ダイレクトメディア(中途)
2023.05.12

リクナビHRTech転職スカウトの特徴を解説

ダイレクトリクルーティングに使えそうなツールとして、今回は「リクナビHRTech転職スカウト」をご紹介したいと思います。
みなさんこんにちは!株式会社ダイレクトソーシングの三上です。


人事・採用担当者の方は、
 
「ダイレクトリクルーティングによる採用、いいよ」
「これからの採用はダイレクトリクルーティングだよ」
 
という話を耳にすることもあると思います。
 
「でも正直ダイレクトリクルーティングって、何からやればいいの!」
 
そのような声にお応えすべく、私が「ダイレクトリクルーティングに使えるのでは?」と思うツールについて調べ、その結果を皆さんに紹介していきたいと思います。
今回は株式会社リクルートホールディングスが提供する「リクナビHRTech転職スカウト」について調べてみました!

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1.ダイレクトリクルーティングとリクナビHRTech転職スカウト

1.1.ダイレクトリクルーティングとは

ではリクナビHRTech転職スカウトについて紹介したいと思いますが、
 
(ダイレクトリクルーティングって何?知っている前提で話が進むんだけど、知っていて当然なの?)
 
と不安に思っている方がいたら大変です。
まずはダイレクトリクルーティングとは何ぞや、という話をしていきたいと思います。
ダイレクトリクルーティングとは、企業が社外の第三者を通さずに直接採用候補者に接触し採用する手法のことです。
弊社の名前であるダイレクトソーシングと、ほぼほぼ同義と捉えていただいて大丈夫です。
厳密には、ダイレクトリクルーティングが採用に至るまで、ダイレクトソーシングは採用候補者の母集団形成までを指すという違いはあります。
どちらにせよ、“企業が直接(ダイレクト)”人を採用するという点が重要なのです。
 
人材紹介会社や求人サイトなどの第三者を通さない、ということは、
 

  • 採用コストの削減
  • 採用候補者と企業のミスマッチ防止

 
に繋がります。
人材紹介会社を通して採用したときの手数料、結構掛かりますよね。
最近では採用した人材の年収に対するパーセンテージではなく、定額にしている紹介会社もありますが、直接企業が採用することができれば、その費用の多少に関わらず、丸々コストカットできます。
さらに採用候補者と最初の段階から人事・採用担当者がやり取りできるので、ミスマッチを防ぎ、結果としてコストの削減や離職率低下に繋がります。
 
営業のシーンにしろ採用のシーンにしろ、企業の活動で皆さん共通して求めるものは「必要最低限のコストでより高いパフォーマンスを出すこと」。
ダイレクトリクルーティングはまさにコストパフォーマンスの高い採用手法で、まだ実践したことがないという人事・採用担当者の方は今日からでもすぐに始めるべきです。
 
しかし実際には全然手を付けられていない、始めてみようと思ったけれどうまく行かない、という企業は多く、日本企業においてのダイレクトリクルーティングの定着はまだまだといったところが現状でしょう。
何故こんなにもメリットのあるダイレクトリクルーティングが日本企業に浸透しないのか。
 
おそらくですが、皆さん「忙しい」という一言に尽きると思います。
確かに人材紹介会社や求人サイトを利用することでコストが掛かりますが、その分、採用にかける手間を社外に委託することができます。
採用のすべてを自社内で抱えられるほどの余裕がない、というのが理由だと思うのです。
 
しかしダイレクトリクルーティング、ダイレクトソーシングに関わる身としては、ぜひ皆さんにこのメリットを享受していただきたい・・・・・・!
そもそも、すべてをやろうと思っているために、何からやればいいのか分からずに混乱するのでは?
そこで、最初からすべてを自社内でやろうとするのではなく、少しずつダイレクトリクルーティングっぽいことを始めていただくのはどうかなと思いました。
まずはダイレクトリクルーティングの土台となる「ソーシング(採用候補者を探すこと)」の部分から、自社で始めてみませんか?
それにピッタリなのが、今回ご紹介する「リクナビHRTech転職スカウト」です。


1.2.リクナビHRTech転職スカウトとは

リクナビHRTech転職スカウトとは、皆さんご存知の「リクナビ」を提供している株式会社リクルートホールディングスのサービスの1つです。
rikunabi-hr-tech

(出典:リクナビHR Tech転職スカウト公式ページ

 
最近、あらゆる分野でAIの活用が進んでいますよね。
リクナビHRTech転職スカウトは、そのAIを採用の場面で活用するサービスなのです。
なんと、リクナビHRTech転職スカウトを通して企業が直接スカウトすることで、応募率が平均で約2倍、面接実施人数も平均で約20%アップするそうです。
導入企業は2万社以上で、リクルートエージェントと契約していれば無料で利用できます。
 
ではリクナビHRTech転職スカウトの具体的な特徴について、ダイレクトリクルーティングとどのように相性がいいのか、次の章で詳しくみていきましょう。
 

2.ダイレクトリクルーティングに有効なリクナビHRTech転職スカウトの特徴とは

ダイレクトリクルーティングに有効なリクナビHRTech転職スカウトの特徴として、主に次の4つが挙げられます。
 

2.1.膨大なユーザーデータ

まずソーシングにおいて重要なことは、採用候補者を探すための人材データベースの大きさです。
もし業種職種問わず1,000名分しかないデータベースだったら使い物になりませんよね。
その点、リクナビHRTech転職スカウトのデータベースの大きさは業界最大級なので心配ありません。
リクナビHRTech転職スカウトのデータベースは、リクルートエージェントとリクナビNEXTのデータベースが元になっているのです。
 
リクルートエージェントの登録者数は2017年度実績で約64万3,000人。
リクナビNEXTの2018年3月時点の会員数は約786万人。
重複しているユーザーがいるとしても、リクナビHRTech転職スカウトのデータベースには最低でも786万人ほどのデータが存在しているということになります
これほど大きなデータベースなら、求める人材が見つかりそうですよね。
 

2.2.AIが毎日おすすめ候補者をレコメンド

膨大なデータベースは魅力ではあるものの、そこから目的の人物を探し出すのはむしろ大変です。
しかしリクナビHRTech転職スカウトなら心配いりません。
 
AIが貴方の会社に合う人材を毎日レコメンドしてくれるのです。
そしてレコメンドされた方のキャリア情報を見て、ワンクリックするだけでスカウトメールの自動送信まで完了します。
これなら忙しくてダイレクトリクルーティングを実践できていなかった人事・採用担当者の方でも、ちょっとした時間に気軽に利用できます。
 

2.3.スカウト~選考までの代行あり

AIがレコメンドしてくれて、ワンクリックでスカウトメールが出せる。
しかしそれでも忙しい!
 
そんな方にはリクナビHRTech転職スカウトとリクルートエージェントを一緒に活用するのがおすすめです。
リクナビエージェントが面接の日程調整や入社までのフォローをサポートしてくれます。
 
ダイレクトリクルーティングの「ソーシング」の部分だけを自分でやってみる、というチャレンジのためのツールとして、まさにリクナビHRTech転職スカウトはぴったりです。
 

2.4.継続利用で最適化が進む

AIは経験(数)をこなすことで学習していきます。
つまり継続してリクナビHRTech転職スカウトを利用することで、どのような人材はスカウトメール送信の対象になるのか、対象にならないのかということを学んでいき、レコメンドの精度が向上するのです。
 
AIがレコメンドしてくれるとは言っても、その内容が合っていなかったら意味がありません。
仮にリクナビHRTech転職スカウトを使ってみて初めのころに、「レコメンド微妙だな~」と思ったとしても、使っていくうちにレコメンドに対する満足度も高くなっていくはずで、面接数や採用数も自ずと増えていくはずです。
リクナビHRTech転職スカウトを使うことで面接実施人数が平均で約20%もアップするのは、このようにAIが日々学習していくからなんですね。
 

3.リクナビHRTech転職スカウトをダイレクトリクルーティングに使う際のポイント

リクナビHRTech転職スカウトの特徴についてご紹介したので、どのようなツールかは分かりましたよね。
「使ってみたい!」と思った方も多いでしょう。
リクナビHRTech転職スカウトをダイレクトリクルーティングに使う際のポイントについて、しっかり抑えておきましょう。
 

3.1.積極的に利用してレコメンド精度を上げよう

まずは積極的に利用することです。
 何をそんな当たり前のことを、と思う方もいるかもしれません。
しかし、「ダイレクトリクルーティングしてるのに結果がでない」と仰る企業の多くは、「スカウトメールをそもそも送っていない」ということが多いのです。
 
もう一度繰り返します。
まずは積極的に利用しましょう。
 
毎日AIからレコメンドが送られてくるとしても、それに対して人間が反応していなければ、AIもレコメンドの良し悪しについて判断ができません。
毎朝出社して最初にレコメンドをチェックする、お昼休みのあとにチェックする、帰宅前にチェックするなど、自分の生活のリズムにリクナビHRTech転職スカウトの存在を組み込みましょう
 

3.2.ユーザー検索は具体性をもって行う

リクナビHRTech転職スカウトはAIによるレコメンドで人材をチェックすることができますが、それ以外にもユーザー検索によって人材を探すことができます。
レコメンドを待っているだけではなく、企業側から積極的に動きたいという要望が強かったようで、機能追加・機能改善に至ったそうです。
 
しかし人間が検索するとなると、やはり具体的な人材のイメージを持っておく必要があります。
レコメンドしてくれるAIは勝手に学んで精度を上げていきますが、人間もそれに負けじと検索するスキルをアップさせなくてはいけません
 

3.3.エージェントとは密にコミュニケーションを

リクナビHRTech転職スカウトはダイレクトリクルーティングができるツールかと言えば、正確には違うと思います。
ダイレクトリクルーティングの入門編として「ソーシングの部分に活用できるツール」だとは思います。
そうなると、やはりエージェントの力を借りての採用がメインになってきます。
 
採用のすべてを社内で完結させるわけではないので、エージェントとの密なコミュニケーションによる認識のすり合わせは重要です。
最近のレコメンドはどうか、どのような人材からの応募が増えたのかなど、リクナビHRTech転職スカウトを使っている中で分かったことをエージェントに共有し、採用活動全体に対する改善を一緒に進めていく気持ちを忘れてはいけません。
 

3.リクナビHRTech転職スカウトでダイレクトリクルーティングするなら

今回はリクナビHRTech転職スカウトについてご紹介しました。
いきなり採用を全部社内でやるのは難しいものです。
少しでも今の採用を変えたいとお考えの方や、すでにリクルートエージェントを利用している方は、リクナビHRTech転職スカウトを活用してみてはいかがでしょうか?
 
また「ソーシング」の部分だけでなく、かっつりダイレクトリクルーティングを実施してみたいという人事・採用担当者の方もいらっしゃるかと思います。
そんな方におすすめのツールがLinkedIn(リンクトイン)です。
 
弊社は日本のLinkedIn(リンクトイン)正規代理店として、LinkedIn(リンクトイン)を使った採用やダイレクトリクルーティング(ダイレクトソーシング)に関する採用支援を行っています。
LinkedIn(リンクトイン)やダイレクトリクルーティングにご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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三上

三上

2017年5月に株式会社ダイレクトソーシングにジョイン。 コンサル系やAI系スタートアップベンチャーなどのソーサーとして従事。 その後は、カスタマーサクセス担当として、大手国内企業やベンチャー企業を中心に活躍中。

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