ダイレクトリクルーティングならマイナビ転職を使ってみよう!
ダイレクトリクルーティングに活用できそうなツール・サービスを紹介する第三弾。
今回は「マイナビ転職」についてです。
みなさんこんにちは!株式会社ダイレクトソーシングの三上です。
今回は新卒での就職活動で利用したことのある人も多いであろう、マイナビの中途採用向け「マイナビ転職」について、特徴やダイレクトリクルーティングに用いる際のポイントなどについて調査してみました。
弊社ではマイナビ転職を含め、さまざまなダイレクト採用メディアの比較検討導入・運用支援を行う事業を専門としています。
以下資料では、各メディアの特徴などをPDFにてまとめておりますので、興味がある方は以下からダウンロードしてください。
目次
1.ダイレクトリクルーティングとマイナビ転職
第一弾「リクナビHRTech転職スカウトの特徴を解説」、第二弾「BIZREACH(ビズリーチ)で採用する方法を事例で解説」はお読みいただけたでしょうか?
読んでいただけると嬉しいです!(説明が色々と省けるので笑)
しかし残念ながら読んでいただけていない方もいると思いますので、簡単にこの記事の主旨を説明したいと思います。
昨今、求職者からの応募を待っていればいいような守りの採用から、企業が自ら積極的に採用のための行動を起こす攻めの採用にシフトチェンジが進んでいます。
その中で「ダイレクトリクルーティング」は採用コストを削減し、人材のミスマッチも防げる採用手法ということで注目されているのです。
しかしこの「ダイレクトリクルーティング」。
実施のためには人員・労力が必要で、やってみたいけれどそこに力を割けない企業や、やってみたけどうまくいっていない企業が多いという問題があります。
そこで企業の人事・採用担当の方が少しでも「ダイレクトリクルーティング」できるように、活用できるツールやサービスを紹介しようという企画がこの記事です。
1.1.ダイレクトリクルーティングとは
肝心の「ダイレクトリクルーティング」ですが、そもそも知らないという方もいると思いますので簡単に説明します。
ダイレクトリクルーティングとは、企業自らが採用母集団を形成し、採用候補者をスカウト、面接、交渉などを経て採用する手法のことです。
求人誌や人材紹介会社などの外部の力を借りずに採用するのです。
第三者を挟まないことで採用コストを削減することができ、最初から最後まで企業と採用候補者がやり取りすることでお互いの価値観のすれ違いを防ぐことができます。
(ちなみに「ダイレクトリクルーティング」は日本で浸透している呼び方で、海外では弊社名と同じ「ダイレクトソーシング」の方が一般的だったり、両名称で指し示す範囲が少し異なったりします。)
インターネットが登場し、国境の垣根が昔に比べて低くなってきています。
企業は国内企業だけをライバルと見ればいいわけではなく、国内・国外関わらず多くのライバルと競争していかなければなりません。
商品・サービスの面だけでなく、人材獲得の面も同様のことがいえます。
多くの企業がスピードをもって優秀な人材を獲得したいのです。
欲を言えば「優秀なだけではなく自社の企業文化や価値観にマッチしていて離職しない人を最低限のコストで採用したい」のです。
そこでダイレクトリクルーティングです。
ただし自社内で採用のすべてを完結させるダイレクトリクルーティングは、採用の現場に掛かる負担が大きくなります。
そのためダイレクトリクルーティングの実施ができない、実施していてもうまくいっていない企業が出てきてしまっているのです。
では一体どうすればいいのでしょうか?
そこでおすすめしたいのが、ツールやサービスを利用して負担を軽くしつつ、ダイレクトリクルーティングを自社の採用に取り入れていくということです。
少しずつシフトしていけばいいのです。
1.2.実はダイレクトリクルーティングができるマイナビ転職
(出典:マイナビ転職)
マイナビ転職は株式会社マイナビが運営する転職サイトです。
新卒向けの「マイナビ○○○○(←西暦が入る)」は2007年以降に誕生して以来、多くの就活生を支えてきましたし、もしかしたらこれをお読みになっている方で「自分も使っていた」という方もいるかもしれませんね。
もちろん転職の際に使ったという方も年齢問わず多いでしょう。
「マイナビ転職といえば、転職サイトだからまったくダイレクトリクルーティングではないじゃないか!」
と思う方も多いと思いますが、実はダイレクトリクルーティングにとって大切な、「企業によるスカウト」ができるサービスでもあるのはご存知でしょうか?
実はダイレクトリクルーティングに活用できるマイナビ転職。
その特徴について次の章で1つずつ見ていきましょう。
2.ダイレクトリクルーティングに有効なマイナビ転職の特徴とは
ダイレクトリクルーティングに有効なマイナビ転職の特徴は主に4つあります。
2.1.スカウト登録者に直接アプローチ可能
まず先ほどもお伝えしましたとおり、マイナビ転職ではスカウトを希望する登録者に対して企業が直接アプローチすることができます。
2018年2月時点でのスカウト登録者は180万人。
スカウトされることを希望している登録者は、そもそも転職に積極的で、登録情報もスカウトされるように具体的に記入しています。
そのため登録情報から条件を絞りこみしやすく、ある程度のどのような人か想像しやすくなったりします。
スカウトをするとなると候補者を見つけ出すことにまず時間と労力が掛かってしまいます。
相手の状況や状態がわからないと、相手が転職に意欲的ではなかったり、相手のスキルが求めるものではなかったり、と本来スカウトしたかった人物ではない人にも声をかけてしまうかもしれません。
それでは効率が悪いですよね。
マイナビ転職であれば、あらかじめ確度の高い相手に絞り込んでスカウトができるのです。
2.2.新卒時代に使った人も多く登録者多数
マイナビといえばその知名度の高さ。
新卒時代に使った人も多く、求人案件数も日本最大級。
知名度が高ければ、自ずと人が集まってきます。
会員数も日本最大級で、2018年2月時点で約444万人です。
ダイレクトリクルーティングにしろ、それ以外の採用にしろ、母集団形成はとても重要になってきます。
母集団が小さければ、それだけ「良い」と思える人材と出会うのが難しくなってしまいます。
その分、マイナビ転職はその知名度ゆえに人が集まってきますので、人事・採用担当者が母集団をつくる労力をマイナビ転職がかわりに負担してくれているようなものなのです。
2.3.20代~40代の働き盛りが高く評価
2016年10月の転職サイト情報調査では、「転職先を決めたサイトNo.1」「満足度No.1」「使いたいサイトNo.1」に選ばれています。
多くの20~40代の転職需要のある働き盛り世代が高く評価していますので、そのような方が多く登録しています。
マイナビ登録会員の約60%が20~39歳の男女ですので、長く勤めて欲しい若手やこれからマネージャーとして活躍して欲しい中堅層、経験を十分に積んだ即戦力世代に接触することができるのです。
2.4.多様な業界・業種に対応
マイナビ転職の登録会員の経験業種、職種は様々です。
業界でいえば、メーカー、専門サービス、IT・ソフト・通信、マスコミ・印刷、小売・流通など。
職種でいえば、営業、管理・事務、販売、ITエンジニア、技能工など。
様々な業界・業種の経験者が登録しているため、多様な求人案件にも対応できるのです。
3.マイナビ転職をダイレクトリクルーティングに使う際のポイント
それではマイナビ転職をダイレクトリクルーティングに使う際のポイントについてお伝えしましょう。
ただ使えばいいというわけではありません。
3.1.スカウト機能は積極的に利用する
スマートフォンや家電など、多機能のものを選んだものの実は使っていない、なんてことはないでしょうか?
機能があっても使っていなければ意味がありませんよね。
まずはスカウト機能を積極的に利用しましょう。
最初はうまくいかないかもしれませんが、経験を積むことでスカウトのスキルも上がってきます。
契約して放置、ではなくきちんと使いこなすことが必要です。
3.2.ユーザー数が多いためソーシングの質が重要
マイナビ転職は会員数もスカウト登録者も多く、それだけ求める人材を見つけるのは難しくなります。
何回かやってみてうまくいかない、会ってみたけれど思っていた人とは違った、ということもあるでしょう。
しかし挫けてはいけません。
たくさんの人材の中から、より優秀で自社にマッチしそうな人を見つけ出すこと、「ソーシング」の質を高めていくことが重要です。
企業によってはソーシング専門の採用担当者がいるケースもあります。
そのような専門の担当者がいない場合は、専門でやっている人の話を聞いてみたり、取材記事を読んでみたりすると参考になるはずです。
3.3.求職者が夢を描ける求人情報を
どんなに良い企業でも、どんなに条件の良い求人案件でも、それが伝わらなければ相手は魅力として感じませんし、応募しようと思いません。
マイナビ転職でスカウトした際に、スカウトされた人が見るのはマイナビ転職に載っている内容やコーポレイトサイトの掲載内容です。
そこでどのような会社か、どのような人材をどのような立場として求めているのかを確認するのです。
そこで自社の魅力が伝わっていなければ相手の気持ちは盛り上がりません。
求人情報は社外の人が呼んでも魅力的だと思えるように書きましょう。
書き方は何回でも変えてみてテストをしてみるといいですし、同じ業界で採用がうまく行っている企業の参考にしてみてもいいですよね。
さらにマイナビ転職では求人広告の原稿作成サポートもしてくれるので、プロの力を借りるのもいいでしょう。
3.4.ときには紹介のサービスとの併用を
やはり仕事をしていると、とくに忙しい時期というものがやってくるときがあります。
そのようなときはすべてを自分で抱え込もうとするのではなく、外部の力を借りるべきです。
完全に自社内で採用を完結させるダイレクトリクルーティングや、できるだけ自社内で済ますことも、メリットがあり、企業が目指すべき姿だとは思いますが、あくまでも1つの姿です。
状況により柔軟に対応を変えていくべきでしょう。
人材紹介のサービスは別途費用が掛かってしまいますが、それで現場の負担が軽くなって業務が滞らなくなるのであれば、利用することは決して間違いではありません。
自社のフェーズ、状況に合わせてマイナビ転職やダイレクトリクルーティングの実施を検討しましょう。
3.マイナビ転職でダイレクトリクルーティングするなら
マイナビ転職の特徴や利用の際のポイントについてご紹介してきました。
やってみたいと思った方はまずは問い合わせをしてみてはいかがでしょうか?
「またダイレクトリクルーティング自体に興味がある!」という方は、お気軽に弊社にご相談ください。
マイナビ転職以外の、ダイレクトリクルーティングにぴったりのサービス「LinkedIn(リンクトイン)」のご紹介や運用支援、企業の採用ブランディングの構築支援などができます!
ダイレクトリクルーティングに特化した採用支援ができますので、「やってみたいけれど不安」「何から始めればいいのか分からない」という方のお力になれればと思います。
お気軽にお問い合わせください!
弊社ではマイナビ転職を含め、さまざまなダイレクト採用メディアの比較検討導入・運用支援を行う事業を専門としています。
以下資料では、各メディアの特徴などをPDFにてまとめておりますので、興味がある方は以下からダウンロードしてください。
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三上
2017年5月に株式会社ダイレクトソーシングにジョイン。 コンサル系やAI系スタートアップベンチャーなどのソーサーとして従事。 その後は、カスタマーサクセス担当として、大手国内企業やベンチャー企業を中心に活躍中。
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