LinkedIn採用
2023.11.20

LinkedIn(リンクトイン)を使った採用活動の注意点

LinkedIn(リンクトイン)を使って採用活動をする際の注意点をご存知ですか?
みなさんこんにちは!株式会社ダイレクトソーシングの三上です。

ダイレクトリクルーティングに最適なツール「LinkedIn(リンクトイン)」ですが、実際に採用活動で用いる場合にはどのようなことに注意して採用活動を進めていけばいいのでしょうか?
人事・採用担当者の方には、特にチェックしてほしいポイントがあります!
では、LinkedIn(リンクトイン)を使った採用活動の注意点について詳しく見ていきましょう。

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1.LinkedIn(リンクトイン)で採用活動していますか?

まず、LinkedIn(リンクトイン)をご存知でしょうか?
LinkedIn(リンクトイン)は実名登録型のソーシャルネットワーキングサービス、いわゆるSNSで、ビジネスに特化していることが特徴です。
もともとはアメリカで生まれたサービスで、2023年3月時点での登録ユーザー数は、全世界で10億人を超えています。
日本でのユーザー数はまだ300万人程度ですが、年々増加を続けています。
LinkedIn(リンクトイン)の強みは、ダイレクトリクルーティングに適しているところと、さらになんといっても転職潜在層に接触ができるところです。
企業はLinkedIn(リンクトイン)上で採用候補者を積極的に探し出すことができますし、さらにその人々と直接やり取りをすることができます。
この点から、ダイレクトリクルーティングに最適なツールと言えるのです。
また、転職を積極的に考えているユーザーを「転職顕在層」、転職に興味がなくはないけれど、今の時点ではそれほど転職活動に積極的ではない人材を「転職潜在層」と呼ぶことがあります。
転職顕在層は転職活動に熱心なため、基本的に転職市場に多く存在しますが、転職潜在層は転職市場にはそれほど見られません。
LinkedIn(リンクトイン)はビジネスやキャリアに関する情報を集めたり閲覧したりするということができ、またビジネス上の知り合いと繋がることができるため、転職潜在層も登録しやすいツールなのです。
実際、LinkedIn(リンクトイン)ユーザーの約8割は転職潜在層だということが分かっています。
転職潜在層の中には優秀な人材が多く、その人材に対してLinkedIn(リンクトイン)では自らアプローチしていくことができます。
つまり、LinkedIn(リンクトイン)で採用活動を行えば、選考は効率的に、また優秀な人材の獲得にも繋がるのです。
ヘッドハンティングが頻繁に行われている海外では、LinkedIn(リンクトイン)を使った採用は当たり前に浸透しています。
しかし日本ではまだまだユーザー数も少なく、採用活動に本格的に使用している企業もまだ多いとは言えません。
しかし、ユーザー数の増加に伴い、この採用手法が浸透していくことも予想できます。
さらに、日本でもすでにパナソニック株式会社や楽天株式会社、株式会社メルカリなどの大手企業・有名企業でも採用に利用しています。
まだLinkedIn(リンクトイン)を使った採用活動をしていない企業の人事・採用担当者の方。
これからの時代、この便利で効率的なツール「LinkedIn(リンクトイン)」を利用しない手はありません。

2.LinkedIn(リンクトイン)での採用活動はどうやるの?

LinkedIn(リンクトイン)を使った採用活動はどのようにして行うのでしょうか。
▼企業ページの作成
まず大事なことは、企業の紹介ページを作ることです。
会社の名前、場所、業務内容など、このページを見た人がその会社に興味を持つようなページを作っていきたいですね。
文字だけでなく、写真や、社内イベントの情報なども掲載するのもいいと思います。
閲覧した人がそれを見てその企業の雰囲気を知り、興味を持ち、のちの採用候補者になってくれるかもしれません。
▼作成した会社ページに求人を掲載
採用活動向けのプランを契約することで、作成した会社ページに求人情報を掲載することができるようになります。
「会社名」、「職種」、「場所」のほか、「業界」、「ポジションの内容」、「説明」、「求めるスキル」などの情報を掲載できます。
どのようなスキルが自社で強みとして活かせるのか、自社にしかない魅力はどこなのか、他社と差別化を図れる部分はどういったところなのか、入社したら採用候補者にどのようなメリットがあるのかなど、できるだけ詳しく、かつ明確に記載することが望ましいです。
▼求人広告の掲載・配布
求人掲載した情報を基に、求人広告を作成、掲載することができます。
広告の種類は豊富で、LinkedIn(リンクトイン)上に掲載するもの、個人宛のメール内に掲載されるもの、テキストのみ掲載するもの、画像とともに掲載されるものなどがあります。
どれだけ広告が表示されて、広告をクリックして求人を見た人が何人いて、そのうち何人が応募したか、数値によって効果計測を行うことができます。
▼ユーザー検索とInMailを使ったスカウトメールの送信
リクルーターライセンスという法人ライセンスを購入した場合、LinkedIn(リンクトイン)のユーザー検索機能を利用することができます。
検索機能では学歴や職歴など様々な条件で検索をすることができます。
自社のニーズにマッチした候補者や転職潜在層を企業が自ら探し出し、オファーを送ることもできます。
そこで利用されるのがInMailメッセージ機能です。
InMailでは、LinkedIn(リンクトイン)上でまだつながりを持っていないユーザーとコンタクトをとることができるメッセージ機能のことです。
送ることができるのは件名200文字、本文最大2,000字です。
送ることのできるメッセージは、月に150クレジットとなっています。
このクレジットという単位なのですが、LinkedIn(リンクトイン)では、ユーザーから返信があった場合、その返信分のクレジットが返還されるという仕組みになっているのです。
つまり、1通返信がもらえたらその月はその分さらにメッセージを送信できるというわけですね。
このメッセージ機能を使って、ぜひ積極的に採用候補者とコミュニケーションを取っていきたいところですが、焦りすぎてもいけません。
「今すぐにこの人材が欲しい!!」と思うがあまり、強引にスカウトをしたり、しつこくメッセージを送ったりしても、逆効果になってしまいかねません。
そもそも、転職潜在層はそれほど転職に積極的ではないのですから、まずは相手との良好な関係を築くところから力を入れていった方がよいでしょう。
▼会社ページで企業ブランディングを
会社ページを作って、求人情報も掲載したらそれで終わり、ではなく、そのあとも随時情報を更新させていきましょう。
最近は社内でどんな活動があったのか、どんな実績が上がったのか、また社内はどんな雰囲気なのか。
情報を定期的に更新させていくことで、ユーザーのタイムラインでもその企業は多く見られるようになり、ユーザーの目に触れる機会が多くなっていきます。
はじめは知名度が低い企業でも、そのうち「あ、見たことがある企業だ」「あの雰囲気がよさそうな企業だ」「大企業ではないけれど最近実績を上げている企業だ」といったように、企業ブランディングに活きるかもしれません。

3.LinkedIn(リンクトイン)を使った採用活動の注意点

LinkedIn(リンクトイン)をどのようにして採用活動に用いていくのか、お分かりいただけたのではないでしょうか。
上手に活用すれば、効率的に優秀な人材を獲得できる便利なツールになりそうと思いませんか?
次は、実際に採用活動でLinkedIn(リンクトイン)を使う際に気を付けておきたいことを説明していきたいと思います。

3.1.採用候補者の転職への積極性を見定める

LinkedIn(リンクトイン)で出会える採用候補者には、転職顕在層と転職潜在層の2種類が存在することは先ほど説明しましたね。
では実際に自社が繋がりを持った採用候補者がそのどちらなのか、転職に積極的なのか消極的なのかを見定めるにはどうしたらいいのでしょうか。
そのユーザーが転職顕在層なのか潜在層なのかは、転職関心シグナルという機能を確認すればわかります!
特に転職に興味があるという場合は、この転職関心シグナルがONになっています。
この転職関心シグナルを確認して、アプローチの仕方を変えていくと相手の関心を引きやすくなるでしょう。

3.2.普段からLinkedIn(リンクトイン)で情報を発信する

会社ページや、採用担当者個人のユーザーページでは、日頃から情報を発信するようにしていくことが望ましいです。
それは、実際に企業がスカウトした際、採用候補者がその投稿を見て、企業や担当者の雰囲気やひととなりを判断する可能性が高いからです。
相手のことを調べたり観察したりしているのは企業側だけではないことを忘れてはいけません。
採用候補者も、相手がどんな企業でどんな人なのかよく見ているはずです。
普段からLinkedIn(リンクトイン)で情報を積極的に発信し、自分たちを採用候補者にアピールしていきましょう!
そして採用活動に役立てていけたらいいですよね。

3.3.ダイレクトリクルーティングのポイントを押さえる

さて、LinkedIn(リンクトイン)の注意点を見てきましたが、最後に大事なポイントを押さえておきたいと思います。
それは、LinkedIn(リンクトイン)は「『ダイレクトリクルーティング』に最適なツールである」というところです。
ダイレクトリクルーティングをする場合、人事・採用担当者が自社のニーズとマッチする優秀な人材を探し出し、アプローチし、スカウトするといったように、積極的に、主体的に動かなければ結果はでません。
スカウトは何度か失敗することもあるでしょう。
どのようなユーザーが興味を持ってくれたのか、どのようなスキル持ったユーザーは興味を全く持ってくれなかったのかなど、結果から分析し、改善し、実践することを繰り返すことが重要になってきます。
優秀な人材を獲得したいと考えるのですから、いくら便利なツールを用いていても「採用活動は簡単ではない」ということを忘れないようにしなければなりませんね。

4.LinkedIn(リンクトイン)を使った採用活動でお困りなら

さて、今回はLinkedIn(リンクトイン)で実際に採用活動をする際の注意点を見てきました。
人事・採用担当者の方は特に注意してほしい内容が多くありましたね。
LinkedIn(リンクトイン)は、それらの注意点をちゃんと考え、うまく使っていけば今までにない効率的でとても便利な採用ツールであることは間違いありません。
LinkedIn(リンクトイン)を使って、充実した採用活動をぜひ進めていっていただければなと思います。
LinkedIn(リンクトイン)についてもっと詳しく知りたいという方は、下記からお問い合わせください!
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三上

三上

2017年5月に株式会社ダイレクトソーシングにジョイン。 コンサル系やAI系スタートアップベンチャーなどのソーサーとして従事。 その後は、カスタマーサクセス担当として、大手国内企業やベンチャー企業を中心に活躍中。

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