キャリアイベントで人事に覚えてもらえる学生がしている準備
学生向けキャリア記事|LSCM — LinkedIn Student Career Media
LSCM編集部 ・ 読了目安 5分 ・ 監修:株式会社ダイレクトソーシング(日本初のLinkedIn公式パートナー)
キャリアイベントや合同説明会で人事に覚えてもらう鍵は、当日のトーク力ではなく、前日までの3つの準備——「調べる・絞る・名乗れる」です。人事は1日に何十人もの学生と話し、翌日名前を思い出せるのは数人だけ。その数人に入る方法は、実はかなり再現性があります。採用側の実務から解説します。
目次
まず、人事の記憶の現実を知る
イベント翌日の人事の頭の中は、こうなっています。話した学生の大半は「たくさんいた学生さん」に溶けていて、名前と顔が一致するのは、具体的な質問をしてきた数人だけ。つまりイベントの目標は「いい話を聞くこと」ではありません。「翌日、名前を思い出してもらえる数人に入ること」です。目標がこう定まると、やるべき準備も定まります。
覚えてもらえる学生の準備3つ
準備1調べる:3社だけ、人まで深く
参加企業リストから3社だけ選び、会社ページに加えて登壇者・社員のLinkedInプロフィールまで読みます。「◯◯さんの経歴を拝見して」から始まる質問は、その場で作った質問と、返ってくる答えの深さが違います。全社を薄く調べるより、3社を人まで調べる。
準備2絞る:全ブースを回らない
「せっかくだから全部回ろう」が、いちばん記憶に残らない回り方です。1社5分の会話を10回するより、本命2社で15分ずつ話す。会話が長いほど、質問が深くなり、相手の記憶に占める面積が増えます。残りの時間で他を流し見るのは自由です。順番だけ、本命が先。
準備3名乗れる:10秒の自己紹介
「◯◯大学◯◯学部、2028年卒の山田花子です。海外と関わる仕事に興味があって、今日は御社の△△の話を伺いに来ました」——ヘッドラインの3項目+来た理由、で10秒。これが言えるだけで、「学生さん」から「名前のある個人」に変わります。あわせてLinkedInのプロフィールを整えておくと、その場のつながり申請が名刺代わりになります。
仕上げ:記憶を「記録」に変える
どれだけ良い会話をしても、記憶は消えます。消えなくする方法が1つだけあって、24時間以内のお礼メッセージ+つながり申請です。届いた瞬間、あなたは人事の頭の中の「記憶」から、連絡先つきの「記録」に変わります。前日の30分の準備リストと、お礼の文例は、それぞれ別記事に保存版を用意しました。
監修:株式会社ダイレクトソーシング(日本初のLinkedIn公式パートナー・300社以上の採用支援)
よくある質問
「覚えてもらう練習」に、ちょうどいい規模の場があります。
LinkedIn Student Career Week(LSCW)は、グローバルで事業を動かす企業の人事・現場社員と学生が1対1で話せる無料イベントです。巨大な合説と違い、最初から1対1——この記事の準備3つを持ってくれば、確実に「名前のある個人」として会話が始まります。春・秋はオンラインセッションもあります。
あわせて読む
▶ イベント前日の30分でやる準備リスト【保存版】
この記事の3つを、前日30分の手順に落とした実行版|4分
▶ 人事へのお礼メッセージ、24時間以内が正解な理由と文例
記憶を「記録」に変える仕上げの一手|4分
▶ 逆質問より効く「調べてきた質問」の作り方
「読んだ事実+問い」の型と例8本|5分
日本初のLinkedIn公式パートナー・株式会社ダイレクトソーシングが運営。企業側の採用実務の知見をもとに、学生がキャリアオーナーシップを持つためのLinkedIn活用を発信しています。LinkedIn Student Career Week(LSCW)主催。
出典・注記:人事の記憶・社内共有に関する記述は監修者(株式会社ダイレクトソーシング)の採用支援実務に基づく一般的な傾向です。イベントの形式・運用は主催者により異なります。本文中の会話例・文例は架空のものです。2026年7月11日公開(2028卒版・毎年更新)。

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竹村 朋晃
著者プロフィール 竹村 朋晃(Tomoaki Takemura)
株式会社ダイレクトソーシング 代表取締役CEO
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2005年に野村総合研究所に入社。大手損害保険会社のシステム設計・開発に従事し、エンジニアとしてのキャリアをスタート。 2015年、ダイレクトソーシングの可能性に着目し、株式会社ダイレクトソーシングを創業。データドリブンな採用を軸に、候補者データの構造化、スカウト改善、タレントプール構築などを通じて、累計500社以上の採用支援を行う。 2017年よりLinkedIn公式パートナーとして、日本企業へのLinkedIn活用を支援。2025年には「LinkedIn Student Career Week」を主催し、5,000名超の学生と40社超の企業をマッチングさせるなど、イベントプロデュースでも実績多数。 「Stand Alone Complex Society(個が独立し共創する社会)」の実現を掲げ、採用における価値創造を追求している。 趣味はウェイクボードとテニス。お台場在住。技術と営業を横断する“ハイブリッド人材”として、採用の進化に挑み続けている。
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