ダイレクトメディア(中途)
2023.07.20

【企業向け】AMBIとは?特徴や料金、スカウト返信率を高めるコツも解説

優秀な若手ハイキャリア人材の登録者が多い採用媒体として、評判良くおすすめしたいサービスの一つが「AMBI(アンビ)」です。AMBIはエン・ジャパンが運営する、20〜30代前半の若手ハイキャリア層に人材に特化した採用プラットフォームです。

AMBIを活用すれば、20代〜30代前半までの若手ハイキャリア層の優秀な人材と接点が持てるため、若手人材の採用が期待できます。

そこでこの記事では、AMBIの利用をお考えの採用担当者の方へ、以下の内容について紹介します。

 

  • AMBIの特徴とサービス内容
  • AMBIを中途採用で活用するメリット
  • AMBIの料金体系
  • AMBIを活用したスカウトを活用して返信率を高めるコツ
  • AMBIを活用した採用事例

 
本記事を読めば、AMBIの活用方法や自社に適した料金プランが分かり、効率良く優秀な若手人材を採用できる可能性が高くなります。




➡︎資料の無料ダウンロードはこちら

AMBI(アンビ)とは

AMBI(アンビ)

AMBI(アンビ)とは、エン・ジャパン株式会社が2017年4月から提供している若手・ハイキャリア人材向けの転職プラットフォーム・採用媒体です。
AMBI(アンビ)はより若手・ハイキャリアに特化したサービスとして、以下のような制限を設けて差別化を図っているのが特徴です。

  • ユーザー登録時の年収制限
  • 登録ユーザーの8割以上が大卒で、その約半数がMARCH以上
  • 20代の若手を積極的に採用する案件のみ掲載可能
  • 掲載求人の年収制限(最低400万円以上)

現在、AMBIには上記に該当する8033万人の若手ユーザーが登録しています。(2023年4月時点)

AMBIは採用をお考えの企業だけでなく、人材紹介会社の利用も可能です。

AMBI(アンビ)の特徴

続いて、AMBI(アンビ)の特徴を3つ紹介していきます。
 

  • 登録ユーザーの平均年齢が28.2歳と若い
  • 登録ユーザーは年収400万円以上の人材のみを対象している
  • 掲載求人の年収は最低400万円、500万円以上の案件も多数

 
それぞれ具体的に見ていきましょう。

AMBI(アンビ)の特徴1:登録ユーザーの平均年齢が28.2歳若い

AMBI(アンビ)の大きな特徴の1つが、登録ユーザーに20代〜34歳までの若手人材が多い点です。
登録ユーザーの平均年齢は28.2歳、会員の約97%が34歳以下で、特に24~28歳周辺にボリュームゾーンがあります。(2023年4月時点)

AMBI(アンビ)と同じようにハイキャリア人材向けの転職サービスを運営しているビズリーチでは、30・40代が全体の67%を占めています。
ビズリーチとることと比較すると、AMBI(アンビ)は非常に若手ユーザーに特化していると言えます。


※出典:AMBI 公式サイト https://en-ambi.com/html/company_inquiry/
Bizreach公式資料「3分でわかるビズリーチ」より

AMBI(アンビ)の特徴2:登録ユーザーはすでに年収400万円以上の人材のみを対象としている

AMBI(アンビ)は原則として、登録時点で年収400万円以上の方のみを登録可能としています。
国税庁の「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、20代の平均年収は320万円なので、400万円以上を超えてるのは高い部類に該当します。

参照:令和3年分 民間給与実態統計調査

この層は大手上場企業や外資系企業などでしっかりした研修や教育を受けてきて、若いうちから実績を上げている人材が多くを占めています。
若手を集めた転職プラットフォームでありながら、その中でも優秀な人材のみを選択的に集められる仕組みができているのがAMBI(アンビ)の大きな特徴です。

AMBI(アンビ)の特徴3:掲載求人の年収は最低400万円、500万円以上の案件も多数


出典:エン・ジャパン

AMBI(アンビ)では、登録ユーザーだけでなく、掲載する求人にも年収制限が課せられている点が大きな特徴です。
掲載求人は、最低でも400万円以上、できれば500万円以上の年収を掲示する必要があります。
ユーザー側から見た求人検索条件でも、最低金額は400万円からに設定されています。

2017年4月時点で、AMBI(アンビ)経由で転職が決まった方の平均年収は525万円でした。
志ややる気があっても、実際に現在の年収よりも低くなる転職をするユーザーは少ないと考えられています。
そのため、AMBI(アンビ)に掲載する求人については、このラインを下回らないよう条件を絞る必要があります。

出典:20代ハイクラスのための転職サイト「 AMBI 」、ローンチ1年で会員数8万人、求人件数2.4万件突破!

AMBI(アンビ)の特徴4:若手ユーザーが気軽に利用しやすい工夫がある

AMBI(アンビ)では、まだ転職に慣れていない20代のユーザーに向けて、以下のような気軽にAMBI(アンビ)を使うための動機を用意しています。

2-4-1.マイバリュー診断

まず1つ目が「マイバリュー診断」です。
2-4-1-1.【マイバリュー診断の流れ】

  1. ユーザーが気になる求人案件に対して「興味あり」の意思を示す
  2. 採用担当者が「興味あり」としたユーザーの職務経歴書を確認し、合否可能性を以下のの3段階で回答する

◎(合格可能性大)
○(合格可能性中)
△(合格可能性小)

マイバリュー診断の利点は、ユーザーが「自身の経歴が転職市場からどのように評価されるか」を確かめることができる点です。
2-4-2.ゲーミフィケーションの活用
2つ目は、「ゲーミフィケーションの活用」です。
★ゲーミフィケーションとは:ゲームデザイン要素やゲームの原則をゲーム以外のものに応用すること
AMBI(アンビ)では、ログインボーナスでポイントが貯まり、アクティビティレベルが可視化される仕組みを採用しています。
これによってユーザーに積極的な活動を促し、楽しみながらアプリゲームのような気軽さでAMBI(アンビ)を利用してもらえるようになっています。

→【全53種類を網羅】ダイレクト採用メディアの比較資料ダウンロードはこちら

AMBI(アンビ)の特徴5:スカウトメールによるダイレクトソーシングが可能

他の多くの転職プラットフォームと同様に、AMBI(アンビ)でもスカウトメールによるダイレクトソーシングが可能です。
AMBI(アンビ)のダイレクトソーシングの利点は、以下の4点です。

AMBI(アンビ)のダイレクトソーシングの利点 1:アプローチの効率が良い

そもそも登録ユーザーが若手ハイキャリア層に限られているため、効率良くスカウトメールを送信できます。

AMBI(アンビ)のダイレクトソーシングの利点 2:面談に繋がりやすい

スカウトメールの返信率は約5.67%と、同様のサービスと比較すると平均的です。しかし、その後の面談率はなんと97.4%となっており、非常に面談に繋がりやすいのも特長です。
出典:ダイレクトソーシング調べ

AMBI(アンビ)のダイレクトソーシングの利点 3:自動通知サービスが便利

スカウト条件を保存しておけば、それに合致する人材を「新着人材」「レジュメ更新人材」として自動で通知してくれます。

AMBI(アンビ)のダイレクトソーシングの利点 4:ユーザーのアクティビティレベルで選別できる

送信対象ユーザーを検索する際に、ログイン頻度、更新頻度などのユーザーのアクティビティレベルを確認できます。
アクティビティレベルが高いユーザーは、転職意欲が高いと推測できます。

【AMBI(アンビ)のソーシング画面】

転職意欲の高いユーザーだけを絞り込んでスカウトメールを送信することで、返信の可能性が高まりますし、スカウトメール料金を無駄にすることもありません。

AMBI(アンビ)を採用に使うメリット

メリット

以上、AMBI(アンビ)の特徴や利点についてご説明しました。これらを踏まえて、企業が採用活動にAMBI(アンビ)を使うメリットをご紹介します。

AMBI(アンビ)を利用する企業側のメリット1:優秀な若手採用に効率が良い

優秀な人材を効率よく見つけられるのが最大のメリットです。
20代ですでに年収400万円以上の会社や職業に就けているような優秀な人材を採用するには、そもそも登録ユーザーがそれらの条件を満たす人材のみであるAMBI(アンビ)は効率が良いのです。
こちらからアプローチする場合だけではなく、ユーザーからの応募を待つ場合にも同じことが言えます。不特定多数からの応募ではなく、ある程度以上の優秀さが担保されたユーザーからの応募なので、選考にかかる労力を節約できます。
AMBI(アンビ)からの採用が特に決まりやすいとされている分野は、以下のビジネス職全般です。

  • 経営
  • 企画
  • マーケティング
  • PR
  • コンサル
  • 営業
  • バックオフィス

しかし、新規事業や新サービスの立ち上げなどへの挑戦を希望する人材もいます。
現状維持ではなく、さらなる挑戦や向上を目指す人材を獲得するのにAMBI(アンビ)はぴったりです。
出典:ダイレクトソーシング調べ

AMBI(アンビ)を利用する企業側のメリット2:スカウトメールで企業側から接触できる

応募を待つだけでなく、スカウト機能で企業側から人材に接触できるため、何もせずに待ちの姿勢でいることを防げます。
AMBIから採用に至ったケースでは、経路は自主応募とスカウトでおよそ1:1です。
つまり、それだけ企業も積極的にAMBI(アンビ)でスカウトしているということですね。
若手のハイキャリア人材の中でもさらに自社の採用条件に合う人材、AMBI(アンビ)を頻繁に利用して転職に積極的な人材などに、企業から接触できるため、高い採用可能性が期待できます。
出典:ダイレクトソーシング調べ

転職意欲の高いユーザーに「プラチナスカウト」を送信できる

AMBI(アンビ)では、転職意欲の高いユーザーに「プラチナスカウト」を送ることで、面接機会の創出が期待できます。
プラチナスカウトの大きなメリットは、ユーザーにどこに興味を持ってスカウトを送ったのかを伝えられること。

レジュメに記載された内容を見て、プラチナスカウトを送った理由や採用の熱意を具体的に伝えられるので、面接率の向上が見込めるでしょう。
文面を考える工数は多少かかりますが、通常のスカウトに比べてプラチナスカウトは、ユーザーの目にとめてもらえる可能性が高くなります。

特に「このユーザーと会ってみたい」「応募してもらいたい」と思ったときに、プラチナスカウトを活用するのがおすすめです。

【早見表付き】AMBI(アンビ)の料金(2023年4月時点)

AMBI(アンビ)の料金

AMBI(アンビ)の料金体系は、基本利用料と成功報酬、個別のサービス利用料の三本立てです。
特に、成功報酬が他媒体と比較して高めなので、利用する際には注意しましょう。

AMBIの基本利用料について

AMBI(アンビ)の基本利用料はプランによって変わります。
AMBI(アンビ)には、以下の3つのプランがあります。

料金プラン期間料金スカウト送信数求人掲載数
ライトプラン1年間60万円500通/月10枠
レギュラープラン1年間90万円1,500通/月30枠
プレミアムプラン1年間120万円3,000通/月100枠

 

プランや期間によって料金が異なるため、採用予算やリソースなどを考えたうえで適したプランを選択することがおすすめです。

成功報酬について

AMBI(アンビ)は成功報酬制を採用しています。
成功報酬は、理論年収の20%に設定されています。これは他の求人媒体と比較すると少々高めの設定です。(参考:BizReachは年収の15%)

サービス利用料について

基本利用料に含まれる以上のスカウトメールや、アンケートを通じて求める人材像をはっきりさせる「求める人財可視化サーベイ」などのサービスを利用するには、別途以下のようなサービス利用料が必要です。

スカウトメールの利用料

AMBI(アンビ)のスカウトメールの利用料金は、上述の表の通りでプランに応じて料金と送信数が変わります。

 

  • ライトプラン(12ヶ月契約:月500通
  • レギュラープラン(12ヶ月契約):月1,500通
  • プレミアムプラン(12ヶ月契約):月3,000通

 
スカウトメール送信料金が、基本利用料に含まれています。
これで不足するようなら、追加分として500通を5万円で利用できます。

AMBI(アンビ)のスカウトメールを利用する際は、同じユーザーに再アプローチをするときも、新規のアプローチと同様にメール通数としてカウントされるので注意しましょう。




➡︎資料の無料ダウンロードはこちら

求める人財可視化サーベイの利用料

AMBI(アンビ)には、面接官にアンケート調査を行い、求める人材像を可視化するサービスがありまです。
面接前に面接官にアンケート調査を対して行っておくことで、目線合わせが可能でになります。

求める人財可視化サーベイの利用料は、初回は無料に設定されています。
その後再び利用する場合は、5名で5万円の費用が発生します。

HR OnBoardの利用料

HR OnBoardは、入社者への毎月のアンケートによって「離職リスク」を可視化するWebツールです。
診断の結果、「離職のリスクが高い」とされた社員への適切な対策も提供しています。

AMBI(アンビ)を経由して入社した社員に利用する場合は、無料で利用できます。
その他の社員については、1名あたり1年で1万円がかかります。

求人掲載可能枠について

AMBI(アンビ)では、求人は一度に30件まで求人掲載が可能です。
中には、長期に案件を掲載し、そこからのユーザーの自主応募を期待する使い方をしている企業もあります。

AMBIを活用してスカウトの返信率を高めるコツ

ここでは、AMBI(アンビ)を活用してスカウトの返信率を高めるコツを3つ紹介していきます。

 

  • スカウトを再送する
  • 「会いたい」機能を活用する
  • 書類不要の旨をスカウト文面に盛り込む

 
AMBI(アンビ)を活用し効率良く採用するには、ただ闇雲にスカウトを送るのではなく、ポイントを抑えることが重要です。

それぞれのコツを見ていきましょう。

定期的にスカウトを再送する

1つ目は、定期的にスカウトを再送することです。

AMBI(アンビ)には、転職顕在数だけでなく転職潜在層も数多くいるので、同じユーザーに対してスカウトを送るのが有効です。
定期的にスカウトを送信し、ユーザーが転職を考えたタイミングと合えば、面接の機会創出や採用率の向上につながります。

一度だけで終わるのではなく、気になるユーザーには定期的にスカウトを送るようにしてみてください。

「会いたい」機能を活用する

また、「会いたい」機能を活用することで、スカウトの返信率が高まります。

AMBI(アンビ)では、掲載求人に「興味あり」を押したユーザーを「興味ある」タブから表示できる機能があります。
さらに、「会いたい」「もう少し経歴が知りたい」「条件に合わない」の3つから選択が可能で、より細かくユーザーの温度感が分かるようになっています。

「会いたい」を選択したユーザーにスカウトやプラチナスカウトを送ることで、面接や採用につながる可能性が高まるでしょう。

書類不要の旨をスカウト文面に盛り込む

最後は、書類不要の旨をスカウト文面に盛り込むことです。

AMBI(アンビ)の登録ユーザーは、今までに転職経験がない若手層が多いです。
そこで、応募時に「履歴書」や「職務経歴書」などの書類が不要な旨を、スカウト文面に入れると返信率が高くなる傾向があります。

ユーザーもまだ転職の温度感が高いとは限らないため、初めはカジュアル面談のようなライトな出会いであれば、書類不要にするのがおすすめです。

4.AMBI(アンビ)を使った採用事例

次は、AMBI(アンビ)を使った採用事例について見てみましょう。

4-1.AMBI(アンビ)のユーザー像

まずは、現在、AMBI(アンビ)を利用しているユーザーの具体例をご紹介します。

 現職年齢現在の年収学歴現在勤務中の企業
ユーザーA👤戦略コンサルタント30歳1000万円以上京都大学経済学部卒外資系コンサルティングファーム
ユーザーB👤新規事業担当者28歳850万円一橋大学商学部卒大手総合商社
ユーザーC👤Webエンジニア27歳600万円以上東京大学工学部卒モバイルアプリ開発会社
ユーザーD👤経営企画28歳500万円以上同志社大学商学部卒日系家電メーカー
ユーザーE👤営業リーダー27歳650万円法政大学経営学部IT系メガベンチャー
ユーザーF👤マーケティング29歳550万円以上青山学院大学法学部大手ソフトウェアメーカー

これらはほんの一例ですが、有名大学を卒業して外資や大手企業で働く優秀な人材というのがイメージできたのではないでしょうか。
(出典:https://en-AMBI.com/html/company_inquiry/

4-2.AMBI(アンビ)利用企業の例

また、AMBI(アンビ)を利用して採用している企業の例としては

  • 株式会社日本政策投資銀行
  • KDDI株式会社
  • 日本アイ・ビーエム株式会社
  • アリババ株式会社
  • オヨ・ルームズ

などが挙げられます。
誰もが名前を聞いたことのある企業から、今勢いのあるベンチャー企業まで、様々な企業がAMBI(アンビ)を使っています。
(出典:https://en-AMBI.com/html/company_inquiry/

4-3.AMBI(アンビ)を利用した人事担当者の声

実際にAMBI(アンビ)を使って採用した人事担当者からは、

  • 「アプローチしたい人材がAMBI(アンビ)には多い」
  • 「人材紹介ではなかなか出会えないような人材にアプローチできる」

―外資系コンサルティング会社 中途採用担当者

  • 「スカウトの返信率が高い」

―メガベンチャー企業 人事部長

  • 「自主応募者も質が高い」

―大手銀行 採用担当者
などといった声が挙がっています。
(出典:https://en-AMBI.com/html/company_inquiry/

まとめ

この記事では、AMB(アンビ)Iの特徴や料金体系、スカウトの返信率を高めるコツ、採用事例を解説しました。

さまざまな採用手法やサービスがありますが、若手ハイキャリア層の人材の採用を考えているなら、効率良く採用できるAMBI(アンビ)の利用がおすすめです。若手人材の採用にお困りなら、一度試してみてはいかがでしょうか。

料金やスカウト送信数などは、プランごとによって異なるため、自社に合った採用予算に応じてAMBI(アンビ)の利用を検討してみてください。

【全53種類を網羅】ダイレクト採用メディアの比較資料ダウンロード

スカウトメディアには、AMBI以外にも母集団が豊富なメディアや、一点特化型メディアなど幅広く存在します。 本資料では各メディアの特徴、料金体系などをPDFにて解説、おまとめしております。

45分の気軽な相談会を
開催しています

竹村 朋晃

竹村 朋晃

株式会社ダイレクトソーシング CEO (プロフィールはこちらをクリック) 2005年に野村総合研究所に入社。損害保険システムの構築に従事。2015年11月より株式会社ダイレクトソーシングを立ち上げ。エンジニア経験者中心にデータドリブンリクルーティングを中心としたサービスを展開。

関連記事