LinkedIn採用
2024.09.11

LinkedIn(リンクトイン)はリクルーターの必須ツールです

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LinkedIn Recruiterライセンスのすべて【機能や活用ポイント、事例】
 
 
「LinkedIn(リンクトイン)はリクルーターにとって必須ツール?!」
みなさんこんにちは!株式会社ダイレクトソーシングの三上です。


リクルーターのみなさんはLinkedIn(リンクトイン)をご存知でしょうか?
リクルーターの方は使わない理由がありません!
 
まだ利用してない方の為にも、今回はリクルーターの方々がLinkedIn(リンクトイン)を使うメリット、実際に採用現場でLinkedIn(リンクトイン)を利用している企業の事例をまとめました。

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1.リクルーターの皆さん、LinkedIn(リンクトイン)をご存知ですか?

そもそもLinkedIn(リンクトイン)とは何かをご説明したいと思います。
LinkedIn(リンクトイン)とはアメリカで開発され、全世界10億人以上が登録しているビジネス特化型のSNSです。
Facebookのように実名登録制で、つながりのあるユーザー同士で、お互いの投稿をチェックしたり、メッセージを送ることができます。
 
Facebookと似たような機能を有していますが、大きな違いとしては、友人同士で繋がるのではなく、ビジネス上のつながりを構築するためのにつくられたSNSである点です。
そして、もう一つの大きな特徴は、企業の採用活動やユーザーの就職・転職活動に利用することができる点です。
企業側は会社ページを作成して企業のPRを行ったり、求人情報を掲載したり、新たな人材獲得に向けた採用ブランディングをLinkedIn(リンクトイン)上で行うことができます。
ユーザー側は掲載されている求人広告や、企業の会社ページ掲載の求人を通して応募することができるため、就職・転職活動に利用することもできます。
 
さらに、プロフィール登録時に会社名、職歴、資格、実績などを入力することができるので、他のSNSに比べ、より詳しいキャリア情報が登録され、人材データベースとしての役割も果たしています。
そのため、最近ではダイレクトリクルーティングのためにLinkedIn(リンクトイン)を利用している企業も多く、規模を問わず、様々な企業が採用活動に利用しています。
 

2.LinkedIn(リンクトイン)の日本人ユーザー数の変化

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日本語版LinkedIn(リンクトイン)が2011年にサービスを開始、2015年には日本人の登録者が100万人を突破。
しかし、サービス開始当初は既に日本ではFacebookの普及が進んでおり、ビジネスもプライベートも分けることなくFacebookで管理する人が多数でした。
当時、日本での本格的なプロモーションが行なわれず、国内の認知度があまり高まることはありませんでした。
全世界で10億人以上の登録者を誇るLinkedIn(リンクトイン)ですが、日本では現在400万人ほどの人が登録しています。
アメリカなど一部の国ではユーザー数も多く当たり前のように利用されていますが、残念ながら日本ではまだまだ普及が進んでいない現状です。
 
そこで、2017年11月にヤフー社の元CMO村上臣 氏が、LinkedIn日本支社の代表に就任しました。
LinkedIn社が日本でのプロモーションに積極的になったと見ていいでしょう。
ユーザー数や利用企業もどんどん増えていくと予想しています。
今後、日本でも、LinkedIn(リンクトイン)を使った採用、就職・転職活動が当たり前になる時代が来るかもしれませんね。
 
さらに、先日経団連から発表がありましたが、新卒採用の面接解禁日などを定めた指針、「就活指針」の廃止が決定しました。
政府主導で新ルールを作成することになっていますが、どのような形になるかはまだ分かりません。
新卒採用の一括採用が見直されることで、インターン経由や企業側からの積極的なオファーによる採用が増える可能性があります。
現在は転職活動に使われることの多いLinkedIn(リンクトイン)ですが、学生向けのアカウントもあり、就職活動に活用する学生も増える可能性も考えられます
 

3.LinkedIn(リンクトイン)をリクルーターが利用するメリット

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リクルーターの定義については、解説しているサイトや企業によって様々ですが、ここでは人事担当者や採用関係部署以外の社員で自社の採用担当として任命され、主に新人採用に関わる人物のことを指したいと思います。
リクルーターは、自身の出身大学を通じて推薦応募枠の通知を出したり、在学中に所属していたゼミやサークルなどの後輩に直接コンタクトを取ったりなどをして、人事部の採用を支援します。
 
そこで、LinkedIn(リンクトイン)を活用することで、今までにアプローチすることのできなかったターゲット層へアプローチすることができるなど、様々なメリットがあります。
ここからは、リクルーターがLinkedIn(リンクトイン)を利用するメリットをご紹介いたします。
 

3.1.採用コスト削減

まず1つ目は、採用コストを削減できることです。
 
企業が採用活動をする際に、求人サイトに情報を掲載したり、求人広告を出稿したり、人材紹介会社を利用することが多いと思います。
それらのサービスを利用すると、1ヶ月間求人募集をするだけで、数十万円以上がかかるケースが多く、人材紹介会社を利用した場合は採用者の予定年収の30%程度を手数料として支払うことになります。
第三者を介した方法で人材獲得をしようとすると、どうしても多額の費用がかかってしまいます。
 
一方、リクルーターが自身の出身校などのツテを使って採用する場合は、採用コストの削減に繋げることができますが、どうしても求人サイトや人材紹介会社を利用したときと比べて、リクルーター自身のつながりだけでは接触できる学生に限りがあるという短所もあります。
しかしLinkedIn(リンクトイン)を使うことで、出身校以外の学生とも接触を持つことができるのです。
第三者を介した採用のときと同じように、接触範囲の広さを保ったまま、採用コストは削減できるということですね。
 

3.2.よりマッチした人材の獲得

リクルーターの方々は、自身の出身大学の後輩や知り合いの紹介などをきっかけに、採用候補者を見つけるケースが多いと思います。
しかし、それでは母集団があまりにも小さく、自社にマッチした人材を見つけることが難しくなることもあります。
そこで、LinkedIn(リンクトイン)を利用することで接触できる範囲(母数)を広げ、ユーザーの検索機能で条件を絞り込み、より企業にマッチした人材を探し出すことがおすすめです。
 

3.3.企業が欲しがるような学生との接触

日本におけるLinkedIn(リンクトイン)の認知度の低さについては、前述したとおりです。
しかしそれでもLinkedIn(リンクトイン)を使っている学生とは、どのような人物でしょうか?
 
おそらく、好奇心旺盛で新しいものに挑戦しやすく、ビジネスというものに興味関心を持っている学生と考えやすいのではないでしょうか?
企業が採用したい人物像の1つといえると思います。
 
また、海外の大学に通う日本人学生もいますよね。
その場合は現地の友人の影響を受けてLinkedIn(リンクトイン)を使っている可能性があります。
言語能力に長けた学生に接触できる可能性があるのです。
 

3.4.採用ブランディングの場として

LinkedIn(リンクトイン)では「会社ページ」を作成することができます。
そこで会社として投稿すれば、会社ページをフォローしてくれているユーザーに投稿がシェアされます。
そこで学生向けの採用情報、例えばインターンシップの実施についてなどを告知すれば、学生に自社の情報が届く可能性がありますよね。
 
さらに、会社ページは無料で利用することができますが、有償版ではより掲載コンテンツが多いレイアウトのページを利用することができます。
会社ページとの大きな違いは、「カルチャー」という機能を使うことができるようになる点です。
カルチャーページでは社員の紹介、企業ブログ、フォトギャラリーなどを掲載できます。
実際に見てもらわないと伝わらない会社の雰囲気について、学生に伝えることができます。
LinkedIn(リンクトイン)を情報発信の場としてとらえ、採用ブランディングに利用することができるのです。
 

4.LinkedIn(リンクトイン)を採用に使う企業の事例

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LinkedIn(リンクトイン)を採用に使うことで、採用活動がより良くなることが分かっていただけたかと思います。
ここでは、実際にLinkedIn(リンクトイン)を導入し、採用活動に役立てている企業の事例をご紹介します。
 
【パナソニック株式会社の導入事例】
パナソニック社といえば、誰もが知っている家電メーカーです。
そんなパナソニック社の海外採用チームは世界から優秀な人材を獲得するために、LinkedIn(リンクトイン)が必要であると感じたそうです。
 
◯課題

  • 優秀な人材をスピーディーに採用したい
  • パナソニックグループとしてのグローバルな規模を活かした採用活動をしたい
  • パナソニックグループのブランドイメージ、方向性を採用面からも発信したい

 
◯LinkedIn(リンクトイン)を導入したきっかけ

  • 転職潜在層にアプローチすることで、優秀な人材を探し出すことが可能であるため
  • 会社ページを活用し、企業情報を発信することで、採用ブランディングを図ることが可能であるため
  • グループ全体における統一プラットフォーム上での採用活動が推進可能なため

 
◯結果
北米におけるキャリア採用の8割をLinkedIn(リンクトイン)経由での採用となり、ブラジル、インドなど別地域への展開も進んでおり、採用ブランディングの確立にも会社ページを有効活用できている。
 
【株式会社メルカリの導入事例】
最近続々と利用者が増加中のフリマアプリ「メルカリ」を運営する、株式会社メルカリもLinkedIn(リンクトイン)を活用した採用を行っています。
 
◯課題

  • 事業への共感、専門スキルの両方がマッチする候補者と出会う機会を増やしたい
  • 市場に存在しない、潜在的なハイクラス人材へのアプローチ手法を模索している
  • スカウトだけではなく、ビジネスプロフェッショナル同士の交流を深めたい

 
◯LinkedIn(リンクトイン)を導入したきっかけ

  • 働く環境としてのメルカリを発信することができるため
  • 既に展開するサンフランシスコオフィスをはじめ、グローバル展開を見据えるため
  • 本名登録で、メールやり取りから人柄もわかり、多くの人と出会うことができるため

 
◯結果
半年間で複数名の内定。
自社開催イベントに候補者を集め、メルカリファンを増やすこともでき、候補者と直接のコミュニケーションを取ることで、働く環境としてのメルカリの理解度を向上することに成功。
 
中小企業から大手企業、業種問わず幅広い企業がLinkedIn(リンクトイン)を使った採用を行っています。
LinkedIn社の公式スライドシェアでは様々な事例が紹介されていますので、他にも気になる方は見てみると良いと思います。
 
皆さんもご存知の企業が、LinkedIn(リンクトイン)を活用した採用で高い効果を出すことができています。
先日、メルカリ社では2018年10月1日に入社した新入社員44人中32人がインド人であるとニュースになっていました。
LinkedIn(リンクトイン)経由での採用であるかどうかは不明ですが、メルカリ社のように採用活動に対して積極的に動ける企業でLinkedIn(リンクトイン)が導入され始めているのです。
 

5.LinkedIn(リンクトイン)ならダイレクトソーシングにお任せを!

日本でも、採用活動にLinkedIn(リンクトイン)を利用するメリットを理解し、導入している企業も増えてきているようですね。
リクルーターの皆さんも新たな採用ツールの一つとして、LinkedIn(リンクトイン)を利用してみてはいかがでしょうか。
LinkedIn(リンクトイン)に関する質問やご相談は株式会社ダイレクトソーシングにお任せください!

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三上

三上

2017年5月に株式会社ダイレクトソーシングにジョイン。 コンサル系やAI系スタートアップベンチャーなどのソーサーとして従事。 その後は、カスタマーサクセス担当として、大手国内企業やベンチャー企業を中心に活躍中。

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