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就活攻略ガイド

TOEICは何点から就活で書ける?企業側の本音

竹村 朋晃7分で読めます
TOEICは何点から就活で書ける?企業側の本音
Contents6項目
  1. 01まず数字の現在地:平均は約605点
  2. 02点数帯別・採用側からの見え方
  3. 03企業側の本音3つ
  4. 04書き方と、次のラインの狙い方
  5. 05よくある質問
  6. 06あわせて読む

inLSCM編集部 ・ 読了目安 5分 ・ 監修:株式会社ダイレクトソーシング(日本初のLinkedIn公式パートナー)TOEIC(L&R)は、600点から履歴書やプロフィールに書いて問題ありません。

inLSCM編集部 ・ 読了目安 5分 ・ 監修:株式会社ダイレクトソーシング(日本初のLinkedIn公式パートナー)

TOEIC(L&R)は、600点から履歴書やプロフィールに書いて問題ありません。企業が新入社員に期待するスコアの平均は550点(IIBC「英語活用実態調査2022」)で、600点はこれをクリアしています。ただし——ここからが本題ですが——「書ける」ラインと「効く」ラインは別物です。評価が変わるのは730点と800点。この記事では、点数帯ごとに採用側からどう見えるかを、公式データと企業側の本音で解説します。

まず数字の現在地:平均は約605点

前提となる公式データを3つだけ。①公開テストの平均スコアは約605点(実施回により600〜620点前後で変動)。②企業が新入社員に期待する平均は550点で、部門別では技術560点・営業580点・海外部門705点。③採用時にスコアを要件・参考にしている(または今後する可能性がある)企業は73.6%。つまりスコアは、多くの企業で「見られる前提」の数字です。だからこそ、書ける点を持っているのに空欄にしておくのはもったいない。600点は平均にほぼ届き、企業の期待平均を超えている——書いてよいラインです。

点数帯別・採用側からの見え方

TOEIC点数帯別の採用側からの見え方:595以下はまだ書かない、600から書いてOK、730からグローバル日系の入口、800から外資・商社の土俵、860から英語で仕事の入口

各段の意味を補足します。〜595点:書かなくても減点はありません。空欄は「情報なし」であって「マイナス」ではないので、英語以外の強みで勝負しつつ、次の受験で600を越えてから書けば十分です。600〜725点:日系企業の一般的な期待値をクリアした「英語もできる人」ゾーン。730〜795点:海外部門への期待平均705点を超え、グローバル日系の入口に立つ点数です。

800〜855点:公開テスト受験者の上位約13%。外資・商社・海外採用の土俵に乗るラインで、後述のとおり検索の区切りとしても意味を持ちます。860点〜:上位約7%。ここから先は点数を積むより、スピーキングの証拠(英語面接・留学経験・英語版プロフィール)に投資するほうが効きます。

企業側の本音3つ

TOEICスコアについての企業側の本音3つ:合格印ではなく足切りと検索の条件、スコア単体では半分しか信じない、書いていないスコアは存在しない

本音①:スコアは「合格印」ではなく、足切りと検索の条件。高得点で内定が出ることはありません。スコアが働くのは、応募の入口(要件を満たすか)と、候補者検索の絞り込み(後述)の2か所です。入口を通ったあとの勝負は、留学の記事で書いた「困った・決めた・変わった」のようなエピソードの解像度で決まります。

本音②:スコア単体では、半分しか信じていない。L&Rは聞く・読むのテストなので、「800点だが話せない」人がいることを採用側は経験的に知っています。だからスコアは「話せる証拠」とセットで見ます。留学経験、英語面接の通過歴、そして英語で書かれたLinkedInプロフィール。スコア×証拠のセットが揃って、初めて英語力は満額で信用されます。

本音③:書いていないスコアは、存在しない。当たり前のようで、いちばん多い損です。履歴書には正式名称で「TOEIC Listening & Reading Test ◯◯点(20XX年X月)」。LinkedInでは資格欄(Licenses & Certifications)とスキル欄の両方に。スコアに公式の有効期限はありませんが、採用側は取得時期も見るので、2年以上前なら取り直しを検討してください。

DS

書き方と、次のラインの狙い方

書く場所書き方
履歴書・ES資格欄に「TOEIC Listening & Reading Test 730点(2026年6月)」と正式名称+取得年月で
LinkedIn・資格欄Licenses & Certificationsに発行元IIBC・取得年月つきで登録
LinkedIn・スキル欄「TOEIC 730」のように点数ごと1項目で追加(検索のヒット面になる)
英語版プロフィール英語版にも同じ資格・スキルを登録(英語で検索する担当者に届く)

目標設定はシンプルに、「いまの点数帯の、次のライン」だけを狙ってください。550の人は600、680の人は730、760の人は800。一気に860を目指す計画は大抵続きません。そして留学から帰ってきた人は、何をおいても先に受験予約を。スコアは帰国直後がピークです。

よくある質問

TOEICは何点から就活で書けますか?

600点から書いて問題ありません。企業が新入社員に期待する平均550点を超えるためです。ただし評価が変わるのは730点(グローバル日系の入口)と800点(外資・商社の土俵)のラインです。

TOEICの平均点はどれくらいですか?

公開テストの平均は約605点で、実施回により600〜620点前後で変動します(IIBC公式データ)。800点以上は受験者の上位約13%です。

2年以上前のスコアでも使えますか?

スコア自体に公式の有効期限はありませんが、採用側は取得時期も見るため、2年以上前なら取り直しをおすすめします。特に留学帰りの人は、語学力がピークの帰国直後に受け直すのが有利です。

スコアが高ければ英語面接は免除されますか?

されません。L&Rは聞く・読むのテストのため、採用側はスコアを「話せる証拠」とセットで見ます。留学経験、英語面接、英語版プロフィールなどの証拠を用意しておくと、スコアが満額で信用されます。

LinkedInにはTOEICをどう書けばいいですか?

資格欄(Licenses & Certifications)に発行元・取得年月つきで登録し、スキル欄にも「TOEIC 730」のように点数ごと追加します。採用担当が「TOEIC」という文字列で検索するため、両方に書いてあることがヒットの条件になります。

あわせて読む

出典・注記:平均スコア・スコア分布はIIBC「TOEIC Listening & Reading Test 公式データ」(公開テスト、実施回により変動)、企業の期待スコア・採用時の活用状況(73.6%)はIIBC「英語活用実態調査【企業・団体/ビジネスパーソン】2022」に基づきます。点数帯の解釈と検索運用の記述は監修者の採用支援実務に基づく一般的な傾向であり、基準は企業・職種により異なります。TOEICはETSの登録商標です。2026年7月8日公開(2028卒版・毎年更新)。

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この記事を書いた人

竹村 朋晃

株式会社ダイレクトソーシング 代表取締役

2015年に株式会社ダイレクトソーシングを創業。2016年からダイレクトリクルーティングの支援を始め、2017年に日本で初めてLinkedInとビジネスパートナー契約を結ぶ。LinkedInをはじめとするスカウト媒体の活用、採用代行(RPO)、採用ブランディングを通じて、企業が候補者と直接つながる採用を支援している。

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