キャリアイベントで人事に覚えてもらえる学生がしている準備 | 株式会社ダイレクトソーシング
就活攻略ガイド
2026.07.21

キャリアイベントで人事に覚えてもらえる学生がしている準備

STUDENT
学生向けキャリア記事|LSCM — LinkedIn Student Career Media
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LSCM編集部 ・ 読了目安 5分 ・ 監修:株式会社ダイレクトソーシング(日本初のLinkedIn公式パートナー)

キャリアイベントや合同説明会で人事に覚えてもらう鍵は、当日のトーク力ではなく、前日までの3つの準備——「調べる・絞る・名乗れる」です。人事は1日に何十人もの学生と話し、翌日名前を思い出せるのは数人だけ。その数人に入る方法は、実はかなり再現性があります。採用側の実務から解説します。

まず、人事の記憶の現実を知る

人事の記憶の現実:1日に100人規模と話し、翌日名前を思い出せるのは具体的な質問をした数人。24時間以内に連絡が来た学生は記憶から記録に変わる

イベント翌日の人事の頭の中は、こうなっています。話した学生の大半は「たくさんいた学生さん」に溶けていて、名前と顔が一致するのは、具体的な質問をしてきた数人だけ。つまりイベントの目標は「いい話を聞くこと」ではありません。「翌日、名前を思い出してもらえる数人に入ること」です。目標がこう定まると、やるべき準備も定まります。

覚えてもらえる学生の準備3つ

覚えてもらえる学生の準備3つ:登壇企業を3社だけ深く調べる、本命2社に絞る、10秒で名乗れる状態にする

準備1調べる:3社だけ、人まで深く

参加企業リストから3社だけ選び、会社ページに加えて登壇者・社員のLinkedInプロフィールまで読みます。「◯◯さんの経歴を拝見して」から始まる質問は、その場で作った質問と、返ってくる答えの深さが違います。全社を薄く調べるより、3社を人まで調べる。

準備2絞る:全ブースを回らない

「せっかくだから全部回ろう」が、いちばん記憶に残らない回り方です。1社5分の会話を10回するより、本命2社で15分ずつ話す。会話が長いほど、質問が深くなり、相手の記憶に占める面積が増えます。残りの時間で他を流し見るのは自由です。順番だけ、本命が先。

準備3名乗れる:10秒の自己紹介

「◯◯大学◯◯学部、2028年卒の山田花子です。海外と関わる仕事に興味があって、今日は御社の△△の話を伺いに来ました」——ヘッドラインの3項目+来た理由、で10秒。これが言えるだけで、「学生さん」から「名前のある個人」に変わります。あわせてLinkedInのプロフィールを整えておくと、その場のつながり申請が名刺代わりになります。

仕上げ:記憶を「記録」に変える

どれだけ良い会話をしても、記憶は消えます。消えなくする方法が1つだけあって、24時間以内のお礼メッセージ+つながり申請です。届いた瞬間、あなたは人事の頭の中の「記憶」から、連絡先つきの「記録」に変わります。前日の30分の準備リストと、お礼の文例は、それぞれ別記事に保存版を用意しました。

DS

イベント翌朝の採用チームの会話を再現すると、こうです。「昨日どうだった?」「◯◯大の△△さん、うちの中途求人まで読んできてた。あの子は追いかけたい」。名前で語られた学生には、この瞬間「興味あり」のフラグが立ちます。フラグの条件は、学歴でも話のうまさでもなく、準備の跡が見える質問と、名乗れたこと。つまり、この記事の3つです。
監修:株式会社ダイレクトソーシング(日本初のLinkedIn公式パートナー・300社以上の採用支援)

よくある質問

Q合同説明会で人事に覚えてもらうにはどうすればいいですか?
A

前日までに「調べる・絞る・名乗れる」の3つを準備します。登壇企業3社を人まで調べ、本命2社に時間を集中し、10秒の自己紹介を用意する。当日は具体的な質問をして、24時間以内にお礼を送ると記憶が記録に変わります。
Qどんな質問をすれば印象に残りますか?
A

「読んだ事実+問い」の型です。「採用ページで◯◯と拝見したのですが、△△ですか?」のように、調べた跡が見える質問は、その場で思いついた質問と扱いが変わります。福利厚生や「やりがい」など、調べれば分かることは聞かないのが鉄則です。
Qブースは全部回ったほうがいいですか?
A

おすすめしません。1社5分×10社より、本命2社×15分のほうが記憶に残ります。本命を先に回り、残った時間で気になる会社を追加するのが効率的です。
Q連絡先はどう交換すればいいですか?
A

LinkedInのつながり申請が名刺代わりになります。会話の最後に「LinkedInでつながらせていただいてもいいですか」と一言。プロフィールを整えてから行くのが前提です。
Qオンライン開催のイベントでも同じですか?
A

同じです。むしろオンラインはチャットで名乗りやすく、質問が全員に見えるため、準備した質問の効果が大きくなります。カメラオンと、質問時の名乗り(大学・学年)を忘れずに。

「覚えてもらう練習」に、ちょうどいい規模の場があります。

LinkedIn Student Career Week(LSCW)は、グローバルで事業を動かす企業の人事・現場社員と学生が1対1で話せる無料イベントです。巨大な合説と違い、最初から1対1——この記事の準備3つを持ってくれば、確実に「名前のある個人」として会話が始まります。春・秋はオンラインセッションもあります。


▶ イベント前日の30分でやる準備リスト【保存版】
この記事の3つを、前日30分の手順に落とした実行版|4分


▶ 人事へのお礼メッセージ、24時間以内が正解な理由と文例
記憶を「記録」に変える仕上げの一手|4分


▶ 逆質問より効く「調べてきた質問」の作り方
「読んだ事実+問い」の型と例8本|5分

LSCM — LinkedIn Student Career Media 編集部
日本初のLinkedIn公式パートナー・株式会社ダイレクトソーシングが運営。企業側の採用実務の知見をもとに、学生がキャリアオーナーシップを持つためのLinkedIn活用を発信しています。LinkedIn Student Career Week(LSCW)主催。

出典・注記:人事の記憶・社内共有に関する記述は監修者(株式会社ダイレクトソーシング)の採用支援実務に基づく一般的な傾向です。イベントの形式・運用は主催者により異なります。本文中の会話例・文例は架空のものです。2026年7月11日公開(2028卒版・毎年更新)。


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竹村 朋晃

竹村 朋晃

著者プロフィール 竹村 朋晃(Tomoaki Takemura)
株式会社ダイレクトソーシング 代表取締役CEO
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2005年に野村総合研究所に入社。大手損害保険会社のシステム設計・開発に従事し、エンジニアとしてのキャリアをスタート。 2015年、ダイレクトソーシングの可能性に着目し、株式会社ダイレクトソーシングを創業。データドリブンな採用を軸に、候補者データの構造化、スカウト改善、タレントプール構築などを通じて、累計500社以上の採用支援を行う。 2017年よりLinkedIn公式パートナーとして、日本企業へのLinkedIn活用を支援。2025年には「LinkedIn Student Career Week」を主催し、5,000名超の学生と40社超の企業をマッチングさせるなど、イベントプロデュースでも実績多数。 「Stand Alone Complex Society(個が独立し共創する社会)」の実現を掲げ、採用における価値創造を追求している。 趣味はウェイクボードとテニス。お台場在住。技術と営業を横断する“ハイブリッド人材”として、採用の進化に挑み続けている。

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