逆質問より効く「調べてきた質問」の作り方
学生向けキャリア記事|LSCM — LinkedIn Student Career Media
LSCM編集部 ・ 読了目安 5分 ・ 監修:株式会社ダイレクトソーシング(日本初のLinkedIn公式パートナー)
「何か質問はありますか」への最良の答えは、ネットで拾った逆質問リストではなく、「調べてきた質問」——読んだ事実+問い、の形で作った質問です。作り方は3ステップ、所要15分。面接でも、カジュアル面談でも、イベントでも同じ型が使えます。情報源別の例8本つきで解説します。
目次
なぜ逆質問リストは効かないのか
「入社までに勉強すべきことはありますか」「活躍している人の共通点は何ですか」——検索すれば出てくる定番の逆質問は、悪くはありません。ただ、誰でも聞けるということは、誰が聞いたか覚えられないということです。面接官は同じ逆質問を今週すでに5回聞いています。そして最悪の答えが「特にありません」——これは面接官のメモに「志望度低め」と書かれるサインです。
逆質問の時間は、実は面接の中で唯一、あなたが内容を100%コントロールできる時間です。想定外の質問は飛んでこない。準備した分だけ、確実に点になる。ここに一次情報の準備を持ち込むのが「調べてきた質問」です。
作り方3ステップ(15分)
STEP 1一次情報を1つ読む(10分)
相手の経歴(LinkedIn)、その会社の中途求人票、採用ページ・IRのどれか1つで足ります。
STEP 2引っかかりをメモ(5分)
「え、そうなの?」「これはどういう意味だろう」と思った箇所を2〜3個。疑問のままで構いません。
STEP 3型に組む(1分)
「◯◯と拝見しました。そこで伺いたいのですが、△△ですか?」。読んだ事実を先に言い、問いを後に置く。この順番だけで「調べてきた人」だと伝わります。
情報源別・質問例8本
①「3年目に営業からマーケへ移られたと拝見しました。ご自身で手を挙げられたんですか」
②「◯◯のプロジェクトをご経験と拝見しました。学生のうちに触れておくと効く領域はありますか」
中途求人票から(面接で強い)
③「キャリア採用の◯◯職の要件に△△とありました。新卒入社の場合、△△は何年目ごろから求められますか」
④「◯◯職の歓迎要件にSQLとありました。学生のうちに学んでおくと、配属後に活きますか」
採用ページ・IRから
⑤「統合報告書で海外売上比率を◯%へという目標を拝見しました。新卒が海外案件に関わる最短ルートはどの部署ですか」
⑥「採用ページの◯◯という制度、実際の利用者は年に何人くらいいらっしゃいますか」
イベント・説明会の内容から(その場で組める)
⑦「先ほど◯◯とおっしゃっていましたが、現場では△△の場面が多いということですか」
⑧「ご説明の◯◯事業、御社の中で若手が入りやすいのはどのフェーズですか」
コツは、覚えることではなく「読んだ事実+問い」の順番だけ体に入れることです。順番さえ守れば、①〜⑧はあなたが読んだものから無限に生成できます。数字で聞く(何人・何年目・何%)と、答えも具体的に返ってきます。
監修:株式会社ダイレクトソーシング(日本初のLinkedIn公式パートナー・300社以上の採用支援)
よくある質問
「調べてきた質問」の的が、そこにいます。
LinkedIn Student Career Week(LSCW)は、グローバルで事業を動かす企業の人事・現場社員と学生が1対1で話せる無料イベントです。参加企業が事前に分かるので、この記事の3ステップがそのまま仕込めます。選考の緊張がない場で、型を体に入れてください。春・秋はオンラインセッションもあります。
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日本初のLinkedIn公式パートナー・株式会社ダイレクトソーシングが運営。企業側の採用実務の知見をもとに、学生がキャリアオーナーシップを持つためのLinkedIn活用を発信しています。LinkedIn Student Career Week(LSCW)主催。
出典・注記:評価観点に関する記述は監修者(株式会社ダイレクトソーシング)の採用支援実務に基づく一般的な傾向です。本文中の質問例は架空のもので、実際に使う際は自分が読んだ一次情報に合わせて作り直してください。2026年7月11日公開(2028卒版・毎年更新)。

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竹村 朋晃
著者プロフィール 竹村 朋晃(Tomoaki Takemura)
株式会社ダイレクトソーシング 代表取締役CEO
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2005年に野村総合研究所に入社。大手損害保険会社のシステム設計・開発に従事し、エンジニアとしてのキャリアをスタート。 2015年、ダイレクトソーシングの可能性に着目し、株式会社ダイレクトソーシングを創業。データドリブンな採用を軸に、候補者データの構造化、スカウト改善、タレントプール構築などを通じて、累計500社以上の採用支援を行う。 2017年よりLinkedIn公式パートナーとして、日本企業へのLinkedIn活用を支援。2025年には「LinkedIn Student Career Week」を主催し、5,000名超の学生と40社超の企業をマッチングさせるなど、イベントプロデュースでも実績多数。 「Stand Alone Complex Society(個が独立し共創する社会)」の実現を掲げ、採用における価値創造を追求している。 趣味はウェイクボードとテニス。お台場在住。技術と営業を横断する“ハイブリッド人材”として、採用の進化に挑み続けている。
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