人事がプロフィールを見る「6秒」の順番 | 株式会社ダイレクトソーシング
就活攻略ガイド
2026.07.21

人事がプロフィールを見る「6秒」の順番

STUDENT
学生向けキャリア記事|LSCM — LinkedIn Student Career Media
in
LSCM編集部 ・ 読了目安 5分 ・ 監修:株式会社ダイレクトソーシング(日本初のLinkedIn公式パートナー)

人事が検索結果であなたのプロフィールを見る時間は、およそ6秒です。視線は「写真0.5秒→ヘッドライン2秒→学歴・現在1.5秒→スキル・About斜め読み2秒」の順に動き、その6秒で「開いて精読するか、閉じるか」が決まります。冷たい話に聞こえますが、逆に言えば——6秒で見られる場所は4つしかなく、4つとも今日直せます。採用側の視線を実況します。

6秒の内訳:視線の実況中継

人事の6秒スキャンの内訳:写真0.5秒、ヘッドライン2秒、学歴・現在1.5秒、スキル・About斜め読み2秒

なぜ6秒しかないのか。検索結果には何十人も並んでいて、担当者はその全員を「開くか判断」しなければならないからです。書類の束をさばく作業と同じで、1人あたりに使える時間は構造的に短い。だからこの6秒は、あなたの人格や能力の審査ではありません。「この人のページを開く理由があるか」の確認作業です。

視線の順番には理由があります。写真(0.5秒)は、実在感の確認。顔が判別できない時点で、視線は次の人の行へ移ります。ヘッドライン(2秒)は、6秒の中で最長=最重要。「誰で、何に興味がある人か」がここで読めれば、開く理由が半分できます。学歴・現在(1.5秒)は、検索条件との照合。スキル・Aboutの斜め読み(2秒)は、文章ではなく単語拾い——固有名詞が目に入るかどうかです。

6秒を通過する4条件

6秒スキャンを通過する4条件:顔が見える写真、3項目ヘッドライン、学歴の登録、スキル5個以上

4条件はどれも、実績ゼロで、今日できる作業です。写真は明るい場所の自撮りで十分(5分)。ヘッドラインは「◯◯大学|◯◯学部|2028年卒」+興味の方向(5分)。学歴の正式名称登録(5分)。スキル欄に固有名詞5個以上(10分)。6秒スキャンは才能の審査ではなく、準備の確認——ここを誤解して「自分には見せられる実績がないから」とプロフィールを空けておくのが、いちばんもったいないパターンです。

6秒の先:開かれたあとの30秒

6秒を通過してページが開かれると、次は約30秒の精読が始まります。ここで読まれるのはAboutの中身(興味の方向と具体性)と、経歴・学歴の詳細です。つまり役割分担はこうなります——写真・ヘッドライン・スキルは「開かせる」ため、Aboutと経歴は「声をかけさせる」ため。6秒対策だけで終わらせず、Aboutに「している事・好きな事・興味のある仕事」の3〜4行を置いておくと、開かれた30秒が無駄になりません。

DS

6秒という数字に、傷つく必要はまったくありません。私たち自身、候補者一覧を見る自分の視線を観察して驚いたくらいです。そして種明かしをすると、6秒で落ちる理由の9割は「空欄」です。写真がない、ヘッドラインが初期設定のまま、スキルが0個。競争に負けているのではなく、競争に参加していない。裏を返せば、4条件を埋めた瞬間、あなたは上位数割に入ります。それくらい、埋めていない人が多いのです。
監修:株式会社ダイレクトソーシング(日本初のLinkedIn公式パートナー・300社以上の採用支援)

よくある質問

Q6秒スキャンとは何ですか?
A

人事が検索結果のプロフィールを「開くか閉じるか」判断する約6秒の一次確認のことです。視線は写真0.5秒→ヘッドライン2秒→学歴1.5秒→スキル斜め読み2秒の順に動きます。能力の審査ではなく、開く理由があるかの確認です。
Q6秒でいちばん見られている場所はどこですか?
A

ヘッドラインです(約2秒=6秒の中で最長)。「◯◯大学|◯◯学部|2028年卒」+興味の方向が書いてあれば、誰なのかが一目で伝わり、開かれる確率が大きく上がります。
Q6秒で落ちる主な理由は何ですか?
A

大半は空欄です。写真がない、ヘッドラインが初期設定のまま、学歴未登録、スキル0個。実力の競争に負けているのではなく、参加できていない状態です。4条件を埋めるだけで大きく変わります。
QAboutの文章は読まれないのですか?
A

6秒の段階では単語の拾い読みだけですが、ページが開かれた後の約30秒でしっかり読まれます。Aboutは「開かせる」道具ではなく「声をかけさせる」道具として、3〜4行で興味の方向を書いておきます。
Q6秒対策は何から始めればいいですか?
A

視線の順番どおりに、写真→ヘッドライン→学歴→スキルの4つを直します。すべて実績不要・合計30分以内の作業です。

6秒ではなく、30分話せる場所があります。

LinkedIn Student Career Week(LSCW)は、グローバルで事業を動かす企業の人事・現場社員と学生が1対1で話せる無料イベントです。プロフィールの6秒を通過する準備をして、その先の「人としての会話」までを1日で。春・秋はオンラインセッションもあります。


▶ 大学生のLinkedIn、顔写真はどうする?企業側から見た正解
最初の0.5秒=写真の合格ラインとスマホ撮影レシピ|4分


▶ 学生のLinkedInプロフィールの書き方|コピペで使える例文つき
ヘッドライン・About・スキルの具体的な書き方|5分


▶ 採用担当は学生をこう検索している|スカウトが届く仕組み
6秒の前段=そもそも検索結果に出る方法|5分

LSCM — LinkedIn Student Career Media 編集部
日本初のLinkedIn公式パートナー・株式会社ダイレクトソーシングが運営。企業側の採用実務の知見をもとに、学生がキャリアオーナーシップを持つためのLinkedIn活用を発信しています。LinkedIn Student Career Week(LSCW)主催。

出典・注記:「6秒」および視線の順番・秒数の内訳は、監修者(株式会社ダイレクトソーシング)の採用支援実務に基づく体感値・一般的な傾向であり、厳密な計測研究ではありません。担当者・ツールにより見方は異なります。2026年7月14日公開(2028卒版・毎年更新)。


45分の気軽な相談会を
開催しています

竹村 朋晃

竹村 朋晃

著者プロフィール 竹村 朋晃(Tomoaki Takemura)
株式会社ダイレクトソーシング 代表取締役CEO
▶︎ LinkedInプロフィールを見る
2005年に野村総合研究所に入社。大手損害保険会社のシステム設計・開発に従事し、エンジニアとしてのキャリアをスタート。 2015年、ダイレクトソーシングの可能性に着目し、株式会社ダイレクトソーシングを創業。データドリブンな採用を軸に、候補者データの構造化、スカウト改善、タレントプール構築などを通じて、累計500社以上の採用支援を行う。 2017年よりLinkedIn公式パートナーとして、日本企業へのLinkedIn活用を支援。2025年には「LinkedIn Student Career Week」を主催し、5,000名超の学生と40社超の企業をマッチングさせるなど、イベントプロデュースでも実績多数。 「Stand Alone Complex Society(個が独立し共創する社会)」の実現を掲げ、採用における価値創造を追求している。 趣味はウェイクボードとテニス。お台場在住。技術と営業を横断する“ハイブリッド人材”として、採用の進化に挑み続けている。

関連記事