LinkedInとWantedlyはどちらが採用しやすいのか

更新日:2021年1月15日(金)

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三島

採用にLinkedInとWantedlyのどちらを使うのが向いているかお悩みの方へ。
今回は、2つのサービス内容、料金などを比較して、それぞれどういったニーズに適しているのかをご説明します。                                                           

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1.LinkedInとWantedly、2つのサービス概要

はじめに、それぞれのサービスの特徴をおさらいします。

LinkedInとWantedlyのユーザーの特徴・サービス内容の比較表を見てみましょう。

  LinkedIn Wantedly
発祥国 アメリカ 日本
国内登録ユーザー数(概算) 200万人 148万人
年齢層 幅広い 若手主体
ユーザーの多い業種・業界 情報通信サービスが多い
ユーザーの多い職種 ビジネス

デベロップメント

エンジニア
バイリンガル人材 多い 普通
ユーザー層 潜在層 潜在層
使い方のトレーニング

プログラム

あり なし
採用コンテンツの作成代行 なし あり

1.1.LinkedInの概要

  • アメリカ生まれ
  • 全世界で5 億 6000 万人を超えるユーザー数を持つ、ビジネス向けSNSの代表的存在
  • 2016年には米マイクロソフトが262億ドル(約3兆円)で買収
  • 法人用の採用サービス「LinkedIn Talent Solution」を展開している
  • その他にも、eラーニングを展開している「LinkedIn Learning Solution」やグローバルの採用データ分析プラットフォーム「LinkedIn Talent Insight」を展開している。

1.2.Wantedlyの概要

  • 日本生まれ
  • ユーザー数は148万人程度、ほぼ日本ユーザー
  • Facebookの繋がりを利用した求人、採用
  • 名刺管理ツール「Wantedly People」などのツールをリリース
  • SEOに強く、社名で検索した際に上位に表示されるなど、メディアとしての特性が強い
  • 給料・待遇は掲載できない。ビジョンを提示して求人する

2.LinkedInとWantedlyの比較

2.1.ユーザーの違い

2.1.1.ユーザー数の違い

ユーザー数は、LinkedIn>Wantedly

2020年8月現在、各社で公式に発表しているユーザー数は、以下のようになっています。

  • LinkedIn:日本国内で200万人、全世界で6億9000万人
  • Wantedly:148万人

登録ユーザー数はLinkedInのほうが圧倒的に多いです。また、LinkedInはグローバル展開をしているので、全世界のユーザーにアプローチできる特長があります。 

2.1.2.ユーザーの年齢層

ユーザーの年齢層の高さは、LinkedIn>Wantedly

登録ユーザーの年齢層は、LinkedInの方が高いです。Wantedlyは全体の半数を20代のユーザーが占めています。
登録ユーザーの年齢層別の割合は、以下のようになっています。[1] 

リンクトインとウォンテッドリーの年齢層の違い

2.1.3.業種・業界の違い

LinkedIn・Wantedly共に、IT関連が多い

リンクトインとウォンテッドリーの業界の違い

どちらも、業界ごとのユーザーの割合で一番多いのはIT関連です。
LinkedInはIT・情報サービス業が一番多く、続いてソフトウェア、コンサルティング、教育が続きます。
一方、Wantedlyは、情報通信(ウェブ・モバイル)が一番多く、コンサルティング・調査、広告・販売促進、情報通信(基盤・SIパッケージ)が続きます。

2.1.4.職種の違い

エンジニアの割合が多いのは、Wantedly>LinkedIn

リンクトインとウォンテッドリーの職種の違い

Wantedlyはユーザー全体の4分の1をエンジニアが占めています。そのほかの職種も、デザイナー、セールス、マーケティング、と、IT人材の割合が多いのが特徴です。
一方、LinkedInで一番割合が高いのはビジネスデベロップメント(事業開発)で、それに続く職種も教育、営業、と、職種の偏りはWantedlyに比べて少なくなっています。

2.1.5.バイリンガル人材

バイリンガル人材に強いのは、LinkedIn>Wantedly

LinkedInは、グローバルSNSという特性上、バイリンガル人材が他サービスに比べて多く集まっています。

※参照元:LinkedInサービス資料、Wantedlyサービス資料

2.1.6.返信率・面談率

返信率が高いのは、LinkedIn=Wantedly
面談率が高いのは、Wantedly>LinkedIn

面談につながりやすいのは、Wantedly>LinkedIn

企業からユーザーに送られたスカウトメールへの返信率は、LinkedInが平均17.19%、Wantedlyが17.22%と、ほぼ同じです。
一方で、面談率(スカウトメールから面談へ進む率)が高いのはWantedlyです。Wantedlyでは、55.24%、半数以上のユーザーが面談に進みます。LinkedInでは、面談率は39.92%になります。LinkedIn、Wantedlyはともに潜在層をターゲットにしているメディアですが、若干、Wantedlyの方が顕在層が多いことが理由として考えられます。

※調査元:株式会社ダイレクトソーシング

2.2.サービス内容の違い

次は、それぞれが提供しているサービス内容を比較していきます。

2.2.1.採用に至るまでのサポート体制

採用支援が手厚いのは、LinkedIn=Wantedly

どちらも導入後のサポートが充実しています。
専任のカスタマーサクセスが、オンボーディングから採用成功までのサポートがあります。
ただし、LinkedInの場合、リンクトイン・ジャパンではなく、海外(シンガポール等)で購入し、日本にライセンスを付与した場合、サポートが海外になるため、注意が必要です。

採用コンテンツの作成代行があるのはWantedly>LinkedIn

LinkedInの企業向け採用支援サービス「LinkedIn Talent Solutions」では、担当営業と担当コンサルタントが配置され、企業の採用をサポートします。

  • LinkedInの使い方を説明する初級と上級のトレーニングコース
  • eラーニングプログラム
  • オンラインサポート
  • 四半期ごとの振り返りデータ(利用率、返信率、面談率)の提供
  • ユーザー同士の情報交換

など、企業へのサポートが充実しています。

また、LinkedInを利用して採用に至った場合は、ユーザーがLinkedIn内で辿った経路のトラッキングデータが提供されます。
一方、Wantedlyには写真撮影オプションや動画制作といった形で、Wantedly内の企業ページの制作を一部代行するプランが充実しています。

※参照元:LinkedInサービス資料、Wantedlyサービス資料

2.3.利用料金の違い

2.3.1.利用料金

スカウトメール1通あたりの単価が割安なのは、LinkedIn>Wantedly

LinkedInが公式価格を公表していないため、具体的な比較は控えますが、スカウトメール1通あたりの単価を比較すると、LinkedInのほうが割安です。
LinkedIn、Wantedly共に、「採用に至った場合は年収の○%を支払う」というような成果報酬はありません。
どちらのサービスも、利用料は

  • 基本料金
  • スカウトメール料金(基本料金に含まれている以上のスカウトメールを送る場合)
  • 広告の出稿料金(広告を利用する場合)
  • その他サービス利用料金

で構成されます。
詳しくは、以下からダウンロードしてください。
リンクトイン早わかりガイドはこちら>
Wantedly早わかりガイドはこちら>

LinkedInのスカウトメールのカウント方法

LinkedInは返信があれば送信に使ったメールクレジットが帰ってくる
LinkedInでは、スカウトメールを送る際にメールクレジットが必要です。
クレジットは、毎月150クレジット追加されます。メールを1通送るごとに、1クレジットを消費します。
しかし、そのメールに返信があれば、送信に使った1クレジットが返還されます。
例えば、150通メールを送って、そのうち100通に返信があれば、

(最初の所有クレジット)150―(送信に使ったクレジット)150+(返信があった分のクレジット)100=100クレジット

となり、また新たに100通のメールを送信できます。
一方、1通も返信がなかった場合は、

(最初の所有クレジット)150―(送信に使ったクレジット)150=0クレジット

となり、その月はもうメールを送ることができません。
つまり、毎月メールが帰ってくるならば、ずっとメールを送り続けることができます。

クレジットを月内に使い切らなかった場合

その月に150クレジットを使い切らなかった場合は、1リクルーターライセンスあたり最大600クレジットまで繰り越しできます。たまたま忙しくメールが送れなかったとしても、3ヶ月程はクレジットが無駄になりません。

3.LinkedInとWantedly、向いているのはそれぞれこんな人

3.1 LinkedInを使った方が採用しやすい人

LinkedInの魅力は、ユーザーの年齢層・職種に偏りが少ないことと、豊富なトレーニングプログラムです。
LinkedInを使った方が採用しやすいのは、

  • マネージャーを採用したい人
  • バイリンガル人材を探している人
  • サービスの使い方を自分できちんと把握したい人

だと言えます。

3.2.Wantedlyを使ったほうが採用しやすい人

Wantedlyの魅力は、若手のユーザーが多く、ビジョン重視の採用ができることです。
Wantedlyを使ったほうが採用しやすいのは、

  • 若手を採用したい人
  • ポテンシャル重視の採用をしたい人
  • エンジニアを採用したい人

です。

LinkedIn早わかりガイドはこちら>

Wantedly早わかりガイドはこちら>

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この記事を書いた人

ブログ著者の顔写真

三島

2007年4月にNational Instruments入社。2009年にアクテラ創業。システム開発やプログラム講師として、東京大学の講師やLegoMINDSTORMSの書籍を出版。2015年11月にダイレクトソーシングを立ち上げ。