Wantedly(ウォンテッドリー)とは?求人掲載方法、特徴、注意点を解説

更新日:2021年7月27日(火)

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三島

Wantedly(ウォンテッドリー)利用されていますか?

ダイレクトソーシングの三島です。

先日ビジネスSNS「Wantedly(ウォンテッドリー)」を運営するウォンテッドリーは、登録会社数が30,000 社を突破したことを発表しました。

Wantedly(ウォンテッドリー) は公式情報から引用すると

給料や待遇などの条件ではなく、やりがいや環境で求人者と求職者をマッチングし、シゴトを自己実現の場と捉える若手優秀層へとリーチできる採用広報ツール

となっており比較的にLinkedIn(リンクトイン)に類似点の多いメディアになっています。
今回は、このWantedly(ウォンテッドリー)について詳しく紹介していきます。

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1. Wantedly(ウォンテッドリー)とは?

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”シゴトでココロオドルひとをふやす”
働くすべての人が共感を通じて「であい/Discover」「つながり/Connect」「つながりを深める/Engage」ためのビジネスSNSを提供しています

というように、ビジネスSNSという位置づけのサービスです。

2012年にサービスを開始。開始後、順調に増加し148万人を突破し、2017年9月にマザーズに上場したこともあり、社会的な信用性や会社としての信用性も非常に高い日本発のビジネスSNSに成長しているといえるでしょう。

Wantedly(ウォンテッドリー)を利用するユーザーは、「共感で人や企業とつながり、シゴトでココロおどろう。」というコンセプトに基づき登録しています。

そのため転職するつもりがない人(転職潜在層)にとっても気軽に情報が見ることの出来るサイトとなっています。そして、気になる募集内容があった際には、「面接に行く」のではなく、あくまで「カジュアル面談をしにいく」という形をとれます。あってみたら面接が始まる、といったケースも限りなく少ないです。

ユーザーにとっては、面接という判断される環境で会う必要がなくなるため、会社の雰囲気を正しく見極めることができるようになります。そして、転職活動の前段階である、「自身の知見を深めたい」、「情報収集を行いたい」というような状況においては非常に有意義なサービスとして認識されるため、2018年11月時点で148万人まで登録者が増加しています。

上記のように記載すると、多くの人事担当者にとってはちょっと不安を感じてしまいます

 「転職潜在層が多く、カジュアル面談スタートなのか、、、無駄な工数だけがとられてしまわないだろうか、、、」

正直当然な感想だと思います。

ここからは、この回答を含めてWantedly(ウォンテッドリー)の特徴について説明していきます。

2.Wantedly(ウォンテッドリー)の特徴

2.1.雇用条件よりも共感

まず、ユーザーが会いたいと思ってもらうためには、会社ページを充実させるのも重要ですが、必要な人材に来てもらうためにも求人票を掲載する必要があります。この求人票にWantedly(ウォンテッドリー)の大きな特徴がでてきます。

特に注目すべきことは給与を記載しないことです。

Wantedly(ウォンテッドリー)は、共感採用を推進しているため条件では見えてこない直接会うことでのマッチングを強く推奨しています

カジュアルに面談をすることで、その会社の魅力やミッションそして文化を知ってもらい、自社を好きになってもらうことで応募、そして採用につなげます。この点がWantedly(ウォンテッドリー)を利用することで採用につなげることができる要因にもなっています。

多くの会社にとって、「認知度が高く、給与が同業他社よりも圧倒的に高い」というケースはまれでしょう。

例えば中小ベンチャー企業にとっては、いかに面白いことをやっていても給与面でどうしても大手企業に劣ってしまいます。通常の転職メディアなどで、並べて比較されるとどうしても大手企業に負けてしまい、応募すらしてくれないかもしれません。

それに対してWantedly(ウォンテッドリー)では、給与を記載しないためそのあたりで比較されることはありません。では、Wantedly(ウォンテッドリー)では実際になにを記載するのかというと、下記のような項目になります。

  • タイトル、カバー写真、会社のメンバー
  • なにをやっているのか
  • なぜやるのか
  • どうやっているのか
  • こんなことやります。

まず、注目してほしいのは「会社のメンバー」を記載することですね。
どのような人がその会社にいるのかを知ってもらうことからはじまります。だからこそ会社について知っていただくことができます。

そして、通常の求人票のように「背景」という記載ではなく「なぜやるのか」という記載になっているため、語りかけるように記載できます。感情をいれない求人票ではなく、感情を記載することで雰囲気を伝えることができます。

まとめると、「自社の魅力」で勝負することができるのがWantedly(ウォンテッドリー)であり、優秀人材採用に平等なチャンスを作ることができるとお考えください。

 2.2.「応募」の前に「話を聞きに行きたい」

冒頭にも記載いたしましたが、Wantedly(ウォンテッドリー)では、ユーザーの応募に対する心理的ハードルを下げるために、まずは会って話す機会を作ることを重視しています。

「転職活動をしていない応募の意思もない人と会っても時間の無駄」なんて思わないでください。

転職活動をしていないということは、自社だけではなく他社も検討していないということでもあります。今までに内定辞退をされたことのある人事担当者にとっては、この重要性は容易に理解できるでしょう。
長い時間をかけて、いろんな担当者の時間を調整して面接のセッティングをして何度となく検討を重ねた結果、内定辞退をされてしまうという記憶のある方も多いのではないでしょうか。

転職顕在層やエージェント経由の場合、どうしても候補者は複数企業の中から比較し、最終的に1社を選びます。それに対して、転職活動をしていない応募の意思もない潜在層の場合、貴社と候補者自身のマッチングのみを考えてくれるため最終的に他社に決めるということが非常に少なくなります。

当然、カジュアルに話して終わりということもあります。しかしながら、この候補者との1対1の関係をつくることができるこのシステムがWantedly(ウォンテッドリー)のメリットだと考えてください。

そして、カジュアルに話して終わりだったとしても、将来的な自社の候補者にすることもできますので母集団形成にも役に立ちますので、まったくもって無駄というわけではありません。

2.3. 20代、30代が多い。エンジニアが多いが多様な業種に対応

続けて、Wantedly(ウォンテッドリー)にはどのようなユーザーが多いのでしょうか。

公式サイトからの情報によると20-30代の若手成長人材が8割弱を占めており、20代の人材が多く登録をしていることがわかります。そして、実際に利用するとわかるのですが、スカウトフィルタの中に、○○年卒という新卒採用・インターン採用でも活用できるように設計されています。

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(引用元:2018年8月期決算説明資料

続けて、登録しているユーザーがどのような職種なのかというと、先ほどの図からもわかりますが、改めの下記に記載すると以下のようになります。

  •  エンジニア 27%
  • デザイナー 13%
  • セールス 19%
  • マーケティング 16%

エンジニアを中心にセールス、マーケティング、デザイナーとIT人材の登録が多いことがわかりますね。

3.Wantedly(ウォンテッドリー)を採用に利用するメリット

3.1.企業のビジョンに共感した人が採用できる

ここまでに記載したように、Wantedly(ウォンテッドリー)は会社やビジョンについて知ってもらうことで興味を持ってもらい、応募してもらうことに重きをおいており、それによって共感採用を実現しています。

これが実際にどのようなメリットかというと、短期的には、給料が下がったとしても入社したいという人材を採用できる可能性もあります。そして、長期的な面でみるならば、離職率の低下についても期待できます。転職後、働き始めて文化の違いに気がつきすぐに止めるなんて話はどこの会社でもよく聞く話です。

だからこそ、共感採用ということが重要となってきます。
会社の文化やビジョンをしっかり理解していればすぐに転職することはないでしょう。ただ採用できればいいというならば、どんな媒体でもいいかもしれませんが、転職後の離職率を減らすという点ではWantedly(ウォンテッドリー)などのような、カジュアルにコンタクトを取ることができるビジネスSNSを利用する大きなメリットだと思ってください。

3.2.低コストで採用できる

Wantedly(ウォンテッドリー)は、プラン利用料を支払えば、成果報酬なし、低料金で利用開始できるサービスです。例えばスタンダードプラン半年の場合60万円(正確な料金については変更されている場合もありますのでお問い合わせください)となりますが、その中で1名採用しても5名採用しても同じ値段となります。

たとえば、年収500万円のエンジニアをエージェント経由(成果報酬費30%)で採用したとしましょう。それだけで、150万円かかります。年間で契約したとしてもそこから1名でも採用できれば採用コストを抑えることができたとわかりますね。

3.3.スカウトの返信は5通に1通

Wantedly(ウォンテッドリー)内のユーザーを自由に検索し、採用要件に合った候補者に直接メッセージを送ることもができます。驚くべきことに開封率は約80%、返信率は約20%とされています。非常に高いですね。

つまりアクティブユーザーが多いという裏づけにもなります。

4.Wantedly(ウォンテッドリー)を採用に利用する際の注意点

 

4.1.いわゆる“求人サイト”とは切り口が異なる

何度も記載しますが、Wantedly(ウォンテッドリー)の募集は給与・待遇の記載がNG。会社、チームや仕事の魅力を打ち出す構成となっています。

そして、FacebookやTwitterというような外部SNSからWantedly(ウォンテッドリー)を見に来るケースがよくあります。特に広告を打つことができるSNSではその要素が顕著になります。

だからこそ、あまりにも堅苦しく形式的な構成では興味をもってもらいづらくなります。あくまで、自社の魅力を伝える、ブランディングを行うイメージで投稿やスカウトすることに心がけてください。

4.2.運用力が必要

Wantedly(ウォンテッドリー)は、広報ツールとして日常の会社の様子や会社メンバーの紹介、会社のストーリーを投稿することができるブログ機能をデフォルトで用意されています。募集だけでは伝わらない会社や社員の魅力を届けることができます。毎日とはいいませんが、毎週せめて月に1回は投稿することで自社の雰囲気を外部に発信していきましょう。

また、Facebook上に発信することができますので、そこから社員や友人に応援(シェア)してもらうことでより加速的に広げていくことができます。特にFacebook広告を利用することで、年齢・地域・勤務先など多彩なセグメントでターゲットを選定することができますので、効果的に自社を知ってもらうことができるでしょう。

ということで、Wantedly(ウォンテッドリー)は求人を作ったら終わりではなくそこからコツコツと運用していかなければならないというコストも存在するのでその点だけは忘れないでください。それに見合った成果が出ているからこそ、多くの企業が利用しているのです。

4.3.シェアされ応募が集まる、が採用に至らないケースも

弊社では、Wantedly(ウォンテッドリー)だけでなくLinkedIn(リンクトイン)の採用サポートをおこなっているため、この課題に直面し悩んでいる企業をたくさんみてきています。

一番大変ですが単純に解決する方法は

会社一丸となって採用というミッションを成功させていくように変えていく

これが重要となります。


人事担当者が、どんなにいい人をつれてきたとしても周りが協力する気がなければ候補者に魅力的な会社とはうつらないでしょう。すぐには変えることができませんし、人事担当者のみで変えられることは少ないかもしれません。ただ、やれることを積み重ねていくことが重要だと考えてください。

5.Wantedly(ウォンテッドリー)の運用ならダイレクトソーシングにご相談ください

今回はLinkedIn(リンクトイン)ではなくWantedly(ウォンテッドリー)に絞って説明させていただきました。

ダイレクトソーシング社では、Wantedly(ウォンテッドリー)だけでなくすべてのスカウトメディアの導入検討段階における相談から導入後の運用について一括で請け負うことができますので、すこしでもお困りのことがあればお気軽に相談ください。

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この記事を書いた人

ブログ著者の顔写真

三島

2007年4月にNational Instruments入社。2009年にアクテラ創業。システム開発やプログラム講師として、東京大学の講師やLegoMINDSTORMSの書籍を出版。2015年11月にダイレクトソーシングを立ち上げ。