ダイレクトメディア(新卒)
2023.07.19

LabBase(ラボベース)とは?特徴や料金、採用事例を解説

「LabBaseにはどんな学生が主に登録しているのだろう」
「LabBaseを検討しようか悩んでいるけど、料金はどれくらいか知りたい」

このような疑問を抱えている人事・採用担当者の方も多いのではないでしょうか。

LabBaseは、理系学生に特化した採用ツールのため、他の媒体やサービスでは接触できないような優秀な理系学生に出会えるチャンスがあります。

そこでこの記事では、理系学生の採用にぴったりなLabBase(ラボベース)についてご紹介したいと思います。
本記事を読めば、LabBaseの概要が分かり、理系学生の採用手段として自社に合う採用ツールかどうか分かるようになります。




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1.LabBase(ラボベース)とは?


LabBase(ラボベース)とは、株式会社POLが提供する理系特化の採用支援サービスです。

LabBase(ラボベース)に登録しているのは理系学生のみで、その約88%がMARCH以上の学生だといわれており、上位校の3人に1人が登録しているサービスです。
企業は登録している学生に対して、スカウトメッセージを送ることができます。

一般的な就職ナビ媒体と比べて、今までリーチしにくかった優秀で専門性のある理系学生に、直接アプローチが可能です。

また、導入企業も500社を超えており、IT人材の採用ニーズが年々高まっていることから、今後ますます利用企業が増えることが予想されます。

理系学生採用の現状

そもそもなぜ理系学生に特化しているのかというと、理系学生の就職活動のしづらさ、またそれに対する企業の採用の困難さが理由として挙げられます。

理系学生は学部の4年生になると研究室に所属し、卒業まで(大学院に進学した場合は大学院の卒業まで)、研究室のコアタイムに縛られ、卒業論文・修士論文・博士論文の執筆、学会参加への準備、学部生の授業や実験のTA(ティーチング・アシスタント)など、しなければいけないことがたくさんあります。

そのため中々就職活動に時間を割けず、「研究室の推薦で就職先が決まったらいいな」という気持ちで就活に臨んでいることも。
実際、理系学生の就活経路は研究室OB・OGの紹介や教員・学科の推薦、学内説明会がほとんどを占め、特に推薦と紹介は7割を占めます。

研究分野と同じ領域の仕事に就けるとは限りませんが、多くの理系学生が今までの研究経験を活かせる仕事に就きたいと考えています。

しかしどこの企業なら、どのような職種なら経験を活かせるか、実際に入社するまでは分からないことが多く、余計に研究室のOB・OGの紹介や研究室の推薦を頼りに企業探しをすることになります。
以上の背景により、理系学生は就職活動のしづらい環境にあるのです。

一方の企業も、すでにつながりのある研究室以外とのつながりの構築が難しく、媒体を通じた採用ではそもそも理系学生が積極的に利用していないために十分なアプローチができない状況にあります。
さらに企業の人事・採用担当者が元理系学生だったとは限りません。
理系学生の忙しさや就活中の忙しさなどが分からず、いつ、どのようにアプローチすべきかが分かっていないこともあります。

もしお互いにマッチする理系学生と企業が出会うことさえできれば、理系学生の就活・採用は今よりもより良くなるはずです。
それを実現させようとしているのがLabBase(ラボベース)なのです。

2.LabBase(ラボベース)の特徴

LabBase(ラボベース)を活用するにあたって、具体的な特徴を見ていきます。
LabBase(ラボベース)には、以下の6つの特徴があります。

  • 国内最大級の理系学生データベース
  • 理系学生向けに最適化されたプロフィール項目
  • スカウトメールへの高い返信率
  • 学生のアクティブ度や「興味あり」で学生の興味関心を可視化
  • 理系学生によるLabBase(ラボベース)の拡散
  • 1社につき2名のコンサルタントがつくサポート体制

それでは、LabBase(ラボベース)の特徴を具体的に紹介していきましょう。

2.1.国内最大級の理系学生データベース

LabBase(ラボベース)の登録者数はのべ50,000名(2023年4月時点)

毎月1,000件以上の研究室訪問によって着々と登録学生を増やしており、月に500名ほど増加しています。
旧帝大と東工大、早慶などの理系のトップ校の4人に1人が登録しており、中には理系学生の半数以上がLabBase(ラボベース)に登録している大学もあります。

登録学生の専攻も様々で、1番多いのは機電系37%で、情報系21%、化学系20%と続きます。
その他にも生命科学、農学、土木、医歯薬などの学生が登録しています。

昨今プログラマーやエンジニアなどのIT人材の需要が高まっていることを考えると、LabBase(ラボベース)の活用を視野に入れてもいいでしょう。

また、LabBase(ラボベース)に登録しているユーザーの他社サービス利用状況を見ると、LabBase(ラボベース)のみを使っているという学生が44%もいます。
それだけ理系学生が他の就活媒体を利用していないということでしょう。
理系学生への接触手段として、LabBase(ラボベース)は最適と言えますね。

2.2.理系学生向けに最適化されたプロフィール項目

理系学生を採用する際は研究内容に関する情報を非常に参考にすると思います。

何を研究しているのか、という点だけでなく、その研究の意義、なぜその研究を選んだのか、という研究に対する姿勢や考え方を通してその人間性を見ます。
つまり、文系学生とは知りたい項目が若干異なるわけですから、ユーザーが登録する情報や詳細プロフィールは理系特化のものにすべきです。

LabBase(ラボベース)は理系学生に最適化されたプロフィール項目を用意し、登録学生に「研究概要」「研究の意義」「研究を選んだ理由」「研究から学んだこと」などを記載してもらいます。

そのため、面談や面接で会う前に、ある程度学生の研究の内容や姿勢を見ることができるのです。

2.3.スカウトメールへの高い返信率

LabBase(ラボベース)では登録している理系学生に対してスカウトメールを送ることができます。
その返信率は約20%で、他のスカウトサービスが平均7~8%と言われているのに対し、非常に高い返信率といえるでしょう。

理系学生は前述したように多忙で、かつ就活の方法を限定しがちです。
その中で待っているだけで企業からスカウトメールが届くLabBase(ラボベース)は非常に便利な就活ツールで、しっかりチェックして興味のある企業には返信を返しているのでしょう。

2.4.学生のアクティブ度や「興味あり」で学生の興味関心を可視化

LabBase(ラボベース)では、学生が企業に対して「興味あり」と示すことができます。
スカウトメールを送るにはスカウトチケットを消費して送信します。

スカウトチケットは「数打てば当たる」で無作為にスカウトメールを送って学生からの印象を悪くしないためのものです。
しかし「興味あり」を送ってくれている学生に対して、スカウトチケットの残りがないためにスカウトメールを送信できないのは望ましくありません。
そこで「興味あり」した学生にはスカウトチケットの消費なしにメールを送ることができます。

「興味あり」以外に学生の興味関心度を判断する参考として、以下の項目を見ることができます。

  • 学生のログイン頻度
  • 企業からの人気度
  • 興味ありクリック度

「興味あり」にしている学生以外の中で誰をスカウトすべきか、これで判断が可能です。

2.5.理系学生によるLabBase(ラボベース)の拡散

LabBase(ラボベース)の学生メンバーがオフラインで地道にLabBase(ラボベース)を広めています。
全国100名の理系ネットワークを構築し、学生ならではの方法、例えば研究室訪問やキャンパス内イベント、学生団体との連携、口コミなどで理系学生を集めています。

一度理系学生や教員に知られれば、横のつながりや、縦のつながりでより広まっていきます。

LabBase(ラボベース)は理系学生の就活サポートだけでなく奨学金検索の機能もあります。
学費が高くなりやすい理系学生にとって便利な機能が揃っているからこそ、学生や教員の間で広まりやすいのではないでしょうか。

2.6.1社につき2名のコンサルタントがつくサポート体制

LabBase(ラボベース)は1社につきコンサルタントが2名つきます。
コンサルタントが学生の検索からスカウトメールの文面作成までサポートしてくれます。

大抵の採用サービスでは担当者は1名、コンサルタントはつくかどうかはサービスによる、というのが多いのではないでしょうか。
LabBase(ラボベース)の場合は言葉だけでなく本当に“しっかり”したサポートを受けることができます。
コンサルタントによる文面作成サポートもあるため、スカウトメールの返信率が高い点にも納得できるでしょう。

LabBase(ラボベース)の料金体系

LabBaseには、以下の4プランの料金体系があります。

  • スタンダードプラン
  • 自社完結プラン
  • 少人数サポートプラン
  • 大量採用プラン・理系採用お任せプラン

基本的に、月額のデータベース利用料金のみですが、企業の採用ニーズや予算、体制によってプランが変わります。
それに伴い料金も変わるため、詳細はLabBaseに問い合わせて確認が必要です。




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3.LabBase(ラボベース)を使った理系学生採用の事例

今まで100社以上がLabBase(ラボベース)を導入してきました。
具体的には、以下のような企業の導入実績があります。

  • 本田技研工業株式会社
  • パナソニック株式会社
  • 住友化学株式会社
  • 三菱重工業株式会社
  • Amazon Web Services Inc.
  • ヤフー株式会社
  • 株式会社みずほ銀行
  • 三菱地所株式会社
  • 株式会社カプコン
  • Sansan株式会社

なお、「トップ大学の理系学生がスカウトをもらって嬉しい企業」をいくつかの基準軸に沿って選定しており、その基準を満たした企業のみがLabBase(ラボベース)を導入できます。

つまりLabBase(ラボベース)を利用できるということは、「理系学生にとってスカウトされて嬉しい企業である」といえるのです。

ここでは、3社の採用事例を紹介します。

1.昭和電工株式会社


画像引用:株式会社レゾナック

株式会社レゾナックでは、LabBase(ラボベース)を使って15名面談し7名内定、4名内定承諾を得ることができています。
最初は1名獲得できればいい、という気持ちだったのが4名も内定に至り想定以上の成果だったため、翌年も引き続きLabBase(ラボベース)を利用していく予定だそうです。

2.リンカーズ株式会社


画像引用:リンカーズ株式会社

リンカーズ株式会社は、ものづくり企業と発注者の橋渡しをするビジネスマッチングサービス「Linkers(リンカーズ)」を運営する企業です。

今までは優秀な理系学生にどうやってアプローチすればいいのか分からず、ただ待つことしかできなかったそうです。

しかしLabBase(ラボベース)を導入したことで、企業側から積極的に学生を探すことができるようになりました。
また学生のプロフィールが充実していることで学生が研究を理解しているか、技術を好きかを判断しやすかったとのこと。
結果15通のオファーを送り、3名を採用するに至り、3名のうちの1名は東大の総長賞を受賞した学生でした。

3.レオンテクノロジー株式会社

画像引用:レオンテクノロジー株式会社

サイバーセキュリティに関するソリューションを提供するレオンテクノロジー株式会社

サービス内容が簡単な内容ではないため、専門性の高い理系学生を採用したいと考えていました。
LabBase(ラボベース)では学生のプロフィールを見て事前にどのような人材か判断し、ミスマッチを減らせる点に魅力を感じたそうです。
結果、返信率はなんと100%。
2名に内定を出し、内定承諾率も100%だったそうです。

4.理系学生の採用ならLabBase(ラボベース)を使うべき!

LabBase(ラボベース)の特徴や料金、採用事例をご紹介してきましたが、使ってみたいと思った採用担当者の方が多いのではないでしょうか。
これだけ理系学生を求める企業側にメリットがあるのなら、使わないという選択肢はありません。

理系学生側にとってもメリットのあるLabBase(ラボベース)。
これからどんどん理系学生の間に浸透していくと考えられます。
ぜひLabBase(ラボベース)を使って優秀な理系学生を採用していきましょう。

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竹村 朋晃

竹村 朋晃

株式会社ダイレクトソーシング CEO (プロフィールはこちらをクリック) 2005年に野村総合研究所に入社。損害保険システムの構築に従事。2015年11月より株式会社ダイレクトソーシングを立ち上げ。エンジニア経験者中心にデータドリブンリクルーティングを中心としたサービスを展開。

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