日本企業が採用時にLinkedIn(リンクトイン)を活用すべき理由
日本企業が今後の採用活動において使うべきはLinkedIn(リンクトイン)です。
みなさんこんにちは!株式会社ダイレクトソーシングの三上です。
「使うべき」なんて、とても強い言葉で言うと「本当に?」と訝しがってしまう方もいるかもしれませんね。
しかしおすすめするだけの理由はあります!
今回は日本企業が採用活動にLinkedIn(リンクトイン)を使うべき理由についてご紹介したいと思います。
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日本初のLinkedInパートナーで200社以上のLinkedIn運用実績がある株式会社ダイレクトソーシングが、LinkedInの機能とLinkedInを用いた採用事例をまとめています。
目次
最近の日本企業の採用事情
みなさん、最近の採用はいかがでしょうか?
先日、日本でもGoogle for jobsの提供が開始されましたよね。
どんどん新しい採用サービスが世に出てくるため、否が応でも企業は変化に適応せざるを得ません。
では最近の日本企業の採用事業はどのような状況になっているのでしょうか?
従来の日本企業の採用と言うと、新卒は一括採用で終身雇用が前提。
そのため転職をするのは今ほど当然とは思われず、1つの企業に長く勤めることが当然とされてきていました。
もちろん昔の日本でも転職はありましたが、多くの人がずっと1つの会社で働き続けることを考えれば、企業が力を入れるべきは新卒採用。
しかも新卒採用はみなタイミングが一緒ですので、採用活動に力を入れるべき時期も決まっています。
しかし最近はそのような「みんな一緒に就職して同じところで働き続ける」ということが当たり前ではなくなっています。
「みな同じタイミングで就活するのは何だか変だな」「社会人人生の中で数回転職するなんて当たり前」「仕事を辞めて海外をぶらぶらしてみようかな」など、人生の選択肢が多様化するのに伴い仕事に対する考え方も皆様々です。
そうなると企業の採用活動はどうなるのか。
- 中途採用にも今以上に力をいれなければいけない
- 採用に集中すべき時期が限定されず、通年採用活動を行う
- 離職を防ぐために、あらかじめ自社にマッチした人材を採用する
このような変化が企業に求められます。
またバブル崩壊後の不景気を経験し、企業は何事に対しても効率の良さ、つまりコストパフォーマンスの良さを求めるようになってきました。
採用活動も例外ではありません。
以前よりもコストを抑えて、いかに効率によく優秀な人材を獲得するのかという点を重視しているのです。
LinkedIn(リンクトイン)とは
そのような現在の日本企業の採用事情に合っているのがLinkedIn(リンクトイン)です。
しかし日本では「LinkedIn(リンクトイン)って何?」「知っているけれど使ったことはない」という人が多いのが現状です。
そもそもLinkedIn(リンクトイン)とは何か、どのようなものかについてまずはご紹介したいと思います。
LinkedIn(リンクトイン)はアメリカで生まれたSNSの1つで、よく「Facebookのビジネス版」と言われます。
確かにFacebookと同様の機能、ユーザー間でつながり、投稿をシェア・いいねし、お互いの近況を共有することができます。
しかしFacebookと異なるのは、それが家族間や友人間で行われるのではなく、仕事上関係のある人との間で行われる点です。
繋がる相手は同僚や取引先であり、投稿する内容はビジネスに関する内容。
Facebookがプライベートな時間を共有するためのものであるなら、LinkedIn(リンクトイン)はプライベートの共有ではなくビジネスの機会を生み出すためのものであり、機能が似ていても目的が異なるツールと言えます。
そしてビジネス向けに作られたSNSであるからこその機能として、採用のための機能が備わっています。
求人を掲載したり、ユーザーを条件で絞って検索しスカウトメールを送ったり、採用管理システムとして利用することもできるのです。
つまり企業は人材紹介や求人サイトなどを通さず、直接、採用することができるのです。
このような第三者を介さない採用を「ダイレクトソーシング」や「ダイレクトリクルーティング」といいます。
では、このような機能や特徴を持つLinkedIn(リンクトイン)を、日本企業が採用活動に使うべき理由とはどのようなものでしょうか?
他の採用媒体とは何が違うのでしょう?
日本企業が採用活動にLinkedIn(リンクトイン)を使うべき理由3つ
LinkedIn(リンクトイン)なら採用コストを削減できる
まず1つ目の理由は採用コストの低さです。
仮に人材紹介会社を通して年収800万円の人材を採用したとします。
その際に人材紹介会社に支払う費用ですが、最近では金額固定や成果報酬制の紹介会社も現れていますが、多くは採用人材の年収に対するパーセンテージで請求されます。
35%を手数料とする紹介会社であれば、年収800万円の人材を採用したとき手数料として280万円を支払う必要があるのです。
優秀な人材ほど年収は高くなりますので、自ずと人材紹介会社に支払う手数料も高くなってしまうというわけです。
一方、LinkedIn(リンクトイン)であれば第三者を介さずに企業が直接採用することができるので、そのような手数料が別途発生することはありません。
求人機能を使うには有料プランの契約が必要ですが、多くのケースにおいて紹介会社を挟むよりも費用を削減することができます。
もちろんLinkeIn(リンクトイン)を使った採用において、データ分析もせずに闇雲に運用してしまえば費用が嵩んでしまいますので、きちんとPDCAを回す必要はあります。
LinkedIn(リンクトイン)なら転職市場にいない人を採用できる
転職を希望している人材は、転職サイトA、転職サイトB、人材紹介会社C、・・・・・・というように複数の媒体に登録をしています。
そのため全求人サイト、紹介会社の登録者数を単純に足せば、多くの人材が転職市場にいるように見えますが、実際は重複していることが多いためそこまで豊富なわけではありません。
また転職市場にいる人材の中で、より優秀で多くの企業がほしいと思うような人材というのは、その中でも一握りです。
本当に優秀な人材の場合は転職サイトや紹介会社に登録しなくても声が掛かることも多く、転職市場にいる人材から優秀な人材を採用しようとすると限界があるのです。
LinkedIn(リンクトイン)の場合はというと、通常LinkedIn(リンクトイン)上でメッセージを送りあえるのは繋がっている相手のみですが、有料の採用機能を使うことで、全ユーザーに対してメッセージを送ることができます。
職種や業界などで条件を絞り、該当したユーザーにスカウトメールを送ることができるのです。
「転職活動を積極的にしていない人にスカウトメールを送っても話を聞いてもらえないのでは?」と思ってしまう方もいるでしょうが、LinkedIn(リンクトイン)の調査ではユーザーのうち一切転職する気がない人は2割弱。
多くのユーザーが「機会さえあれば話くらいは聞いてもいいかな」「良い話があれば転職しようかな」と思っているわけです。
転職市場にいない人材にも声を掛けるだけの価値があります。
LinkedIn(リンクトイン)には日本人ユーザーが400万人以上、全世界で10億人以上のユーザーがいます。
国内、国外を問わず、様々な経歴の人にアプローチすることができるのです。
LinkedIn(リンクトイン)なら採用ブランディングができる
採用ブランディング、できていますか?
人事・採用担当者の中では聞きなれた言葉になってきた(?)「採用ブランディング」。
「採用マーケティング」というのも聞きますよね。
より自社にマッチした人材を獲得し長く勤めてもらうには、採用の段階で自社のビジョンやミッション、事業戦略、文化などを知ってもらった上で入社してもらう必要があります。
また内定辞退や選考辞退を防ぐためにも採用ブランディングは有効です。
戦略なき採用はもはやあり得ません。
では採用ブランディングとして具体的に何をすればいいのか。
例えばターゲットを明確にし、そのターゲットに何を伝えるのかを設定した上で、採用サイトや企業説明会の資料を作成することです。
また採用を目的としたSNSのアカウントを作成し、情報を発信するケースもあります。
LinkedIn(リンクトイン)では会社のページを作成することができ、会社単位で投稿をすることができるのです。
LinkedIn(リンクトイン)はSNSですので、投稿がシェアされればさらに自社の情報を広めることができます。
さらにアップグレードすることで写真や社員ブログ、事業紹介の特設ページを作れるキャリアページを利用することができます。
自社採用サイトを作るとなると非常にコストが掛かります。
自社内で制作するには技術が必要です。
LinkedIn(リンクトイン)であれば、一からサイトを作ったりシステムを構築する必要がありませんので、手軽に、そして手頃に採用サイトに類するページを持つことができるのです。
日々、自社に関する情報を発信していくことで、どのような企業なのか、どのような人材を求めているのかをアピールすることができ、採用のマッチ度向上に繋がります。
日本企業は採用活動にLinkedIn(リンクトイン)を使おう!
LinkedIn(リンクトイン)を日本企業が採用活動に使うべき理由についてご紹介してきました。
環境の変化についていけなかった生き物は絶滅していくのと同様、環境の変化についていけない企業が続かないといいます。
採用の面でも同様です。
どんどん変わっていく採用の現場において、今までと同じ採用をしていては優秀な人材を逃してしまいます。
すでにLinkedIn(リンクトイン)を導入している企業の採用活動では結果が出ています。
優秀な人材を獲得したいのであれば、是非LinkedIn(リンクトイン)の導入を検討してみてください。
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三上
2017年5月に株式会社ダイレクトソーシングにジョイン。 コンサル系やAI系スタートアップベンチャーなどのソーサーとして従事。 その後は、カスタマーサクセス担当として、大手国内企業やベンチャー企業を中心に活躍中。
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