アストラゼネカ株式会社
アストラゼネカが、学生一人ひとりの「キャリア」と向き合い、対話を貫く理由

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「これは就活イベントではない」
アストラゼネカ株式会社 タレント・新卒採用部 部長 塙 周一郎
ナビサイトで情報を集めて、面接で準備した答えを話す。そんな今の就活のあり方に、アストラゼネカの採用担当・塙周一郎さんは一つの疑問を感じています。大切にしたいのは、もっとフラットで血の通った『対話』。あえて非効率とも言える道を選び、学生と向き合い続ける理由を伺いました。
Q:今年の新卒採用戦略を「対話メイン」へ大きく舵を切った理由は?
ひとことで言えば、新卒採用は変わらなければいけないタイミングということです。 企業がナビサイトで定型情報を流し、内定を獲得する事を目的とした理想の回答を返す。これではアストラゼネカが必要とする情報を得る事は出来ない。アストラゼネカが採用したいと考えている方々は、当社での挑戦を通じて、医療の発展と患者さんのより良い治療に貢献したい方と考えてくださっている方です。
学生の皆さんも明るい未来につながる納得した内定にならないのではないかと考えています。
私は新体制の発足にあたり、既存の枠組みを一度すべて白紙に戻しました。重視したのは対面という形式以上に、本質的な「対話」です。昨今のSNS時代、学生も企業もネット上の二次情報(誰かが言った評判やデータ)だけで相手を分かったつもりになりがちです。
しかし、ビジネスで最も重要なのは「一次情報(自分が直接触れた事実)」です。文系・理系、あるいは大学名といった大きな「塊」で学生を見るのではなく、一人ひとりと向き合い、一次情報に触れ続ける。この泥臭いプロセスこそが、患者さん一人ひとりと向き合う当社のMRの姿勢そのものであり、私たちが採用において守り抜くべき一線だと考えています。

Q:LSCWのイベントを知った経緯と参加を決めた理由について教えてください。
LinkedInの投稿でLSC(LinkedIn Student Club)を知り、法政大学でのピッチイベントに参加したのがきっかけです。そこでLSCの学生の皆さんと出会い、その主体性の高さに大変感銘を受けました。
その後、LSC定例会に参加した際、たまたま隣に座っていた学生からオフィスツアーの提案を受けました。その場で「やりましょう!」と開催が決定し、彼らが主催するLSCWの成果発表イベントでオフィスツアーが実現しました。
このような主体的で熱い想いを持つ学生が主催するLSCWに、ぜひ参加したいと考えました。
Q:貴社のオンラインセッションでは会社説明だけでなく、「キャリアの考え方」についての説明がメインでした。そのスタイルを取ったのはなぜでしょうか?
多くの学生は内定を取ることには一生懸命ですが、「内定を取った後の人生」をどう描くかについては、考える機会を後回しにしています。どの企業も似たような成功体験を語り、学生がそれを漫然と聞く。そんな会社説明会は、双方にとって時間の無駄でしかありません。
私たちは、学生に答えを与えるのではなく、「問い」を与えたいと思っています。「あなたは、仕事を通じてどんな人生を歩みたいのか?」という問いをぶつけ、対話する中で、学生自身が自分の声に耳を傾ける機会を作ること。LSCWのようなキャリアイベントこそ、それが可能になる場だと考えています。結果として当社を選ばなかったとしても、その対話が人生の転機になるのであれば、それこそが採用活動のあるべき姿です。

Q:学生とのコミュニケーションで最も重視していることは?
「人と人との関係構築」です。 約1-2年後、学生の皆さんは社会人になります。私たちは「採用担当と応募者」という上下関係ではなく、将来のビジネスパートナーとしてのフラットな関係を求めています。
信頼関係のない相手に、本音を漏らす人はいません。選考を意識した「武装した状態」を解き、学生自身がいつの間にか被ってしまった「就活生という仮面」を剥がすこと。フラットな対話を通じて、「自分が本当に求めるキャリアのあり方」に気づく機会を提供したい。それが、入社後の後悔のない決断に繋がると信じています。
患者さんのニーズに深く向き合う当社の姿勢は、学生に対しても同じです。将来、共に活躍する仲間として、一人ひとりと誠実に向き合うことを、私たちは何よりも大切にしています。
Q: 学生の皆さんにメッセージをお願いします。
就職活動は長く、大変な道のりだと思います。しかし、だからこそ「楽しく、前を向いて」取り組んでほしい。人生の大切な時間である学生生活を、就活というノイズだけで塗りつぶさないでください。
アストラゼネカの採用プロセスに触れることで、何らかの気づきを提供することを約束します。もし、自己分析に行き詰まったり、自分の本当の望みが分からなくなったりしたら、いつでも私のLinkedInへ連絡してください。その一歩を踏み出す主体性を、私は心から歓迎します。

Q: 採用に携わる方へもメッセージをいただけますか。
今の採用マーケットに違和感やモヤモヤを抱えている担当者の方は、多いのではないでしょうか。数や効率を追う中で、学生一人ひとりと向き合うことを諦めてはいませんか? もし、この記事に共感してくださる部分があれば、ぜひ繋がりましょう。LSCWやLinkedInを通じて、より良い採用のあり方について対話できることを楽しみにしています。
記者の感想
塙様とお話しして強く感じたのは、「採用」という言葉の枠を超え、一人の人間として学生の人生にコミットしようとする覚悟です。私も採用に関わる者として、強い共感を覚えました。企業・学生の皆様にとってLSCWが、等身大で向き合える「本質的な対話の場」になることを願っています。 記事では塙さんの考えの一部しかシェアできないもどかしさもあります。もし興味を持たれた方は、ぜひ以下のLinkedInより繋がってみてください。
[アストラゼネカ LinkedInページはこちら]
https://www.linkedin.com/company/astrazeneca/
[塙 周一郎氏 LinkedInプロフィールページはこちら]
linkedin.com/in/shuichiro-hanawa-9749197