
リンクトイン・ジャパンは公式ホームページが存在しないため、購入の相談については、リンクトインシンガポールに問い合わせる必要があります。
株式会社ダイレクトソーシングは日本初のLinkedIn(リンクトイン)正規代理店として、企業様にLinkedIn(リンクトイン)導入、運用を支援しています。
お問合せいただければ、直接リンクトイン・ジャパンのセールス担当にお繋ぎしますので、お気軽にお問合せ下さい。
お問い合わせは以下からお願いします。
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実際に日々LinkedInで採用を行なっている利用企業への事例インタビューを元に、弊社にてPDF版の資料を作成しました。
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竹村 朋晃
株式会社ダイレクトソーシング CEO (プロフィールはこちらをクリック) 2005年に野村総合研究所に入社。損害保険システムの構築に従事。2015年11月より株式会社ダイレクトソーシングを立ち上げ。エンジニア経験者中心にデータドリブンリクルーティングを中心としたサービスを展開。
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