LinkedInは大学生も使うべき?日本の学生利用のリアルと始め方
学生向けキャリア記事|LSCM — LinkedIn Student Career Media
LSCM編集部 ・ 約4分 ・ 監修:株式会社ダイレクトソーシング(日本初のLinkedIn公式パートナー)
LinkedIn(リンクトイン)は、大学生も使えます。そして「使うべきか」の答えは目的によります。グローバル・外資・早めのキャリア形成に関心があるなら、始める価値は大きいです。国内の就活だけが目的なら必須ではありませんが、30分で作れるプロフィールを置いておく価値は十分にあります。この記事では、日本の学生利用の実態を正直な数字で示し、大学生の使い方3つと、今日から30分で始める手順を解説します。
目次
日本の学生利用のリアル(正直な数字)
まず実態からです。数字は盛らずにお伝えします。
出典:LinkedIn公開情報・監修者調べ(2026年時点の概数)をもとに編集部作成
世界のユーザーは約13億人で、海外では学生も普通に使います。日本のユーザーは約500万人(普及率約4%)。そのうち学生ユーザーは約10万人で、直近2年で増えてきています。
注目すべきは「誰が」増えているかです。いま登録しているのは、リーダーシップやチャレンジ精神の高い学生層が中心です。つまりLinkedInにいること自体が、企業側から見て意欲のシグナルになります。そして約10万人という母集団は、数百万人が登録する就活サイトに比べればまだ小さく、早く始めるほどその中で見つかりやすい状態です。
使うべき人・急がなくていい人
全員に勧めるつもりはありません。判断の目安を正直に示します。
| あなたの状況 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| 外資・海外・グローバルな仕事に関心がある | 今日始めるべき | 世界の採用はLinkedInで動いています。海外オフィスや外資の採用担当から見える場所はここだけです |
| 留学経験がある・留学予定がある | 今日始めるべき | 留学先での出会いを資産として保存できます。帰国後に「つながり」が残ります |
| 大学1〜2年で、早めにキャリアを考えたい | 始める価値が大きい | 社員の経歴を読む「キャリアの地図読み」に学年制限はありません。早いほど選択肢が増えます |
| 国内の就活だけが目的 | 必須ではない | 国内スカウトはOfferBox等が主流です。ただし30分のプロフィール設置は保険として有効です |
| SNSの発信が苦手 | 問題なく使える | 発信は不要です。「読む・つながる・見つかる」だけで機能します |
大学生のLinkedIn、使い方は3つ
LinkedInを「発信するSNS」だと思うと使い方を誤ります。学生にとっては「キャリアの道具」で、用途は3つです。
1. 読む:キャリアの地図読み
気になる会社で働く社員のプロフィールを読み、その経歴(配属、異動、スキル、資格)から自分の道を逆算します。求人票は企業が書いた理想ですが、社員の経歴は実際に歩かれた道です。LinkedInは世界最大の「公開されたキャリア実例データベース」であり、これを読めることが学生にとって最大の価値です。
2. つながる:1対1の関係構築
大学ページの「卒業生」タブを使うと、同じ大学からその会社に行った先輩を直接探せます。イベントや説明会で会った社員とつながっておけば、名刺と違って関係が続きます。いまの採用は、大量応募よりも企業と学生が1対1でつながる形(1対1リクルーティング)に変わりつつあり、そのインフラがLinkedInです。
3. 見つかる:ヘッドラインは3項目でいい
Xのプロフィールと同じ要領で、ヘッドライン(名前の下の一文)に「◯◯大学|◯◯学部|2028年卒」と書いて置いておくだけで、企業の検索対象になります。立派な実績は要りません。採用担当が検索するのは大学名・卒業年度・スキルといった具体的な言葉であり、この3項目にそれが含まれているからです。余裕が出てきたら「|データ分析が好き」のように興味を1つ足すと、さらに見つかりやすくなります。
今日からの始め方(合計30分)
| 手順 | やること | 目安 |
|---|---|---|
| 1 | 登録する。大学のメールアドレスで問題ありません | 5分 |
| 2 | 顔写真を入れる。スマホの自撮りで十分です。証明写真である必要はありません | 5分 |
| 3 | ヘッドラインを書く。Xのプロフィールのように「◯◯大学|◯◯学部|2028年卒」。文章にしなくて構いません | 10分 |
| 4 | 大学ページの「卒業生」タブで、気になる業界にいる先輩を3人フォローする | 5分 |
| 5 | 週1回ひらいてフィードを眺める。投稿はしなくて構いません | 習慣 |
企業側から見た、学生のLinkedIn
監修:株式会社ダイレクトソーシング(日本初のLinkedIn公式パートナー・300社以上の採用支援)
よくある質問
LinkedInの「中の人」と、直接話せる場があります。
LinkedIn Student Career Week(LSCW)は、グローバルで事業を動かす企業の人事・現場社員と学生が1対1で話せる無料イベントです。この記事で整えたプロフィールが、そのまま会場での自己紹介になります。
日本初のLinkedIn公式パートナー・株式会社ダイレクトソーシングが運営。企業側の採用実務の知見をもとに、学生がキャリアオーナーシップを持つためのLinkedIn活用を発信しています。LinkedIn Student Career Week(LSCW)主催。
出典・注記:世界ユーザー約13億人・日本約500万人・普及率約4%・日本の学生ユーザー約10万人は、LinkedIn公開情報および監修者調べに基づく2026年時点の概数です。「企業側から見た」の項は監修者の採用支援実務に基づく見解です。2026年7月7日公開(2028卒版・毎年更新)。

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竹村 朋晃
著者プロフィール 竹村 朋晃(Tomoaki Takemura)
株式会社ダイレクトソーシング 代表取締役CEO
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2005年に野村総合研究所に入社。大手損害保険会社のシステム設計・開発に従事し、エンジニアとしてのキャリアをスタート。 2015年、ダイレクトソーシングの可能性に着目し、株式会社ダイレクトソーシングを創業。データドリブンな採用を軸に、候補者データの構造化、スカウト改善、タレントプール構築などを通じて、累計500社以上の採用支援を行う。 2017年よりLinkedIn公式パートナーとして、日本企業へのLinkedIn活用を支援。2025年には「LinkedIn Student Career Week」を主催し、5,000名超の学生と40社超の企業をマッチングさせるなど、イベントプロデュースでも実績多数。 「Stand Alone Complex Society(個が独立し共創する社会)」の実現を掲げ、採用における価値創造を追求している。 趣味はウェイクボードとテニス。お台場在住。技術と営業を横断する“ハイブリッド人材”として、採用の進化に挑み続けている。
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