「やりたいことがない」まま就活を始めていい理由
学生向けキャリア記事|LSCM — LinkedIn Student Career Media
LSCM編集部 ・ 読了目安 4分 ・ 監修:株式会社ダイレクトソーシング(日本初のLinkedIn公式パートナー)
「やりたいことがない」まま、就活を始めて構いません。やりたいことは就活の入場券ではなく、動いた先で見つかる「出口」だからです。考えてみれば当然で——働いたことがないのに「やりたい仕事」が確信を持って分かるほうが不思議です。この記事では、前提を反転させたあとの具体的な動き方(仮の軸の立て方)まで渡します。
目次
前提の反転:入場券ではなく、出口
「やりたいことが見つかってから就活を始めよう」——この順番が、足を止める正体です。入場券だと思うから、見つかるまで動けない。焦るから、診断や名言集から「借り物の言葉」を作る。そして借り物は、面接の深掘りで必ず剥がれます。実際の順番は逆です。動く→材料が増える→輪郭が見えてくる。やりたいことは、就活を始める条件ではなく、就活という行動の成果物です。
「仮の軸」の立て方:やりたいこと不要
STEP 1動詞を2つ選ぶ(10分)
「やりたいこと(名詞)」は分からなくても、「苦にならない動詞」なら答えられます。話す・書く・数える・作る・調べる・整える・束ねる。ゼミとバイトでの自分から2つ。これが仮の軸の原料です。
STEP 2実物を10人見る(30分)
その動詞を仕事にしている人を、LinkedInで10人見ます。肩書・経歴・Aboutから「この人の月曜の朝」を想像する。想像して心が動いた職種が、仮の軸の候補です。頭の中で探すより、実物から選ぶほうが早くて正確です。
STEP 3会って確かめる(今月1回)
イベントかOB訪問で、その職種の人に1人会う。「◯◯という軸で見ています。実際の仕事はどうですか」と聞く。軸は会話のたびに更新していい——というより、更新するために立てるのが仮の軸です。仮説→検証を2〜3周した軸は、最初から「やりたいこと」を持っていた人の軸より、たいてい強くなります。
面接で聞かれたら、こう答える
「やりたいことは何ですか」に、無理に完成品で答える必要はありません。「◯◯という軸で仮説を立てて、△△の方に実際に話を聞き、いまは□□に絞りつつあります」——仮説と検証の過程を語る答えは、暗記した「夢」より、考えて動ける人の証拠として評価されます。過程を正直に見せることが、この悩みの最終的な出口です。
監修:株式会社ダイレクトソーシング(日本初のLinkedIn公式パートナー・300社以上の採用支援)
よくある質問
仮の軸の「検証1周目」に、どうぞ。
LinkedIn Student Career Week(LSCW)は、グローバルで事業を動かす企業の人事・現場社員と学生が1対1で話せる無料イベントです。「◯◯という軸で見ています。実際どうですか」——仮の軸をぶつける相手が、1日で複数人見つかります。やりたいことがない人こそ、来てください。春・秋はオンラインセッションもあります。
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日本初のLinkedIn公式パートナー・株式会社ダイレクトソーシングが運営。企業側の採用実務の知見をもとに、学生がキャリアオーナーシップを持つためのLinkedIn活用を発信しています。LinkedIn Student Career Week(LSCW)主催。
出典・注記:評価観点は監修者(株式会社ダイレクトソーシング)の採用支援実務に基づく一般的な傾向です。本文中の回答例は架空のものです。2026年7月14日公開(2028卒版・毎年更新)。

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竹村 朋晃
著者プロフィール 竹村 朋晃(Tomoaki Takemura)
株式会社ダイレクトソーシング 代表取締役CEO
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2005年に野村総合研究所に入社。大手損害保険会社のシステム設計・開発に従事し、エンジニアとしてのキャリアをスタート。 2015年、ダイレクトソーシングの可能性に着目し、株式会社ダイレクトソーシングを創業。データドリブンな採用を軸に、候補者データの構造化、スカウト改善、タレントプール構築などを通じて、累計500社以上の採用支援を行う。 2017年よりLinkedIn公式パートナーとして、日本企業へのLinkedIn活用を支援。2025年には「LinkedIn Student Career Week」を主催し、5,000名超の学生と40社超の企業をマッチングさせるなど、イベントプロデュースでも実績多数。 「Stand Alone Complex Society(個が独立し共創する社会)」の実現を掲げ、採用における価値創造を追求している。 趣味はウェイクボードとテニス。お台場在住。技術と営業を横断する“ハイブリッド人材”として、採用の進化に挑み続けている。
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