志望動機が書けないのは、企業研究の順番のせい
学生向けキャリア記事|LSCM — LinkedIn Student Career Media
LSCM編集部 ・ 読了目安 4分 ・ 監修:株式会社ダイレクトソーシング(日本初のLinkedIn公式パートナー)
志望動機が書けないのは、文才の問題ではありません。「会社を先に決めて、理由を後からひねり出す」——この順番の問題です。順番を「人→道→動機」に変えると、志望動機は頭をひねって書くものではなく、企業研究の途中で自然に生まれるものに変わります。組み立ての3部品まで、この記事で渡します。
目次
書けない順番と、書ける順番
「御社を志望する理由」を、会社案内とIRだけ見て書こうとすると、必ず抽象論に落ちます。「社会に貢献したい」「グローバルな環境で成長したい」——どの会社にも出せる文は、どの会社にも刺さりません。原因はあなたではなく、材料です。会社情報は「点」なので、そこからあなたの未来(動機)は導けない。動機の材料になるのは「線」——その会社で実際に働く人の経歴です。社員の経歴を読み、「この道を歩きたい」と思える線を見つけたとき、志望動機はもう半分書けています。
志望動機の3部品
部品 1きっかけ:一次情報との出会い
「◯◯さんの経歴を拝見し」「◯◯職のキャリア採用要件を読み」「LSCWで△△さんのお話を伺い」——何に出会ってこの会社に興味を持ったか。一次情報が入った瞬間、その文はコピペ不能になります。
部品 2重なり:自分との接点
「私も◯◯する時間が苦にならず、実際に△△の場面で□□しました」——あなたの動詞・経験と、その仕事の重なりを具体例1つで示します。「なぜあなたなのか」への答えがここです。
部品 3計画:入社後に歩きたい道
「まず□□で実績を作り、◯年目に△△に挑戦したい」——読んだ経歴(線)を根拠にした計画です。願望ではなく、実在の道に基づく計画は、志望度と再現性を同時に伝えます。
3部品を1文ずつ書けば、それだけで志望動機の骨格は完成です。例——「御社の◯◯さんが、国内営業から5年目で海外案件を持たれた経歴をLinkedInで拝見しました(きっかけ)。私も人と話して整理する時間が苦にならず、ゼミでは対立した議論の司会を続けてきました(重なり)。まず国内営業で数字を作り、◯◯さんのような道に手を挙げたいです(計画)」。この文は、この会社にしか出せません。
監修:株式会社ダイレクトソーシング(日本初のLinkedIn公式パートナー・300社以上の採用支援)
よくある質問
部品1「きっかけ」を、その場で仕入れられます。
LinkedIn Student Career Week(LSCW)は、グローバルで事業を動かす企業の人事・現場社員と学生が1対1で話せる無料イベントです。「LSCWで◯◯さんのお話を伺い」——これ以上強い書き出しは、なかなかありません。春・秋はオンラインセッションもあります。
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日本初のLinkedIn公式パートナー・株式会社ダイレクトソーシングが運営。企業側の採用実務の知見をもとに、学生がキャリアオーナーシップを持つためのLinkedIn活用を発信しています。LinkedIn Student Career Week(LSCW)主催。
出典・注記:評価観点は監修者(株式会社ダイレクトソーシング)の採用支援実務に基づく一般的な傾向です。本文中の志望動機例は架空のものです。公開プロフィールの閲覧はLinkedInの利用規約の範囲で行ってください。2026年7月14日公開(2028卒版・毎年更新)。

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竹村 朋晃
著者プロフィール 竹村 朋晃(Tomoaki Takemura)
株式会社ダイレクトソーシング 代表取締役CEO
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2005年に野村総合研究所に入社。大手損害保険会社のシステム設計・開発に従事し、エンジニアとしてのキャリアをスタート。 2015年、ダイレクトソーシングの可能性に着目し、株式会社ダイレクトソーシングを創業。データドリブンな採用を軸に、候補者データの構造化、スカウト改善、タレントプール構築などを通じて、累計500社以上の採用支援を行う。 2017年よりLinkedIn公式パートナーとして、日本企業へのLinkedIn活用を支援。2025年には「LinkedIn Student Career Week」を主催し、5,000名超の学生と40社超の企業をマッチングさせるなど、イベントプロデュースでも実績多数。 「Stand Alone Complex Society(個が独立し共創する社会)」の実現を掲げ、採用における価値創造を追求している。 趣味はウェイクボードとテニス。お台場在住。技術と営業を横断する“ハイブリッド人材”として、採用の進化に挑み続けている。
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