【2025年最新版】LinkedIn(リンクトイン)とは?使い方・活用方法を公式パートナーが解説

🌍 世界で11億人、日本でも400万人以上が利用中!
転職・情報発信・人脈形成・採用など、ビジネスのあらゆるシーンで使えるSNSとして注目を集めているのが「LinkedIn(リンクトイン)」です。
とはいえ、「LinkedIn、聞いたことはあるけど、どう活用すれば良いかわからない…」
そう感じている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、LinkedIn公式パートナーであるダイレクトソーシングが、採用・転職・情報発信におけるLinkedInの使い方をわかりやすくご紹介します。
▼ この記事はこんな方におすすめです
- LinkedInを使って転職活動を始めたい方
- LinkedInで優秀な人材を採用したい企業の採用担当者
LinkedInの基本から、機能、メリット・デメリット、活用事例、導入ステップまで、この1記事で全体像がつかめます。
時間がない方は、以下から 無料でダウンロードできる「LinkedIn早わかりガイド」 をぜひご活用ください。
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LinkedInの特徴/ユーザー層・利用企業/採用担当者向けの機能 等

目次
LinkedInとは?特徴・歴史・採用活用の全体像
全世界で11億人以上が活用するビジネス特化型SNS、それがLinkedIn(リンクトイン)です。
転職、情報発信、人脈形成など、グローバルなビジネスパーソンにとって必須とも言えるツールとなっています。
この章では、LinkedInの基本から企業の採用での活用方法、導入ステップまでを徹底解説します。
まずは、LinkedInの基本情報はこちら。
LinkedIn(リンクトイン)の基本情報
アメリカ生まれのビジネスSNS
全世界11億人以上の登録ユーザー数
日本のユーザーは400万人超
ビジネスシーンに特化
ナレッジワーカーがほぼ全員使用
企業向けの採用機能
オンライン学習ツール機能
2-1. LinkedInの歴史と世界利用者数(11億人以上)
転職活動から情報発信、ネットワーキングまで、グローバルなビジネスシーンで活躍する人にとって、今や必須のツールと言えるでしょう。
LinkedInはアメリカ発のビジネスSNSの1つで、2003年に正式リリースされ、すでに20年以上の歴史があります。
他のSNS(Facebook、X等)と比較しても早期に登場したことから、プロフェッショナルネットワーキング分野における先駆的な存在です。
設立者のリード・ホフマンはPayPal創設メンバーの1人で、「PayPalマフィア」とも称される著名起業家です。
彼の著書『Blitzscaling』でも語られるように、LinkedInは「Economic Graph(エコノミックグラフ)」という構想を体現するプラットフォームとして、ビジネスと人材の可視化・最適化を目指しています。
2016年にはMicrosoft社によって260億ドルで買収され、以後もLinkedInは企業や求職者にとって不可欠な存在となり続けています。
2025年には世界の登録ユーザーが11億人を突破し、その利用者数は現在も1秒に2人のペースで増加しています。
LinkedInのSNSとしての主な機能は以下の通りです。
LinkedIn(リンクトイン)でできること
- 本名で登録し、同僚や取引先とビジネス上の関係を築ける
- タイムライン上で投稿・情報収集ができる
- ダイレクトメッセージ(DM)でのやり取りが可能
こうした機能はFacebookやXなどと類似していますが、「ビジネス上の相手に限定してつながる」ことが最大の違いであり、LinkedIn独自の強みです。
2-2. LinkedInの読み方・日本法人の概要
LinkedInの正しい読み方は「リンクトイン」です。
多くの方が「リンクドイン」と誤って発音されますが、「ド」ではなく「ト」が正しい表記となります。
日本法人は「リンクトイン・ジャパン株式会社」として、東京・六本木に本社を構えています。
国内市場への本格展開を進めており、企業向けの採用支援・ブランディング支援にも力を入れています。
株式会社ダイレクトソーシングは、“日本初のリンクトイン・ジャパン公式パートナー企業”として、法人向けのLinkedInソリューションを多数支援してきた実績があります。
ご興味のある方は、以下の専用フォームよりお気軽にお問い合わせください。
▶︎ LinkedIn(リンクトイン)のお問合せはこちらから
2-3. LinkedInのグローバルユーザー数と成長トレンド
世界最大級のビジネス特化型SNSであるLinkedInは、特にアメリカ、インド、ブラジルを中心に広く利用されており、海外では転職経路の約4割がLinkedIn経由とも言われるほど、ビジネスシーンにおいて大きな影響力を持つプラットフォームです。
LinkedIn社は毎年ターゲット市場を定め、そこにマーケティング投資を集中させる戦略を取っており、このアプローチによりグローバルでのユーザー数は年々着実に増加しています。
一方で、日本におけるLinkedInの知名度や利用率は、まだ海外と比べて低く、特に採用ツールとしての活用は十分に浸透していないのが現状です。
しかしこれは裏を返せば、LinkedInを採用戦略に取り入れることが、まだ競合の少ない“穴場”チャネルとして優位性を発揮できるチャンスでもあります。
日本国内でも徐々に、ビジネスパーソンやグローバル志向の転職希望者を中心に利用が広がっており、今後は企業・個人双方にとって、より重要なプラットフォームとしての定着が期待されます。
2-4. 日本のLinkedInユーザー数と今後の成長見通し
現在、日本国内のLinkedInユーザー数は約400万人。
世界的に見るとまだ少数派ではありますが、外資系企業のビジネスパーソンや、グローバル志向のエンジニア層を中心に利用が着実に拡大しています。
2017年11月から2022年4月までLinkedIn Japanの代表を務めた村上臣氏は、テレビやビジネス誌への出演、業界イベントでの登壇を通じて、日本市場におけるLinkedInの認知拡大に大きく貢献しました。
著書「転職2.0」でも知られる村上氏は、大学でのキャリア講演なども積極的に行い、学生層へのアプローチにも力を入れていました。
そして2023年には、元Google執行役員である田中若菜氏がLinkedIn Japanの代表に就任。
国内初の女性代表として、リスキリング支援やキャリア開発領域への取り組みを推進しています。
田中氏のリーダーシップのもと、LinkedInは企業の採用支援に加えて、人材育成や学習機会の提供といった観点からも、日本市場での存在感を高めつつあります。
現在もLinkedIn社は、日本市場におけるマーケティング投資やパートナー施策を継続的に強化しており、今後は転職希望者や新卒層へのさらなる普及が期待されています。
日本市場におけるLinkedInの活用について知りたい方は以下記事を御覧ください。
参考記事:今後LinkedInは日本で広まるのか? (directsourcing-lab.com)
2-5. LinkedInのビジネス特化型SNSとしての特徴
プロフィールは職務経歴書として活用され、まさに“名刺代わり”の役割を果たすことから、企業の採用担当者や取引先との信頼構築にも有効です。すでにFacebookをビジネスシーンで利用している人も多くいますが、Facebookは本名登録である一方、プライベートな投稿(誕生日や旅行、食事、家族の出来事など)も多く、仕事との使い分けに戸惑うケースも少なくありません。
近年では「Facebook疲れ」「Facebook離れ」といった声も聞かれるようになっています。
その点、LinkedInはあくまで“ビジネス利用に特化”しており、個人的なライフイベントや飲み会の写真などを投稿するユーザーはほぼ存在しません。
もしそうした投稿がされた場合、内容によっては削除依頼が入るケースもあります。
このようにLinkedInは、利用目的が明確であり、ビジネスに集中したネットワーク構築やキャリア形成に適したSNSとして位置づけられています。
2-6. LinkedInの採用機能|求人・スカウトの活用法
企業はまず無料で会社ページを作成でき、採用情報や募集要項の掲載が可能です。
また、LinkedIn上のユーザーに対してスカウトメールを送信する機能も備えており、ダイレクトリクルーティングの第一歩として活用されています。
有料機能を活用することで、さらにリッチな採用ブランディングを実現できます。
たとえば、動画や社員紹介などを掲載できるカルチャーページを活用することで、候補者に対して企業の雰囲気や価値観をより深く伝えることができます。
また、LinkedInリクルーターライセンスを取得すれば、より詳細な検索条件で候補者を抽出し、つながりのないユーザーにもInMailを用いて直接スカウトを送ることが可能になります。
さらに、LinkedInには世界中のエキスパートやハイクラス人材が多数参加しており、日本国内にとどまらずグローバルな母集団形成が可能です。
特に外資系企業や海外進出を視野に入れる企業にとっては、優れた採用チャネルとなります。
なお、LinkedInの会社ページは運用担当者(個人アカウント)が作成・管理する仕組みになっており、Facebookの企業ページ運用と似た形式です。
登録時には会社ドメインのメールアドレスが必要となり、管理者を設定することで、複数名での運用も可能です。
【会社ページの作成例】
<右下「会社ページを作成」をクリック>
会社ページは無料で作成できます。
キャリアページ(コンテンツの豊富な企業ページが作れる)、求人掲載、スカウトメールは有料プランの登録申請・契約が必要になります。
2-7. LinkedIn Learningとは?ビジネス向け学習機能
LinkedInには、「LinkedIn Learning(リンクトインラーニング)」というオンライン講座を受講できる機能が搭載されています。
20,000以上の講座が揃っており、リーダーシップ、マネジメント、プログラミング、データ分析、マーケティングなど、幅広い分野を網羅しています。
このサービスは、スキルアップ・キャリアアップを目指す個人にとって非常に有用であると同時に、社員教育や社内研修を重視する企業からも注目されています。
特に、DX推進や人材開発において即戦力を育てたい企業にとって、LinkedIn Learningは柔軟かつ高品質な学習プラットフォームとして活用されています。
(※学習コンテンツの詳細は次章でも紹介しています)
▶︎ LinkedIn Learning(リンクトインラーニング)のお問合せはこちらから
参考記事:LinkedInラーニングのオンライン研修を徹底解説 (directsourcing-lab.com)
2-8. LinkedInは他のSNSと何が違う?比較で分かる強み
FacebookやXとは異なり、ビジネスでの信頼性と専門性が求められる設計。
推薦文、スキルテスト、履歴書的プロフィール構成など、仕事に特化した機能が揃っています。
特に採用担当者は、候補者の職務経歴やつながり、過去の発信などを総合的に評価でき、書類以上の判断材料を得ることができます。
また、アルゴリズムもキャリア志向のマッチングを優先する設計となっており、偶発的な出会いや発見が生まれやすい点も他SNSとの大きな違いです。
LinkedInの使い方と活用シーン4選【転職・採用・発信】
ここからは、LinkedIn(リンクトイン)を使う4つのシーンについて、それぞれ見ていきましょう!
3-1. LinkedInで情報発信する方法【投稿のコツも紹介】
LinkedInはビジネス特化型のSNSです。
「お堅そうで使いにくいのでは?」と思われがちですが、基本的な使い方はFacebookと同じで、投稿機能も非常にシンプルです。
違いは、プライベートな投稿や趣味的な内容を除いている点。
たとえば、旅行や食事、芸能ニュースに関する投稿はLinkedInでは控えられており、ビジネス関連に絞った発信が推奨されています。
実際、こうしたルールがあることで、投稿のクオリティや信頼性も高く、ビジネスネットワークとしての価値が保たれています。
投稿する内容としては、日々の業務の気づき、業界トピックへの見解、勉強会やイベントの参加報告などが代表的です。
深い考察を書かなければいけないわけではなく、一言の感想レベルから始めてOK。
継続して投稿することで、専門性や人柄がフォロワーや採用担当者に自然と伝わるようになります。
3-2. LinkedInでの転職活動のやり方【個人利用者向け】
3-2-1. 求人を探す・企業を調べる
LinkedInでは、職種や勤務地などの条件で求人を検索できるほか、興味のある企業のページを訪れて募集職種の確認も可能です。
企業ページには、基本的な会社概要だけでなく、社員の職歴や企業文化、社風を伝える投稿なども掲載されており、求人票では見えないリアルな情報を得ることができます。
応募先の企業をより深く理解してからアクションできるのが、LinkedInならではの強みです。
3-2-2. スカウトを受け取る・自動で求人を受信する
プロフィールで「転職希望」の設定をしておくと、自分に合った求人が自動でレコメンドされ、メールで通知されるようになります。
さらに、採用担当者や転職エージェントから、直接スカウトが届くことも。
時間が限られているビジネスパーソンでも、受動的にチャンスを受け取れる設計になっているため、「忙しくても転職を考えたい人」にとって理想的な仕組みです。
3-2-3. LinkedInプロフィール=履歴書として活用する
LinkedInでの応募は、一般的な履歴書提出ではなく、自身のプロフィールがそのまま「職務経歴書」として使われます。
そのため、職歴やスキルの記載はもちろん、プロフィール写真や自己紹介文、スキルタグまで丁寧に整備しておくことが非常に重要です。
応募先の企業は、LinkedIn上で応募者の経歴や投稿内容まで確認することが多いため、「どこを見られても恥ずかしくない」状態にしておくことが成功の鍵になります。
3-2-4. 忙しい人でも続けやすい転職活動スタイル
LinkedInの最大の魅力のひとつは、今の職場に知られることなく転職活動を進められる点です。
プロフィール設定を適切に行えば、現職の上司や同僚に通知が届くことはなく、安心して活動できます。
さらに、スマートフォンからの閲覧・応募もスムーズに行えるため、通勤中や休憩時間などのスキマ時間を活用して転職準備ができます。
効率的に情報を集め、適切なタイミングで行動できる環境が整っているのが、LinkedInの大きな利点です。
3-3. LinkedInでスキルアップ|LinkedIn Learningの活用
LinkedInには、ビジネスパーソン向けのeラーニング機能「LinkedIn Learning(リンクトインラーニング)」が用意されています。
20,000本以上のオンライン講座が揃っており、あらゆるレベル・業種に対応した学習コンテンツが提供されています。
たとえば、以下のようなジャンルに対応しています
- リーダーシップや交渉術など、職場で求められるコミュニケーション力を育てる講座
- プログラミング言語や業務ソフトの操作方法など、IT・デジタルスキルを習得する講座
- DX推進やチームマネジメントに役立つ経営系・企画系の講座
- 英語や他言語のビジネス会話講座
受講はすべて動画形式で、スマートフォンでも視聴可能なため、通勤中や隙間時間などを有効に使えるのが特長です。
倍速再生や進捗管理、修了証の発行といった機能もあるため、自己学習を習慣化したい方にも最適な仕組みとなっています。
学びを通じてキャリアの選択肢を広げたい方、社内での評価を高めたい方には、LinkedIn Learningは非常に有効な自己投資の手段です。
3-4. LinkedInで採用する方法【企業向け】
前項で、転職活動をする側(個人利用)の視点でLinkedIn機能を説明しました。
ここでは、法人利用として、採用する企業側からの視点でも触れます。
3-4-1. LinkedInでできる企業の採用アクション
LinkedInでは、企業が無料で会社ページを作成し、会社紹介や採用情報の発信、求人の掲載が可能です。
さらに、採用担当者が直接スカウトメールを送れる仕組み(InMail)もあり、従来の求人媒体にはない双方向の採用アクションが実現できます。
有料機能を使えば、写真や動画、社員紹介などを交えたカルチャーページで、企業文化や職場の雰囲気をよりリッチに伝えることも可能です。
また、「LinkedIn Recruiterライセンス」を取得すれば、詳細な条件検索や、つながっていないユーザーへのInMail送信など、本格的なダイレクトリクルーティングが行えるようになります。
これらの機能を通じて、企業は単なる求人掲載だけでなく、「自社を知ってもらう→関心を持ってもらう→つながる→採用する」といった一連のファネルをLinkedIn上で完結させることができます。
参考記事:LinkedIn(リンクトイン)のスカウトメールの返信率を高める4つのコツ(directsourcing-lab.com)
3-4-2. ハイスキル・グローバル人材に出会える母集団形成
LinkedInの最大の特徴のひとつが、質の高い母集団にリーチできることです。
日本では約400万人が登録しており、特に外資系企業勤務者、グローバルなキャリアを持つ人材、専門職・技術職・マネジメント層が多く利用しています。
例えば以下のような人材にアプローチできます
LinkedInを利用して採用できる人物像(例)
- ベンチャーで活躍するWebエンジニアやCxO候補
- データサイエンティスト、SaaS系セールス、カスタマーサクセス
- 英語での業務経験がある方や海外在住の日本人
- 戦略コンサル、ITコンサルなどのプロフェッショナル層
こうした層は、他の媒体ではなかなか接点を持てないケースも多く、「LinkedInでしか出会えなかった」と語る企業担当者も少なくありません。
3-4-3. 潜在層へのアプローチとスカウト精度の高さ
一般的な転職サイトは、登録ユーザーの多くが「今すぐ転職したい」顕在層です。
一方、LinkedInでは約8割が転職潜在層とされており、今すぐ転職する意志はなくても、魅力的な企業やオファーがあれば興味を示すという層が多数います。
このような潜在層にアプローチできるのは、LinkedIn最大の強みです。
また、LinkedInのスカウトは「企業から」ではなく「個人(採用担当者)からの連絡」として届くため、企業の知名度に依存せずに返信をもらえる傾向があります。
候補者は、スカウト文の内容や送信者のプロフィールを見て、返信するかを判断します。
だからこそ、スカウト文の書き方や、担当者のプロフィール整備が極めて重要です。
こうした設計次第で、スカウトの開封率・返信率は大きく変わります。
LinkedInを活用した採用では、「返信率が高い」「応募率が良い」「面談設定までが早い」といった声も多く、ダイレクトリクルーティングにおける成果を出しやすいチャネルとして高く評価されています。
LinkedIn法人活用ガイド|採用・広報・営業活用も

4-1. 会社ページの作り方と運用方法
LinkedInでは、企業が無料で会社ページ(企業アカウント)を開設でき、会社概要、社員紹介、社風、募集職種などを発信する場として活用されています。
求職者やフォロワーに向けて情報を継続的に発信することで、採用ブランディングや信頼性の向上につながります。
会社ページの作成には、まず個人アカウントの作成が必要です。
これはFacebookの企業ページ運用と同様で、個人アカウントを「管理者」として紐づける形式になります。
管理者となった個人は、会社ページの情報更新や投稿の管理を行うことができます。
複数名で運用することも可能なため、広報・人事・経営層などが役割分担をしながら運用体制を整えることが理想です。
投稿頻度が安定すれば、会社ページ自体が「働きがいのある会社」や「カルチャーの見える会社」としてのアピールの場にもなります。
4-2. カルチャーページとは?採用ブランディングに活用
カルチャーページは、LinkedInの有料機能のひとつで、企業が通常の会社紹介欄(「概要」)を超えて、より詳細で魅力的な情報を発信できる採用ブランディング専用のページです。
写真や動画、社員インタビュー、働き方のスタイル、福利厚生の紹介など、リッチなビジュアルコンテンツを掲載することで、求職者に対して企業文化や価値観をより深く伝えることが可能になります。
特にミスマッチの防止や「入社後のギャップ」を減らしたい企業にとっては、事前にリアルな職場像を伝えられるこのページが有効です。
また、応募を検討している求職者の意思決定において、「この会社で働く自分をイメージできるかどうか」は非常に重要な判断軸となるため、カルチャーページの活用は採用活動全体の質を引き上げる施策として注目されています。
4-3. 無料機能の活用法:つながり・コンタクト・SlideShare
LinkedInには、採用活動や企業広報に役立つ無料の基本機能が多数備わっています。
ターゲット検索から資料の公開まで、コストをかけずにできることは想像以上に多く、スタートアップや中小企業にもおすすめです。
4-3-1.つながり機能
LinkedInの「つながり」は、いわゆるフォロー・フォロワー関係にあたる機能です。
「大学名」「勤務先」「職種」などの条件でユーザーを検索し、自社に関心がありそうな層や、共通点のある人材と効率的にネットワークを築くことができます。
つながりの構造は「1次」「2次」「3次」の3階層に分かれており、1次コンタクトは直接つながった相手、2次はその知人、3次はさらにその知人というように広がります。
4-3-2. コンタクトとメッセージ送信
つながりが成立した1次コンタクトには、無料で直接メッセージ(DM)を送ることが可能です。
2次・3次コンタクトの場合は直接メッセージを送ることはできませんが、以下の方法でアプローチが可能です
- 1次コンタクトに紹介を依頼する
- 自らつながりリクエストを送信する
- InMail(有料)を使ってメッセージを送る
また、同じグループに参加している場合は、つながっていなくてもグループ内でディスカッションを行うこともできます。
4-3-3. 足跡(プロフィール閲覧履歴)
LinkedInでは、誰が自分のプロフィールを閲覧したかが分かる「足跡機能」があります。
企業が候補者を検索してプロフィールを開いた際、相手の「お知らせ」画面に履歴が残る仕組みです。
採用活動の初期段階で、足跡を残さずに候補者をチェックしたい場合は、プロフィールの「設定&プライバシー」で匿名ユーザーとして閲覧する設定も可能です。
ただし、匿名での閲覧は不信感を与える場合があるため、特にスカウトを前提とする企業活動においては注意が必要です。
4-3-4. SlideShare(スライドシェア)
SlideShareは、LinkedInが提供する資料共有プラットフォームです。
PowerPointやPDFで作成した資料をアップロードし、スライド形式で公開できます。
採用ピッチ資料や会社説明資料、技術的なナレッジ共有などに活用されることが多く、LinkedInのカルチャーページと連動させることで、企業ブランディングや候補者の関心を高めるツールとしても有効です。
閲覧はログイン不要ですが、自分の資料をアップするにはアカウント登録が必要です。
また、他SNSへの共有やダウンロードなども可能で、プレゼンス向上にもつながります。
【スライドシェアの利用例】
4-4. InMailの使い方と送信できる相手【有料機能】
InMail(インメール)は、LinkedInでつながっていない相手にも直接メッセージを送ることができる有料機能です。
通常、1次コンタクト(既につながっている相手)には無料でメッセージを送れますが、InMailを利用することで、まだつながりのない優秀な人材にもアプローチできるようになります。
この機能は「プレミアムアカウント」限定で提供されており、利用するには月額課金によるアップグレードが必要です。
LinkedInのプレミアムアカウントには、以下の4つの主要プランがあります。
LinkedInの有料プラン(用途別)
- Hiringプラン(採用担当者向け)
いわゆる「LinkedIn Recruiterライセンス」と呼ばれるもので、詳細検索や大量スカウト、候補者管理など、採用業務に特化した機能が揃っています。 - Careerプラン(就活・転職者向け)
採用担当者への直接メッセージ送信や、LinkedIn Learningの利用が可能です。 - Businessプラン(ビジネスネットワーク構築向け)
人脈作りや営業活動の情報収集に最適で、プロフェッショナルとのつながりを深められます。 - Salesプラン(営業担当者向け)
営業ターゲットの発掘、リード管理、アカウント分析などに特化。営業活動を効率化できます。
企業の採用活動においては、「興味はあるけど自分から応募するほどではない」という転職潜在層にアプローチするうえで、InMailは非常に有効です。
スカウトメールに反応があるかどうかは、件名や文章の内容、送信元のプロフィールの信頼感に左右されるため、内容設計にも配慮が必要です。
LinkedInのスカウト運用において、InMailは候補者との最初の接点づくりとして非常に重要な役割を果たします。
参考記事:LinkedInのInMailを活用する3つのポイント(directsourcing-lab.com)
4-5. LinkedInで人材を探す方法|求人・スカウトの運用法
LinkedInでは、候補者の検索からスカウト送信、返信管理、選考状況の把握まで、ダイレクトリクルーティングを一気通貫で実施できる機能が揃っています。
ここでは主な3つの活用機能を紹介します。
4-5-1. 求人掲載機能(有料)
LinkedIn上には、1枠単位で購入できる有料の求人掲載機能があり、企業は職種や勤務地ごとに柔軟な運用が可能です。
たとえば、最初はエンジニア職で枠を使い、その後セールス職へ掲載内容を切り替えることもできます(同時掲載には別途枠が必要)。
求人情報は「Easy応募」形式を選べば、ユーザーはLinkedInプロフィールでそのまま応募でき、外部サイトへ遷移することなく応募完了できるため、離脱率の低下とCV向上に効果的です。
一方、ATS(採用管理システム)との連携も可能で、自社サイトへの誘導型の応募も設定できます。
さらに、求人掲載にはLinkedIn広告との連動機能もあり、詳細に記入した募集要件をもとに、AIがマッチする候補者のタイムライン上に求人情報を「おすすめの求人」として表示します。
これにより、アクティブ・パッシブ問わず適切な人材に自然にリーチすることが可能です。
参考記事:LinkedIn(リンクトイン)を求人に利用する際のポイント(directsourcing-lab.com)
【求人掲載画面の一例】
【(転職希望者の)応募手順】
「求人」をクリック→詳細な募集要項→応募
【応募のルート】
<Easy応募>
LinkedIn内で応募→LinkedInプロフィールが職務経歴書として使える。他サイトへの遷移がなく、離脱率を減らせる
<直接、自社の採用サイトに飛ばす>
社内でATS(採用管理システム)を持っている企業が主に使う。
【参考】求人掲載枠の購入で広告が出せる LinkedInで求人掲載枠を購入すると、広告が出ることはご存じでしょうか? 求人募集要件の詳細を入力すると、LinkedInがマッチする候補者を判断し、タイムライン上に表示させる仕組みになっています。 条件にマッチする候補者のタイムライン上に、「おすすめの求人」として記事と記事の合間に広告が表示されるため、非常に効果的です。 広告を最適な候補者の元に効果的に表示させるには、求人詳細を記入する際、内容を詳細に記載して確実にターゲティングする必要があります。 |
4-5-2. キャリアページ(有料)
採用ブランディングを強化したい企業には、カルチャー/キャリアページの導入がおすすめです。
これは会社ページの拡張版で、写真や動画、社員の声、オフィス風景など、「企業のリアル」を求職者に伝えるコンテンツを掲載できます。
LinkedIn上で企業理解を深めてもらうことで、面接前にすでに会社への共感や期待値が高まっており、入社意欲の高い応募者を集めやすくなるのも大きなポイントです。
4-5-3. リクルーターアカウント(スカウト機能)
LinkedInのリクルーターアカウント(有料ライセンス)を導入すると、登録ユーザーの中から詳細条件で候補者を検索し、InMailでスカウトを送信することができます。
通常の無料アカウントではつながりのあるユーザー(1次コンタクト)にしかメッセージを送れませんが、リクルーターライセンスがあれば、非接続ユーザーにも直接アプローチが可能です。
また、選考状況や候補者の反応を社内チームで共有・管理できるCRM的な機能も備わっており、効率的な母集団形成と継続的なナーチャリング運用を支援します。
リクルーターライセンスでできる主なこと
- 詳細検索で条件に合った候補者を見つける
- InMailでつながりのない相手にスカウトを送信
- 応募者情報や進捗を一元管理し、採用ノウハウを蓄積
このように、LinkedInでは「求人掲載・ブランディング・スカウト・管理」まで、採用活動に必要な機能を包括的に備えており、求人広告媒体とダイレクトソーシングの両方の良さを併せ持つ採用チャネルとして高く評価されています。
参考記事:LinkedIn Recruiterライセンスのすべて【機能や活用ポイント、事例など】(directsourcing-lab.com)
4-6. LinkedInの法人機能比較表|無料vs有料の違い
LinkedInには無料アカウントでも使える基本的な機能がありますが、本格的な採用活動には有料ライセンスの活用が不可欠です。
候補者検索の精度、スカウトの到達率、採用業務の効率性など、多くの面で有料版が優位に立ちます。
自社の採用規模や業種に合わせて、最適なプランを見極めましょう。

LinkedInを使うメリットとは?個人・法人別に紹介
5-1. LinkedInを個人で使うメリット3選
LinkedInは、単なる「転職サイト」ではなく、日常的に活用できるビジネスSNSです。
実名登録・職歴公開型という特徴を活かしながら、仕事に役立つ情報収集、ネットワーク構築、キャリア管理が1つのプラットフォームで完結できます。
ここでは、個人ユーザーにとって特に効果的な活用メリットを3つご紹介します。
5-1-1.ビジネス情報の収集に最適
LinkedInでは、自分の業界や職種に関係する専門家・企業・コミュニティをフォローすることで、仕事に直結する情報のみを効率よく収集できます。
たとえば、Xでは趣味や時事ネタ、プライベートな話題も混在しやすいため、「仕事モード」に集中しづらい面もあります。
しかしLinkedInは、基本的にビジネス目的で運用されているため、流れてくる投稿はセミナー情報、業界動向、働き方のトレンドなどが中心。
「今日なにか学びになる情報が欲しい」「ビジネスに関する空気感を掴みたい」
そんなときに、LinkedInは非常に便利な情報源になります。
5-1-2.プライベートと仕事を分離
FacebookやInstagramでは、家族や友人、同僚などが1つのアカウントに混在しがちで、仕事の投稿をする際に「誰にどう見られるか」を気にして疲れることもあります。
LinkedInはその点、完全に“仕事専用のSNS”として使えるため、仕事に関する投稿も気兼ねなく行えますし、プライベートな交流やコメントが混ざることもありません。
実際、「プライベートはFacebook、仕事はLinkedIn」と使い分けている人も多く、投稿内容の整理・ストレス軽減にもつながります。
5-1-3.人脈管理が効率的
名刺交換しただけで終わってしまう関係、メールで一度やり取りしただけのつながり──
そんな関係性も、LinkedInでコンタクトを取っておくことで、中長期的に見込みのある人脈として“保存”しておくことができます。
さらに、ダイレクトメッセージ機能を使えば、メールよりもカジュアルかつスピーディに連絡を取ることができ、ビジネスチャンスの創出にもつながります。
また、LinkedInプロフィールは「履歴書」としても機能します。
相手が転職や昇進をした場合もすぐに把握でき、人脈の変化やキャリアの進展を継続的に追えるのも大きな魅力です。
このように、LinkedInは日常的な情報収集・発信の場としてだけでなく、キャリア形成と人脈管理を同時に最適化できるSNSとして、あらゆるビジネスパーソンにとって価値のあるツールです。
5-2. LinkedInを採用で使うメリット4選【企業向け】
LinkedInは、単なるスカウトツールにとどまらず、企業の採用戦略を支える総合プラットフォームとして活用できます。
ここでは、実際に導入した企業が「使って良かった」と感じる4つの代表的なメリットをご紹介します。
5-2-1.採用コストを削減できる
LinkedInの大きなメリットのひとつが、成果報酬に依存しない採用活動が可能になることです。
従来の求人媒体や人材紹介サービスは、採用人数に応じてコストが増大する仕組みですが、LinkedInでは“企業側から直接アプローチできる「ダイレクトリクルーティング」”が行えるため、紹介手数料や媒体掲載費を抑えた効率的な採用が実現しやすくなります。
スカウトを中心とした自社主導の採用モデルを構築することで、中長期的にはコストの最適化と内製化の推進につながる点も多くの企業に評価されています。
5-2-2.転職潜在層にアプローチ可能
LinkedInは、転職サイトとは異なり、「今すぐ転職したい人」だけでなく、いずれ転職を考えたい“転職潜在層”にもリーチできるのが大きな特長です。
特に日本市場では少子化・人材流動性の低さが課題となっており、こうした潜在層への接触機会を持てることは、大きな採用競争力になります。
実際、LinkedInユーザーの約8割が転職潜在層とも言われており、スカウトを通じて「今は探していないけれど、話は聞いてみたい」という反応を得られることが多いのも特徴です。
参考記事:LinkedIn(リンクトイン)で人材を探す4つのコツ(directsourcing-lab.com)
5-2-3.自社ブランディングの場になる
LinkedInの会社ページやカルチャーページを活用すれば、求人情報だけでなく、企業理念や社風、社員の声、働き方などのブランディング情報を発信することができます。
求職者は「その企業で働く自分を想像できるか?」を重要視しており、採用広報がしっかりしている企業は、それだけで信頼感やエンゲージメントが高まります。
しかも、こうしたブランディング活動が、自然と優秀な人材の“指名応募”やフォロー獲得につながるという好循環も生まれます。
5-2-4.採用ノウハウが蓄積できる
LinkedInは単なる応募・スカウトツールではなく、候補者情報・反応・選考ステータスなどを一元管理できる採用プラットフォームとしての機能も充実しています。
返信率・応募率・面談設定率などのデータが蓄積されることで、どんなポジションでどのようなアプローチが有効かといった独自の採用ノウハウが蓄積されていきます。
継続利用することで、「なんとなくの採用」から「戦略的な採用活動」へと転換できるのも、LinkedInの強みです。
このように、LinkedInは採用コスト・スピード・質のすべてを最適化するツールとして、あらゆる規模・業種の企業で導入が進んでいます。
LinkedIn導入前に知っておきたい注意点と対策
LinkedInは非常に強力な採用・ブランディングツールですが、効果を最大化するには正しい理解と継続的な運用が欠かせません。
ここでは、企業・個人それぞれの立場で気をつけたいポイントを紹介します。
6-1. 継続運用しなければ成果が出にくい
LinkedInは登録すればすぐに使えるツールではありますが、企業として導入する場合は「継続的な運用」が必須です。
会社ページを作成したり求人を掲載したりするだけでは、応募やスカウト返信といった成果には直結しません。
成果を出すためには、定期的な情報発信・スカウトの送信・プロフィールや会社情報のアップデートなど、“地道な継続”が前提になります。
また、LinkedInはダイレクトリクルーティングの特性上、「今すぐ採用したいときだけ使う」よりも、「中長期的な母集団形成」の一環として取り組むほうが効果が出やすいです。
運用体制をあらかじめ設計しておくことが、LinkedIn活用の成功の鍵といえます。
6-2. SNS疲れを感じるユーザーには負担も
LinkedInは実名・職歴公開型のSNSであるため、“ビジネスモードでの発信ややり取り”が求められる場所です。
すでにFacebookやX、Instagramなど複数のSNSを使っている方にとっては、LinkedInを1つ追加すること自体が「SNS疲れ」の原因になりうるという側面もあります。
「また1つ管理するアカウントが増えるのは面倒」「どんな投稿をすればいいか分からない」という声があるのも事実です。
とはいえ、LinkedInは仕事やキャリアに特化しているため、他のSNSとは明確に用途を分けることができます。
情報を一元化し、ビジネス専用のネットワークとして割り切って使うことで、むしろSNSストレスを軽減できる可能性もあります。
6-3. 転職者はプロフィールが“履歴書代わり”になるため内容の整備が必須
転職や副業を目的としてLinkedInを使う場合、最も重要なのは「プロフィールの完成度」です。
企業は、スカウトを送る前に候補者のプロフィールをしっかりと確認しています。
つまり、LinkedIn上のプロフィールは“履歴書代わり”であり、見られていることを前提に整備する必要があるということです。
職歴やスキル、実績の記載はもちろん、写真、ヘッドライン、自己紹介文の質も大きな影響を与えます。
情報が不十分だとスカウトされにくく、仮に応募しても企業側に十分な判断材料を与えられません。
転職意欲の有無に関わらず、LinkedInを使う以上は「見られること」を前提に、プロフィールのクオリティを保つことが重要です。
LinkedInアカウント登録方法【個人・法人】
7-1.個人として利用するまでのステップ
個人利用の場合も、法人利用の場合も、まず最初に作るのは、個人のプロフィールです。
法人利用を検討中の方も、以下のステップから個人アカウントは作っておいてくださいね。
【LinkedInの登録方法(個人利用)】
- メールアドレス、パスワードを入力して登録
- 姓、名を入力
- セキュリティ検証「国」「電話番号」を入力
- プロフィール写真を登録
- 基本情報を入力
- 自己紹介を入力
- 職歴を入力
- 学歴を入力
- スキルを入力
- その他情報(資格/ボランティア/所属ネットワーク等)
- 知り合いとつながる
- スマホアプリをダウンロードする
7-1-1.メールアドレス、パスワードを入力して登録
まずは、こちらのURLにアクセスして、登録画面に進みましょう。
以下の画面が表示されます。
メールアドレス、パスワードを入力後、「同意して登録」をクリックします。
7-1-2.姓、名を入力
下記の画面が表示されたら、姓、名を入力しましょう。
7-1-3.セキュリティ検証「国」「電話番号」を入力
国と電話番号を入力しましょう。
入力した電話番号にセキュリティコードが送信されるので、受信できる番号を入力してください。

携帯電話に送信されたコードを入力しましょう。
国/地域、市/区、を入力してください。
現在のあなたの職種、または役職、雇用形態、会社名を入力しましょう。
会社名は、正確に入力すると、サジェストがでます。
その中から選択して入力するようにしてくださいね。
登録したメールアドレスに、認証コードが送信されています。
こちらを入力後、「同意&確認」ボタンを押下してください。
7-1-4.プロフィール写真を登録
写真は必ず、実写の本人の写真を入力しましょう。
FacebookやXと違い、実名型のビジネスSNSですので、イラスト等はできる限り避けてください。
ちなみに、写真は非常に重要です。
威圧感のない、「気軽に会いたい」と思える清潔感のある写真をチョイスしてくださいね。
7-1-5.基本情報を入力
基本情報は、できる限り正確に、すべての項目を入力するようにしましょう。
また、英語での入力もするようにしてください。
プライマリー言語を「英語」にしている人には、英語の基本情報が表示されるようになります。
7-1-6.自己紹介を入力
自己紹介の入力は非常に重要です!
閲覧者は、自己紹介文を見て、「この人は信用できる人か?」を判断し、そのうえで「会ってみたい人か?」を決めます。
したがって、自己紹介では、以下の内容を入力するようにしましょう。
- ビジネスパーソンとして信用できる人間か?を実績や経験のサマリーを入力
- インタビューされた記事やGitHub、ポートフォリオ等を入力
- 今の自分のミッションやビジョンについて入力
7-1-7.職歴を入力
職歴については、以下の点に気を付けて入力してください。
- 企業
- 所属部署
- 部署でのミッションや仕事内容
なお、部署が変わった場合も、更新するように心がけてくださいね。
7-1-8.学歴を入力
学歴については、以下の点に気を付けて入力してください。
- 大学・大学院
- 学部・専攻
- ゼミ・研究室
- クラブ活動
- 研究テーマ/卒業論文/修士論文
7-1-9.スキルを入力
スキルについても、非常に重要です。
入力するには以下の2つの方法があります。
- フリー入力
- スキルテストを受ける
特に、スキルテストでは様々なカテゴリ(例えば、マーケティング、IT、経営、採用など)でテストが準備されているので、こちらを受講することで、正確なスキルを証明できます。
【自由記入で入力】
【スキルテストを受ける】
7-1-10.その他情報(資格/ボランティア/所属ネットワーク等)
職歴・学歴・スキルは、基本的にはすべてきちんと入力するように心がけましょう。
加えて、資格、ボランティア、所属ネットワークなど、他にもいくつか項目があります。
入力できるところは、できる限り入力し、自分のプロフィールの充実をはかってください。
転職活動や、より良い条件でのオファーを受けたい場合は、採用担当者から選ばれなければなりません。
そのためには、できる限り情報を入力し、信用度を高めてくださいね。
7-1-11.知り合いとつながる
LinkedInはビジネスSNSですので、知らない人に沢山つながり申請をするようなSNSではありません。
基本的には、ビジネス上の知り合いをメインに申請をしましょう。
7-1-12.スマホアプリをダウンロードする
LinkedInのメッセージのやりとりを気軽にするには、スマホアプリがおススメです。
アプリは必ずダウンロードしておくようにしましょう。
7-2.法人として採用などに利用するまでのステップ
LinkedInの法人利用までのステップは以下になります。
【LinkedInの登録方法(法人の採用での利用)】
- 法人利用をする場合でも、まずは個人プロフィールから作る
- (無料)会社ページを作る
- (有料)カルチャーページ(採用サイト)を購入する
- (有料)リクルーターライセンス(ダイレクトリクルーティング用)を購入する
7-2-1.法人利用でも個人プロフィールから作る
法人利用をするためには、前項で記載した、「個人として利用するまでのステップ」をご覧いただき、必ず個人アカウントを作る必要があります。
これがないと、作れませんので、まだLinkedInプロフィールをお持ちでない方は必ず作ってくださいね。
7-2-2.無料の会社ページを作る
個人アカウントができましたら、「会社ページを作成」ボタンを押して作成します。
ここで注意です!
会社ドメインをもつメールアドレスであれば、どの社員の方でも「会社ページ」は無料で作れてしまいます。
あなたの所属している会社で、まだLinkedinの会社ページがない場合は、会社の管理責任者に許可をもらうか、管理部に依頼して作成してもらうようにしましょう。
右下の「会社ページを作成」から作れます。
会社ページができましたら、記載箇所はそこまで多くありません。
無料で使える範囲としては、以下の画像のような画面が開くので、必要情報を入力しましょう。
7-2-3.有料のカルチャーページを購入する
リッチなコンテンツ(画像/動画など)を入力して、LinkedIn内に会社専用の採用サイト(カルチャーページ)を作るには、購入する必要があります。
購入をご検討中の場合は以下をクリックしてください。
7-2-4.有料のリクルーターライセンス(スカウトツール)を購入する
「LinkedInでダイレクトリクルーティングをはじめたい!」という方にとって、購入必須なツールが「LinkedInリクルーターライセンス」です。
全世界で11億人、日本でも400万人のデータベースから、自社に必要な人材を見つけ出し、スカウトを送るツール。
それが、「LinkedIn リクルーターライセンス」になります。
購入をご検討中の場合は以下をクリックしてください。
LinkedInの料金プラン一覧【個人・法人別】
8-1.個人で利用した場合の料金
LinkedInでは、無料のベーシックアカウントの他、1ヶ月無料でトライアルできるPremiumアカウントを提供しています。
無料で利用できるアカウントは次のことができます。
- つながり申請
- LinkedInメンバーのプロフィール閲覧
- スカウトなどのメッセージ(InMail)の送受信
- 投稿
上記のように、一般的なSNSの機能はすべて無料でご利用可能です。
一方、Premium(プレミアム)プランとは、以下の4つのプランを総称して、Premiumプランといっています。
- Career – 内定を獲得しキャリアアップにつなげます。
- Business – 具体的なビジネスアイディアを得て事業をさらに拡大します。
- Sales Navigator – 見込み客を獲得し顧客をつかみます。
- Recruiter Lite – 人材を発掘して採用します。
それぞれの料金は以下になります。
内容 | 料金 | ソリューション |
Career | 月々¥3,627円 | より効率的に転職するためのツール |
Business | 月々¥4,064円 | 仕事の人脈を効率的に獲得するツール |
Sales Navigator Core | 月々¥6,490円 | 営業活動促進のためのツール |
Recruiter Lite | 月々¥13,300円 | 個人向けの採用のためのツール |
(※2022年12月1日時点)
8-2.法人で利用した場合の料金(採用でのご利用)
LinkedIn(リンクトイン)の法人利用サービスは、大きく分けて3つに分けられます。
(※実際には、採用広告など他のサービスもあります。)
- スカウトツール・・・ダイレクトソーシングツール
- 採用ページ・・・会社ページ/カルチャーページ
- 求人掲載・・・ジョブポスト
法人で利用する場合は、下の図のように、スカウトツール+採用ページ+求人掲載の3つのソリューションをパッケージで購入します。
8-2-1.スカウトツール
LinkedInのスカウトツールは、下にあるように大きく分けて3種類あります。
- Recruiter Lite(リクルーターライト)
- Recruiter Professional Service(リクルータープロフェッショナル)
- Recruiter Corporate(リクルーターコーポレート)
一般的に、リクルーターライセンスと呼ばれているものは、上記の3つを総称した言葉です。
下の図にあるように、「個人向け」「人材紹介会社向け」「法人企業向け」で使える範囲が異なります。
一般的な企業が採用に使うのは「Recruiter Corporate」がよいでしょう。
「Recruiter Lite(リクルーターライト)が良いのではないか?」
と思われる方がいらっしゃるのですが、大きな問題が「会社への共有不可」という点です。
会社への共有ができないので、採用担当が「誰に」「いつ頃に」スカウトしたか?の情報を、会社や他のリクルーターから一切見ることができません。
ですので、「Recruiter Corporate」を利用するようにしてください。
なお、詳しい料金は、残念ながら非公開です。
以下からお問合せください。
▶︎ LinkedIn(リンクトイン)の料金問合せはこちらから
8-2-2.採用ページ(会社ページ/カルチャーページ)
採用ページは、大きく分けて、無料で作れる会社ページと、有料のカルチャーページがあります。
- 会社ページ(無料)
- カルチャーページ(有料)
下の図にあるように、それぞれ掲載できる内容が異なります。
こちらも、残念ながら料金は非公開です。
こちらからお問合せください。
8-2-3.求人掲載(JobPost)
LinkedIn上の求人掲載枠になります。
これを利用すると、スカウト以外にも、求人掲載から応募を獲得することができます。
課金方式は、クリック課金タイプと、掲載枠購入タイプの2種類があります。
こちらも、度々申し訳ないのですが…残念ながら料金はLinkedInの規定により、非公開です。
こちらからお問合せください。
LinkedInの企業活用事例まとめ【国内企業多数】
LinkedInの法人による活用事例は、スライドシェアにて、LinkedIn社が公開しています。
このスライドシェアで公開されている、LinkedInの活用企業一覧は以下になります。
- 楽天株式会社
- 株式会社ディー・エヌ・エー
- パナソニック株式会社
- 日本マイクロソフト株式会社
- ペガジャパン株式会社
- エクスペディアホールディングス株式会社
- 株式会社マイクロアド
- 東洋エンジニアリング株式会社
- 株式会社ライズ・コンサルティング・グループ
- ツネイシホールディングス株式会社
- 株式会社メルカリ
- 株式会社SQUEEZE
- Paidy
- freee株式会社
- 株式会社エーピーコミュニケーションズ
- 株式会社ワークスアプリケーションズ
- アンカー・ジャパン株式会社
- 株式会社ベイカレント・コンサルティング
- パクテラ・コンサルティング株式会社
- AnyMind Group株式会社
- 株式会社MTG
- オムロン株式会社
- LINE株式会社
- Yahoo株式会社
- 株式会社アシックス
まずは始めよう!LinkedInの始め方と活用の第一歩
以上、LinkedIn(リンクトイン)について弊社が持っている情報をある程度網羅的に紹介出来たかと思います。
以下に結論をまとめてみます。
【まとめ】
- LinkedInはアメリカ発祥の歴史あるビジネス特化型SNS
- 世界での利用者数は11億人以上
- 日本での利用者数は400万人以上
- ビジネスで知り合った方とLinkedInでつながり、ネットワークを構築する
- 企業としては、国内外の優秀な人材を世界規模で獲得可能
- 転職サイトや人材紹介では難しい「転職潜在層」へのアプローチが可能
色々とLinkedInについて述べてきました。
「どんなメリットがあるのか、デメリットはないのか?使って得する?」
と気にする前に、まずは使ってみましょう!
一度試してから、自分に合うのか合わないのかを判断しても遅くありません。
企業のご担当者様で、「LinkedInを採用に使ってみたい」とご検討の場合は、ぜひ弊社にご相談ください!
LinkedInに関する公式情報に加え、弊社でまとめた“LinkedIn早わかりガイド”も用意しています。
ぜひダウンロードしてご一読いただければと思います。
また弊社では、リンクトイン・ジャパンとパートナー契約を結んでいます。
以下よりお問合せをいただければ、直接、リンクトイン・ジャパンの営業担当を紹介しますので、お気軽にお問合せください。
▶︎ LinkedIn(リンクトイン)のお問合せはこちらから
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“LinkedIn早わかりガイド”をご用意しました。
LinkedInの特徴/ユーザー層・利用企業/採用担当者向けの機能 等

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LinkedIn(リンクトイン)を使った採用活動の注意点
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竹村 朋晃
株式会社ダイレクトソーシング CEO (プロフィールはこちらをクリック) 2005年に野村総合研究所に入社。損害保険システムの構築に従事。2015年11月より株式会社ダイレクトソーシングを立ち上げ。エンジニア経験者中心にデータドリブンリクルーティングを中心としたサービスを展開。
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