【開発者へ突撃インタビュー】面接日程調整に特化した「ダイレクトスケジューリング」
こんにちは!開発者突撃インタビュー担当の小砂子(こすなご)です。
今回は、ダイレクトソーシング社の開発を支えるお二人にインタビューをしてきました!
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Note
面接に日程調整ツールを導入したい!でも、導入を断念
面接に日程調整ツールを入れたい、という声を多数いただく一方で、導入を断念する企業も多数います。
そんな声をたくさん聞く中で生まれたのが「ダイレクトスケジューリング」。
面接特化型だからこそ、
面接調整の”かゆいところに手が届く”様々な機能が実装されているツールです。
今回は、開発者の福井さんと則竹さんに直接インタビューをしてみました!
自動車会社の情報システム部にて開発を経験後、2020年に22歳という若さでDSにジョイン。マーケティング、セールス、設計、開発、チームマネジメントまでこなせるスーパーマン。
ダイレクトスケジューリングの開発をゼロから一人で開発し、リリースまでもっていった、”ダイレクトスケジューリングの中心人物”。なお、実は元モデル。
化学系メーカーの製造技術を担当後、2022年にDSにジョイン。
転職活動中に、ダイレクトスケジューリングで面接日時の調整を実際に体験し、そのスピードに感動。そのまま開発メンバーとして入社。
京大農学部出身なのに、なぜかアプリ開発をやっている、純粋でまっすぐな則竹さん。
今回はお二人に開発秘話をインタビューさせていただきました!
目次
ダイレクトスケジューリングについて教えてください。
文字通り、面接調整に特化した日程調整ツールです。
これまでの日程調整ツールですと、採用担当者の方からこんな悩みがありました。
- 「採用担当から1名」「現場のエンジニアから1名」「役員から1名」を面接官に入れたい
- 「英語対応をしてほしい」
- 「応募者と日程が決まったら、人材紹介にも日程を転送したい」
- 「人事部で全面接官の面接日程の調整状況を把握したい」
面接の調整時に、「採用担当者だれか1名と、現場から1名参加してほしい」といったことが頻繁に起きます。
これまでの日程調整ツールだと、難しい調整がありました。
これまでの日程調整ツールですと、
エージェントに面接確定日を手動で連絡する必要がありました。
面接利用の場合、これまでの日程調整ツールでは対応できない問題があったようで、導入を見送る企業が結構ありました。
そこで、このような悩みを解決するために生まれたのが「ダイレクトスケジューリング」です。わかりやすいUIにもかなりこだわっています。
開発に至った背景を教えてください。
私達は、ダイレクトリクルーティングを支援する会社なのですが、現場の採用コンサルタントからこんな声があがりました。
- 内定承諾率アップのために、採用プロセスを1カ月以内に収めたい!
そこで、採用プロセスが長い会社、短い会社を徹底的に調べました。
すると、長い会社と短い会社の大きな違いは「日程調整ツールがあるか否か」という点でした。
一方、候補者にインタビューをしてみると、
- 日程をメールで伝えたのに企業から「その日程は空いていない」と返信が来て、結局面接まで3週間かかってしまった
- 日程調整ツールがある会社の方が面接調整が楽なので、ツールがある会社を優先してしまう
一昔前は、「ツールで日程調整するなんて失礼」なんて声もありましたが、候補者側の声を聞くと、「便利で早いが一番」のようでした。
そこで、当社のダイレクトソーシング支援サービスの内定承諾率を高める目的として、ツール開発のプロジェクトが立ち上がりました。
どういったコンセプトでプロジェクトを立ち上げたのですか?
開発者の福井、則竹が決めたコンセプトは一つ。
二人の開発者の共通な思考が、顧客が喜ぶものを作りたい、という想いでした。
開発の現場でよくあるのが、「開発サイドの理想をユーザーに押し付けてしまうこと」。それを避けるために、「顧客ファースト思考」を二人で徹底的に貫きました。
そのために、「自社の採用チームが使いやすい!ありがとう」と言われるサービスを作ること、を徹底しました。
具体的には、アイディアがあったら現場のメンバーに時間をとってもらい、「絶対必要」「あったらうれしい」「不要」などを、何百回にもわたり、やりとりをして、開発の優先順位を作っていきました。
結果的に、自社の採用チームは、サービスのファンになってもらい、新たな機能が追加されるたびに「うれしい」「ありがとう」「効率化する」という言葉を沢山もらえるようになりました。
どういった体制で開発をしたのですか?
β版をリリースした2022年9月27日までは、実は福井1名のみでした。
もちろん、一部はCTOの意見を聞きながら、開発することもありましたが、実際はほとんど1名で開発していたのが事実です。
ただし、開発要件が重くなるに従い、「顧客のためにこの機能を実装したい。時間がない。」「候補者体験の向上のためにUIを変えたい。でもやっぱり時間がない。」
こんなストレスマックスな時に、救世主として現れたのが則竹さんです。
面接のときから、ダイレクトスケジューリングのファンだったことから、強い思いと推進力で、開発が一気に進みました。
則竹さんはまさに救世主でした!
開発をする上で最も大変だったことは?
一言でいうなら「日付と時間って難しい」ってことです(笑)。
ダイレクトスケジューリングは、GoogleカレンダーとOutlookカレンダーに連携しているのですが、会社によって日付データの型が違う。
たとえば、予約範囲、時間の制限、曜日の指定など、厳しかった(笑)。
さらに、面接日程調整での特有な、複雑な条件での日程調整をクリアするために、非常に難易度の高い計算やアルゴリズムを実装する必要がありました。
ただ、則竹さんは、その辺のアルゴリズムの整理が非常に得意だったので、二人でディスカッションをしながら、なんとか突破することができました。
今でも開発する上で悩んでいることはありますか?
UIUXですね。本当に難しい!面接の日程調整ツールは、それこそ学生から役員まで、様々な年齢層の方が使うツールです。この人は「これが良い!」というものが、違う人が使うと「わかりづらい」となってしまう。
UIUXには、本当に答えがなくて、今でも苦慮しています(笑)。
いかに少ないクリック数でできるか、を考えて開発していたのですが、「ここはクリックさせた方がよい」なんて場合もあり、本当に難しいなと実感しています。
そんなときに、デザイン部分でサポートしてくれる救世主、高橋さんがジョインしてくれました。
デザイナー高橋さん
ペルソナにあわせたデザインから衝撃的なデザインまで、なんでもこなす高橋さん。辛辣な意見で、開発メンバーを震え上がらすことも。
美大で、デザインを学び、様々な経験から、理論をもったデザインを得意とする。
福井と則竹のチームに、デザインという武器を手に入れたことで、UIUXについては、顧客や社内のメンバーに見てもらい、意見をもらいながら開発したことで、今ではお客さまから「どんな会社の日程調整ツールよりも使いやすい」とご評価いただけるところまで来ました。
最初に導入してくれたお客様からはどんな声をいただきましたか?
お客様1号は、ネットワーク業界の企業様で、今後、年間で50名から100名程度の採用を見込まれている企業でした。
さらに、海外採用も行っている会社で、英語対応が必須でした。
これまでの日程調整ツールでは、「英語対応」「海外のタイムゾーン対応」を実装しているものが少なかったので、非常に喜んでいただきました。
一番、言われてうれしかったことは、ただ一言「使いやすい」という言葉です。
もちろん、面接利用に必要な機能面では自信があったのですが、「使いづらい」なんて言われたら、どうしよう、と不安だったのですが、触り心地を評価していただいたのは本当にうれしかったですね。
面接での日程調整ツールを利用する場合、膨大な予約カード(面接用URL)を作成する必要があります。ダイレクトスケジューリングでは、一画面で、簡単な情報は設定できるので、日程の条件変更を瞬時に変更することができます。
逆に、お客様から言われて辛かったことはありますか?
ある日、お客様から、「候補者が日程調整したのに、面接日の連絡がこない」との連絡がありました。電話では、お客さまも怒っているような様子で、お叱りを受けてしまいました。
急いで調査したところ、
「候補者が入力したメールアドレスが間違っていた」という、簡単な理由でした。
もちろん、ダイレクトスケジューリングの機能としては、バグではないのですが、お客様からすれば「大切な候補者との面接調整がうまくいかないのは大きな問題」であるのは事実です。
そこで、新たな機能として、
を実装しました。
福井、則竹ともに、「顧客ファースト思考」をコンセプトとしておいたおかげで、「バグではない」と答えるのではなく、解決策を作り上げる方向に考えられたのだと思います。
今後「ダイレクトスケジューリング」をどのように育てていきたいか教えてください。
理想としては、面接の日程調整はすべて、「ダイレクトスケジューリング」を利用する状況までいきたいですね。確実に、候補者体験は向上すると、思っているので。その後は、単純な予約機能だけではなく、例えば、候補者が面接官を選べる機能や、レポーティングの機能を強化していきたいです。
面接って、本当に大変。
なのに、なかなか評価されずらい。
採用担当者の方の作業を徹底的に削減し、面接にフォーカスし、評価される世界を作りたいです。
単純に、もっと多くの人に使ってほしいですね。
自分がDSに転職した際に、ダイレクトスケジューリングを使って感動した経験は、本当に素敵なユーザー体験でした。
あとは、今後もたくさんのフィードバックをお客様からいただき、どんどんクオリティを上げていきたいですね。
最後に、福井さんから則竹さんへ、則竹さんから福井さんへメッセージをお願いします
福井さんから則竹さんへ
則竹さんはバックエンドの開発を担当しているのですが、バックエンド開発から、顧客体験のことを考えて設計してくれる人なんてそうはいないです。また、共通の顧客志向があるので、顧客からのフィードバックをすぐに開発に落とす思考や、スピード感もぴったりマッチしている。次のプロダクトを作るときも、一緒にやっていきたいですね。
則竹さんから福井さんへ
本当に最高な先輩です。
福井さんと同じになってしまいますが、「顧客ファースト思考」が共通しているのが大きいです。さらに、先輩なのに、平等なメンバーとして扱ってくれるのも、一緒に仕事がしやすい理由かと思います。
一言いうとすれば、福井さんは、お菓子と甘いものばかり食べているので、体調に気をつけろってたまに思います(笑)
これまでお客様の声から実装してきた機能(一例)
「予約カードの管理は人事がやりたい。でも、人事は面接に入らない」
こんな場合、他社の日程調整ツールでは、自分が入る日程しか見れないケースが多いです。ダイレクトスケジューリングでは、管理者がすべての面接を一括で管理できます。
人材紹介経由での面接日程を調整する際に、日程をエージェントに送る必要があります。これまでのツールでは、自分でメールを転送する必要があるのですが、ダイレクトスケジューリングでは、あらかじめ設定したメールアドレスに面接の確定日時を転送することができます。
日本語と英語の切り替え機能はもちろんですが、海外の人と日程調整する場合は、タイムゾーンが異なります。ダイレクトスケジューリングでは、タイムゾーンが違っても日程調整ができるようになっています。
実は、意外と他社で実装されていない機能です。日程調整ツールをダイレクトリクルーティングで使う時など、「どのテンプレートで使用しているURLか?」等をメモっておく必要があります。そんなときに便利な機能です。
これも、お客様からよく聞くことで実装した機能です。採用担当者は忙しいのです。
一日に10回も面接が入ったら、作業時間が足りなくなります。
そこで、1日の上限回数を設定し、それ以上は予約を入れられないような機能を実装しました。
かゆいところに手が届く機能のひとつ「個人情報の同意文編集」です。個人情報が厳しい会社では、自社で利用している個人情報の同意文をもとに、応募者に同意をもらう必要があります。
ダイレクトスケジューリングでは、個人情報同意文の編集機能が実装されています。
最後に一言お願いします!
現在、ユーザーの皆さまからのフィードバックが、プロダクトをよりよくするうえで貴重な意見になっています。
ただいま、無料で利用できますので、以下URLから、ウェイトリスト申し込んでください。
最後に、営業っぽくなってしまいましたが、採用担当者の皆さまの意見が本当に貴重ですので、ぜひぜひお願いします。私たちが対応します(笑)
45分の気軽な相談会を
開催しています
小砂子 佳陽
株式会社ダイレクトソーシングのインサイドセールス担当
DS社の初のインサイドセールス専任担当として2022年5月に入社。趣味は旅行先で地酒を飲むこと。
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