【2022年9月版完全網羅】日程調整ツール24社徹底比較
最近では様々な企業で利用がはじまっている「日程調整ツール」。
2020年から続いているコロナの影響により、リモートワークが普及したころから、加速度的に広がっています。利用される場面は様々です。セールス、面接、顧客ミーティングなど様々な場面で目にすることが増えました。
これまで日程調整には多大な時間的コストがかかりました。カレンダーから候補日を決めて、相手に選んでもらい、もしも候補日で決まらなければ再度候補日を案内して、、、、など非常に工数がかかり、専属の秘書や派遣社員で対応していました。
しかし、「日程調整ツール」を利用すると、これまでかかっていた工数が驚くほど少なくなり、この便利さに感動を覚えたビジネスパーソンの間で一気に広がったと思われます。
今回の記事では、日程調整ツールを利用する目的やメリット、デメリット、またどのような基準で選べばよいのか、などを解説していきたいと思います。
採用向け日程調整ツール「Direct Scheduling」
1.日程調整ツールについて
1-1.日程調整ツールとは?
日程調整ツールとは、これまで相手先との日程調整にかかっていた全ての作業を自動化するツールのことです。呼び方は様々あり、「日程調整ツール」「カレンダー調整ツール」「スケジュール調整ツール」などがあります。具体的に削減できる内容は以下になります。
- 打合せに参加するメンバーのカレンダーから候補日をさがす
- 候補日程を仮押さえする
- 候補日程を相手先にメールでお伝えする
- 相手先から打合せの確定日をいただく
- 打合せの参加メンバーのカレンダーに確定日を入れる
- 仮押さえした日程を削除する
- オンライン会議用のURLを発行する
- 打合せ参加メンバーにオンライン会議用のURLを連絡する
- 場合によっては、前日にリマインダーとして会議日程を再度連絡する
上記の作業を打合せ設定の度に実施します。この大変面倒な作業を、日程調整ツールを利用すると瞬時にミーティングの予定が確定する、画期的なツールになります。
1-2.日程調整ツールを利用するシーン
ビジネスシーンでのミーティングにおいて、全ての場面で利用できます。例えば、
- セールスにおいて、商談先との日程調整
- 採用面接において、候補者との日程調整
- 顧客打合において、顧客先との日程調整
- 社内打合において、メンバとの日程調整 etc
さらに、「日程調整ツール」では、1vs1の打合せはもちろんのこと、OR条件、AND条件での設定も可能です。
- OR条件・・・複数人の誰か一人が参加する
- AND条件・・・複数人全員が参加する
たとえば、セールスにおいて、「メンバーの中で日程が空いている人で誰か一人と調整したい」場合は、OR条件を利用すれば解決できます。また、打合せにおいて「全員が空いている日程の中で調整したい」場合は、AND条件を利用することで解決できます。
このように、「日程調整ツール」を利用することで様々なミーティングの自動化を図ることができます。
1-3.日程調整ツールを使うメリット
日程調整ツールを利用するうえで、様々なメリットがあります。
- 日程調整にかかる工数を大幅に削減できる
- 打ち合わせまでのリードタイムを削減できる
- ダブルブッキングを防ぐことができる
- オンライン会議用のURLを自動的に発行できる
- 候補日の仮押さえによる機会損失を防ぐことができる
上記のように、工数削減やダブルブッキングなどの効果は非常に強力です。さらに、実は意外と重要な点は、打合せまでのリードタイムの削減です。たとえば、候補者との面接日程の調整に時間がかかると、選考期間が延びてしまい、採用までの時間がかかってしまいます。さらに、面接と面接の間の時間が長引くと、候補者の温度感が落ちてしまい、辞退される率も上がってしまいます。
1-4.日程調整ツールを使うデメリット
- 相手先の操作ミスにより日程が決まらない
- 相手先によっては不快に感じる可能性がある
相手先がITに慣れていない場合は、上記のような操作ミスや不快感を感じる方も一部います。ただし、これは私個人的な主観ではありますが、ここ2年でこのようなデメリットは、大幅に減ったと思います。
実際、弊社では、問合せがあったお客様に自動的にメールを送り、そのメール文面に日程調整用URLが貼ってあります。2年前は、日程調整用URLから打合せ日程の調整をしてくれる方は少なかったのですが、現在ではほぼ8割以上の方が「日程調整用URL」にアクセスしていただき、ミーティングのセットをしてくれます。そのため、セールスメンバーは、日程調整などの作業は一切する必要なく、当日の商談を待つだけで完結しています。
1-5.予約受付型と候補提案型と投票型
日程調整ツールでは、大きく分けて3つの種類があります。
1-5-1.候補提案型
候補提案型とは、日程候補を手動でピックアップし、空いている日時を仮押さえします。相手先が、提案された日程候補の中から日時を選択すると、自動的にカレンダーに入り、日程が確定する方法です。日程候補をこちらで選択する必要があるため、少々面倒な作業が発生しますが、以下の場面で活躍します。
- 社員がGoogleカレンダーやOutlookカレンダーに予定をきちんと入れていない場合
- 社員が自動的に日程調整されるのを嫌がる場合
1-5-2.予約受付型
GoogleカレンダーやOutlookカレンダーなどのカレンダーツールと連携し、自分の空いている日程候補が予約カレンダーに自動的に反映されます。相手先は、予約カレンダーの中から、好きな日程を選択すると、自動的に自分のカレンダーと相手先のカレンダーに予定が入り、オンライン会議用URLが自動発行されます。
日程調整URLを発行した後に、カレンダーが埋まってしまった場合でも、即反映されます。したがって、仮押さえやダブルブッキングの心配は一切ありませんので、最も効率的な調整方法だといえます。以下の場合に利用可能です。
- 社員がGoogleカレンダーやOutlookカレンダーに予定をきちんと入れている場合
- 社員が自動的に日程調整されることを了承している場合
非常に効率的かつ効果的な方法なので、上記2点をぜひ推進してほしいです。
1-5-2.投票型
投票型は、「調整さん」や「伝助」などでおなじみの、昔から使われていたシンプルな方法で、忘年会や飲み会などの調整に利用されています。カレンダーとの連携は特に不要で、幹事は、候補日を複数あげて、参加者に「〇」「△」「✕」で答えてもらい、日程を決める方法です。
2.日程調整ツールを選択する上でのポイント
2-1.日程調整ツール24選一覧リスト
現在(2022年8月時点)、日本で利用できる日程調整ツールは、24ツールがあります。ツールを提供しているほとんどの会社が2015年以降に創業した会社が中心であり、「日程調整ツールでNo1といえばこのツール!」といった状況にはありません。
2-2.日程調整ツールの料金
料金体系は、どの会社も基本的には月額課金型で、1ライセンス当たり、500円/月~1650円/月などの料金でサービスを提供しています。
各会社は、それぞれ、2~4つのプランを提供しており、以下のようなプラン体系になっています。
- 機能により変動・・・プランをあげるとよりリッチな機能が利用できるパタン
- ユーザー数により変動・・・ユーザー数を増やすことでプランがあがるパタン
- 予約ページ数により変動・・・日程調整URLの発行数によりプランがあがるパタン
- 日程調整回数により変動・・・月間の日程調整回数上限によりプランがあがるパタン
また、多くのサービスで無料トライアル期間を設けたり、個人利用は無料としています。
サービス名 | 社名 | 調整方法 | 無料トライアル | 料金 |
ダイレクトスケジューリング | 株式会社ダイレクトソーシング | 予約受付型 | 1年間 | 機能により変動 |
Spir | 株式会社Spir | 予約受付型 | 1カ月 | ユーザ数により変動 |
eeasy | 株式会社E4 | 予約受付型 | 1カ月 | 予約ページ数により変動 |
TimeRex | ミクステンド株式会社 | 予約受付型 | ー | 機能により変動 |
biskett | 株式会社キャスター | 予約受付型 | 14日間 | ユーザ数により変動 |
調整アポ | 株式会社RECEPTIONIST | 予約受付型/候補提案型 | 不明 | 機能により変動 |
Nitte | 株式会社ウォンバットテクノロジー | 予約受付型 | 14日間 | 調整回数により変動 |
aipo | TOWN株式会社 | 予約受付型 | 14日間 | 機能により変動 |
スケコン | 株式会社TIME MACHINE | 予約受付型/候補提案型 | 2ヶ月 | 調整回数により変動 |
Jicoo | ジクー株式会社 | 予約受付型/候補提案型 | 14日間 | 予約ページ数・機能により変動 |
waaq link | waaq株式会社 | 予約受付型 | 不明 | 不明 |
TOYOKUMO Scheduler | トヨクモ株式会社 | 予約受付型 | 30日間 | ユーザ数により変動 |
面接コボット | ディップ株式会社 | 予約受付型 | 不明 | 不明 |
you can book me | youCanBook.me Ltd | 予約受付型/候補提案型 | 不明 | 機能により変動 |
Calendly | Calendly | 予約受付型/候補提案型 | 不明 | 機能により変動 |
Hubspotカレンダー | Hubspot | 予約受付型 | ー | 機能により変動 |
Doodle | Doodle | 予約受付型 | 14日間 | 機能により変動 |
アイテマス | 個人開発 | 予約受付型 | ー | 無料 |
TOCARY | 株式会社TimeTree | 予約受付型 | ー | 無料 |
調整さん | ミクステンド株式会社 | 投票型 | ー | 無料 |
伝助 | 個人開発 | 投票型 | ー | 無料 |
LINEスケジュール | LINE株式会社 | 投票型 | ー | 無料 |
トントン | 株式会社アマネク | 投票型 | ー | 無料 |
調整丸 | 株式会社ぐるなび | 投票型 | ー | 無料 |
2-3.利用できる状況にあるか?
2-3-1.利用しているカレンダーツールについて
カレンダーツールとして、「Googleカレンダー」「Outlookカレンダー」等があり、会社によっては「Garoonカレンダー」と連携可能なサービスもあります。大きく大別すると以下のパタンがあります。
- Googleカレンダーで利用可能
- GoogleカレンダーとOutlookカレンダーで利用可能
- GoogleカレンダーとOutlookカレンダーとGaroonで利用可能
どの会社も追加開発をしている状況なので、今後はさらに増えていく可能性はありますが、現時点で、自社のカレンダーツールは何を使っているかで選びましょう。
2-3-2.利用しているオンライン会議用ツールについて
オンライン会議用ツールとして、自社で利用しているツールがあるかの確認も必須です。基本的には、多くのツールで「Zoom」「Google Meet」「Teams」が利用可能です。オンライン会議URLの自動発行で、かなりの効率性が増すので、必ず確認しましょう。
2-4.利用目的にマッチしたサービスか?(特に面接利用の場合)
ここは非常に重要なポイントです。特に、面接での利用を想定している場合は、注意が必要です。なぜなら、日程調整回数と予約ページ数、利用ユーザー数が膨大になりますので、課金モデルとマッチしているかを検討したうえで、慎重に選びましょう。
2-4-1.面接利用の場合に日程調整回数が増える理由
新卒採用、中途採用ともに、一人の候補者と複数回の面接を実施しますので、月10回~20回などでは足りません。その場合は、日程調整回数に制限のあるサービスは利用しない方がよいでしょう。
2-4-2.面接利用の場合に予約ページ数が膨大になる理由
面接での利用の場合、例えば、以下のようなケースが想定されます。
- 一次面接は、「採用担当の中で空いている人と日程を組む」用の予約ページを作成
- 二次面接は、「現場の中で空いている人と人事で日程を組む」用の予約ページを作成
- 最終面接は、「担当役員と日程を組む」用の予約ページを作成
このように複数種類の予約ページが必要になりますし、これらを部署毎に作成する必要があります。また利用人数も膨大になります。ちなみに、弊社では、採用チームで管理している予約ページだけでも50個もあります。そのため、予約ページ数による課金モデルは避けた方がよいでしょう。
2-4-3.面接利用の場合に利用ユーザーが膨大になる理由
面接での利用の場合、面接参加者全員分のアカウント登録が必要になります。例えば、
- 採用メンバー全員分のアカウント作成
- 現場メンバーの全員分のアカウント作成
- 役員の全員分のアカウント作成
場合によっては、全社員のアカウント作成が必要になる可能性もあります。したがって、1アカウントの料金体系は、できるだけ避けた方がよいでしょう。
2-5.会社の規定(個人情報取り扱いなど)にマッチしているか?
見落としやすいですが非常に重要な観点です。日程調整ツールでは、相手先の個人情報を取り扱いため「プライバシーポリシー」が重要です。最終段階になって、法務チェックNGになるケースもあるので、導入前に事前確認した方がよいでしょう。
3.日程調整ツール比較24選
3-1.ダイレクトスケジューリング
- 提供企業 :株式会社ダイレクトソーシング
- 提供サービス :ダイレクトスケジューリング
- 日程調整方法 :予約受付型
- 連携カレンダー:Googleカレンダー/Outlookカレンダー
- オンライン会議:Google Meet/teams/Zoom
- 個人利用プラン:無料
- 法人プラン :プロ/ビジネスプランの2プラン
ダイレクトリクルーティング支援でのプロである「ダイレクトソーシング社」が開発した、採用専用の日程調整ツール「ダイレクトスケジューリング」です。採用専用の日程調整ツールは2022年8月時点では「ダイレクトスケジューリング」だけです。採用専用だけあって、以下の特長があります。
- 人材紹介経由の面接調整が便利・・・人材紹介会社に日程調整用URLを渡しておけば自動的に日程が決まる
- ユーザー管理画面が便利・・・人事部、現場など、すべての面接官を登録して自在に日程調整を組める
- 個人情報取り扱いの同意書・・・自社独自の個人情報取り扱いの同意書を作成することができる
- 複数の日程調整URLの管理が便利・・・面接利用では50~100の日程調整URLができることを考慮したUI
面接での利用を検討している会社にとってはベストなツールでしょう。
ダイレクトスケジューリングのプラン
- スターター:0円(1対1の予約のみ/日程調整URLは1個)
- プロ :1,490円
- ビジネス :39,800円
詳しくはこちらからお問合せください。
3-2.Spir
(調査日:2022.08.01)
個人プランでは、公開できる空き時間URL数が3つまでの制限はありますが、無料で利用できます。
チームとして、AND条件(複数人全員が参加する)や、OR条件(複数人の誰か1人が参加する)といった利用をする場合は、チームプランへの加入が必要です。チームプランは、メンバーの上限員数によって料金が変動します。
以下のようなプランが用意されています。
チームプラン
- Starter:6,600円(メンバー5人まで)
- Essential:22,000円(メンバー20人まで)
- Standard:55,000円(メンバー60人まで)
- Growth:88,000円(メンバー120人まで)
- Enterprise:要相談
3-3.eeasy
(調査日:2022.08.01)
個人プランでは、月間の日程調整の回数上限が6回未満であれば無料として使えます。
チームとしては、月間の調整回数に対する上限はありませんが、利用できるグループ用予約受付ページの数によって金額が決まります。具体的には以下になります。
グループ用予約受付オプション
- ライト:9,800円(作成できる受付ページ3個まで)
- ベーシック:22,800円(作成できる受付ページ10個まで)
- ビジネス:48,800円(作成できる受付ページ30個まで)
3-4.TimeRex
(調査日:2022.08.01)
- 提供企業 :ミクステンド株式会社
- 提供サービス :TimeRex
- 日程調整方法 :予約受付型
- 連携カレンダー:Googleカレンダー/Outlookカレンダー
- オンライン会議:Zoom/Google Meet/Teams
- その他連携 :API連携
- 無料トライアル:ー
- プラン :機能開放による違いで3パターンあり
TimeRexでは、フリー、ベーシック、プレミアムの3パタンのプランがあり、それぞれのライセンス数によって課金される、シンプルなプランです。
フリープランは無料で、カレンダー数や日程調整回数による制限はありません。1対1の日程調整が基本になります。
ベーショックプランでは、AND条件(同席者全員が出席する会議の日程調整)やOR条件(複数人のうちだれか一人が出席する会議の日程調整)が可能になります。
プレミアムプランでは、日程調整時の設問項目のカスタイズは、Webhookを利用したAPI連携が可能になります。
プランの種類
- フリー:0円
- ベーシック:900円(年払いの場合は750円/月)
- プレミアム 1,500円(年払いの場合は1,250円/月)
3-5.Biskett
(調査日:2022.08.01)
biskettでは、ユーザー数の上限によるシンプルな課金プランであり、プランによる機能制限はありません。
機能面では最小限ですが、逆に非常にシンプルでわかりやすいUIになっています。
biskettのプラン
- Personal:750円(ユーザ数1名まで)
- Basic:1,800円(ユーザ数3名まで)
- Standard:4,900円(ユーザ数15名まで)
- Premium:15,000円(ユーザ数50名まで)
3-6.調整アポ
(調査日:2022.08.01)
- 提供企業 :株式会社RECEPTIONIST
- 提供サービス :調整アポ
- 日程調整方法 :予約受付型/候補提案型
- 連携カレンダー:Googleカレンダー/Outlookカレンダー/サイボウズGaroon
- オンライン会議:Zoom/Google Meet/Teams/Webex
- その他連携 :Slack/Chatwork/Teams/Web会議システム/Salesforce
- 無料トライアル:不明
- プラン :機能による違いで3パターンあり
クラウド受付システムで有名になった「RECEPTIONIST」が提供する日程調整ツールです。
料金表は、ダウンロードが必要なのでここでは伏せますが、機能開放におる3パターンがあります。
プラン
- スタンダード
- エンタープライズ
- プレミアム
※料金表についてはこちらからダウンロード可能
3-7.Nitte
(調査日:2022.08.01)
- 提供企業 :株式会社ウォンバットテクノロジー
- 提供サービス :Nitte
- 日程調整方法 :予約受付型
- 連携カレンダー:Googleカレンダー/Outlookカレンダー
- オンライン会議:Zoom/Google Meet
- その他連携 :Slack/Chatwork
- 無料トライアル:プロ機能・チーム機能について2週間の無料トライアルあり
- 個人プラン :無料プラン/プロの2種類
- チームプラン :チーププランの1種類
Nitteでの個人プランでは、1ヶ月の調整できる回数制限が10回ですが、発行できるページは無制限で無料で利用できます。プロにすると、調整できる回数は無制限になります。
複数人調整や代理調整、または調整などはチームプランであり、1ユーザあたり600円/月で利用できます。
Nitteのプラン
- フリープラン(個人向け):0円(調整できる回数10回/月)
- プロプラン(個人向け):400円/月(調整できる回数無制限)
- チーム(法人向け):600円/月
3-8.aipo
(調査日:2022.08.01)
aipoでは、1ユーザーあたりの課金モデルで、3パタンのプランを準備しています。それぞれのパタンによって利用できる機能が変わります。
aipoのプラン
- ミニマム:350円/月
- ベーシック:450円/月
- プレミアム:700円/月
3-9.スケコン
(調査日:2022.08.01)
- 提供企業 :株式会社TIME MACHINE
- 提供サービス :スケコン
- 日程調整方法 :予約受付型/候補提案型
- 連携カレンダー:Googleカレンダー/Outlookカレンダー
- オンライン会議:Zoom/Google Meet
- その他連携 :不明
スケコンでは、機能の違いにより3パターンのプランがあります。
フリープランでは、日程調整の回数制限が月8回までですが、複数人との日程調整も可能ですし、無料で利用可能です。
スタンダードプランでは、日程調整の回数制限が月20回まで利用可能です。
ビジネスプランでは、日程調整回数は無制限で、OR条件等の機能も解放されます。
- フリープラン 0円/月
- スタンダード 660円/月
- ビジネスプラン 990円/月
3-10.Jicoo
(調査日:2022.08.01)
Jicooは、カレンダーツールとして4つのプランがあります。
フリープランでは、予約数の制限なしで、予約ページの作成は1つまでですが、無料で利用可能です。
スタートアッププランでは、予約数無制限、予約ページも無制限で作れます。また予約ページを複数人で運用可能です。
プロプランでは、予約ページのデザインやメール文面のカスタマイズなどが可能になります。
エンタープライズプランでは個別要件にあった導入相談が可能になります。
Jiccoのプラン
- Free:0円(予約ページ作成数は1つまで)
- Startup:980円(予約ページ作成数は無制限、複数人運用)
- Pro:1,320円(デザイン・メール文面カスタマイズなど可能)
- Enterprise:要相談(個別要件相談)
3-11.WAAQ LINK
(調査日:2022.08.01)
waaq linkはビジネス向け日程調整ツールとして、1,000社以上が利用しているツールです。
価格やプランについては非公表ですが、機能が充実しており多くの企業で利用されています。
3-12.TOYOKUMO Scheduler
(調査日:2022.08.01)
- 提供企業 :トヨクモ株式会社
- 提供サービス :TOYOKUMO Scheduler
- 日程調整方法 :予約受付型
- 連携カレンダー:Googleカレンダー/Outlookカレンダー
- オンライン会議:Zoom/Google Meet/Teams
- その他連携 :Kintone連携/Cybozu.com
- 無料トライアル:30日間
- プラン :利用ユーザー数による課金モデル
TOYOKUMO Schedulerは、プランによる機能制限はなく、ユーザー数によって金額がかわるモデルです。
10ユーザ以下であれば、基本的に無料で利用できます。
11ユーザ以上であれば、自動的に200円/人に変更になります。
30名以上であれば、一人当たりの単価が下がり、人数のレンジによって毎月の金額が変動します。
TOYOKUMO Schedulerのプラン
- フリープラン:0円(10名以下)
- スタンダードプラン:200円(11名以上)
- ビジネスプラン 5,000円(30名以上から人数によって金額が変動)
3-13.面接コボット
(調査日:2022.08.01)
アルバイト採用などの面接に特化した日程調整ツールです。応募者のスキルや就労条件などを事前に確認できるため、面接効率があがります。(例:ホールでのアルバイト経験はありますか?など)
- 月1.5万円~
3-14.You can book me
(調査日:2022.08.01)
- 提供企業 :YouCanBook.me Ltd
- 提供サービス :you can book me
- 日程調整方法 :予約受付型/候補提案型
- 連携カレンダー:Googleカレンダー/Outlookカレンダー
- オンライン会議:Zoom/Google Meet
- その他連携 :Slack/GoogleAnalytics
- プラン :無料プランと有料プランの2パターンのみ
海外の有名な日程調整ツールといえば、「You can book me」。非常に高機能であり、他ツールとの連携も強いサービスです。
Free Planでは、作成できる日程調整URLは1つまでです。
Paid Planでは、すべての機能が解放されますし、OR条件、AND条件はもちろんのこと、条件分岐などの設定も可能です。
現在は日本語ページは準備されていないのですが、英語に抵抗がない方にはおススメのツールです。
プラン
- Free Plan:$0
- Paid Plan :$10(年払いの場合は$9/月 2年払いの場合は$8/月)
3-15.Calendly
(調査日:2022.08.01)
海外の有名な日程調整ツールの一つである「Calendly」。日本で利用している企業は少ないものの、海外では非常にポピュラーなツールです。
You can book meと同様、現時点では日本語ページが準備されていませんが、英語に抵抗がない方にはおススメできるツールです。
プラン
- Basic:0(個人利用)
- Essentials:$8(個人利用)
- Professional:$12(チーム利用)
- Teams:$16(チーム利用)
3-16.Hubspot
(調査日:2022.08.01)
- 提供企業 :Hubspot
- 提供サービス :Hubspotカレンダー
- 日程調整方法 :予約受付型
- 連携カレンダー:Googleカレンダー/Outlookカレンダー
- オンライン会議:Zoom/Google Meet
- その他連携 :Slack/Hubspot
- 個人利用 :無料
- チーム利用 :Hubspotの「Sales hub」の契約が必要
弊社でも私個人としても長期間にわたり非常にお世話になっていたツールです。
自社のマーケティングオートメーションツールにて「Hubspot」を利用している企業であれば、使わない手はないです。非常にわかりやすいUIですし、細かいセッティングも可能です。マーケティングオートメーションと組み合わせれば、条件分岐など自由自在にやりたいことが実現できます。
ただし、Hubspotカレンダーは、単独での販売は現在のところ実施していません。
1人利用としてHubspotカレンダーを利用する場合は無料ですが、チーム利用をする場合は、「Sales Hub」の購入が必要であり、他の機能の利用がない場合は割高になってしまいます。
- Starter:2,700円/月(2名~)
- Professional:10,800円/月(5名~)
- enterprise:14,400円/月(10名~)
3-17.Doodle
(調査日:2022.08.01)
海外製の日程調整ツールである「Doodle」。日本で利用している企業は今のところあまり多くはありませんが、海外を中心に利用されているツールです。日本語対応はないため、英語対応が困難な場合は向きません。
Proプラン
- Pro:$6.95
- Team:$8.95
3-18.アイテマス
(調査日:2022.08.01)
youtubeチャンネル「NoCodeSchool」を運慶する個人事業の「しんじさん」が提供している「アイテマス」。2022年8月時点で、完全無料で提供されています。
スマホアプリ版も提供しており、無料とは思えないクオリティーです。基本的な機能はすべて実装されており、法人としての利用でサポートが必要な場合を除いては、個人利用としては、十分です。
3-19.TOCALY
(調査日:2022.08.01)
- 提供企業 :株式会社TimeTree
- 提供サービス :TOCARY
- 日程調整方法 :予約受付型
- 連携カレンダー:Googleカレンダー/Outlookカレンダー
- オンライン会議:Zoom/Google Meet
- その他連携 :Slack
- プラン :完全無料(2022年8月時点)
TOCALYは、カレンダーツールとして有名な株式会社TimeTreeが提供する日程調整ツールです。基本的な機能は実装されており、現在は完全無料で提供していいます。非常にわかりやすいUIですので、個人利用としておススメできるツールになります。
3-20.調整さん
(調査日:2022.08.01)
- 提供企業 :ミクステンド株式会社
- 提供サービス :調整さん
- 日程調整方法 :投票型
- 連携カレンダー:ー
- オンライン会議:ー
- その他連携 :ー
- プラン :完全無料
世の中的には最も知られた日程調整ツール「調整さん」。飲み会、歓送迎会などの日程調整で、みなさんも一度は利用したことはあるのではないでしょうか?
イベント主催者が日程を複数日決めて、参加者に「〇」「✕」「△」を答えてもらい日程を決定するスタイルです。
「自分のカレンダーから自動的に空いている日程を抽出する」等の機能はありませんが、イベントなどでの出席確認には最もマッチしたツールだと思います。
3-21.伝助
(調査日:2022.08.01)
伝助も「調整さん」と同様、世の中でよく知られた日程調整ツールであり、飲み会・歓送迎会の日程調整で利用されるツールです。こちらもイベント主催者が日程を複数日決めて、参加者に「〇」「△」「✕」で答えてもらい日程を決定をするスタイルになります。
3-22.LINEスケジュール
(調査日:2022.08.01)
- 提供企業 :LINE株式会社
- 提供サービス :LINEスケジュール
- 日程調整方法 :投票型
- 連携カレンダー:ー
- オンライン会議:ー
- その他連携 :ー
- プラン :無料
LINEスケジュールは「調整さん」や「伝助」と同様、忘年会や同窓会などの日程調整にマッチしたツールです。すべて無料で利用できます。
候補日を複数選択して候補日を決めたら、LINE上で「〇」「△」「✕」の回答をもらい、日程を決定するスタイルです。
3-23.トントン
(調査日:2022.08.01)
「調整さん」「伝助」「LINEスケジュール」と同様、忘年会や同窓会などの日程調整にマッチしたツールです。すべて無料で利用できます。
3-24.調整丸
調整丸は「調整さん」や「伝助」「LINEスケジュールと同様、忘年会や同窓会などの日程調整にマッチしたツールです。すべて無料で利用できます。
候補日を複数選択して候補日を決めたら、「〇」「△」「✕」の回答をもらい、日程を決定するスタイルです。
ぐるなびが提供しているツールなので、お店予約までを一貫して実施することができます。
4.まとめ
いかがだったでしょうか?日程調整ツールと一言で言っても、24社から提供されており、各社様々な特徴がありますので選ぶのは大変かもしれません。
しかし、これまで、最も面倒な作業であった「日程調整」を自動化できる、非常に画期的なツールですので、かならず導入すべきだと思います!ぜひ、必ず一つを選んで導入してみましょう。どの企業も無料トライアルがあるので、まずは使ってみて、使いやすさを確かめてみるのもよいでしょう。
今回紹介した中で、弊社が提供しているツールは採用に特化した面接調整ツール「ダイレクトスケジューリング」です。もしも「採用での利用を考えたい」場合は、ぜひ無料トライアルをしてください。現在、100社限定で1年間という長期間でのトライアルを実施中です(2022年9月1日スタート)。
45分の気軽な相談会を
開催しています
竹村 朋晃
株式会社ダイレクトソーシング CEO (プロフィールはこちらをクリック) 2005年に野村総合研究所に入社。損害保険システムの構築に従事。2015年11月より株式会社ダイレクトソーシングを立ち上げ。エンジニア経験者中心にデータドリブンリクルーティングを中心としたサービスを展開。
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