スカウトメッセージは誰がどう書いている?企業側の実務から | 株式会社ダイレクトソーシング
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2026.07.21

スカウトメッセージは誰がどう書いている?企業側の実務から

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学生向けキャリア記事|LSCM — LinkedIn Student Career Media
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LSCM編集部 ・ 読了目安 5分 ・ 監修:株式会社ダイレクトソーシング(日本初のLinkedIn公式パートナー)

スカウトメッセージを書いているのは、企業の人事、採用代行(RPO)、そして現場の社員です。そして真剣な1通の裏には、検索→精読→執筆10〜20分という工程があります。私たちはまさにこの「書く側」の仕事をしてきました。誰が、何を読んで、どこを引用して書くのか——裏側が分かると、スカウトの受け取り方と、プロフィールの書き方が変わります。

誰が書いているのか:3種類の送り主

送り主 1人事(採用担当)

いちばん多いパターン。採用計画に沿って検索し、候補者を絞って送ります。返信後の面談も本人が出てくることが多いので、会話がそのまま選考情報になります。

送り主 2採用代行(RPO)・エージェント

企業に代わって検索・執筆を行う専門職です(私たちの仕事もここに含まれます)。代行だから雑、ということはなく、むしろ検索と文面のプロです。企業名がどこの誰かは文面と署名で確認できます。

送り主 3現場の社員・役員

数は少ないですが、いちばん熱いパターン。自分のチームに欲しくて直接送っています。仕事の中身を深く聞ける貴重な相手なので、興味が薄くても一度話す価値があります。

1通ができるまでの工程

スカウト1通ができるまでの企業側の工程:検索で20人に絞る、精読して5人へ、1人ずつ文面を書く(10〜20分)、送信して返信を待つ

執筆で何を読むか。文面をパーソナライズするために、書き手はあなたのプロフィールから「引用できる箇所」を探します。留学の記述、ゼミのテーマ、スキル欄の意外な組み合わせ、Aboutの一文。つまり——プロフィールに具体的な記述を置くことは、スカウトの文面を書きやすくすること、すなわち選ばれやすくなることと同じです。「引用されるフック」を1つ置いてください。「◯◯のゼミで△△を研究」「留学先で□□を担当」——1行で足ります。

本気のスカウトを見分ける3つのサイン

本気のスカウトを見分ける3つのサイン:あなた固有の引用がある、ポジションが具体的、次の一歩が軽い(まずカジュアルに30分)

返信率の現実も正直に書いておきます。スカウトの返信率は、書く側の感覚では決して高くありません。だからこそ、丁寧に返信してくる学生は、それだけで書き手の記憶に残ります。本気のサインが2つ以上あるスカウトには、興味の有無にかかわらず2〜3日以内に一言返す——それだけで、あなたは「返してくれる側の学生」として扱われ始めます。

DS

書く側の告白をすると、スカウトの文面でいちばん時間がかかるのは、「この人に送る理由」を1行目に書くことです。プロフィールに具体があればすぐ書ける。なければ書けないので、その人はリストから外れます。つまりあなたのプロフィールの具体性は、私たちの筆の速さであり、あなたに届くスカウトの数そのものです。書き手を助けてください。それが結局、自分を助けます。
監修:株式会社ダイレクトソーシング(日本初のLinkedIn公式パートナー・300社以上の採用支援)

よくある質問

Qスカウトメッセージは誰が書いているのですか?
A

企業の人事、採用代行(RPO)、現場の社員・役員の3種類です。真剣な1通は、検索で候補を絞り、プロフィールを精読し、10〜20分かけて個別に書かれています。
Q本気のスカウトとテンプレはどう見分けますか?
A

サインは3つ。あなた固有の記述への引用がある、ポジションが具体的、次の一歩が軽い(まずカジュアルに30分など)。2つ以上あれば本気度が高く、返信する価値があります。
Q採用代行(RPO)からのスカウトは怪しくないですか?
A

怪しくありません。企業に代わって検索・執筆を行う一般的な採用手法です。どの企業のどのポジションかが文面で特定できるか、会社が実在するかだけ確認すれば、通常のスカウトと同じように扱えます。
Qスカウトされやすいプロフィールにするには?
A

検索に掛かる言葉(スキル・スコア・学歴)に加えて、「引用されるフック」を1行置くことです。ゼミのテーマ、留学先での役割など、書き手が1行目に使える具体的な記述が、選ばれる確率を上げます。
Qスカウトには必ず返信すべきですか?
A

テンプレや怪しいものは無視で構いません。本気のサインが2つ以上あるものは、興味がなくても1〜2行のお断りを返すと関係が残ります。興味があれば2〜3日以内に3点ルールで返信します。

スカウトを「書く側」と「もらう側」が、同じ会場にいます。

LinkedIn Student Career Week(LSCW)は、グローバルで事業を動かす企業の人事・現場社員と学生が1対1で話せる無料イベントです。「スカウトを書くとき、プロフィールのどこを見ますか」——書き手本人への取材を、あなたのプロフィール改善に直結させてください。春・秋はオンラインセッションもあります。


▶ 採用担当は学生をこう検索している|スカウトが届く仕組み
工程①「検索」の裏側と、検索結果に出る方法|5分


▶ LinkedInでスカウトが学生に届く仕組み|企業側の画面から解説
スカウト全体の流れと、届く3条件|5分


▶ LinkedInで学生が社会人にメッセージを送るのは失礼?【文例3点ルール】
スカウトへの返信もこの型で書けます|5分

LSCM — LinkedIn Student Career Media 編集部
日本初のLinkedIn公式パートナー・株式会社ダイレクトソーシングが運営。企業側の採用実務の知見をもとに、学生がキャリアオーナーシップを持つためのLinkedIn活用を発信しています。LinkedIn Student Career Week(LSCW)主催。

出典・注記:スカウトの工程・所要時間・返信率に関する記述は、監修者(株式会社ダイレクトソーシング)のスカウト運用実務に基づく一般的な傾向です。企業・ツール・ポジションにより運用は異なります。2026年7月14日公開(2028卒版・毎年更新)。


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竹村 朋晃

竹村 朋晃

著者プロフィール 竹村 朋晃(Tomoaki Takemura)
株式会社ダイレクトソーシング 代表取締役CEO
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2005年に野村総合研究所に入社。大手損害保険会社のシステム設計・開発に従事し、エンジニアとしてのキャリアをスタート。 2015年、ダイレクトソーシングの可能性に着目し、株式会社ダイレクトソーシングを創業。データドリブンな採用を軸に、候補者データの構造化、スカウト改善、タレントプール構築などを通じて、累計500社以上の採用支援を行う。 2017年よりLinkedIn公式パートナーとして、日本企業へのLinkedIn活用を支援。2025年には「LinkedIn Student Career Week」を主催し、5,000名超の学生と40社超の企業をマッチングさせるなど、イベントプロデュースでも実績多数。 「Stand Alone Complex Society(個が独立し共創する社会)」の実現を掲げ、採用における価値創造を追求している。 趣味はウェイクボードとテニス。お台場在住。技術と営業を横断する“ハイブリッド人材”として、採用の進化に挑み続けている。

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